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(5/10) 東日本大震災 被災者・復興支援–94 〜「厚生労働大臣感謝状」をいただきました〜 [2013年05月10日(Fri)]
ADRA Japanは、東日本大震災の翌日から宮城県において被災状況の調査を開始し、仙台市内の小中学校においては炊出し及び避難所運営支援を、また県内5か所の高齢者福祉施設では泥出し作業や物資支援等をそれぞれ行ないました。

震災から約1ヶ月後には亘理郡山元町へ移動し、災害対策本部向けの炊出し支援やボランティアセンターの運営支援を実施しました。この炊出し支援では延べ109名のボランティアの方にご参加いただき、1日3食、計12,500食を提供しました。
食堂を利用された役場職員の方々からは、「野菜が摂れたのが嬉しかった」「疲れてADRA食堂に来るとほっとする。癒されました」などの声が聞かれました。

また東松島市、亘理郡亘理町及び山元町の仮設住宅、計4,203世帯に生活物資の配付支援を行ないました。この支援においては、一般に言われるプレハブの仮設住宅だけではなく、みなし仮設と呼ばれる民間の賃貸住宅も対象とし、生活必需品を配付しました。

そして現在は、やまもと復興応援センターの運営支援を中心に、足湯等のコミュニティ支援を行なっています。


このような支援活動に対し、この度、厚生労働省より「東日本大震災における被災者の支援活動等に対する厚生労働大臣感謝状」をいただきました。

4月25日(木)、感謝状の伝達式が宮城県庁で行われ、発災翌日に現地に入り支援を開始した、国内防災・減災啓発担当 の渡辺日出夫が出席いたしました。


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感謝状を受け取る渡辺

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Posted by ADRA Japan at 10:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(4/17) 東日本大震災 被災者・復興支援–93 〜高校生とユニクロが取り組んだTシャツのデザインが完成しました!!〜 [2013年04月17日(Wed)]
福島県の富岡高等学校と双葉翔陽高等学校の生徒7人が株式会社ユニクロ様と一緒に取り組んだTシャツのデザインが完成し、3月15日にユニクロ役員・社員の方々に向けて製作発表会を行ないました。


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ユニクロ社内でひとつのTシャツデザインが商品化されるまでには、社内で複数回のプレゼンテーションを行ない、その都度受けたコメントを試作品に反映させ、改善していく作業を繰り返すそうです。
今回の活動でも、生徒たちは自分たちで作ったデザインについて仲間やユニクロの講師の方々にプレゼンテーションし、コメントを受け、修正するという作業を重ねながら 、ようやく完成にこぎつけました 。この活動を行なう中で、Tシャツのデザインについて学ぶだけではなく、プレゼンテーションの方法についても学び、練習を何度も繰り返し て本番の製作発表会に備えました。


Photo2.JPG
発表内容を考える表情は真剣   


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発表の練習


完成したTシャツのデザインは「絵の具」と「星座」をテーマにした4種類です。それぞれ、デザインした高校生の思いが反映されています。


<絵の具>
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デザインA             


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デザインB
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Posted by ADRA Japan at 14:13 | 東日本大震災 | この記事のURL
(4/10) 東日本大震災 被災者・復興支援–92 〜山元町ROAD足湯プロジェクト23クール〜 [2013年04月10日(Wed)]
3月8・9日の2日間、山元町のナガワ工業団地仮設住宅で足湯を行いました。足湯は「震災がつなぐ全国ネットワーク×日本財団ROADプロジェクト」と協働で2011年8月からほぼ毎月継続して開催しており、今回で23回目になりました。

今回のボランティア参加は5名で、そのうち2名は山元町における足湯ボランティアのリピーターでした。一方、他の3名の方は足湯ボランティア初参加の方でしたが、皆さんとても明るい方々で、始まる前から良いチームワークを築いておられる雰囲気でした。

1日目、仮設住宅の集会所に着いて準備をしていると、10時過ぎ頃から住民の方が徐々に集まり、気が付くと待合所になっているお茶飲みスペースには10名程の住民の皆さんが、賑やかにお話をしながら足湯を待っておられました。ボランティアメンバーの準備も早々に整い、予定開始時刻の11時を前に早速足湯を開始しました。


足湯23クール写真@.JPG
足湯を待つ仮設住民の皆さん


特徴的だったのは、午前・午後ともに足湯の「リピーター参加者」がとても多かったことです。皆さん足湯そのものを気に入っていただいたのはもちろんですが、集会所に来れば他の住民の方とお話をしたりお茶を飲んだりしながら楽しい時間を過ごすことができるため、何度も足を運んでおられるようです。実際、ほとんどの方がご自分の足湯が終わった後も集会所に残り、お茶を飲みながらおしゃべりを楽しんでいらっしゃいました。


