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(1/13) 東日本大震災 被災者支援−57 [2012年01月13日(Fri)]
〜やまもと復興応援センターが新しくなりました〜


ADRA Japanは、山元町社会福祉協議会と協働で「やまもと復興応援センター」(愛称:ヨツクロ)を運営しています。

「やまもと復興応援センター」は11月1日より一部業務を開始し、東日本大震災の発生(3月11日)から8か月後となる11月11日に、正式に業務を開始しました。
10月までは平屋のコンテナハウスでしたが、11月からは2階建てのコンテナハウスに引っ越しています。



やまもと復興応援センター新事務所


この「やまもと復興応援センター」は、12月1日からは『ボランティア班』を迎えての新体制になりました。
3月12日以降、社会福祉協議会が運営してきた「山元町災害ボランティアセンター」を通じて、たくさんの方々にボランティアとしてお手伝いいただきました(11月30日現在、23,820名)。
全国的な知名度があまり高くないこの小さな町に、“力”や“笑顔”、そして“心”をたくさん注いでいただいたこと、運営スタッフ一同感謝の言葉しか思い浮かびません。本当にありがとうございます。

12月1日より山元町災害ボランティアセンターは、「やまもと復興応援センター」の『ボランティア班』として活動するとともに、『生活支援班』とも協力していきます。




1階:ボランティア班(旧:災害ボランティアセンター)
2階:生活支援班(仮設住宅支援)



生活支援班事務所(2階)



ボランティア班創設に伴い、「やまもと復興応援センター」は、2班体制で山元町の復興を「応援」して参ります。皆様の更なるご理解とご協力をお願いいたします。

*「生活支援班」は、生活支援相談員(13名)と支援調整員(2名)で構成されています。
生活支援相談員は、被災された方々の自宅や仮設住宅における「閉じこもり」や「孤独死」を防ぐ『寄り添い活動』をしています。また、被災された地域住民が抱える課題を把握し、必要な福祉サービスや生活支援サービスを利用することができるよう、相談や各種サービスの調整を行ないます。
また、一人ひとりの住民・家族への「個別支援」、地域住民同士のかかわり等をすすめる「地域支援」を行ないます。基本的には、地域住民のニーズに基づき支援を行ないますが、自立支援を阻害するおそれがあることについては支援をさし控えるなど、留意すべきこともあります。

*支援調整員は、支援がこない仮設住宅をつくらないために、支援が平等に行きわたるための調整を行ないます。主に地域住民同士のかかわり等をすすめる「地域支援」を担当する支援調整員は、生活支援相談員や仮設住宅行政連絡員(住民代表)と密に連絡を取り合って、情報共有及び調整を行なっています。

ADRA Japanは、「やまもと復興応援センター」に2名のスタッフ(副センター長、支援調整員)を派遣し、仮設住宅の生活支援を中心とした支援活動を継続して参ります。


やまもと復興応援センターとは?
やまもと復興応援センター」は、宮城県亘理郡山元町を拠点とし、山元町役場及び応急仮設住宅行政連絡員(住民代表)などで構成する「山元町応急仮設住宅等連絡会」の要請を受けて設立されました。その目的は、被災された町民のニーズに応じた支援活動を、円滑かつ効率的に行なうことです。
高齢者が多い山元町においては、住民の孤独死や健康管理などが懸念されており、支援が必要とされています。また、各組織が重複することなく支援を実施するための調整機関は必須です。
「やまもと復興応援センター」は、町民一人一人に最大限の支援を行なうため、山元町応急仮設住宅等連絡会が定める方針の下、被災された町民が自立するための活動を行ないます。なお、運営は、東日本大震災復旧・復興支援を行なっている社会福祉協議会、企業、NPO/NGOなどが連携・協働して行なっています。


「やまもと復興応援センター」は「心をひとつに…」をモットーに、下記のような活動を行なっています。
1)支援活動に関する情報共有・調整
2)支援活動団体のサポート
3)多様化する町民ニーズへの対応
4)仮設住宅や在宅被災者における見守りとつながりづくり
5)活動データの集約・分析及び自立支援事業の立案・実施
6)災害ボランティア活動
 *詳細はやまもと復興応援センターホームページをご覧ください。

(文責:国内災害被災者支援担当 渡辺日出夫


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ふるさと復興サポーター募集中
ふるさと復興サポーターは、毎月1,000円から東日本大震災の被災者支援のための寄付ができる支援制度です!


