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(11/28) ネパールへ日本人医療チームが出発しました! [2017年11月28日(Tue)]
ADRAは、1995年からネパールに日本人医療チームの派遣を行ない、口唇口蓋裂の患者さんを中心に手術とケアを行なっています。これまでの活動で1,000人以上の患者さんを治療してきました。

1995年の第1回目の活動時は、口唇口蓋裂の手術ができる医師はネパール国内に1人しかいませんでした。昨今では、手術ができる医師が増えてきたものの、ネパール全土に十分な医療が行き届いていないのが現状です。


DSC06366.jpg
治療を受けるために病院に来た家族


1995年から2015年の活動は、「ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業」として、日本人看護師が中心となって患者さんのケアにあたっていました。2016年からは「ネパール形成外科医療チーム派遣事業」へと活動の名前を変更し、口唇口蓋裂のみならず、その他の形成外科手術を必要としている患者さんにも手術とケアを提供しています。また、日本人看護師のサポートのもと、現地のネパール人看護師が中心となって、術前・術後のケアを行なっています。


DSC05604.jpg
感染予防のため口腔内の洗浄をする看護師


ネパールでは、今なお山間部地域で暮らす人々をはじめとして、手術で病気を治せることを知らない人が多くいます。また、知っていても手術代を工面することができず、そのまま手術を受けられない人がいます。ADRAはそのような方々の誰もが手術を受けられるように、日本の皆様からのご寄付によって支えていただきながら、これまで無償で手術及びケアを行なってきました。手術を受けた患者さんの多くは、これまで容姿が原因で受けていたいじめを受けなくなったり、これまで就けなかった仕事に就けたりして、生活を大きく変えることができています。


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手術を終えてシャボン玉で遊ぶ患者と看護師


「ネパール形成外科医療チーム派遣事業」に活動名を変更して2回目となる今年は、11月25日から12月8日までです。その間、約30人に手術を行なう予定です。

毎回の活動を通し、手術を終えて笑顔になった患者さんや、安心した家族を見ると、私達も嬉しくなります。ネパールの子どもたちの笑顔が私達の活動の源です。今年もネパールから多くの笑顔をブログにて皆様にお届けします。これから始まる活動のご報告をお待ちください。

*この活動は皆様のご支援によって成り立っています。引き続き、ご支援のほどよろしくお願い致します。
(執筆:ネパール形成外科医療チーム派遣事業担当 野崎明美

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Posted by ADRA Japan at 10:00 | ネパール医療チーム | この記事のURL
(11/27) イエメン便りvol.2 〜国内避難民ハマスちゃん一家のお話「手の洗い方を知っているよ!」〜 [2017年11月27日(Mon)]
ADRA Japanは、2015年12月から内戦の続くイエメンで、国内避難民と内戦により生活が困窮している方々に対して衛生キットの配布や衛生啓発セッションなどの支援活動を行なっています。今回は、その中で出会ったハマスちゃん一家のお話をお伝えしたいと思います。


ハマスちゃん._明るさ調整済みjpg.jpg
ハマスちゃん


ハマスちゃんは内戦が始まる前、イエメン北部のアル・ジャウフ州ハラク郡というところに、お父さん、お母さん、妹さんと一緒に住んでいました。その後、ハマスちゃんが住んでいた地域でも武力衝突がしばしば起こり、ハマスちゃん一家は危険を感じて州都のアル・ハツムに避難しました。避難した州都アル・ハツムには、ハマスちゃん一家のように内戦による武力衝突の危険をさけるために避難してきた人たちがたくさんいました。


イエメン地図__出典情報つき_アル・ハツム.jpg
アル・ジャウフの地図


ハマスちゃん一家はたまたま空き家だったところを見つけることができたので、そこに住み始めました。しかし、少しのお金と衣類だけしか持って避難することができなかったため、生活に必要なものが足りませんでした。また、お父さんは新しい仕事を探しましたがなかなか見つけることができず、生活費も切りつめて不便な生活をしていました。

ハマスちゃん一家が避難生活を送っていた2017年の5月頃から、イエメン国内ではコレラの感染が急速に拡大しはじめました。ハマスちゃん一家が住んでいるアル・ジャウフ州ではまだ感染者も少なかったのですが、首都のサナアでは衰弱した子どもがたくさん病院に運び込まれているというニュースも伝わって来て、お母さんは心配になりはじめました。州都アル・ハツムには保健センターがありますが、ここしばらくは閉鎖されたままでした。ハマスちゃんの両親はどのようにしたら子どもをコレラの感染から守れるのかわからないまま不安な毎日を過ごしていました。


