(1/26) ラオス便りVol.26 〜コンニャクから世界を見る〜 [2012年01月26日(木)]
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こんにちは、事業部の小出です。
1月16日から、ADRA Japanの事業地であるルアンナムター県ロン郡を離れ、ビエンチャン県カシー郡に出張しました。株式会社原田食品様が現地でコンニャク芋を栽培する計画を進めており、その栽培地の視察が今回の出張の目的です。 ![]() ロン郡からカシー郡までの地図。山道のため、移動に長い時間がかかりました ルアンナムター県ロン郡から栽培地であるビエンチャン県カシー郡は、距離にしておよそ600km。時間にすると、なんと約16時間もかかりました。10年ほど前は、上の地図の中央を走る道はまだ整備されておらず、首都ビエンチャンから地図の左上にあるルアンナムターまで、車で数日かかったとか…。しかも時折、山賊も出たそうです(!)。 しかし今では道路の舗装状態も良くなり、治安もだいぶ改善されました。地図を南北に貫く国道13号線は、いまやラオスの北部と中央を結ぶだけでなく、中国やタイとの輸送路としても、その重要性を増しています。 出張当日は朝8時にバスに乗り込み、目的地のカシー郡には夜中に到着しました。国道沿いにあるゲストハウスに泊まったのですが、下の写真の左側に写っているのがその国道です ![]() カシー郡の風景。写真左側の国道は中国の崑明やタイへと続いています 着いた翌日には栽培予定地を視察しました。コンニャクは、日本ではおでんや煮物に欠かせない食材です。原料であるコンニャク芋はもちろん日本でも栽培されていますが、世界の生産地としてはラオスから中国南部に渡るまさにこの地域が主流です。現在ADRA Japanが農業支援を行なっているロン郡でも、野生のコンニャク芋が自生していて、民族によっては自ら加工して食べる習慣もあります。 ![]() コンニャクの木(写真上)と芋(写真下左)、そして加工されたコンニャク(写真下右) 日本では、コンニャク芋の生産者の高齢化が進んでいます。原料調達の安定化と国際化を考えている褐エ田食品様は、ラオスにしっかりした生産拠点を築き、現地の若い生産者を育成して、ラオスの生産者にも、日本の消費者にも、そして世界の新しいニーズの要望にも貢献したいという夢を持っています。 こういった動きを促進する要因として、ラオスの環境と産業構造が挙げられます。 ラオスはまだ製造業が十分には発達していないため、経済の原動力は自然資源を生かした農業や林業などの第一次産業です。このためラオス政府は、山や森林などの豊富な自然資源を最大限に活用して収益を上げることを政策目標としています。 ![]() 栽培試験予定地の様子 現在カシー郡では、お米やキャベツやトウモロコシなど、多くの農作物を既に生産しています。キャベツは首都ビエンチャンの消費者向けに、トウモロコシは飼料としてタイやベトナムに出荷されます。 地元の人たちは「コンニャク芋の生産が軌道に乗って日本などの海外へ輸出できれば、生計を安定させる手段がまた一つ増えて、暮らしがもっと豊かになる!」と、大きく期待を寄せている様子でした。 コンニャクから世界を見る、そんなちょっと新しい視点を得ることができた出張でした。 下の写真はおまけですが…。 ![]() ラオスの露天風呂 なんと、この国道13号線沿いに露天風呂がありました!お風呂につかる習慣のないラオスでこのような温泉に出会えるとは…(感涙)。 しっかり堪能しました! (文責:ラオス事業担当 小出一博) *この事業はJICA(国際協力機構)の草の根技術協力事業の委託、及び、イオン環境財団の助成も受けて実施しています。 ラオス農業開発支援事業についてはコチラから クレジットカードによる寄付はコチラから <銀行振込> 銀行: 三菱東京UFJ銀行 表参道支店 口座: 普通1956381 口座名: トクヒ)アドラジャパン *お振込される際に、お名前の前に「ラオス」とご入力ください。 例)ラオス ウラシマヤスナリ *銀行振込によるご寄付の場合、ご住所がわかりません。 領収書をご希望の方は、お振込み日、金額、お名前、ご住所、 電話番号をADRA事務局までご連絡ください。 <郵便振替> 口座番号:00290-2-34169 加入者名:(特活)ADRA Japan 通信欄に「ラオス」または「開発支援」とご記入ください。 *振替払込請求書兼受領証にて領収証と代えさせていただきます。 領収証が必要な場合は、必ず「領収証:要」と通信欄にご記入下さい。 |














