足湯23クール写真A.JPG

足湯23クール写真B.JPG
足湯が終わってからもおしゃべりを楽しむ住民の方々

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Posted by ADRA Japan at 18:30 | 東日本大震災 | この記事のURL
(4/1) 東日本大震災 被災者・復興支援–91 〜「将来を考える際のヒントに」福島の高校での講話〜 [2013年04月01日(Mon)]
先日、福島県の双葉翔陽高校にて、ADRA Japan支部長の浦島と福島事業担当の会田と私(馬渕)の3名で、講演を行なう機会をいただきました。高校1年生と2年生を対象に、100分間の授業の中で、「国際協力という仕事とは」 という題でお話をいたしました。

双葉翔陽高校は福島県双葉郡大熊町にあった県立高校ですが、原発事故の影響で、現在は県内のいわき市に避難し、大学の校舎を借りて運営しています。この校舎には、双葉翔陽高校以外にも、原発周辺にあった高校2校が入っており、3校が限られたスペースを共有しています。そのため、学校の設備や部活動なども制限されています。

しかし、そのような中でも生徒さんたちに充実した学校生活を送ってもらいたいという先生方の思いから様々な工夫がされており、その一環として外部からいろいろな人を招いて講演会などを行なっておられます。

福島県に限らず、進路について悩んでいる高校生は全国に多くいると思います。しかし、福島県双葉郡の高校生は、ある日突然、見知らぬ土地に避難することになり、先の見えない状況の中で、自分の進路や将来への不安を、他の高校生よりも更に強く感じていることが容易に想像されます。先生方は、生徒さんたちにいろいろな「仕事」を知ってもらい、将来を考える際のヒントにしてもらいたいとおっしゃっています。

今回は、「国際協力」という仕事について、単に仕事の紹介をするだけではなく、「国際協力はまずは世界の現状を知ることから始まる」というメッセージを伝えるため、私たち3人で知恵を絞って話す内容を考えました。

講話の構成は・・・

まず浦島が、ADRA Japanの団体紹介や、国際協力を職業とする私たちが普段どのような仕事をしているか、ということについて話をしました。


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「まずは世界の状況を知ることが、国際協力の第一歩。知らなければ何もできない。是非みんなにも世界に目を向けてほしい」と熱く語りかけました。


高校生が自分の将来を考えるときに、国際協力という仕事はなかなか選択肢に入らないと思います。そこで、次に「なぜ、ADRA Japanスタッフがこの仕事を選んだのか」という切り口で、私が国際協力の仕事に興味を持ったきっかけについて話をしました。

そのきっかけとは、私がまさに彼らと同年代の高校2年生の時に、ボランティアで滞在したタンザニアでの経験でした。私がタンザニアで生活して感じたことなどを、いつかその時の自分と同じ年の高校生に伝えたいと思っていたので、今回は私にとって貴重な機会でした。生徒さんたちがとても真剣な眼差しで話を聞いてくださり嬉しかったです。


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高校時代の体験談を当時の写真と共に紹介し、高校生に「若いうちにいろいろな経験をして将来の可能性を広げてほしい」とメッセージを送りました。
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Posted by ADRA Japan at 16:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(3/22) 東日本大震災 被災者・復興支援–90 〜福島県の高校生とのコミュニケーションワークショップ〜 [2013年03月22日(Fri)]
福島県立浪江高校の進路研究部で、ジン・リキファシリテーション代表で臨床心理士の後藤真さんをお招きし、ストレスマネージメント兼コミュニケーションワークショップを行いました。

後藤さんには、昨年、ADRA Japanスタッフが全員集まる恒例の年末会議で、スタッフを対象にチームビルディングのためのワークショップをしていただきました。普段からコミュニケーションが良く取れていると思われるスタッフの間でも、お互いについて新しいことを知ったり、相手のことをより良く理解したりする、とても良い機会になりました。

そこで、以前からストレスマネージメント講座の受講を希望していた進路研究部の生徒たちにも、後藤さんによるワークショップを受けてもらいたいと考え、日程調整を繰り返して実現にこぎつけました。

その名も 「『私』の思いを届け合う&受けとめ合う コミュニケーションワークショップ」 です。


1.JPG


浪江高校の生徒たちは、今もなお先の見えない避難生活の中、仮設校舎での高校生活を送っています。震災前は300人以上いた全校生徒も、現在は76人に減ってしまいました。彼らが抱える悩みやストレスは、一見普通の高校生と変わらないものですが、ふるさとから遠く離れた土地での生活や、仲間が突然減ってしまった中での学校生活などが、それらを助長していることもあるようです。

