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(10/17)ネパール便り vol.40  10月17日は貧困撲滅のための国際デー [2019年10月17日(Thu)]


皆さん、こんにちは。
ネパールに駐在しております、大西です。



1992年、国連総会において
10月17日を貧困撲滅のための国際デーとして制定されることが宣言されました。

8年後の2000年にはミレニアム開発目標が採択され、
以降、極度の貧困と飢餓を撲滅するための様々な取り組みが行われてきました。

その結果、国際社会は1990年〜2010年までに
「1ドル未満で生活する人口の割合を半減させる」という目標を達成しました。



ネパール 勉強 ADRA 02.jpg

<カブレ郡、バネパの店先で勉強する子ども>



しかしながら、
未だ世界で13億人もの人々が保健、教育、
または生活水準が十分に満たされずに、
基本的人権や尊厳が脅かされている現状があります。

特にサハラ南アフリカと南アジア地域で深刻な貧困が広がっており、
貧困の中で暮らす人々の半数は18歳未満の子どもです。

子どもの貧困は、心身の成長や彼らの生涯に渡って影響を及ぼす可能性があり、
健康や雇用への影響がさらなる次の世代への貧困の連鎖へとつながっていきます。

そして、これは私がいま駐在しているネパールの子どもたちの現状でもあります。



ネパール 赤ちゃん ADRA 02.JPG

<バンケ郡、ベリ州病院栄養リハビリセンターにて
乳児の栄養失調率を調査するため、上腕周囲径を測定する様子>



貧困の連鎖を解消するためには、
必要な保健サービスや適切な情報へのアクセスを確保していくことが必要です。

2019年3月からネパールのバンケ郡において実施している
新生児・小児保健環境の改善事業では、
全ての子どもたちに平等に必要なケアが提供される環境づくりを進めています。



ネパール 赤ちゃん ADRA 03.JPG

<バンケ郡、ベリ州病院で入院中の患児>



引き続き、皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。


※ネパール新生児・小児保健環境の改善事業は、皆様からのご寄付のほか、日本NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています。



ネパール 赤ちゃん ADRA 02.JPG
(執筆:ネパール事業担当 大西由香




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Posted by ADRA Japan at 14:15 | ネパール便り | この記事のURL