コレラ患者_from_New_York_Times.jpg
病院でのコレラ患者の様子 New York Times(注)


そんなとき、ハマスちゃん一家は、石鹸、洗剤、シャンプー、バケツ、歯ブラシなどがセットになった「衛生キット」をADRAからの配布物として受け取ることができました。


衛生キット.jpg
ADRAからの衛生キット


ハマスちゃんのお母さんは衛生キットを受け取る際、「啓発セッション」を受けました。このセッションでは衛生キットを受け取りに来た人たちに対して、手洗いや清潔な水を飲むことで病気にかかりにくくなるといったことがADRAスタッフより説明されます。ちょうどコレラ感染が広がりはじめた時期だったため、コレラ感染予防についての話も行なわれました。ハマスちゃんのお母さんもコレラ対策について学ぶことができました。


啓発セッション.jpg
コレラ対策などの啓発セッションの様子


後日、ADRAスタッフが衛生キット配付後の様子を確認するためにハマスちゃんの家を訪ねました。ADRAスタッフがハマスちゃんに「手の洗い方、知っている?」と聞いたところ、「うん、知っているよ」と答え、手を洗う様子を見せてくれました。


ハマスちゃんとADRAスタッフ.jpg
スタッフに手の洗い方をみせるハマスちゃん


病気や感染症にかかっても、内戦のために地域の保健センターが閉鎖されてしまっており、治療を受けられない人たちが大勢います。今回のイエメンで起きているコレラ流行の背景には、内戦による社会の疲弊も大きく影響していると指摘されています(注)。

ハマスちゃん一家のように避難生活をしている家庭は、避難先で清潔な水を得ることができなかったり、長引く避難生活の中で手洗いなどの基本的な衛生習慣がなおざりになってしまいます。このようなことからも、衛生キットの配付と衛生啓発などといった支援活動や、支援を受けた方々が家庭で衛生的な習慣を維持することがますます大切になっています。

ADRAは今後も裨益者の方々に寄り添った支援を続けていきます。皆様のあたたかいご支援を、引き続きよろしくお願いいたします。

※この活動は皆様からのご支援と(特活)ジャパン・プラットフォームからの助成を受けて実施しています。

(注) New York Times, 23 August 2017, “It’s a Slow Death: The World’s Worst Humanitarian Crisis”.

(イエメン事業担当:小出一博

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Posted by ADRA Japan at 10:00 | イエメン便り | この記事のURL
(11/16) 南スーダン便りvol.74 クレ難民キャンプでのADRAの拠点建設 [2017年11月16日(Thu)]
皆さん、こんにちは!
エチオピア駐在員の河野です。いつもご支援いただき、ありがとうございます。

ADRA Japanは2014年からエチオピアのガンベラ州で南スーダン難民支援事業(水衛生分野)を行なっています。2017年7月中旬まではテレキディ難民キャンプで活動していましたが、現在はクレ難民キャンプで支援活動を行なっています。このクレ難民キャンプの面積は3.4㎢と、東京ドーム73個分ほどの大きさがあり、その中に約13,000世帯(約50,000人)の難民が避難生活を送っています。

ADRAがこのクレ難民キャンプに支援活動を移してから約1ヶ月半が経ちました。この期間では様々な事業の準備を進めてきました。その1つが難民キャンプ内でのADRAの拠点の建設です。拠点は、ADRAのフィールドスタッフがミーティングを行なったり、活動に必要な資材を保管したり、難民から選出したコミュニティ動員スタッフや衛生啓発スタッフの研修を行なったり、スタッフが休憩したりと活動を行なう上で重要な地点です。ADRAは今回クレ難民キャンプで新たに活動することになったので、エチオピア政府難民帰還民担当機関(ARRA)からゾーンEの敷地を引き継ぎました。


クレ難民キャンプ地図.jpg
クレ難民キャンプ地図


ここは以前、別の支援団体が使用していた敷地です。敷地を引き継いだものの直ぐに使用できる状況では無かったので、いくつか工事をすることにしました。

まず、敷地が大きすぎたので50uに縮小し、安全対策のため、トタンで敷地を囲いました。その後、敷地内の雑草を刈取り、ADRAの建設班、衛生啓発班、コミュニティ動員班が使用する倉庫を建設しました。また、世帯別トイレ建設で使用するトイレスラブ(写真)を作成するためのスラブ建設現場を建設しました。拠点には警備員4名が住み込みで警備にあたるので、警備員詰所と警備員宿泊室も建設しました。そして最後に拠点の看板も設置しました。


