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(6/10)【イベント報告】ネパール地震被災者支援 報告会を行ないました [2015年06月10日(Wed)]
ADRA Japanは4月25日にネパール中部で発生した大地震の被災者支援を行なっています。

震災当日にカトマンズに駐在していたスタッフの小川が一時帰国し、6月4日(木)に活動報告会を行ないました。


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広い部屋がいっぱいになりました


当日は100人以上の方にお越しいただき、皆様のネパール大震災への関心の高さが伺えました。

小川からは、震災前からADRAがネパールで行なっていた支援活動のこと、震災による被害、現在の状況などに加え、ADRAがこの一ヶ月で行なってきた様々な支援活動についてご報告しました。また、今後の活動についてもご紹介した上で、ネパールの復興について来場者の皆様とともに考える時間を持ちました。


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「できることを一緒に考えてほしい」と訴える小川


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復興に向けた課題についてもご紹介しました


質疑応答では、多くの方々にご質問やコメント、ご意見をいただきました。

長い間、日本に住んでいるというネパール人の方からは、ご質問とともにADRAの活動に対して感謝の言葉もいただきました。


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何人ものネパールの方からご質問や感謝の言葉をいただきました


中には、「お金のない学生である私に、何ができるでしょうか?」と質問してくださった方もいらっしゃいました。今回の震災を他人事ではなく自分のこととして捉え、何ができるかを模索しておられることに感謝しつつ、小川からは「周りにネパールの情報を伝え、現地のことを知ってもらえるようにしてください。現地の被災者のことを覚えていてください」とお伝えしました。


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質問してくださった方との対話


小川が繰り返し、来場者の皆さんにお伝えしていたのが、「被災した方々の背中をポンと押してあげるような支援をしたい」という言葉です。

被災したネパールの人々は、良い意味で震災を既に過去のこととして考え、力強く前を見て歩き出そうとしています。そんな彼らに対し、すべてのものをADRAが支援してしまうのではなく、復興に向けた気持ちや意思を尊重すること。その上で、彼らだけではどうしようもない部分についてADRAが手を差し伸べ、一緒に歩いていきたいという意味です。

今回の報告会には、様々な背景をお持ちの方がご来場くださいました。
毎年、口唇口蓋裂医療チーム派遣事業に参加して現地の患者さんと触れ合っている医療従事者の方々。
日本で学び、仕事をしていて故郷の災害に心を痛めているネパール人の方々。
現地に友人がいて、その安否を気遣っている方々。
自分なりに何ができるかを考えたいと思って足を運んでくださった方々。

それぞれの方々の温かい思いが伝わる会となり、今後の復興支援に向けて私たちもたくさんの励ましをいただくことができました。


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終了後、ネパール人コミュニティの方々と来場した日本人の方々とで記念撮影をする場面も。報告会を契機に新しい輪が広がりました


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カトマンズの道端に建てられた、倒壊したダラハラ塔のミニチュアを最後にご紹介しました

ADRA Japanは、今後も現地のADRA支部と協力しながら、被災者とともに歩み、彼らの復興に向けた取り組みを支える活動を続けていきます。引き続き、ADRA Japanの活動に目を留めていただき、ご支援くださいますようお願い申し上げます。

(執筆:ネパール事業担当 須原敦

ネパール地震被災者事業は皆様からのご寄付に加え、(特活)ジャパン・プラットフォームからの助成金も受けて実施しています。

ネパール地震被災者支援について詳細はコチラ

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Posted by ADRA Japan at 18:39 | イベント情報・報告 | この記事のURL