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(7/7)東日本大震災 被災者・復興支援–126 職場体験 その4 〜プレゼンテーションとその結果〜 [2014年07月07日(Mon)]
ADRA Japanは株式会社ユニクロ様と協力し、高校生を対象とした職場体験プログラムを行なっています。このプログラムには福島県立双葉高等学校の1年生が参加し、「ユニクロ小名浜店が地域で一番愛されるお店になるには?」というテーマのもと、様々な課題に取り組みました。

今回のブログでは、ユニクロ小名浜店の店長さんに生徒たちが数か月間かけて一生懸命考えてきた案をプレゼンテーションしたときの様子をご報告します。

プレゼンテーションの日、店長さんはご自分のお仕事の内容や地域で愛されるお店とはどのようなお店かなどについて、生徒たちにお話をしてくださいました。


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教室での講話


店長さんは「働くうえで大切なのは、高い理想、使命感、折れない心であり、特に職場では、みんなで成果を出すということを意識している」とおっしゃっていました。お客様が満足するのみならず、お店がスタッフにも愛されることは、大切なことなのです。
また、「一人だと仕事を進めやすいことはたくさんあるけれど、あえて周りの人に頼み、一緒にやることで一体感が生まれていく」という言葉に、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。

店長さんのお話が終わると、次はいよいよ生徒によるプレゼンテーションの時間です。小名浜店の店長さんだけでなく、小名浜周辺店舗をまとめるエリアマネージャーさんや他店舗の店長さんもいらっしゃいました。


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何度も練習した成果が現れた発表となりました


前回の東京本部でのプレゼンテーションでは、農業ファッションを提案した班が「アイデアが大変いいので、実際に例があった方が伝わりやすい」というアドバイスを受けていました。そこで今回は、ユニクロ製品を人形に着せ、農業ファッションの例として提示しながら発表をしました。


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人形に着せた農業ファッションの例


その他にも小名浜の地域性を表現したポスターや、同地域で人気の柄をコーディネートしたマネキン、そしてお客様に分かりやすい取扱説明書についての提案など、自分たちのアイディアを紹介しました。

発表が終わると、生徒たちの提案に対して店長さんやエリアマネージャーさんがコメントをしてくださいました。
自分たちの案に対してどのような反応があるのか・・・。
発表が終わった安堵感の中、生徒たちは静かに耳を傾けました。


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コメントを待つ生徒


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コメントをなさるユニクロの皆様


店長さんとエリアマネージャーさんからは、いくつか条件があったものの「ぜひやってください!」という言葉をいただき、生徒たちは「できるんだって!!!」と顔を見合わせて嬉しそうに喜んでいました。
一生懸命考えてきた自分たちの案が、ユニクロ小名浜店で生かされることになったのです。

他店舗の店長さん方からも「他の生徒たちに対するアンケートなど、具体的な調査をもとにした提案がすばらしかった」「こういった地域に根差した取り組みが今まで少なかったので、皆さんのアイディアを非常に評価している。大切にしていきたい」といった好意的なコメントが寄せられました。生徒たちにとって、今後の活動に向けての大きな励みになったことでしょう。

プレゼンテーションが終わった時には、生徒たちとユニクロの皆様の間に親密な空気が生まれ、「次は小名浜店で再会しましょう」と笑顔で言葉が交わされました。



自分たちの考えた「地域で一番愛されるお店」に足を運ぶのは、どんなにか楽しみなことでしょう。

これまでの活動については、以下のブログも是非ご覧ください。
〜職場体験 その1〜ユニクロ小名浜店を訪問
〜職場体験 その2〜高校生が地域に愛される店舗になるための企画を考えた〜
〜職場体験 その3〜緊張の東京本部訪問〜


この事業は、皆様からのご支援と、株式会社ユニクロ様の「復興応援プロジェクト」による助成金も受けて実施しています。


(執筆:東日本事業担当 合澤 由夏)


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Posted by ADRA Japan at 19:37 | 東日本大震災 | この記事のURL
(7/2)東日本大震災 被災者・復興支援–125 〜職場体験 その3 〜緊張の東京本部訪問〜 [2014年07月02日(Wed)]
ADRA Japanは株式会社ユニクロ様と協力し、避難を続けている福島県立双葉高等学校の生徒が参加する職場体験プログラムを行ないました。このプログラムの最終日には、生徒が通うサテライト校近くのユニクロ小名浜店で「一日店員」をすることになっています。


プログラムに参加している1年生14人は、10回以上にわたる授業のなかで『ユニクロ小名浜店が地域で一番愛されるお店になるには?』という課題に取り組み、企業調査やアンケート調査、情報分析などを行ない、アイディアをまとめた発表の練習を続けてきました。
今回は生徒たちが東京ミッドタウンにあるユニクロ東京本部で、これまでの成果を発表した様子をご報告します。

サテライト校からはるばる3時間バスに揺られてユニクロ東京本部のオフィスに到着すると、社員の方々が温かく迎えてくださいました。発表の前には「若い層にもっと利用いただけるように、皆さんのフレッシュな視点を多く取り入れたい」というお言葉をいただき、生徒たちのやる気はさらに高まったようでした。


