(4/2) 函館三育小学校の子どもたちが募金活動を実施してくださいました(後編) [2012年04月02日(Mon)]
3月14日、函館三育小学校(北海道函館市)の子どもたちが、東日本大震災復興支援のために、函館市中心部のデパート前にて、募金活動を行なってくださいました。
前回のブログでは、函館三育小学校校長先生からのお手紙を紹介させていただきました(前編ブログはこちら)。 後編の今回は、募金活動をした子どもたちの感想文の一部と写真を紹介させていただきます。 【募金活動をした子どもたちの感想文】*学年は2011年度 私は、募金活動をしてみて、寒かったけど東北の人たちのために呼びかけることで、自分は寒くて損してるみたいでも、だれかのために働く大切さを学びました。 募金をしてくださる人の中には、私たちに「かぜをひかないように気を付けてね。」と声をかけてくださる人もいてとてもうれしかったです。 震災から1年がたって、あまり被害のなかった私たちが常にこの出来事を考えておくことが大切だと思いました。 (Tさん 5年生) ぼくは、今日、募金活動をする前は心配でした。何でかというと「お金を入れてもらえるかな」と思ったからです。でも、本当はお金とかそういうのは心のすみに置いておいて、東日本で被災されて苦しんでいる人たちのために募金を行っているという気持ちの方が大切なんだということがわかりました。 (Kくん 5年生) わたしは、ぼ金かつどうで、人のことをかんがえることができました。 さいしょは、Yさんにことば(募金活動のときの掛け声)をおしえてもらいました。でも、とちゅうからはじぶん一人でいえるようになりました。 いろいろな人がぼ金をしてくれました。そのお金が、ひさいちの人たちのためになるかなーとおもいました。まだ見つかっていない人がいます。かぞくをなくした人もいます。その人たちのためにお金がつかわれるといいなとおもいます。 千円入れてくれた人もいます。入れてくれた人にかんしゃしたいです。 (Mさん 1年生) 三月十四日にぼ金かつどうをしました。 さいしょはへいきだったけど、やってみたらとてもさむかったです。でも一生けんめい、声がかれるぐらいがんばりました。そしたら、たくさんぼ金をしてくれました。 ぼ金きんをする人は、とてもさむい思いをしているんだなということがわかりました。 ぼくは、お札が好きでお札を見たらすぐはんのうしてしまいます。お母さんから「お金に反応しすぎだよ。」と言われて、てれてしまいました。 もし全国の人が一人一円でもしたら一おく二千万円もあつまります。 たくさんぼ金をしてくれた人にかんしゃしたいです。 (Uくん 2年生) ぼくは、募金活動でいろんなことを感じました。 ある人が、さいふの中のお金を全部入れてくれました。その人はしんさいでひがいを受けた人が一日でも早く元の生活にもどるようにと願って入れてくれたのだと思いました。 (Kくん 3年生) 募金活動をしているとき、最初は寒いとしか思っていなかったけど、いろいろな人たちがどんどん募金箱にお金を入れてくれて、「がんばってね。」や、「寒い中ご苦労様。」などと、声もかけてくださる人がいたので、なんか励まされている気がしました。そして、「東北の人たちのためにがんばらなきゃ」と思ったので、声も大きくなりました。募金に協力してくれた人たちのおかげで、少しでも東北のためになれたらいいなと思いました。 (Kさん 6年生) 感想文からは、募金活動をすることが、被災地の人たちの気持ちを考えたり、募金活動の大変さを学んだり、募金をしてくださった人の温かい気持ちを触れたりと豊かな学びの機会になっていることがうかがえます。 寒いなか元気に募金活動をしてくれた函館三育小学校のみなさん、ありがとうございました! ADRA Japanは、国内外での支援活動を行なうとともに、現地での活動を日本の皆さんにお伝えすることで、国際支援への啓発も行なっています。 募金活動やチャリティイベントを開催していただける方には、活動資料や展示用パネル、写真などの提供・貸出をさせていただいております。ご興味のある方は、事務局にお問い合わせください。 *WEBお問い合わせフォームはコチラから (文責:ファンドレイジング担当 山本匡浩) |