(4/12) アフガニスタン便りVol. 6 〜もっと勉強が楽しくなるように〜 [2012年04月12日(Thu)]
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日本では寒さが長引いていましたが、ようやく暖かくなり、桜も見ごろを迎えました。
同じくアフガニスタンでも、長く厳しい冬が終わり、春の兆しが感じられるようになりました。 アフガニスタン便りVol.4でお伝えしたように、カブール市では、第13地区のサイードシュハダ高校とシャラケメディア中学校での校舎・トイレ建設及び机・椅子整備事業が終了しました。その後、ADRA Japanは同2校において、給水施設と図書室の整備及び司書トレーニングを実施しました。 1)給水施設の整備 もともと学校に井戸はありましたが、何千人も児童・生徒がいるため、井戸の前に長い行列ができてしまいます。そこで、井戸水をポンプで給水タンクに汲み上げ、そこからたくさんの蛇口を取り付けた手洗い場まで水道管を敷設することで、長時間並ばなくても校舎の近くやトイレの横で水を利用できるようになりました。給水ポンプを稼働させるために必要な燃料は、学校と地域住民が協働で確保しています。 2)図書室の整備 児童・生徒の多い学校では、1日を朝と昼、もしくは朝、昼、夕方の3部に分割して授業を行なっているところが多く、子どもたちが学校で勉強できる時間は1日数時間程度に限られています。また、教科書が不足しているため、数人で1冊の教科書を共有している子どもたちもいます。こうした状況下にあっても、少しでも活字や図書に触れることで、授業以外に学ぶ機会を提供したいという学校側の要請に応えるため、図書室を整備し、各校に約430種類の本を提供しました。 ADRAが建設した校舎の1教室を図書室として整備 3)司書トレーニングの実施 昨年12月、カブールにある公立図書館の司書であるモハマド氏を招き、各校3名ずつの教師に対して、1週間の司書トレーニングを実施しました。 モハマド氏は、紛争中、避難先のイランで図書管理や司書について学び、司書として28年の経験を有するベテランです。彼は、熱意をもって次のように語ってくれました。 「公立図書館には、アフガニスタンの古い資料も収められていますが、こうした歴史的に重要な資料をアーカイブとして保管する場所(公文書の保管所)がありません。それらの資料が、他の一般書籍と同じように図書館に眠っているのは非常に残念です。また、図書館や学校の図書室が十分に整備されていないこの国では、司書の専門的知識のある人が不足しているため、将来を担う人材を育てる必要があります。」 左上が司書トレーニング講師のモハマド氏 トレーニングで教わったことを、実践する教師 アフガニスタンでは、3月下旬に新学期が始まりました。休みが終わり、学校に戻ってきた子どもたちは、新しい給水設備と図書室を目にしていることでしょう。色々な種類の本に触れ、お気に入りの1冊を見つけたりして、勉強する楽しさを知ってほしいと願っています。 今後は、図書室で本を手にする子どもたちの様子などもご報告していきたいと思います。 *この事業は、(特活)ジャパン・プラットフォームからの助成も受けて実施しています。 (アフガニスタン事業担当:寺脇麻衣) アフガニスタン教育環境改善支援事業についてはコチラから クレジットカードによる寄付はコチラから *【アフガニスタン】教育支援をお選びください <銀行振込> 銀行: 三菱東京UFJ銀行 表参道支店 口座: 普通1956381 口座名: トクヒ)アドラジャパン *お振込される際に、お名前の前に「アフガン」とご入力ください。 例)アフガン ウラシマヤスナリ *銀行振込によるご寄付の場合、ご住所がわかりません。 領収書をご希望の方は、お振込み日、金額、お名前、ご住所、 電話番号をADRA事務局までご連絡ください。 <郵便振替> 口座番号:00290-2-34169 加入者名:(特活)ADRA Japan 通信欄に「アフガン」とご記入ください。 *振替払込請求書兼受領証にて領収証と代えさせていただきます。 領収証が必要な場合は、必ず「領収証:要」と通信欄にご記入下さい。 |