トイレスラブ写真.jpg
トイレスラブ写真

拠点となる敷地.png
拠点となる敷地

建設した倉庫写真.png
建設した倉庫

スラブ建設現場.jpg
スラブ建設現場

看板写真.png
看板写真 英語と難民の言語であるヌエル語で書かれている
【看板翻訳】ADRAクレ拠点
ADRA Ethiopia/JapanはJapan Platformからの助成を得て、ARRA及びUNHCRと緊密に連携しながら、クレ難民キャンプで世帯別トイレの建設と衛生啓発活動を行なっています。


ADRAの拠点が整備され、いよいよこの場所を中心に10月以降から本格的な活動が始まります!

今後も、私、河野から支援活動の様子やエチオピアでの難民キャンプの様子、難民の人たちの声などを現地からお伝えしていきたいと思います。
引き続き皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

お読みいただき、ありがとうございました。


*本事業は皆様からのご支援とジャパン・プラットフォームの助成金で実施しています。

(執筆:海外事業部 河野雄太

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Posted by ADRA Japan at 15:38 | 南スーダン便り | この記事のURL
(11/02) ミャンマー便りvol.18 〜新たに1つの中学校と3つの小学校で教育事業を開始しました〜 [2017年11月02日(Thu)]
2017年10月からADRA Japanは、ミャンマーのカレン州ラインブエタウンシップの1つの中学校と3つの小学校で教育事業を開始しました。校舎、トイレ、井戸の建設や学校運営委員会の運営能力の向上、保健衛生栄養改善研修を行なっていきます。

カレン州では60年以上にわたり、政府とカレン民族同盟(以下KNU)等との紛争が繰り広げられてきました。2011年にテインセイン政権が民主化の道を歩み始めると、武力対立をしていた政府とKNUなどの少数民族との和平協議が進展し、徐々に地域の開発が進み始めました。しかしながら、ラインブエタウンシップでは、紛争の影響で電気、医療施設・サービス、教育といった基礎的な社会インフラが未だに十分に整備されていません。

ADRA Japanは2013年から同地域で教育環境の改善に取り組んできました。本事業では初めて中学校を事業対象校に加え、支援に取り組んでいます。ラインブエタウンシップでは、十分に整備された中学校の数が不足しており、小学校卒業生の中学校への進学率が低いことが課題となっているためです。

対象校の1つであるヤキバン小学校には約60人の子どもたちが通っています。村人たちは子どもたちの将来を願い、1999年に学校を建設しました。校舎は木造で屋根はトタン製です。校舎はもともと簡易な造りであるため、毎年の強い風雨で破損し、その度に修復が必要となります。村人たちはトタンを張り替えたり、丸太で土台を補強したりするなど、できる範囲で対応しています。しかし、強烈な風雨には十分に対処しきれず、壁や床には穴が空き、子どもたちにとって危険な状態になってしまっています。


写真@ 事業対象校外観.JPG
村の人たちが建設した木造簡易校舎


写真2 事業対象校 土台部分.JPG
校舎の土台部分。写真中心部のように応急処置として校舎と地面の間に丸太を挟み、校舎が崩れないようにしている


窓ガラスが無いために雨季になると雨風が吹き込み授業に支障がでています。また、複数の学年が1つの教室を黒板で仕切って授業を受けているため、他の学年の授業が聞こえてしまい、子どもたちは集中して授業を受けることができません。頑丈なつくりの校舎で子どもたちが集中して学べるようになることは、子どもたちや村の人たちの大きな願いです。


写真B 事業対象校 内観.JPG
校舎の内部。教室を隔てる壁がないため、別の学年の授業の音が聞こえてしまう


小・中学校の校舎建設のほか、住民が計画的に学校を維持していくために学校運営委員会の運営能力強化研修を実施します。また、家の手伝い等を理由に退学してしまう児童が多いことが課題であるため、子どもたちが継続して学校に通えるように教育啓発ワークショップを行ないます。加えて、子どもたちが健康な状態で学校に通えるように保健衛生・栄養改善研修を実施する予定です。

こうした活動により、長年の紛争の影響を受けてしまった教育環境を整え、子どもたちが安全に継続して教育を受けられるようになることを目指します。
引き続き、皆様の温かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。

*本事業は、皆様からのご寄付のほか、外務省NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています

(執筆:ミャンマー事業担当 松川聡

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Posted by ADRA Japan at 15:41 | ミャンマー便り | この記事のURL