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生徒から今回の受け入れに対してお礼のあいさつ


発表の前に、まずは社内見学をさせていただきました。


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ユニクロの皆様が拍手で迎えて下さいました


出店開発部、営業部、マーチャンダイジング部、デザイナールームなど、通常は目にすることのできない場所をこの日は特別に見せていただきました。普段なじみのないオフィスの風景に、生徒たちは緊張した面持ちでした。

社内を回っているとき、営業部の方からは「震災後、被災地で店舗をオープンする原動力となったのは自らの東北の被災地での体験でした。皆さんは今やりたいことや悩みがたくさんあると思いますが、目標を持って、まずは目の前のことから始めてみてください」という将来へのアドバイスをいただきました。また双葉郡出身の社員さんは、ふるさとに寄せる想いなどを話してくださいました。
被災地から離れた東京でも、多くの方の復興に対する思いに触れることができました。

次に案内されたのは社内食堂です。東京の街を見渡せる33階にあり、その中でも一番眺めのよい席で楽しくお弁当をいただきました。


photo3_.jpg
嬉しそうに昼食をとっていました


食事を終え、いよいよ発表が始まりました。
中には「原稿を忘れてしまった」という生徒もいましたが、前日まで何度も練習をしていたので発表はバッチリでした。


photo4_.jpg
スライドを切り替えるタイミングも練習通り!


気になる生徒たちの発表の内容を、使用したスライドの画像とともに簡単にご紹介します。
■A班:小名浜の名所と地元の人が写ったポスターを使うと、お客さんの親近感が増すのではないか
■B班:商品の信頼性を高めるために、取扱い説明書をお客様に渡したりQRコードを使ったりといった工夫をするとよいのではないか。
■C班: 地域の人々に好まれる柄の商品を増やすとよいのではないか。
■D班:地域性を考え、漁師、農家にアプローチした洋服を紹介するとよいのではないか。


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小名浜の名所を背景にしたポスター(A班)


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QRコードを利用した取扱説明書の例(B班)


発表後はユニクロの社員の方々から「数字を根拠にした分析で、説得力があり大変よかったです」、「生徒の皆さんが提案してくれた地域の特性を踏まえたアプローチは、自分たちが大切にしていきたいものでした」との嬉しいお言葉をいただきました。

これまで数か月もの時間をかけて準備した発表は大成功に終わりました。生徒たちは「緊張したけど、できてよかった!」と安堵の表情を浮かべ、達成感でいっぱいの様子でした。


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ミッドタウン店の店長さんにもごあいさつ


東京本部での発表はこれで終わりましたが、次はユニクロ小名浜店の店長さんへの発表です。生徒たちは今回の発表でいただいたコメントやアドバイスを参考に提案内容を修正し、小名浜店での発表に臨みます。果たして彼らの提案は、小名浜店でどのように評価されるのでしょうか。次回の報告をお楽しみに!


この事業は、皆様からのご支援と、株式会社ユニクロ様の「復興応援プロジェクト」による助成金も受けて実施しています。


(執筆:東日本事業担当 合澤由夏)


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Posted by ADRA Japan at 12:17 | 東日本大震災 | この記事のURL
(6/23)東日本大震災 被災者・復興支援-124 生きがいは手芸 [2014年06月23日(Mon)]
前回はオレンジハウスでの南米在住の日系人女性と、山元タイムのお母さんたちの交流についてお伝えしました。

その後、オレンジハウスは花釜区の班長会やお母さんたちの手芸グループ、65歳以上の方のグループ、お父さんたちのグループなど、様々なグループに利用していただいています。その利用者数は延べ530人(5月末現在)。私たちの予想を上回る方々に利用していただき、大変嬉しく思っています。

さて、今回はオレンジハウスを利用しているグループの一つである「山元タイム」をご紹介したいと思います。山元タイムは主に山元町内に住むお母さんたちで組織されている女性グループです。いちごたわしを中心とする手芸品を作成、販売しています。現在、メンバー数はなんと約70人!ほとんどの方が、今も仮設住宅で暮らしています。

山元タイムは仮設住宅のほか、毎週2回はオレンジハウスでも活動をしています。オレンジハウスでの主な活動としては、中心的なメンバーによる商品の品質チェックや発送、イベントへ向けての準備などです。


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山元タイム活動の様子


上の写真は、先日の町内イベントで販売するためのバックを作成しているところです。皆さん大変手際が良く、まるでプロのようです。


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ミシンでの作業もお手の物


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届いた糸を糸玉にしていく作業


山元タイムのメンバーには70〜80代のお母さんたちも多くいます。震災前には農業に携わっていたという方や、農家ではないものの家の畑で野菜を作っていたという方も多く、皆さんそれぞれに忙しい毎日を過ごしていました。しかし震災で畑は流され、狭い仮設住宅の中で、することがなく一日座っているだけの方もいました。

そんな時、いちごたわしや貝の根付、刺し子(綿布を刺し縫いにする縫製のやり方)でふきんなどを作る手芸活動が始まり、それがお母さんたちの生きがいとなっていきました。仮設住宅の集会所やオレンジハウスでおしゃべりをしながら手を動かしているお母さんたちからは、自然と明るい笑い声が聞こえてきます。

お母さんたちが作る手芸品は色とりどりで、思わず手にとって見たくなる物ばかり。


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お母さんたちの手作り作品


上の写真のいちごたわしは2個で500円、いちごのストラップは1個300円、貝の根付は1個200円で販売しています。これらの商品のご購入については山元タイムにメールでお問い合わせください。なかなか現地へは行けないけれど、何らかの方法で復興のお手伝いをしたいという方にお勧めです。