後藤さんによれば、浪江高校の生徒に限らず人が抱える様々なストレスは、他人と、また自分自身とうまくコミュニケーションがとれていないことが原因になっている場合が多くあるそうです。

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Posted by ADRA Japan at 10:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(3/11) 東日本大震災 被災者・復興支援–89 〜東日本大震災から2年を迎えて〜 [2013年03月11日(Mon)]
東日本事業担当の三原です。

本日3月11日は、東日本大震災からちょうど2年を迎える日ですね。

ADRA Japanが支援を行なっている宮城県山元町では、本日追悼式が行われます。ADRA Japanからは国内災害担当の渡辺と私、三原が出席いたします。

この2年という年月を、「もう2年」と捉えるか、「まだ2年」と捉えるかは人それぞれかと思います。日々忙しく過ごす中では、あの震災もつい最近のことのように感じるかもしれませんし、一方で被災をした住民の方の中には1日1日を長く感じて過ごしている方もいらっしゃるかもしれません。また、喜べるほど復興が進んでいるかというと、一概にそうとも言えない気もします。

2月9〜11日の3日間、山元町にある町民グラウンド仮設住宅で足湯を行いました。足湯は「震災がつなぐ全国ネットワーク×日本財団ROADプロジェクト」と協働で、2011年8月から実施しており、ほぼ毎月開催されていて今回が22回目です。

町民グラウンド仮設住宅では以前にも何度か足湯を実施しており、その際には足湯実施以来、最高記録となる1日約70名の住民の方がいらっしゃるなど大好評でした。そのため、今回また足湯に伺う旨を仮設代表の方にお話すると、「住民はみんな楽しみに待っています。2日間では足りないからぜひ3日間実施してほしい。」との要望をいただきました。とても嬉しいお話でした。

そして足湯実施日当日。
仮設住宅の集会所へ行ってみると、開始1時間半前にも関わらず何人かの住民の方が待っていてくださいました。「おはようございます。」と声をかけると、「今日から足湯でしょ。朝から楽しみにしていてこんなに早くから集会所に来ていたんだよ。」と笑顔で言ってくださいました。
すぐに足湯の準備を開始しましたが、準備をしている間にもぞくぞくと住民の皆さんが見え、あっという間に集会所内のお茶飲みスペースが埋まってしまいました。そのため時間を繰り上げて足湯を開始しました。

今回の足湯では、(株)石井五商店様からご寄付いただいた入浴剤を使用しましたが、住民の方は「温泉に来たみたいだ。」と喜んでくださいました。


足湯写真@.jpg
(株)石井五商店様からご寄付いただいた入浴剤を使用
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Posted by ADRA Japan at 10:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(3/5) 東日本大震災 被災者・復興支援–88 〜高校生とユニクロが一緒にTシャツを作っています!!〜 [2013年03月05日(Tue)]
みなさん、下の写真では、みんなで集まって何を見ているのだと思いますか?驚きの表情を浮かべている人もいますね。



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上の写真は、ADRA Japanが福島県の富岡高等学校と双葉翔陽高等学校の生徒7人と一緒に、株式会社ユニクロ様の協力を受けて実施している、オリジナルTシャツ作りの活動の一場面です。みんなで、自分たちが描いたTシャツのデザインをチェックしているところでした。

この活動は、ユニクロ様のTシャツのグラフィックデザイナーや、デザインのライセンスを扱う社員の方々が講師としてご参加くださり、実際にTシャツの製造と販売を担っている方々の指導も受けながら、高校生が自分たちでTシャツのデザインを作るというものです。

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Posted by ADRA Japan at 10:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(2/25) 東日本大震災 被災者・復興支援–87 〜わらじが繋ぐ福島とアメリカ(続編)〜 [2013年02月25日(Mon)]
2012年6月下旬、アメリカ・カリフォルニア州の高校生7人が福島県を訪れ、避難先の福島県本宮市に仮設校舎を構えている県立浪江高等学校や、二本松市にある浪江町の安達運動場応急仮設住宅を訪問しました(アメリカ人高校生による福島訪問の様子はこちら

安達運動場応急仮設住宅を訪問した際、町民のお一人である渡辺さんに出会いました。身近にある自然の素材を使って竹細工の人形やカゴを作るのがご趣味の渡辺さんは、アメリカの高校生に「交通安全祈願」と書かれた手作りのわらじのキーホルダー40個をくださいました。