多くの皆様から温かいお気持ちをお寄せ頂いていることに、深く感謝申し上げます。
皆様から頂戴した支援金は、被災地での炊き出しのための食材の購入費、配布物資の調達費、物資を運搬するための車両の燃料費などに活用しております。


支援活動への募金を受けつけています。
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【緊急】東日本大震災被災者支援をお選びください。

<銀行振込>
銀行: 三菱東京UFJ銀行 表参道支店
口座: 普通1956381
口座名: トクヒ)アドラジャパン
*お振込される際に、お名前の前に「東日本」とご入力ください。
   例)ヒガシニホン ウラシマヤスナリ
*銀行振込によるご寄付の場合、ご住所がわかりません。
領収書をご希望の方は、お振込み日、金額、お名前、ご住所、
電話番号をADRA事務局までご連絡ください。

<郵便振替>
口座番号:00290-2-34169
加入者名:(特活)ADRA Japan
通信欄に「東日本」とご記入ください。
*振替払込請求書兼受領証にて領収証と代えさせていただきます。
領収証が必要な場合は、必ず「領収証:要」と通信欄にご記入下さい。

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Posted by ADRA Japan at 12:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(1/10) 東日本大震災 被災者支援−56 [2012年01月10日(Tue)]
〜富岡養護学校からの、たくさんの「ありがとう」〜


ADRA Japanは、9月2日に開催された福島県立富岡養護学校の合同学習開催のお手伝いをいたしました。 

富岡養護学校は、震災直後から9つの分校(あぶくま、大笹生、いわき、石川、猪苗代、会津、西郷、平、相馬)に分かれて勉強を続けています。
子どもたちにとって、学校は勉強する場所だけでなく、友達と遊び、親交を深める場所でもあります。たとえそれぞれの分校で学習を続けていても、子どもたちは、別の分校にいる友達のことが気になるようで、「○○君、今ごろ何しているのかな?」と教師に聞いてくることもあるようです。

こうした子どもたちの気持ちに応えるため、9つの分校の子どもたちが一堂に会する合同学習の第2回目が、11月4日に開催されました。小学部・中学部・高等部の子どもたちと教師・保護者の160名が集まりました。前回同様、室内プールで体を動かしたり、各分校の近況紹介やダンス等の催し物を通して、久々に会う友達や教師との時間を楽しんでいました。大人数で食べるお弁当は、いつも以上に美味しく感じられたに違いありません。

ADRA Japanは、2回の合同学習開催にあたり、貸し切りバスの費用やお弁当・お菓子代などを支援しました。今回の合同学習に参加した富岡養護学校の子どもたちから、たくさんの感謝のメッセージが届きましたので、その一部をご紹介したいと思います。



会津分教室に通う子供たちからのメッセージ



5年生の男の子からのメッセージ。


久しぶりに仲間と一緒にプールで泳いだり、ダンスをしたり、食事をしたりしたことが、とても楽しかったようです。



いわき分教室からのメッセージ。


掲載されているのは、子どもたちと保護者の皆さん、教師の方々などの、全員集合の写真です。



相馬分教室の子どもたちと教師の皆さんからのメッセージ。


このような手書きのメッセージの他、ビデオメッセージもいただきました。

震災や津波、原発事故や避難生活により心を痛めている子どもたちはたくさんいます。厳しい状況にいながらも、仲間と支え合いながら逞しく成長していってほしいと強く願っています。ADRA Japanは小さなお手伝いしかできませんが、仲間と励まし合い、また保護者や教師の方々の不安が少しでも解消される、このような合同学習の機会を今後も提供することができたら幸いです。

これからも、皆さんからの声を真摯に受け止め、被災地の方々がほっとできるような支援を継続していきたいと思います。

(東日本大震災被災者支援事業担当:寺脇麻衣

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Posted by ADRA Japan at 13:20 | 東日本大震災 | この記事のURL
(12/22) 東日本大震災 被災者支援−55 [2011年12月22日(Thu)]
12月10日、福島県会津若松市にある大熊町仮設住宅にて、餅つき大会を開催しました。




