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(2/24) パラグアイ便りVol.13〜「子どもたちの未来のためだから」高床式診療所の建設と地域住民の嬉しい変化〜 [2017年02月24日(Fri)]
ADRA Japanは2015年3月から2016年7月にかけて、南米パラグアイの首都アスンシオンにあるバニャード・スール地区において、地域の保健・衛生啓発の拠点である診療所を高床式に新築する活動を行ないました。ADRA Japanの活動はそれまで地域の衛生環境に関心のなかった地域住民の方々にも影響を及ぼし、「子どもたちの未来のためだから」と自発的な行動変化を見ることができました。

活動地であるバニャード・スール地区は河原のすぐ近くに位置しており、洪水の被害を受けやすい地域です。傾斜した地形の低地側にあるため、大雨や洪水のたび高台にある都市からごみが流れ着いたり、近隣にあるゴミ山からも汚水が流れてきたりしています。また、この地域のトイレは作りが簡素なため、洪水があると簡単に汚物が流れ出てしまいます。このような要因が重なり、この地区では洪水が起きると衛生環境が悪くなります。そして、清掃などといった浸水の後処理に時間を要します。地域唯一の保健機関である診療所も浸水してしまうため、長期わたり、具合の悪くなった住民のケアができなくなるなどの問題を抱えていました。


洪水被害.jpg
(高台から見た洪水地)


以前の診療所 床上浸水状態.jpg
(洪水が起きた際の、以前の診療所の様子)


ADRA Japanはこのような事態を改善するため、現地のADRAパラグアイと協働し、診療所が洪水に左右されずに保健サービスを提供できるよう、床を2メートル上げた高床式の診療所を現地に建設しました。


診療所.jpg
(ADRA Japan が建設した高床式の診療所)


診療所が完成した去年の11月、実際に大きな洪水が起きました。高床式診療所はまったく浸水せず、業務も停止することなく地域巡回を続けることができ、具合の悪くなった住民のケアをすることができました。
ADRAパラグアイのスタッフからは「洪水が起きても平常通りに必要な医療を提供できる環境を造ることができた」と、ADRA Japanへ喜びの声が寄せられました。

また、ADRA Japanがこの地区で活動をしたことにより、診療所周りに住む地域住民の方々に変化が表れました。これまで衛生に対して関心の薄かった住民たちが、ぬかるみがちだった診療所の周辺にアスファルトを敷いたり、雨水が地面であふれないように排水管を整えたりと、誰に先導されるわけでもなく、自分たちの周りを綺麗にしようと動き出しました。彼らにその理由を尋ねると、「子どもたちの未来のためだ」と語ってくれました。地域住民の方々が自分たちの力で環境を良くしていこうとする姿をとても頼もしく思います。


道路整備.jpg
(地域住民たちがコンクリートを敷いている)


ADRA Japanのパラグアイにおける活動は皆様からの温かいご支援により最後まで行なうことができました。今回ご報告した高床式診療所の建設の他、高齢者クラブでの活動などにも取り組みました。次回のパラグアイ事業のご報告の際は、保健改善の取り組みについてご紹介をしたいと思います。

(執筆: インターン 木下歩美)

*本事業は、皆様からのご寄付のほか、外務省日本NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しました。

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Posted by ADRA Japan at 12:00 | パラグアイ便り | この記事のURL
(2/20) ネパール医療チームの活動で、30人の患者さんに手術およびケアを届けることができました。 [2017年02月20日(Mon)]

2月に入り、寒さの中にも春の足音が聞こえてきます。みなさまいかがお過ごしでしょうか。ADRA Japan は2016年11月、第1回ネパール形成外科医療チーム派遣事業を実施し、おかげさまで12月初旬をもって無事に活動を終えることができました。患者さんとその家族はこの手術のために、さまざまな想いを抱えながら遠方より集まりました。今回のブログでは、母乳を吸うことができなかった赤ちゃんや、食事に困っていた少女の口の機能を回復するため、ネパール人の医師・看護師と協力して行った手術とケアの活動報告をしたいと思います。

医療チームの派遣準備は昨年の4月から始まり、9月頃から本格化しました。そして、11月26日から12月6日にかけて、4人の医師、9人の看護師、1人の技師、さらに、ADRA Japan のスタッフからなる医療チームを派遣しました。現地では、ネパール人の医師や看護師等、約20人とともに、30人の患者さんの手術およびケアにあたりました。

(PSPN_Blog3_No.1).jpg
(医療チームのメンバー。ネパール側からは医療関係者だけでなく、通訳や患者集めを担当するスタッフ等も加わった。)

(PSPN_Blog3_No.2).jpg
(日本人の看護師とネパール人の看護師が協力して、患者さんのケアにあたった。ADRAマーク入りの青いヤッケを着ているのが日本人で、白衣を着ているのがネパール人。)

(PSPN_Blog3_No.3).jpg
(手術も、日本人とネパール人がともに行なった。)


今回、医療チームの活動の大半を口唇裂や口蓋裂の患者さんへの手術およびケアが占めましたが、そのほかに事故などで失った鼻や耳の再建手術等も行ないました。患者さんはインドとの国境に近いネパールの最西部地域をはじめとして、中部地域や中国との国境に近い東部地域など、ネパール全土から集まりました。(医療チームの活動は、首都カトマンズから車で約1時間のところにあるカブレ郡バネパにあるシーア・メモリアル・アドベンチスト・ホスピタルで行ないました。)年齢も生後8ヶ月から45歳までと幅広く、属する民族も様々でした。

