(4/22) ブラジル水害被災者支援 Vol.5 [2011年04月22日(Fri)]
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〜 助け合いながらがんばっていこう 〜
2月下旬から3月中旬にかけ、今回の水害で被害を受けた方々に配付する予定の鍋やシーツ、タオルなどがリオデジャネイロ州ノバ・フリブルゴの倉庫に到着し、3月12日より水害被災者への配付作業が始まりました。 ![]() 水害の被災者であるサンティアゴさん一家のお宅を訪ねると、開口一番「日本に住むあなたのご家族は大丈夫でしたか?」と聞かれました。配付作業の初日は東日本関東大震災が発生した直後であり、ブラジルでも大きく報道されていたからです。 「幸いにも、私の家族に問題はありませんでしたが、震災された方々は困難な状況にあります。ADRAとしても被災者支援を開始しました」と伝えると、「被災された方々は本当に大変な思いをされていることでしょう。一日も早い復興をお祈りいたします」と言葉をかけて下さいました。 ![]() サンティアゴさん一家 サンティアゴさんは奥さんと2人の子どもがいる4人家族。家の中が1メートル程浸水してしまいました。 家具などは洗って使えるものがありますが、衣類や本、鍋などが汚泥につかり使えなくなってしまいました。水害から1カ月半程は、被害が無かった町に住む親せきの家に家族全員で避難していたそうです。3月中旬にようやく家に戻ることができ、ADRAが物資配布をした時期は、ちょうど家の中の掃除を始めたばかりのときでした。 サンティアゴさんは、「シーツなどは全く使えなくなってしまったので、このような支援は本当に助かります」と帰りがけにコメントを下さいました。 次に訪問したオリベーラさん一家は、氾濫した川岸に家があり、そこで小さな農園を営みながら生計を立てていました。しかし、水害によって家が浸水するだけでなく、農地の大半も土砂に埋まってしまいました。 ![]() オリベーラさん一家 オリベーラさんは高齢のお母さんと2人暮らしです。そもそも収入が少なかったので貯蓄も無く、浸水した家を清掃し、今も同じ場所で生活しています。 「川が氾濫し、家の中の物は洪水の影響で使えなくなってしまいました。収入が少ないので、他の場所に移り住むこともできず、今は土砂に埋まらなかった土地で農園を再開しています」とオリベーラさん。「支援物資は大切に使います。ありがとうございます」とコメントをもらいました。 南米に位置するブラジルは日本から遠い国ですが、日系人が多く住み、日本とは関わりの深い国です。ブラジルも日本も自然災害によって困難な状況に見舞われてしまいましたが、「助け合いながら頑張って行こう」という気持ちは国境を越えて感じることができました。 この事業において、鍋セットおよびタオル・シーツセットをそれぞれ950世帯に配付することができました。 被災地ではまだ土砂撤去がおこなわれていない場所もありますが、少しずつ復興に向けて進んでいます。皆さまからの温かいご支援、本当にありがとうございました。 ![]() ADRAスタッフ 本事業はジャパン・プラットフォームより助成金を受けました。また、多くの支援者の方々からも寄付金を頂きました。 リオデジャネイロ州における緊急支援物資配付事業は2011年3月を持ちまして無事完了致しました。 ご支援頂いた皆さまに心より感謝申し上げます。 (文責:鈴木泰生) |
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Posted by
ADRA Japan
at 16:00 | ブラジル水害2011 | この記事のURL

