大熊町の皆さんにとって、餅つきは年末恒例の行事です。しかし、仮設住宅には餅つきに必要な道具はありません。今年の餅つきは諦めムードにあった中、「このような時だからこそ、どうにか例年通り餅つき大会を開いて住民のみんなを元気づけたい」との相談を、仮設住宅のまとめ役である会長さんから受けました。

そんな会長さんの要望に応えるため、ADRA Japanは多くの方々のご支援のもと、餅つきに必要な物資を提供することにいたしました。

突如見知らぬ場所での生活を余儀なくされた場合、周辺環境の急激な変化によって心と体に大きなストレスを抱えてしまうことがあります。そのようなとき、少しでも元の生活リズムや習慣を取り戻すことで、人は安心感を得ることができます。そして、それが心だけでなく体の健康にもつながるのです。
餅つき大会のような町の恒例行事を開催することによって、仮設住宅利用者の皆さんを元気づけ、精神的健康を支えることができるのではないかと考えました。

大会当日の前夜、ADRA Japanスタッフが臼ともち米30キロを持っていくと、準備を手伝おうと集まった住民の方々が「待ってました!」とばかりに出迎えてくださいました。

当日も朝早くから多くの方が集まり、もち米をふかしたり、お雑煮の野菜を刻んだり、さすが毎年餅つきをされている皆さん、とても手際がよく、準備も着々と進みます。




せいろから白い湯気が立ち上り、もち米もちょうどよい感じに柔らかくなってきたころ、いよいよ餅つき開始です!
厳しい寒さも吹っ飛んでしまうほど、とても力強い餅つきです。
子供たちも負けずに頑張ります。




男性陣は力比べを楽しみながらお餅をつき、女性陣はおしゃべりに花を咲かせながらつきたてのお餅を振舞い、お年寄りは鏡餅の作り方の指南からお雑煮の味利き役までを務めます。

お雑煮のほか、餡子餅にきなこ餅、大根おろし餅や、なんとADRA Japanスタッフも初めて挑戦した納豆餅まで。大熊町の皆さんの強い絆によって作られたお餅の味は、格別です。




当日は、お茶の水女子大学から大学生6人が、ボランティアとしてお手伝いに来てくれました。彼女たちが餅つき会場の横に設けた手足マッサージコーナーからは、楽しい笑い声が聞こえてきました。





餅つき大会の前夜、会津若松では、この冬初めての雪が降りました。雪が少ない大熊町から避難してこられた方々は、綺麗に雪化粧をした山々に感激する一方、その雪が仮設住宅にやってくる日を案じておられます。


ADRA Japanは、皆さんが寒い冬を元気に乗り越えられるよう、ひとりひとりに寄り添い、必要に応じた支援を続けていきます。


(文責:東日本大震災被災者支援担当 馬渕純子)

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Posted by ADRA Japan at 11:45 | 東日本大震災 | この記事のURL
(12/2) 東日本大震災 被災者支援−54 [2011年12月02日(Fri)]
〜「心をひとつに!山元町ふれあい産業祭」〜


11月23日(水・祝)、宮城県山元町の復興支援事業である「心をひとつに!山元町ふれあい産業祭」が、山元町役場の駐車場で開催されました。
今回のイベントは、例年開催されている「アップルラインふれあい市」と「商工産業祭」がひとつになり、さらに食育フェアと町民文化祭も併せて開催されるという、まさに山元町の心がひとつになったものでした。
会場では復興ブースとして全国の特産品が販売されたほか、チャリティーフリーマーケットの開催や子ども達の催し物なども披露され、盛りだくさんのイベントになりました。

イベントには、被災者の方々のほか、山元町の外から訪れた方も含め、子どもから大人まで多くの方々が集いました。






3月11日の震災直後、着の身着のままで避難所に向かい、仮設住宅に引っ越してからも会えずにいた友人や近所の方々とこのイベント会場で遭遇し、涙ながらに再会を喜んでいた方もいました。
また、子どもたちが元気に演舞する姿に励まされたという人や、全国の市町村の名産品を通じて山元町を支援してくださっている方々へ思いを馳せる人、今が旬の名物郷土料理である「はらこ飯」に舌鼓を打つ人など、それぞれにイベントを満喫していました。