山元タイムのお問い合わせメール kdgfr756※yahoo.co.jp (←※を@に置き換えてご送信ください)

こんな素敵な手芸品を作るお母さんたちにオレンジハウスの使い心地を聞いてみました。「壁が白くて部屋が明るいから清潔感があるわよね。」「テーブルも大きくて部屋が広いから作業がはかどる。」「トイレや洗面台もあるので便利。」とのお答え。

オレンジハウスを設置する際には様々な方にとって使いやすい場所にするため住民の方々から聞き取りをしたり、バリアフリー設計を取り入れたりしました。しかし、老若男女いろいろなお立場の方が利用するため、実際の使い心地を耳にするまでは心配もありました。今回お母さんたちの声を聞いて、私も少しほっとしました。

オレンジハウスにはアンケート用紙と回収箱を設置しています。地域の環境や住民の方の必要は、復興と共に常に変化していくものです。皆さんの声に耳を傾け、必要に応じて改善していきたいと思っています。


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アンケート回収箱


オレンジハウスは他にも複数のグループに利用していただいています。次回は別のグループの活動についてご紹介する予定です。お楽しみに!


(執筆:東日本事業担当 三原千佳


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Posted by ADRA Japan at 17:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(6/9)東日本大震災 被災者・復興支援-123 職場体験 その2〜高校生が地域に愛される店舗になるための企画を考えた〜 [2014年06月09日(Mon)]
ADRA Japanは昨年の11月から今年の3月まで、株式会社ユニクロ様と協力し、福島県立双葉高等学校の生徒が参加する職場体験プログラムを実施しました。

この活動においては、双葉高校の1年生14人が『ユニクロ小名浜店が地域で一番愛されるお店になるには?』という課題について考えます。その後、ユニクロの東京本部で実際に店舗の企画やサービスの立案などを担当する社員の方々に、自分たちの案を発表します。生徒たちの提案が東京本部の社員の方々と小名浜店の店長さんに認められれば、小名浜店でその案が実現することになっています。

生徒たちはユニクロ小名浜店を訪問し、企業紹介ビデオを見るなどして、まずユニクロという会社について学びました。ひとつのお店・ひとつの商品の裏側には、企業の理念やそこで働く人々の想いと工夫が詰まっていることを知りました。

その後、学校に戻ってから店舗について気付いたことを黒板に書き出すと、商品のコストの低さや機能性、店員さんの笑顔、ポスターに外国人が多いことなどがあがりました。普段、買い物をしている時にはあまり気にしたことはなかったのかもしれませんが、視点を変えてみると、新たに見えてくることがあります。


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その後は4つのグループに分かれ、実際に小名浜店が地域の人々に愛されるにはどのようなことができるのか、さらに話し合いを重ねました。


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「買い物に来る人はスタイルのいい人ばかりではないと思うから、ディスプレイやポスターを一般的な体型の人や太めの人などにも合わせたものにする」

「買い物に来る人は日本人が多いので、ポスターに日本人を採用する」

「シンプルなものが多いけれど、やっぱりかわいい柄ものもほしい。若い人に好まれるような柄もの商品を増やす」

「小名浜には漁業や農業をしている人が多いので、チラシで農業・漁業ファッションを提案する」


いろいろなアイデアが出てきましたが、それらが地域の人々によろこばれるものなのかどうかをさらに検証するため、生徒たちは情報収集や調査に取り掛かりました。

若い人に好まれる柄もの商品を増やした方がいいと考えるグループは、小名浜店周辺の住民の年齢層を調べることにしました。その結果、店舗の近くには小学校と中学校、住宅地があることが分かり、10代から40代くらいの人に好まれる柄を取り入れたらよいのではないかという結論に至りました。さらに、自分たちの学校の生徒や先生を対象にアンケート調査を行ない、どのような柄が好まれるのか調べました。


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地域にどのような人たちが暮らしているのか知るため、いわき市の人口や年齢層について調査

漁業・農業ファッションについて考えるグループは、漁業や農業に従事する人たちの特徴や服装に関する悩みなどについて調査しました。漁師さんは臭いが気になる、農家の皆さんは洋服が野暮ったいなどの悩みがあるようです。ユニクロにはそういった悩みを解決できそうな機能性やデザインに優れた商品があるので、それらの商品をコーディネートして提案することにしました。

案が大体固まった後は、プレゼンテーションをするためのパワーポイントを作成しました。生徒たちにとっては、初めてのパワーポイントを使った発表の準備です。自分たちの提案が社員の方々に伝わりやすくなるように何度もパワーポイントを見直して修正し、プレゼンテーションも先生方に見ていただきながら練習を重ねました。普段の自分たちの視点から少し違う角度で物事を考え、それを人に伝えるために資料をまとめることは簡単ではありませんでしたが、納得のできる発表内容ができあがりました。

次回は、ユニクロの社員の方々に『小名浜店が地域で一番愛されるためには?』という課題に対する提案を行なった様子についてお伝えします。

(執筆:東日本事業担当 会田有紀

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Posted by ADRA Japan at 17:33 | 東日本大震災 | この記事のURL
(4/21) 東日本大震災 被災者・復興支援-122 職場体験 その1〜福島高校生 ユニクロ小名浜店を訪問〜 [2014年04月21日(Mon)]
ADRA Japanは株式会社ユニクロ様と協力し、福島県立双葉高等学校の生徒が参加する職場体験プログラムを実施しています。