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渡辺さんから頂いたかわいいわらじのキーホルダー


キーホルダーを受け取ったアメリカの高校生たちは、福島での出会いや学びの経験を自国の人々に伝え、渡辺さんのわらじを紹介して寄付を募り、集まった資金を福島のために活用すると約束をしてアメリカへと帰っていきました。

そして先月、アメリカからわらじキーホルダーを販売して得られた収益金140ドル(約12,500円)が寄付金として届きました!
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Posted by ADRA Japan at 10:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(2/18) 東日本大震災 被災者・復興支援–86 〜株式会社資生堂との活動を通して得た自主性と達成感〜 [2013年02月18日(Mon)]
ADRA Japanが支援をしている福島県立浪江高等学校の進路研究部では、昨年11月から約2か月間、株式会社資生堂様からご協力をいただき、高校生にも人気の高い 「シーブリーズ デオ&ウォーター」のマーケティング戦略を考えました。

資生堂様から、『競合ブランドの類似品投入、パワーマーケティングに、シーブリーズとしてはどう対応すべきか? 本宮市* において圧倒的なNo.1シェアを維持するためのマーケティング戦略を提案してください』という課題をいただき、生徒たちが実際にシーブリーズの販売担当者になったつもりで取り組みました。
(* 現在浪江高校は本宮市に避難し、仮校舎で運営しています。)


今回の活動には、主に次の3つの目的がありました。
1. 生徒たちが主体的に課題に取り組み、自分の頭で考え、仲間たちとアイディアを出し合う作業を体験する
2. 課題解決のために必要な情報を集める方法を考え、学校の外に出てフィールド調査を行なうことで、知らない人とのコミュニケーションにも慣れる
3. 自分たちの力で課題をこなすことで、達成感を得て、今後の自信につなげる

この活動には福島大学の大学生6人も参加しました。高校生と歳も近い彼らは、生徒たちの主体性を活かし、自由な発想を引き出しながら、彼らの取り組みを後押ししてくれました。

11月12日の活動初日は、今回の活動に協力してくださった資生堂人事部人材開発室室長の深澤晶久様からのビデオレターで始まりました。ビデオレターでは、深澤様にシーブリーズの歴史から、これまでの販売戦略などをご説明いただき、生徒たちに上記の課題を出していただきました。
(深澤様には、昨年9月に同校で行われた講演会にもお越しいただきました。その時の様子はこちらをご覧ください。


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メモと取りながらビデオレターを見る生徒たち
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Posted by ADRA Japan at 10:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(2/5) 東日本大震災 被災者・復興支援–85 〜ヒルトンホテルでの職場体験を通じて学んだこと その2〜 [2013年02月05日(Tue)]
【リーダーシップトレーニング】
ヒルトン東京での研修では、朝の9時から夕方4時までの職場体験に加え、夜は英語によるリーダーシップトレーニングを行ないました。

リーダーシップというと、人の上に立ってみんなを引っ張るというイメージを持つ方が多いかと思いますが、そうとは限りません。リーダーシップとは、何よりもまず、自分を引っ張っていくために、自分自身に対してリーダーとなるところから始まります。さらに、人の上に立たなくても周りの人々を巻き込む力や、周りの人々の力を借りて目標を達成する力などもリーダーシップと言います。

今回のトレーニングでは、IsraAID(イスラエイド)というイスラエル系のNGOと協力して、リーダーシップの基本であるチームビルディングやコミュニケーション能力などに焦点を置きました。

たとえば、2人一組になって1人が目隠しをし、もう1人が相手の体に触れることなく、言葉だけで指示を伝えるというアクティビティーを行ないました。2人で公園の入り口からスタートし、一緒に敷地内にある運動器具の前まで歩き、目隠しをしていない生徒が目隠しをしているパートナーに言葉だけで器具の使い方を説明し、実際に使ってもらったあとで2人でゴール地点を目指す、というものです。


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目隠しをした相手に言葉で運動器具の使い方を説明する生徒


指示を出した生徒たちは、状況が何も分からない人に、言葉だけで細かく状況を教えてあげることや、丁寧に指示を出してあげることの難しさを体感しました。一方、目隠しをしていた方は、指示を出してくれる人を信頼し、分からないことや、不安なことは何でも声に出して聞く、ということを学びました。

これは、彼らが昼間行なったホテルでの仕事にも直結していることです。ホテルでの職場体験は、彼らにとっては全てが初めてで、分からないことばかりでした。仕事を教えてくれるバディー(指導してくれるスタッフ)と信頼関係を築き、丁寧にコミュニケーションを取りながら仕事を覚えていくことの大切さを、この公園でのアクティビティーを通して、学ぶことができました。

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