亘理郡の名物郷土料理「はらこ飯」(9月〜12月頃が旬)。炊いたご飯の上に、味付けされた鮭の身とイクラ(はらこ)を乗せたもの


また、ADRA Japanが復興支援活動で協働している山元町社会福祉協議会(社協)も出展しました。山元町社協が運営する障害者作業所「山元町共同作業所 工房地球村」では、山元町名産のイチゴとリンゴを使った食品を作っています。今回は、今が旬のリンゴを使った「無添加アップルパイ」の試食と直売を行ないました。



アップルパイを販売した工房地球村のみなさん


出来立てのアップルパイを頂きましたが、サクサクのパイ生地と、ジューシーで優しい甘さがいっぱいの新鮮なリンゴとのハーモニーが絶妙でした。さすが、地元での販売だけで年間1万個以上を売り上げる商品だと感動しました。


山元町の応援に来てくださっている全国の市町村のブースでは、各地の名産品などを販売していました。アドラ食堂の常連だった応援職員さんもこの日のために山元町を再訪し、祭りを盛り上げてくれました。

特に岐阜県郡上市の応援職員さんは、アドラ食堂の大ファンで、先日も郡上市からメッセージとお土産を送ってくださいました。郡上市のブースでは、郡上名物「ケチャドレ」(明宝トマトケチャップをベースにした新風味のドレッシング)をはじめ、郡上特産品を販売していました。私は「ケチャドレ」を購入しました。



岐阜県郡上市からの応援職員さんと山元町職員さん(右から2番目)


山元町では8月11日に鎮魂祭を開催しましたが、その後、町をあげてのイベントはありませんでした。このため、例年11月3日に開催されている産業祭を、他のいくつかのイベントと合同で開催することとし、山元町町民の「心をひとつに」した「ふれあい産業祭」にしたのです。
先ほども触れたように、震災後、この産業祭で初めて再会した方々もいました。そのような機会を提供するためにも、各地でこのようなイベントが定期的に開催されると良いのではないかと感じました。

ADRA Japanは、町役場、山元町社協、NPO、企業、住民、そして全国の支援者と「心をひとつに」して山元町復興支援に携わって参ります。引き続き、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

(文責:国内災害被災者支援担当 渡辺日出夫

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Posted by ADRA Japan at 18:17 | 東日本大震災 | この記事のURL
(11/25) 東日本大震災 被災者支援−53 [2011年11月25日(Fri)]
〜山元町災害ボランティアセンター〜


現在、ADRA Japanは、「やまもと復興応援センター」の運営とあわせて「災害ボランティアセンター(以下、ボラセン)」の運営支援もしています。

ボラセンとは具体的に何をしているところで、どのように一日が流れているのでしょうか。
すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、今回は山元町ボラセンについて、その一日の流れを中心にご紹介いたします。


まず、災害ボランティアセンターとは・・・
災害時のボランティア活動推進の拠点となる組織またはその場所のことです。
山元町では震災翌日の3月12日に設置されました。



テント一張りの山元町ボラセン




<山元町ボラセン1日の流れ>

8:00 ボラセン準備
受付、作業とボランティアのマッチング等を行なうテント内と、ボランティアの待機場所であるコンテナ内の準備をします。
受付表や事前登録者の名前の確認、活動に使用する貸出し用道具の用意の他、コンテナ内には温かい飲み物が飲めるコーヒーコーナーの設置や飴なども準備をします。



ボランティアさん待機用コンテナ内部




9:00 受付開始
ボランティアさんの中には8:00頃に来て待機している方もいます。



受付の様子




9:00〜 マッチング
ボランティアと依頼者のお宅(作業)とのマッチング(組み合わせを作ること)をします。
性別、経験、資格(特に大工等)などを考慮してチームを作ります。
 

9:00〜送り出し
マッチング終了後、順次、活動内容や注意事項等を含めたオリエンテーションを行ない、ボランティアを活動場所へ送り出します。


送り出し後 〜作業場所の調査へ
当日のボランティアが作業をする依頼者宅及び翌日の依頼者宅へ、活動内容や必要な道具等の調査をしに行きます。


15:00〜15:30 ボランティアによる活動終了
活動を終えたボランティアがボラセンへ戻ってきます。
泥がついた道具の洗浄や片付けをしてもらい、報告書を提出していただいて終了です。
山元町ボラセンでは、活動を終えて帰ってきたボランティアさんに、手作りおにぎりを配っています(手作りおにぎりは、やまもと復興応援センターで作っています)。


