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(12/9) ネパール口唇口蓋裂医療事業の1日の流れ [2014年12月09日(Tue)]
11月24日(月)から手術が始まったネパール口唇口蓋裂医療事業。12月4日(木)をもって予定されていたすべての手術を無事に終えることができました。本隊はすでに帰国しましたが、まだ入院している患者さんとそのご家族がおられますので、数名の医師および看護師がネパールに残り、対応をしてくださっています。

さて、きょうは医療チームの1日の流れを紹介します。

医療チームの朝は6時30分から始まります。

6:30 朝の集い(自由参加)
ADRAスタッフの部屋に集まり、毎朝、参加者の中から1人の方に10分から15分ぐらいのお話をしていただいています。話す内容は各自の自由で、なぜ医師になったのか、看護師になったのか、この事業に参加したきっかけは何か等、様々です。日本全国から集まっているこの医療チームの参加者からは、毎朝とても興味深いお話を伺うことができます。


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朝の集いの様子


7:00 朝食
朝食時には、形成外科、麻酔科、手術室看護師、病棟看護師、臨床工学技士、ADRA、それぞれのリーダーが集まりミーティングをします。当直の医師から夜間の患者さんの報告があり、特別な処置をした患者さんがいた場合にはその内容も共有されます。その後、1日の手術のスケジュールや各部署からの要望等を確認します。


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朝のミーティング


8:00 ホテル出発、バスで病院へ

8:10 回診・外来開始。手術準備。
夜勤の看護師から日勤の看護師への引き継ぎがあり、形成外科医は入院している患者さんの回診を行ないます。術後の状態が落ち着き、退院できると判断された患者さんは病院の近くにADRAが借り上げているホテルに移ります。ホテルに移った患者さんは毎朝通院して外来診察を受けます。


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回診の様子


手術室では、手術の準備です。
手術を受ける患者さんは、シャワーを浴びて手術室の前室で手術の順番が来るのを待ちます。手術前は飲食禁止ですが、順番を待っている間に飲食してしまうことがあるため、手術室に呼ばれるまで看護師の管理下に置かれます。


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手術室の前室の様子


回診及び外来診察が終わると、手術開始です。
手術ベッドは2台。今回は、多い時には1日9件の手術を行ないました。手術にかかる時間は症例によって様々。長い場合には、8時間以上におよぶこともあります。


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手術の様子


病棟では、手術が終わった入院患者さんのケアが行なわれます。
術後は、日本と同じように定期的に点滴や体温等のチェックをします。口の周囲や内側の手術のため、食後の口内洗浄も欠かせません。衛生状態が必ずしも良くないネパールでは、特に術後管理が手術の成功に大きく影響します。
口蓋裂の術後、まだ固形物を食べてはいけないのに親がビスケットを食べさせてしまい、慌てたこともあります。


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不安な家族に寄り添う看護師


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食後には口内洗浄


昼食
手術室、病棟、それぞれ交替で昼食をとります。医療チームが体調を整えて、医療活動に専念できるように、昼食は日本食を用意しています。


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昼食は外で!


16:00 夜勤の看護師が病棟へ
入院患者さんのために日本人看護師とネパール人看護師が夜勤をします。16:30に日勤の看護師から引き継ぎを受けてから、翌日の朝の回診と外来診察が終わる9:00くらいまでの長い勤務になります。夜中は2時間おきに交替して睡眠をとっています。このほかに医師が1人、患者さんの容体が悪くなったときにすぐに対応できるように病院に泊まります。

18:00ころ ホテルへ
手術が全て終わっている場合は、夜勤看護師と医師を残して、ほかの参加者はホテルに移動します。しかし、手術が長引いた場合は、その手術が終わるまで帰ることはできません。遅い時には20時くらいまで手術をすることもあります。

夕食そして夜の集い
2,3日に一度、夕食後に「夜の集い」を行ないます。医療事業に参加している全ての看護師が口唇口蓋裂の患者さんのケアの経験があるわけではないので、今回は最初に形成外科医が口唇口蓋裂についてのレクチャーをしてくださいました。その後は、どのような生活環境の患者さんが来ているかということを知ってもらうための患者紹介や、ADRA Japanの事業紹介等も行ないました。また、参加者の皆さんの海外医療協力の経験や、あまりなじみのない専門分野についての紹介等もしていただきます。


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夜の集い:ADRA Japanの活動紹介


今回、ご紹介したような形で医療チームは1日を過ごし、患者さんたちに手術や術後ケアを行なっています。全ての患者さんの治療が無事に終わり、笑顔で帰れますように!