この活動は、双葉高校の1年生がユニクロ小名浜店の店長さんから出していただく課題に取り組みながらユニクロのビジネスモデルを学ぶとともに、社員と触れ合うことで仕事について考えることを目的としています。

今回は、生徒たちが初めてユニクロ小名浜店を訪問したときの活動をご報告します。

店舗訪問の前に、学校でオリエンテーションをしました。まずは活動全体の目的や流れを確認し、この訪問でどんなことを学びたいかについて、皆で考えました。


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真剣にメモを取りながら聞く生徒たち


生徒たちにユニクロ製品に対するイメージや好きな商品を発表してもらうと、「安い」、「色・品揃えが豊富」、「着心地がよい」、「カーディガンが好き」、「フリースを着ることが多い」など、多くの意見が出ました。生徒たちにとってユニクロは身近な存在だということが分かりました。

また、活動を始めるにあたっての気持ちを訊ねると「緊張するけど楽しみ」と述べる生徒も多く、新しい取り組みに対する期待が感じられました。


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活動への期待を発表する生徒


オリエンテーションが終わると、次はいよいよユニクロ小名浜店訪問です。

店舗に到着すると、店長さんと小名浜周辺のいくつかの店舗をまとめるエリアマネージャーさんが出迎えてくださいました。高校生を職場体験で受け入れることについては「今まで経験のないことだが、このつながりを大切にしていきたい」と言ってくださいました。

顔合わせが終わるとさっそく、これから取り組むことになる課題が店長さんから発表されました。

課題は、『ユニクロ小名浜店が地域で一番愛されるお店になるには?』です。

店長さんからは、「お客様に喜んでもらうのが仕事の目的。みんなにいろいろな案を考えてもらいたい」という期待のこもった言葉をいただきました。生徒たちはその気持ちに応えられるよう、「愛されるお店」になることを目標にアイデアを出していくことになりました。

その後、店舗の中を見学しました。エリアマネージャーさんは生徒たちに店内を案内しながら「ここは、お客様と唯一コミュニケーションできる場所です。私たちはお客様に一番伝えたいことを何度も考えながら、店舗をつくっています」と説明してくださいました。


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店内見学


他にも、生徒たちがよく目にする折込チラシも大切なコミュニケーションツールであること、掃除を大事にしていること、お客様に楽しく着てほしいからポスターでは楽しいイメージを大切にしていることなど、多くのことを教えてくださいました。


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生徒たちは「なぜ服がこんなに積み上げられているでしょう?」というエリアマネージャーさんからの質問に答えたり、メモを取ったりしながら、普段自分たちが何気なく買い物をしている中では意識することのない多くの工夫について学んでいました。


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店内の工夫について説明を受けた


最後は、店長さんとエリアマネージャーさんへの質問タイムです。「何でもいいからわからないことがあったら聞いてくださいね!」という声かけに安心したのでしょうか。生徒たちは積極的に質問をしていました。

生徒たちの質問は以下のようなものでした。
●ディスプレイの組み合わせは、誰が決めているのですか?
●スタッフさんは全員ユニクロの服を着ているのですか?
●私服でも、ユニクロの服を着るのですか?
●お客さんが散らかした服を整理する時間は決まっているのですか?
●ユニクロの服はどうして安いのですか? など。

このような率直な質問に、お二人は丁寧に答えてくださり、生徒たちも納得していました。


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お礼とこれからお世話になることへのご挨拶


オリエンテーションと店舗訪問では話を聞くことの方が多かった生徒たちですが、この日の学級日誌には「今日はとにかく楽しかった」、「今日はいい日だった」と書いてあったそうです。与えられた課題に対し、生徒たちは一体どんな提案をしてくれるのでしょうか。
とても楽しみです。

この事業は、皆様からのご支援と、株式会社ユニクロ様の「復興応援プロジェクト」による助成金も受けて実施しています。

(文責:東日本事業担当 合澤由夏)



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Posted by ADRA Japan at 13:29 | 東日本大震災 | この記事のURL
(4/18) 東日本大震災 被災者・復興支援-121 〜 足湯報告 年間416人〜 [2014年04月18日(Fri)]
3月21、22日に足湯第11クールを実施しました。

2013年度最後の足湯は、山元町内にある町民グラウンド仮設住宅で行ないました。町民グラウンド仮設住宅は、週に1度の生活支援相談員によるお茶っこサロンに30人を超える方々が集まる大変にぎやかな仮設住宅です。ADRA Japan主催の足湯は今回で4回目となります。2日間で計29人の方の足を温めることができました。

第11クールに参加していただいたボランティアは4人です。今回は全員女性。住民の方々に対して、またボランティア同士でも女性ならではの気配りがあり、終始和やかな時間が流れていきました。

足湯に来られた方々から様々な声を聴かせていただいたので、その一部をご紹介します。
今回はお彼岸と重なったこともあり、お墓に関するお話もありました。

80代女性「70才の時に脳梗塞になってから右手が不自由でよく動かねえ。足湯に来ると夜全然違うよお。いいの。津波があの体育館の屋根まできたんだよ。海の水が。あの瞬間は、涙も出ないし悲しくもなんともねえの。後になって『ああ流されちゃったなぁ』って思うけど、その時ってぇのはなーんにも思わねえの。人間なんてそんなもんだよ。