ここで、今回特に印象の強かった、3人の患者さんをご紹介したいと思います。

口唇裂の患者さんであるパサンちゃんはネパール中部から来ました。年齢は8か月歳で、今回初めて手術を受けました。口唇裂の患者さんの場合、生まれつき唇が避けていて、小さい子どもだと母乳を上手く吸えないなどの障害があります。

(PSPN_Blog3_No.4).jpg
(お父さんと日本人看護師とともに写真に写るパサンちゃん)

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(手術前のパサンちゃん。唇が裂けている。)

(PSPN_Blog3_No.6).jpg
(手術後のパサンちゃん。唇の裂け目が塞がれている。日が経つにつれて、手術の痕もきれいになっていく。)


次に紹介する9歳のパラバティちゃんは口蓋裂の患者さんで、ネパールの最西部から来ました。口蓋裂は口の中に裂け目がある状態で、上手く言葉を話せなかったり、食べたり、飲んだりできないため、日常生活に支障が出てしまいます。今回手術を受けたことで上あごの裂け目が塞がり、これまでより言葉をはっきりと話せるようになりました。また、食べたものや飲んだものが上あごの裂け目を伝って鼻から出てくることもなくなりました。発話に関しては、今後きちんと訓練をしていくことでさらなる改善が見込まれます。

(PSPN_Blog3_No.7).jpg
(パラバティちゃん。一見何の問題もないように見える。)

(PSPN_Blog3_No.8).jpg
(上あごが大きく裂けている。)

(PSPN_Blog3_No.9).jpg
(少し見えにくいが、手術後、上あごの裂け目が閉じた。)


口唇裂や口蓋裂以外の手術として、顔の一部の再建手術等も行ないました。19歳のマヘンドラ君は、幼いころ、凍傷によって鼻の一部を失いました。彼は弟さんと2人でネパールの東部の村から手術を受けに来ました。

(PSPN_Blog3_No.10).jpg(マヘンドラ君)
(PSPN_Blog3_No.10)


(PSPN_Blog3_No.11).jpg
(手術前のマヘンドラ君。正面から見て鼻の左上が欠けている。)

(PSPN_Blog3_No.12).jpg
(手術後のマヘンドラ君。鼻の欠けていたところがほぼ元通りになった。)


後発発展途上国でもあるネパールでは、保健システムの整備がまだまだ遅れています。多くの子どもや大人が、日本であれば治療できるような疾患やケガに苦しみ、困難な状況の中での生活を強いられています。そのため、ADRA Japanは来年度以降も、「ひとつの命から世界を変える」の理念に基づき、助けを必要としている患者さんの支援にあたっていく予定です。

今回、医療チームに参加してくださった医療関係者のみなさま、物品などの寄付をしてくださった協賛企業のみなさま、そして寄付金などを通じてこの活動を支えてくださったみなさまに改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
今後とも、医療チーム派遣事業、そしてADRA Japanへの活動にご理解とご協力をいただけますよう、よろしくお願い致します。


(PSPN_Blog3_No.13).jpg
(患者さんと日本人の看護師。)


(執筆:事業部 海外事業課 前川龍太

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Posted by ADRA Japan at 18:00 | ネパール医療チーム | この記事のURL
(2/18) 【ボランティア募集】3月ニュース封入作業ボランティア募集 [2017年02月18日(Sat)]
ADRA Japanは、最新の活動状況を年4回の機関紙「ADRA News」を通じてお知らせしています。
このニュースの封入作業をお手伝いくださる方を募集いたします。
ニュースを三つ折りにしたり、ラベルを貼ったりといった簡単な作業ですので、どなたでもご参加になれます。

1時間だけならお手伝いできるという方から、1日ずっといられるという方まで、どなたでも大歓迎です。
ご都合のよい時間の中で「ちょこっとだけ」お手伝いください。皆様のご応募をお待ちしております! 
            
【日程】3月7日(火)から3月10日(金)まで(1日だけでも歓迎!)

【時間】10時30分から16時00分(1時間だけでも歓迎!)

【内容】「ADRA News」発送作業
 ニュースを三つ折りにしたり、ラベルを貼ったり、封入したりといった簡単な作業です。
 
【募集人数】5名程度

【場所】
(特活)ADRA Japan 事務所
 JR山手線原宿駅から徒歩5分
 東京メトロ明治神宮前(原宿)駅 5番出口から徒歩2分

【お申込みの前によくお読みください】
・作業期間は3月10日(金)までといたしますが、発送作業が予定よりも早く終了した場合は、その時点で締め切らせていただきます。また、たくさんの方にご応募いただいた場合などには、前日までにお断りのご連絡をさせていただくことがございますので、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。

【お申込み】
応募フォームに必要事項をご記入のうえ送信ボタンを押してください。後日、担当者よりメールにてご連絡いたします。

↓ 発送作業ボランティア、応募フォーム ↓
     http://goo.gl/pRjEC 

【個人情報について】
応募のためにご記入いただいた個人情報につきましては、当団体の活動のためだけに使用し、第三者には提供いたしません。


ニュース発送作業写真 (1).jpg


【お問い合わせ】
 (特活)ADRA Japan 担当: 百々(どど)
  Tel:. 03-5410-0045
  E-mail:support_adra@adrajpn.org
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Posted by ADRA Japan at 13:18 | ボランティア募集 | この記事のURL