(4/21) チリ仮設住宅住環境整備事業 Vol.4 [2011年04月21日(木)]
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〜 はるか遠くの日本のみなさまへ 『ありがとう』 〜
昨年2月にチリで起きた、あの大地震から1年が経ちました。 皆、「もう1年が経つなんて・・・」と言います。この後に続く言葉は、人それぞれでしょう。 みんなが、それぞれの1年を送ってきたのです。 ADRA Japanは現地支部であるADRA Chileと協力し、仮設住宅へ住む被災者の方々の生活環境整備のため、配電作業、トイレの設置、キッチンストーブと水容器の配布を行ないました。 特に、自立した生活を取り戻すことの難しい高齢者世帯、母子家庭、障害を持った家族がいる世帯等を対象として、延べ410世帯に支援を実施しました。 それぞれの家族が、親戚やコミュニティーの人々と力を合わせて、復興に向けて少しずつではあるものの、前に進んでいます。 ![]() マリアさん一家はご主人と息子一人、娘一人の4人家族です。 地震で家が崩れて住むことができなくなり、今はその自宅のあったところのすぐ隣にある仮設住宅に住んでいます。息子さんは休みの間中、ずっと他の町に働きに行っていました。 地震の後、ご主人は胃にガンが見つかり、入院生活を余儀なくされてしまいました。 マリアさんは悲しみの中、高校生の息子さんと中学生の娘さんの学費をとても心配していました。 しかし、今回のADRAからの支援により、その不安を拭い去ることができたようです。 マリアさんは言います。 「支援して頂いたキッチンストーブで家族のために毎日パンを焼けるようになりました。また、パンやケーキを売って収入を得ることもできるようになりました。家の修理や子どもの学費などに使えるお金ができることは、私の家族にとってとても大きなことです。ADRAの支援は物を配るだけでなく、私たちがこれからの生活を良くして行くために、話しを聞き、寄り添ってくれました。日本から届けられた温かい支援を励みに、子どもたちと一緒に頑張っていきます」 そう語るマリアさんの目はとても力強く感じました。 ADRAの目指す「自立した復興」とは、支援者が前へ出るのではなく、被災した人たちが主役となり、自分たちの力で復興を進めていけるように、陰から支えることです。 言うまでもなく、これには時間がかかります。しかし、この「自立した復興」が被災者の方々ひとりひとりの自信となり、未来への力強い希望へとつながっていくと信じているからです。 チリは太平洋の向こう側の、日本にとってははるか遠い国です。 皆さまから集められた多くの支援がチリの被災された方々のもとに届けられ、チリからは「ありがとう」という言葉が数え切れないほど返ってきました。 本事業はジャパン・プラットフォームより助成金を受けました。そして、生活協同組合パルシステム東京様、(株)フェリシモ様、多くの支援者の方々より寄付金を頂きました。 ニューブレにおける仮設住宅住環境整備事業は2011年1月を持ちまして無事完了致しました。ご支援頂いた皆さまに心より感謝申し上げます。 (文責:緊急事業担当 神田佐知) |
