90代男性「墓石も流れて掘り返してもらったの。ほら家紋は覚えてるでしょ。でも灯籠は1つ見つかんなかった。骨壺も泥だらけでね、欠けてたりする人は作り直したっけ。まわりになんもないからねー海風がね

80代女性「以前はいちごを沢山作っていたけれど、今は全くやっていない。自分は津波を見ていない。何も持たずに、一目散に高いところに逃げたから…。戻った人や、津波が来るとは思わなかった人は流されちゃった。みんなに助けてもらっているから、こうやって生きていられるだ。あんた達も大変だなぁ〜。ありがたいよぉ〜。あったまって〜ありがてぇ〜。

80代男性「仮設に移ってから、奥さんの認知症が始まってしまった。4月から仮設を出て公営住宅に入れるようになったが、3年もかかってしまった。足湯は始めてだが、足が軽くなったよ!!

大抵足湯へ来ていただくのはご高齢の方が多いのですが、今回は乳児から90代の方まで幅広い年齢層の方が来てくださいました。


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お母さんと一緒に絵本を手に取る乳児


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おばあちゃんに混ざって絵本を読む女の子


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おばあちゃんたちのマイカーは並べて駐車


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ボランティアのお姉さんにいろいろとお話をしてくれた女の子たち


今回ご紹介したい住民の方はこのお父さん。


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赤い帽子がトレードマーク


シャイな方なのでしょうか、今まで足湯はしたことがありませんが、ボランティアの方々に様々な話をしに来てくださいます。この日も思い出の写真を手に、少し自慢げにお話をしてくださいました。

このように、必ずしも足湯だけが目的ではなく、ボランティアや他の住民の方との交流を楽しみに来られる方もいらっしゃいます。私たちは老若男女問わず、どなたでも来やすい空間作りを心掛けていますが、改めてその必要性を感じました。


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フラダンスをした時の写真で盛り上がる


足湯を提供した側のボランティアの方々も、いろいろなことを感じられたようです。感想を少しご紹介します。

お彼岸でそれぞれ想うところはあるだろうけど見せない様子。コミュニティや田舎の温かさを感じ、素敵だと感じた。」(女性・主婦・千葉県から参加)

被災地だけでなく地域や自治体、日本全体の課題もあるんだということを感じた。足湯の際に、手をぎゅーと握ってくれた。人の温もりを求めてるんだろうなと思った。」(女性・社会人・埼玉県から参加)

お日柄的にもお墓のお話が印象的だった。(1日目はお茶っこ活動と足湯を合同で行なったため、そこでのやりとりを見て)コミュニティと相談員さんの関係も素敵だなと思った。が、引っ越し等せっかくできたコミュニティがくずれてしまうのがやはり心配。」(女性・社会人・静岡県から参加)


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今回は女性のみのチーム


温かい雰囲気の中で足湯を実施でき、ボランティアの皆様に感謝しています。


お陰様で2013年度もほぼ毎月足湯派遣を行なうことができました。、日本全国から計46人の足湯ボランティアにご参加いただき、計416人の住民の方の足を温めることができました。この活動を続けられるのもご参加くださる足湯ボランティアの皆様と、活動にご理解とご支援をしてくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

ADRA Japanは引き続き足湯ボランティアの派遣を行なう予定です。メルマガとブログでボランティア募集のお知らせをいたしますので、お気軽にお申込みください。
2014年度もどうぞよろしくお願いいたします!

(執筆:東日本事業担当 三原千佳


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Posted by ADRA Japan at 14:30 | 東日本大震災 | この記事のURL
(4/14) 東日本大震災 被災者・復興支援-120 〜福島の人材育成プログラムの動画が完成しました〜 [2014年04月14日(Mon)]
ADRA Japan は「未来・夢・希望」をテーマに、福島の高校生を対象とした人材育成プログラムを実施しています。生徒たちが様々な経験を通じて自信ややる気をもち、多様な能力を身につけることで、将来の可能性を広げる機会を提供しています。彼らが希望を持って前に進んでいけることが、地域復興の第一歩であると私たちは考えています。

今回、この活動をまとめた動画が完成しました。プログラムに参加した高校生のインタビューと研修の様子を、ぜひご覧ください。






このプログラムの一環として、ヒルトン東京様のご協力のもと職場体験研修を行ないました。ヒルトン東京に宿泊しながら、ホテルの様々な仕事を実際に体験するプログラムです。
各職場では、生徒1人につき1人ずつ「バディー」と呼ばれる指導役のスタッフがついてくださり、仕事でお忙しい中、生徒たちに丁寧に仕事を教えてくださいました。


この研修を通して、多くの生徒たちが仕事の楽しさを知り、達成感を自信につなげ、自分の興味や関心分野を見つけることができました。これらは、この人材育成プログラムが目的としていることです。

生徒たちが体験した職業のうち「エンジニア」と呼ばれるスタッフは、ホテル館内の電球を取り替えたり、宴会場の設営を行なったり、古くなった設備を修理したりする「ホテルのなんでも屋さん」 です。この仕事を体験した男子生徒は、バディーの方が「裏方の仕事だけれど、たまにお客様からかけていただける『ありがとう』の言葉がうれしい」と仰っていたことに感銘を受けたそうです。