16:00〜 ボラセン片付けと翌日準備
テント内とコンテナ内を片付け、翌日の資料等を準備します。


17:00〜 ミーティング
当日の反省、ボランティアからの報告、翌日の活動内容の確認等を、応援スタッフの皆さんと一緒に行ないます。


このように震災翌日からほぼ毎日活動を行っていたボラセンも、11月20日をもって一区切りを迎え、縮小することになりました。そして、この日をもって個人ボランティアの受付を終了しました。
11月19日(土)にはなんと370名のボランティアさんが来てくれました!(ボラセン始まって以来の最高記録です!)
また、4月〜7月のアドラ食堂に参加してくれたADRAボランティアのうち6名が11月19、20日の作業に参加していました。


一区切りを迎えた11月20日の作業終了後には、山元町社会福祉協議会会長からご挨拶をいただき、ボランティアには感謝の意をこめて「愛情たっぷりのかき揚げそばと大根の煮物」を振る舞いました。




寒い中での作業を終えたボランティアには大好評でした。






ADRAボランティア有志6名とスタッフの三原(左)


これまで全国各地からたくさんのボランティアさん(述べ約23,000人)が山元町を訪れ、活動をしてくれました。
一人一人の力が集まって、山元町は少しずつ復興へ向かって進んでいます。
復興へ向かう中で課題は絶えませんが、町民の皆さんと一緒に考えながら、支援を行なって参ります。

(文責:東日本大震災被災者支援事業担当 三原千佳

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Posted by ADRA Japan at 12:43 | 東日本大震災 | この記事のURL
(11/16) 東日本大震災 被災者支援−52 [2011年11月16日(Wed)]
〜福島県の仮設住宅への生活必需品提供〜


ADRA Japanは、(特活)ジャパン・プラットフォーム(JPF)の支援を受け、認定NPO法人 難民を助ける会と対象地域を分担して、福島県の仮設住宅及び借上げ民間賃貸住宅への生活必需品の提供を行なっています。


去る10月13日、福島県いわき市において、同県広野町の方々が入居される予定の仮設住宅(計333世帯)へ、生活必需品(掃除機、こたつ、扇風機、鍋)を配布しました。建設途中の仮設住宅も数多くありましたが、被災者の方が少しでも早く入居できるよう、急ピッチで作業が進められていました。

ADRAスタッフの他、広野町役場職員の方(5名)、物資を受注した業者の方(1名)、さらに物資運搬トラックの運転手(3名)も一緒になって、物資の搬入を行ないました。
何往復もしながら重い荷物を全ての世帯に運び込む作業はとても大変で、慣れない作業であったためか、搬入開始数時間後には、腕も肩も痛み出してしまいました。しかし、途中からいわき市消防隊の方々が搬入を手伝って下さったり、広野町役場の方が飲み物を差し入れてくださったりしました。こうした地元の方々の思いやりに、心が温かくなりました。

多くの方々が、数日後にはこの仮設住宅で新しい生活を始めることになります。少しでも早く、日常の生活を取り戻せるよう、心から願っています。

ADRA Japanは、引き続き被災者の方々への支援を行なって参ります。ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。



支援物資の一つのこたつ。これが一番重くて持ちにくく、運ぶのに苦労しました



数は少ないですが、バリアフリーを意識した仮設住宅もありました



まもなく入居準備の整う仮設住宅



広野町役場のTシャツを撮らせてもらいました。広野の「ひ」が町のマークです

(文責:東日本大震災被災者支援担当 小宮理奈)

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Posted by ADRA Japan at 15:10 | 東日本大震災 | この記事のURL
(11/7) 東日本大震災 被災者支援−51 [2011年11月07日(Mon)]
〜福島の養護学校の合同学習への支援を行ないました〜


