(6/22) ラオス便り 〜ロン郡アカ族の薬〜 [2011年06月22日(Wed)]
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事業部の会田です。2010年11月からラオスに駐在しています。
今回は、前回のブログに登場した村の伝統医に関連したお話しです。村で薬を処方してもらった体験をご紹介します。 ある日、事業地ルアンナムター県ロン郡のソンパンマイ(Sompanmai)村に行った際、私の首を見た女性たちが近づいてきて、「あなた、それは痒いでしょう。村長のお母さんがそれを治す薬を作れるから診てもらったらいいわ」と言いました。実は、私の首には数年前からあざのようなものができていて、そのままになっていました。 早速、その足で村長のご両親を尋ねると、すぐに首の患部を確認し、翌日、薬を処方してもらえることになりました。村の人々の多くは、地元に古くからある草木や動物の効能について知識を持っているそうですが、村の女性たちが推薦する村長のお母さんは、中でも腕がいいのではないかと思います。 翌日、再び村長のお宅を訪れると、村長のご両親が薬の材料を用意して待っていてくれました。 ![]() 野生ゾウの皮、野生の水牛の皮、水銀らしきもの、薬草、野生動物の内臓など、自然から得られるものを薬として調合し、それを村長のお母さんが首に塗ってくれました。村長のお母さんは、ご自身のお母さんから薬を調合する方法を習い、村の人々に薬を処方しているそうです。 ![]() 治療の後、村長のお母さんから、「一週間、朝・昼・晩、薬を患部に塗ったらよくなるでしょう。薬をつけている間は、ナス、唐辛子、かぼちゃの葉は食べてはいけない。薬は土に近づけてもいけない」と注意を受け、一週間分の薬をもらいました。なお、完治するまで御代はいらない、とも言われました。 ![]() 結局、私は毎日朝・昼・晩と忠実に薬を塗ることが出来ず、あざのようなものは完全には消えませんでしたが、周囲の人から、症状がよくなった、と驚かれました。自然の力、自然を有効活用する人間の知恵を感じる体験でした。 ![]() ![]() ADRAは、ロン郡の7村で、村の人々に活用される森の非木材林産物(森林から採取できる薬用植物・食用植物など)を残していくための活動も行なっています。これからも村の人々が自然の恵みを受けながら豊かな生活を営み、発展していくことを願っています。 (文責:開発事業担当 会田有紀) *この事業はJICA(国際協力機構)の草の根技術協力事業の委託、及び、イオン環境財団の助成も受けて実施しています。 ラオス農業開発支援事業についてはコチラから クレジットカードによる寄付はコチラから <銀行振込> 銀行: 三菱東京UFJ銀行 表参道支店 口座: 普通1956381 口座名: トクヒ)アドラジャパン *お振込される際に、お名前の前に「ラオス」とご入力ください。 例)ラオス イシイミツオ *銀行振込によるご寄付の場合、ご住所がわかりません。 領収書をご希望の方は、お振込み日、金額、お名前、ご住所、 電話番号をADRA事務局までご連絡ください。 <郵便振替> 口座番号:00290-2-34169 加入者名:(特活)ADRA Japan 通信欄に「ラオス」または「開発支援」とご記入ください。 *振替払込請求書兼受領証にて領収証と代えさせていただきます。 領収証が必要な場合は、必ず「領収証:要」と通信欄にご記入下さい。 |


