この生徒は研修に参加するまで進路を決めていませんでしたが、3日間エンジニアの仕事を体験したことで卒業後の仕事についてイメージできるようになりました。


*参加した生徒の声*
職場実習では、いろいろな事を体験し、普段の生活では学べないことを学び、人として少しは成長できたと思う
自分から仕事をみつけて行なうということで、積極性が身についた
失敗を恐れず、物事を行なう力を養うことができました
人と協力して、一つ一つの物を創りあげていく力を学びました
コミュニケーションの取り方を学ぶことができました。そのおかげで(ホテルの)職場の方々とも少しずつでしたが、打ち解けることができました


宿泊者の約半数が外国人である東京のホテルで実際の業務を体験するということに、初めは緊張の面持ちだった生徒たち。接客したり、デザートを作ったり、設備を修理したりと普段の学校生活にはない体験を経て、仕事に対する心構えや責任感などを学びとることができたようです。
楽しかったことも苦労したことも含め、多くの方と出会ったここでの経験が生徒たちの前に進む力になってくれることを願っています。

2013年1月ヒルトン東京インターンシップ(職業体験)の様子
2013年1月ヒルトン東京インターンシップ(リーダーシッププログラム)の様子
2013年8月ヒルトン東京インターンシップ(職業体験)の様子


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受講終了証を手に、笑顔いっぱいの生徒たち。研修を終えた達成感と新たな目標を胸に、それぞれの道を力強く進んで欲しいと願っています


(執筆:ライティングボランティア 立石淳子)



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Posted by ADRA Japan at 16:04 | 東日本大震災 | この記事のURL
(3/25)東日本大震災 被災者・復興支援–119〜福島の高校生、足湯イベントで地域とつながる〜 [2014年03月25日(Tue)]
ADRA Japanは、高校生が自ら考える力を育むための「リーダーシップ研修」を行なってきました。

この活動の目標は、高校生が自分たちでコミュニティにおけるイベントを企画し、自ら実施することです。生徒たちは10回ほど話し合いを重ねた結果、イベントの目標を「仮設住宅の住民の方々を笑顔にすること」とし、学校近くの鹿島町下矢田仮設住宅で行なうことに決めました。ここまでの道のりは「東日本大震災 被災者・復興支援–117〜福島の高校生、イベントにかける想い〜」で紹介しています。

鹿島町下矢田仮設住宅に住んでいらっしゃるのは、震災前に学校があった大熊町にお住まいだった方々です。仮設住宅には、原発事故の影響で自宅に戻れなくなった約140世帯の方が暮らしていらっしゃいます。生徒たちは、本来ならば同じ町の中で生活をしていたはずの方々を、自分たちが笑顔にしたいと考えました。

しかし、何をしたら喜んでいただけるのか。自分たちで考えたアイデアは、本当に仮設住宅にお住まいの方々が必要としているものなのか。

そんな疑問を解決するため、どんなイベントをすれば皆さんに笑顔を提供できるか、仮設住宅の自治会長さんに、お話を聞かせていただくことにしました。


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集会所でお話を伺う様子


仮設住宅の集会所で、高校生たちは「イベントを通して住民の方と交流し、皆さんに笑顔をお届けしたい」という自分たちのイベントにかける想いを懸命に自治会長さんに伝えました。

普段、学校の外で大人と向き合って話すことがあまりない生徒たちは、もしかしたらダメだと言われるかもしれない…という不安からか、緊張した面持ちで自治会長さんの言葉を待ちました。

しばしの沈黙の後「イベントにはできるだけ協力したいと思っている。交流のきっかけになればいいと思っている」という前向きな答えを自治会長さんからいただくことができました。

生徒たちはイベントを実現できる喜びを噛みしめつつ自治会長さんの好意的な反応に勇気をもらい、「普段はどんなイベントがあるのですか?」「どのようなイベントをして欲しいですか?」などといった質問を投げかけ、イベントの内容を検討する上で必要な情報を集めました。

これをもとに改めて話し合いを重ねた結果、彼らは「仮設住宅の方々に足湯とすいとんを提供する」というイベントを開催することに決めました。また、イベントの実施日も1月9日に決めました。内容が決まってから実施日まで、わずか29日しかありません。生徒たちは放課後などを準備に充て、イベント当日までの時間を過ごしてきました。


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関係者に日程調整の電話をかけたり、情報収集をしたりする生徒


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看板も自分たちで作成しました


そして正月明けの1月8日、生徒たちは翌日に迫ったイベントの準備のために早朝から集まりました。

畑で野菜を収穫する班と備品を買い出しに行く班に分かれ、まずはすいとんの準備を始めました。生徒たちは慣れない料理に手間取りながらも、すいとん用のだしをとったり、野菜を切ったりしました。


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その日の朝、畑で収穫した野菜


調理の後はADRA Japanのスタッフから足湯に関するオリエンテーションを受け、生徒同士が組になって本番と同じようにお湯を使い、足湯の練習をしました。恥ずかしがりながらも「湯加減はどうですか?」などと問いかけ、じっくりと練習に取り組んでいました。