ADRA Japanは、福島第一原子力発電所の事故の影響で避難を余儀なくされ、サテライト校に通っている子どもたちへの支援を行なっています(サテライト校への自転車配布についてはコチラから)。
今回はその中の1つ、福島県双葉郡富岡町の養護学校における合同学習への支援についてご報告いたします。


福島県立富岡養護学校は、原発事故により避難指示区域に入っています。この養護学校に通っていた子どもたちは、9校の「サテライト校」にある特別支援学校に分かれて授業を行なっています。2学期に入り、63人の児童・生徒は、新しい環境にも徐々に慣れてきたようです。

富岡町に戻れる見通しはいまだ立っておらず、子どもたちや保護者からは「いつになったら帰れるのか」「富岡養護学校はいつ再開できるのか」といった不安の声が聞かれます。

そんな中、ADRA Japanは、9つのサテライト校に散り散りとなってしまった子どもたちが一堂に会する、合同学習の実施を支援しました。
9月2日、「富岡養護学校 みんな集まろう会」と称した合同学習は郡山市で開催され、58人の児童・生徒と教員の計70人が参加しました。ADRA Japanは、「みんな集まろう会」開催のためのレンタルバスの提供や、お弁当の支援を行ないました。



温水プールで遊ぶ様子



集合写真


半年振りの再会に、プールや体育館で遊ぶ子どもたちの顔には笑顔が溢れていました。会の最後には校歌が斉唱され、参加した皆さんは、お互いの絆を確かめ合うことができたようです。
それぞれの避難地域で厳しい生活を強いられつつも、同じように大変な環境の中で頑張っている仲間がいることを感じることができる機会を、皆さんに提供できたことを嬉しく思います。

後日、養護学校の校長先生と教頭先生からお便りをいただき、「みんな集まろう会」の様子についてご報告いただきました。たとえ離れ離れになってしまっても、子どもたちの笑顔を励みに、それぞれのサテライト校で授業を続けていらっしゃる教員の皆さんの姿に、心を打たれました。今後も、富岡養護学校では、定期的に合同学習を開催する予定とのことです。


放射能の問題が今後どのように収束していくのか先が見えない中にあって、福島県の方々が少しでも早く日常の生活を取り戻せるよう、様々な面から必要に応じた支援を着実に行なっていきたいと思います。
皆様のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

(文責:東日本大震災被災者支援事業担当 寺脇麻衣

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ふるさと復興サポーター募集中
ふるさと復興サポーターは、毎月1,000円から東日本大震災の被災者支援のための寄付ができる支援制度です!


多くの皆様から温かいお気持ちをお寄せ頂いていることに、深く感謝申し上げます。
皆様から頂戴した支援金は、被災地での炊き出しのための食材の購入費、配布物資の調達費、物資を運搬するための車両の燃料費などに活用しております。


支援活動への募金を受けつけています。
クレジットカードによる寄付はコチラから
【緊急】東日本大震災被災者支援をお選びください。

<銀行振込>
銀行: 三菱東京UFJ銀行 表参道支店
口座: 普通1956381
口座名: トクヒ)アドラジャパン
*お振込される際に、お名前の前に「東日本」とご入力ください。
   例)ヒガシニホン ウラシマヤスナリ
*銀行振込によるご寄付の場合、ご住所がわかりません。
領収書をご希望の方は、お振込み日、金額、お名前、ご住所、
電話番号をADRA事務局までご連絡ください。

<郵便振替>
口座番号:00290-2-34169
加入者名:(特活)ADRA Japan
通信欄に「東日本」とご記入ください。
*振替払込請求書兼受領証にて領収証と代えさせていただきます。
領収証が必要な場合は、必ず「領収証:要」と通信欄にご記入下さい。

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Posted by ADRA Japan at 18:25 | 東日本大震災 | この記事のURL
【緊急募集】足湯ボランティア@山元町&亘理町 募集 [2011年11月06日(Sun)]
ADRA Japanは、8月から日本財団ROADプロジェクトが主催する「足湯ボランティア」の受入・調整を行なっています。派遣場所は、宮城県亘理郡山元町と亘理町です。


8月の足湯報告はコチラから



現在、日本財団ROADプロジェクトでは、足湯ボランティアを募集しています。

足湯ボランティアは被災者の方に心身ともに“ホッと”する時間を提供するボランティアです。
今までボランティア経験がなくても、誰でも参加することができます。
「足湯」には風邪の予防、睡眠の促進、血流改善などの効能があるほか、ホッと一息ついてもらうことで様々な「つぶやき」を聴くことができます。この「つぶやき」を聴き、それを復興へつなげていくことを目的にしています。
「泥だしなどの肉体系は苦手だなぁ」「短期間なら出来るけど」という方、大歓迎です!