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足湯トレーニングの様子


オリエンテーションの最中は眠そうにしていた生徒もいましたが、練習では「やってみると楽しい!」と、お互いの触れ合いを喜んでいるようでした。


そして、いよいよイベントの日を迎えました。
朝8時30分から集まった生徒たちは「みんな、来てくれるかな」と心配しながらも、お湯を運んだり、すいとんの仕込みをしたりしながら参加者を待っていました。


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すいとんを準備しています


準備を始めてから、約1時間。
会場となる仮設住宅の集会所に足を運ぶ方がちらほら。その様子からは、高校生との交流を楽しみにしていらっしゃるのが見て取れました。


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足湯をするときは、参加者のことを大切に思う気持ちが一番重要だそうです


生徒たちはまず集会所内で足湯を提供し、その後室内でくつろぐ方々に、てきぱきとすいとんを振る舞いました。やるべきことを考えて自ら行動する彼らは、積極性や自主性に満ちていました。


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是非お立ち寄りください、と住民の方に呼びかける生徒


集会所では、「すいとんは誰が味付けしたの?」「どっからきたの?」など、すいとんやお茶をすすりながら、参加者の方々と高校生とが交流する場面が見られました。
最終的には足湯に15人、集会所での交流に約20人が参加してくださり、平日の昼間であったにも関わらず、多くの参加者に恵まれた大成功のイベントとなりました。


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机を囲み、椅子が足りないほどの大人数となりました


イベントを終えた後、生徒たちからは「地域の人と触れ合うことができ嬉しかった」「先が見えずどうなるか不安だったけれど、皆で話しながら(企画を)進めることができてよかった」と、正直な感想が聞かれました。

彼らが取り組んだリーダーシップ研修は5ヵ月を超える長いものでした。部活動の練習やアルバイトをこなしつつ研修にも参加していた彼らには不安や苦労もあったと思います。しかし最後に「町の人と触れ合えたのが一番楽しかった!」「またやりましょう!」と、すがすがしく語る姿からは、大きなことを一つ乗り越えた強い達成感が感じられました。


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最後は笑顔で集合写真


この活動に協力してくださった学校の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。

この活動を通して生徒たちはリーダーシップを身に付けることができ、さらには、地域の方々に笑顔をお届けすることもできました。生徒たちには今後も、今回の学びを実生活に生かしていってもらえたらと思います。


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新聞でも紹介されました。(左から福島民友、福島民報、朝日新聞福島版)


(文責:東日本事業担当 合澤 由夏)

この事業は、皆様からのご支援と、株式会社ユニクロ様の「復興応援プロジェクト」による助成金も受けて実施しています。

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Posted by ADRA Japan at 21:00 | 東日本大震災 | この記事のURL
(3/11)東日本大震災 被災者・復興支援–118〜あれから3年〜 [2014年03月11日(Tue)]
2011年3月11日から今日で3年。

あの日、多くの人の命が一瞬にして奪われ、多くの人が大切な人を亡くし、大切な物を失いました。

ADRA Japanは地震発生当日、原宿で帰宅困難者の受け入れを行なうと共に、被災状況についての情報収集を開始。翌日からは被災地入りし、避難所での炊き出しや物資配付などを皮切りに様々な支援活動を行いました。時の経過と共に被災地でのニーズも変化し、現在では福島県と宮城県で復興のお手伝いをしています。

これまで、東日本大震災復興支援を担当しているスタッフも様々なことを思い、考えながら活動をしてきました。スタッフが関わっている方々はどなたも東日本大震災において被災し、今もなおそこで生活をしていらっしゃるわけですが、それぞれの住環境や置かれた立場は大きく異なります。そういった住民の方々と直に接し、また被災地で復興に携わる方々と共に歩んできたスタッフは今、何を思っているのでしょうか。
スタッフに“震災から3年経って思うこと”を聞きました。


福島事業担当・会田有紀
「震災当時、私はラオスで農業開発事業に携わっていました。事業を終えて帰国した後、2012年6月から福島県や宮城県に通いながら、特に福島県の復興支援活動に関わってきました。福島県の状況は2年前も今もあまり変わっていないように思います。震災と放射能の影響に向き合いながら3年間という長い時間を過ごされてきた被災地の方々のご苦労とお気持ちは私には計り知ることができません。困難な中にも前に進もうとする被災地の方々のサポートができるように、私たちも力をつけていかなければならないと思っています。」


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福島県の高校生と彼らがデザインしたTシャツと一緒に


福島事業担当・合澤由夏
「3年経って今思うことは、格差、温度差、そして時間による風化です。3年経った今だからこそ被害にあった地域から正しい情報を発信することが、当事者と向き合っている我々が今でもできることだと思っています。東北の方々は、本当に温かいです。どこに暮らす方であれ、震災で被害を受けた方々の未来が、少しずつ開けるよう祈っています。」


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自分の力でイベントを実現した双葉翔陽高校生と


磯浜事業担当・小出一博
「震災から3年が経ち、目に見えて再建が進んでいるところと、なかなか思うように復興が進まないところと、被災地域の中でもさまざまに分かれてきています。社会全体の復興には、まださらに時間がかかることを改めて感じています。そこに住む方々が復興の主体となるよう、外部者としての役割を意識して、今後も息の長い関係を維持していきたいと思います。」


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護岸工事が進む宮城県山元町磯浜地区


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再建が進む磯浜漁港の荷さばき所


国内災害/宮城事業担当・渡辺日出夫
「ADRAが2011年3月12日に福島市で被災調査を行ない東北での支援活動をはじめてから、3年が過ぎようとしています。ADRAのミッションでもある『自立を図る支援』を念頭に入れて活動をしています。しかし、住民の方々と接する時間が長くなるにつれて『共に・・・』という気持ちのほうが強くなり、一緒に何かをしたり、ご本人方が賄いきれない部分をお手伝いしたりしているというのが現状です。今まで以上に『心をひとつに』して、住民の方々と共に歩んでいきたいと思います。」


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仮設住宅住民の方々主催の夏祭りの様子


宮城事業担当・三原千佳
「最近、山元町に住むある方がこんなことをおっしゃっていました。『毎年あの日が近づくと気持ちがざわざわする。あの日が昨日のことのようにも感じるし、すごく前のことのようにも感じる。本当にあの日があったかすら分からない時もある』。あの日から今日まで、お一人おひとりが過ごしてこられた時間は同じですが、ストーリーは誰一人として同じものはありません。今、改めてそれを強く感じています。」


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足湯ボランティアと住民の方


私たちにできることは限られています。
しかし、出会えた方々の想いを大切に、引き続き私たちにできることを精一杯行なっていきますので、皆様からの温かいご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


(文責:東日本事業担当 三原千佳


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Posted by ADRA Japan at 11:05 | 東日本大震災 | この記事のURL
(3/10)東日本大震災 被災者・復興支援–117〜福島の高校生、イベントにかける想い〜 [2014年03月10日(Mon)]
ADRA Japanは、東日本大震災と原発事故により避難生活を余儀なくされた福島県の高校生が自ら道を切り拓いていけるように、人材育成プログラムを行なっています。

福島県立双葉翔陽高等学校の生徒の皆さんとは、2013年5月から12回以上にわたり「リーダーシップ研修」に取り組んできました。この活動では、ヒルトン東京の職場体験で学んだ「自主性」「コミュニケーション力」「自分で考える力」などを伸ばすことを目指し、コミュニティイベントを企画・実施することを目標にしています。


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第1回のオリエンテーション

コミュニティイベントで何をするかについて、生徒たちはゼロから内容を考えました。何もかも自分で取り組むイベントの企画・実施は、高校生である彼らにとって、大きな挑戦でもありました。

活動では、まず生徒一人ひとりの「コミュニティマップ」を作るところから始めました。その後、各自のコミュニティマップを持ち寄り、グループ全員で「みんなのコミュニティマップ」を作りあげました。


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個人の「コミュニティマップ」には学校の先生、避難先の高校、家族など、生徒の身近にいる人やスポーツなどが目立つ


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「みんなのコミュニティマップ」を作り、共通しているものを拾い上げた

「みんなのコミュニティマップ」に出てきている人々や地名には、それぞれの胸に残る忘れられないエピソードがあります。

ある生徒は、避難先の会津若松市で過ごしたサテライト校について触れ、「部活動や勉強を再開するために部室や校舎の一部を貸してくれたので、とても助かった」と話していました。

それぞれのエピソードをもとに「みんなのコミュニティマップ」を整理すると、関わりのある人々を大きく6つのグループに分けることができました。


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お世話になった人、福島、ヒルトンの皆さんなど、グループ分けをした図


生徒たちは、この中から実際にイベントを行なう対象のグループを3つに絞りこみました。生徒が選んだのは、「福島」、「ヒルトン東京」そして「お世話になった人たち」です。これらのグループごとにチーム作りを行ない、イベントを通じてどのようになってもらいたいのかを発表しました。
発表の中には、「震災直後にお世話になった人に『自分たちはもう大丈夫!』と伝えたい」、「福島の風評被害を防ぎ、福島をもっと知ってもらいたい」などの発言があり、生徒たちがイベントを開催するなかで最も大切な、イベントにかける想いを確認することができました。


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「イベントで福島の人に笑顔になってほしい」と発表する生徒


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イベントを通じて人々にどうなってほしいのか、イメージを絵にして表現


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チームごとの話し合いの様子


3つの対象のうちの「福島」を担当したチームは、震災前に高校があった大熊町の仮設住宅の人たちを対象に「自分たちの頑張りを町の人に知ってもらい、元気になってもらいたい」との想いで、イベントをすることにしました。


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イベントの目的、対象、内容、場所をまとめた紙


イベントを実施するには場所、日時、費用など具体的な内容を考えなければなりません。「協力してくれる人は誰だろう?」「必要な備品は何だろう?」と時間をかけて話し合い、詰め切れていない部分を指摘し合い、計画を練りました。


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話し合った内容をみんなの前で発表。質問にがんばって答える生徒


こうした話し合いを何度も重ね、ついに仮設住宅の自治会長さんと交渉してイベント開催までたどり着いたのですが、その様子については、次回のブログでご紹介します。生徒たちのイベントは仮設住宅の人々にどんな影響を与えたのでしょうか。次回をお楽しみに。


この事業は、皆様からのご支援と、株式会社ユニクロ様の「復興応援プロジェクト」による助成金も受けて実施しています。

(文責:東日本事業担当 合澤 由夏)


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Posted by ADRA Japan at 16:52 | 東日本大震災 | この記事のURL
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