■募集要項
[応募条件]
・心身ともに健康な18歳以上の男女(高校生不可。未成年の方は保護者の許可を取ってください。)
・出発日に日本財団で開かれる足湯講習会に参加し、意義を理解して頂ける方
・当日集合時間【第7クール=9:00】【第8クール=19:00】に日本財団まで来られる方
・ボランティア保険に加入済みの方(当日加入証を確認します。)


【重要事項】
 ・足湯隊行程の間、禁酒禁煙を厳守願います。


[参加費]無料 
※ただし仙台駅⇔角田駅 往復は自己負担(片道780円)

[日程・募集人数]
山元第7クール(亘理町) 11月11日(金)朝発〜11月15日(火)早朝 8名
山元第8クール(山元町) 11月18日(金)夜発〜11月22日(火)早朝 8名


足湯ボランティアの詳細およびお申し込みはコチラから

[問い合わせ]日本財団東北地方太平洋沖地震災害支援センター

TEL.0120−65−6519 (受付時間 月〜金9:00〜18:00)
road-ashiyu@ps.nippon-foundation.or.jp
 (できるだけメールでお問い合わせください)


【主催】 日本財団ROADプロジェクト
【協力】 (特活)ADRA Japan、やまもと復興応援センター
Posted by ADRA Japan at 00:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(10/31) 東日本大震災 被災者支援−50 [2011年10月31日(Mon)]
〜被災された町民の自立のために… 一歩前進〜


ADRA Japanは、山元町社会福祉協議会(以下「社協」)と協力して、仮設住宅のコミュニティづくり、及び山元町災害ボランティアセンター運営の支援を行なっています。
8月からは、足湯などのイベントを行ったり、生活支援相談員に同行して仮設住宅を回ったりしながら、以下のような仮設住宅住民の声を聞いてきました。

・いろいろな支援団体が来るが、中には一方的に物資を押し付けていく人達がいる
・一部の仮設住宅ばかりに支援が行っていて、うちの仮設住宅には支援が来てくれない
・秋以降、支援団体が来てくれないのではないかと不安に感じる
・支援に来てくれる団体がどんな団体なのかわからない
・集会所の予定管理や鍵の開け閉めなどに疲れた


町としても、支援のバラツキや被災された町民の生活自立支援の在り方などについて頭を悩ませています。
ADRA Japanはこうした状況を踏まえ、町役場や社協と今後の支援について協議を重ねてきました。


まず、町役場が仮設住宅の住民代表や社協と話し合う場として「山元町応急仮設住宅等連絡会」が設立されました。
この連絡会における調整の結果、社協を中心に、仮設住宅で支援活動をする団体間の調整を行なう組織をさらに立ち上げることが決まりました。

ADRA Japanはこの調整組織である「やまもと復興応援センター」の立ち上げおよび運営支援を行なうことで、町役場及び社協と合意しました。



*やまもと復興応援センターとは?

「やまもと復興応援センター」は、宮城県亘理郡山元町を拠点とし、東日本大震災復旧・復興支援を行なっている社協、企業、NPO/NGOなどが連携・協働するために設立されました。その目的は、被災された町民のニーズに応じた支援活動を、円滑かつ効率的に行なうことです。
高齢者が多い山元町においては、住民の孤独死や健康管理などが懸念されており、支援が必要とされています。各組織が重複することなく支援を実施するための調整機関は必須です。
「やまもと復興応援センター」は、町民一人一人に最大限の支援を行なうため、山元町応急仮設住宅等連絡会が定める方針の下、被災された町民が自立するための活動を行ないます。



「やまもと復興応援センター」は「心をひとつに…」をモットーに、下記のような活動を行なう予定です。
1)支援活動に関する情報共有・調整
2)支援活動団体のサポート
3)多様化する町民ニーズへの対応
4)仮設住宅における見守りとつながりづくり
5)活動データの集約・分析及び自立支援事業の立案・実施

なお、ADRA Japanスタッフの渡辺日出夫(防災士)が、「やまもと復興応援センター」の副センター長に就任し、運営全般に携わっていくことになりました。


10月12日には「やまもと復興応援センター」の事務所となるコンテナハウスが到着しました。現在は11月1日の開設を目指し、事務所の開設準備を進めています。



やまもと復興応援センター外観



やまもと復興応援センター入口



準備中のセンター事務所内(支援物資倉庫兼用)



副センター長に就任する渡辺(左)、ADRA東北事務所駐在の三原(右)



同センターには社協の生活支援相談員も入り、仮設住宅への戸別訪問なども含めて、包括的な支援活動を展開していきます。


やまもと復興応援センターのホームページはコチラ


今後、ADRA Japanは、「やまもと復興応援センター」運営支援に携わりつつ、住民の声に耳を傾け、ニーズに沿った支援活動を長期的に行ないます。
皆様の引き続きのご支援をお願いいたします。

(文責:国内災害被災者支援担当 渡辺日出夫

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   例)ヒガシニホン ウラシマヤスナリ
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Posted by ADRA Japan at 17:36 | 東日本大震災 | この記事のURL
(10/24) 東日本大震災 被災者支援−49 [2011年10月24日(Mon)]
「東日本大震災とNGO」シンポジウムに登壇しました


9月5日(月)、東京の新丸ビルにて、キヤノングローバル戦略研究所シンポジウム「東日本大震災とNGO −グローバルな視点を踏まえて−」が開催されました。
シンポジウムは、第一部「東日本大震災と日本の国際協力NGOの対応」と第二部「国際社会と東日本大震災」の二部構成で行われ、第一部のパネリストとして、国内事業担当の渡辺日出夫が登壇しました。


渡辺は、ADRAの紹介をした後、平時から行なっている国内での防災活動や東海地震を想定した広域訓練などについて説明しました。






また、この度の東日本大震災における今後の支援における重要なポイントとして、下記の3点についてお話しました。

1.復興支援は長期に渡る
2.行政や同じ市町の企業やNPO(縦、横)のみならず、隣やさらにその隣の市町(ななめ)との連携を取る
3.主役は被災者、支援者はわき役(黒子)

今回の震災においてADRAが行なった支援活動を紹介するビデオも見ていただきました。




ADRA以外には、JANIC(国際協力NGOセンター)やJPF(ジャパン・プラットフォーム)、国際協力NGOピースウィンズ・ジャパンのスタッフが登壇し、海外と国内における緊急救援活動の違いなどについても詳しく説明しました。




参加者からは、パネリストに対して以下のような質問が数多く寄せられました。

質問者:「少子過疎化の中で産業再生を考えるためには、多くの課題があると思うが、どのように考えているか」

ADRA渡辺:「山元町は高齢者が町全体の人口の33%を占めています。そして、イチゴ栽培をもう一度やろうと思っている農家は1割です。高齢者には、生きがいをどのように見つけてもらうか、若い人には、どのように農業を志してもらうか、そのための仕組みや生業づくりをしていくことが肝心です。」


地震発生から7か月が過ぎた今、各地でこのようなシンポジウムや講演会が開催されています。これらは、支援者の振り返りの場にもなりますが、同時に、企業や市民、またNGOなどが、今後長期にわたる復興支援の在り方について一緒に考えていく場として、非常に有益であると思います。
支援者の本質が問われるのは、これからだと言われています。支援者側だけの熱い想いによる一方的な支援ではなく、住民や地元団体と一緒に考え、行動していくことがポイントになると思います。


ADRA Japanは、10月より山元町社会福祉協議会と協働で「やまもと復興応援センター(仮称)」を立ち上げました。ここでは、山元町を支援した団体や個人と協働しつつ、被災した町民の自立に向けた支援活動を行ないます。
「やまもと復興応援センター(仮称)」は、山元町の方針に沿った活動を行なう予定です。
引き続き、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

(文責:東日本大震災被災者支援事業担当 三原千佳


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Posted by ADRA Japan at 15:14 | 東日本大震災 | この記事のURL