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医療チームのメンバー


(執筆:事業部長 橋本笙子
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Posted by ADRA Japan at 15:17 | ネパール口唇口蓋裂 | この記事のURL
(11/26) ネパール口唇口蓋裂医療事業が始まりました! [2014年11月26日(Wed)]
19回目となるネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業。医療チームは11月21日(金)夜、羽田空港に集合し、バンコクを経由して、22日(土)ネパールに到着しました。


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カトマンズの空港で荷物を車に積み込む医療チーム


11月23日(日)、シーア記念病院の関係者とともにオープニングセレモニー、そしてすぐに手術室、病室、診察室の準備。病院の中庭には患者さんが待っていました。


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中庭で術前診察の説明を聞く患者さんと患者さんの家族


医療チームが手術できるのは9日間。この期間の手術スケジュールをたてるために、まずは患者さん全員の術前診察を行ないます。


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患者登録


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看護師による身体測定、血圧、体温チェック


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麻酔科医による全身状態のチェック


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形成外科医による手術部分のチェック


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看護師から口腔ケアについて


例年50人以下の術前診察なのですが、今年はCLPP始まって以来の大人数。約80人が術前診察を受けました。9日間の手術日で手術できる件数は限られています。残念ながら、全ての患者さんに手術をしてあげることはできません。
診察を受けにきた患者さんの中には、今までに手術を受けて診察だけという人、口唇口蓋裂ではないけど、もしかしたら治療をしてもらえるかもしれないと希望をもってくる人もいました。
私たち医療チームは口唇口蓋裂の医療チームなので、まずは口唇口蓋裂の患者さんを中心に手術をすることを確認し、優先順位を考え、52人に絞りました。患者さんによっては、何日もかけて病院にやってきた人もいます。手術できない患者さんに対しては、1人1人、手術できない理由を明確にし、ネパール人スタッフに説明してもらいました。

術前診察が終わり、翌11月24日(月)から手術を開始しました。

24日は7人、25日には8人の手術を行ないました。25日の朝には、その日手術を予定していた9か月の子どもが熱を出し、急遽、手術キャンセルになるということも。

限られた時間、限られた環境の中、患者さん、医療チームの健康が守られますようにお祈りください。

(執筆:事業部長 橋本笙子


口唇口蓋裂医療チーム派遣事業についてはコチラ


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Posted by ADRA Japan at 18:48 | ネパール口唇口蓋裂 | この記事のURL
(3/26) 2013年度ネパール医療チーム派遣のご報告 [2014年03月26日(Wed)]
ADRA Japanが毎年ネパールにて行なっている口唇口蓋裂医療チーム派遣事業ですが、本年度も11月22日(金)から12月11日(水)にかけて医療チームを派遣することができました。

本年度は医療チーム派遣の直前にネパール制憲議会選挙があり、選挙に反対する勢力によるデモや車両通行止めが頻発したため、病院のあるカブレ郡バネパ市まで辿り着けない患者さんも何名かいました。

非常に厳しい状況下での事業となりましたが、最終的には45名の患者さんが来院し、体調不良や低年齢などの理由で手術ができないと判断された6名を除く、39名の患者さんに手術を行なうことができました。
なお、この39名の中には口唇口蓋裂以外の患者さんも含まれていました。耳やおでこにできた大きな腫瘍を取ってもらいたいという患者さんや火傷で引き攣れてしまった皮膚を元に戻してほしいといった患者さんなど、いずれも切実な思いを抱いて来院した方々ばかりでした。


中でも、ある一人の口唇裂患者さんとそのお母さんとの出逢いは特に印象深いものとなりました。ここで、少しご紹介したいと思います。


患者さんの名前はナムナ・ビスタちゃん。
生後7か月の女の子で、お母さんに連れられて来院しました。お母さんはネパール西部のカリコット郡にある自宅から徒歩で半日かけてバスの通る道まで出て、その後は日もの間、バスに揺られてようやく病院まで辿り着きました。

カリコット郡は現在ADRAが母子保健事業を実施している郡ですが、そこに至るまでの道はほとんど舗装されていないため、雨期には道がぬかるんでしまって陸の孤島となるような場所です。今年で18回目となる医療チーム派遣事業の長い歴史の中でもこの郡から来院した患者さんはおらず、ナムナちゃんが初めてのカリコット郡からの患者さんとなりました。


小さな子どもを連れて長い道のりを旅するだけでも大変だったろうと察せられますが、なんとナムナちゃんのお母さんはこれまで一度も生まれた村から出たことがなく、隣村にある小さな市場にさえ行ったことがありませんでした。

村を出るのも初めてなら、バスに乗って長距離を移動するのももちろん初めて。娘さんの口唇裂をなんとか治してあげたいというお母さんの強い思いは移動にかけた日数だけを見ても感じることができましたが、それ以前にこのお母さんが「村を出る」という生まれて初めての行動に出たということを知らされた時、改めて胸に迫るものがありました。


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ナムナちゃんとお母さん


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来院した時からずっと笑顔だったナムナちゃん


ナムナちゃんを最初に見た時に先生や看護師さんの頭をよぎったのは、「体重が足りるだろうか…」ということ。ネパールの乳幼児は体の小さい子も多く、せっかく来院しても体重が足りずに手術を受けられないケースもあるのです。

しかし、体重測定も診察の結果も問題なく、ナムナちゃんは無事に手術を受けることができました。


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手術後のナムナちゃんとお母さん


手術翌日の朝の回診では大泣きしたナムナちゃんですが、その後はいつもニコニコ笑顔。
人見知りもせず、看護師さんや先生たちに抱っこされては笑っているナムナちゃんは病棟の人気者でした。そして、日本人の医療チームの方々やネパール人の看護師さんに代わるがわるに抱っこされ、可愛がられている我が子を見つめるお母さんは、ナムナちゃん以上に嬉しそうに見えました。


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ナムナちゃんを抱っこするADRA Japanスタッフの小川


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ナムナちゃんと病棟看護師さん


手術後、表情の和らいだお母さんが少しずつ、これまでのことを話してくれました。


「手術室にナムナを送ってから手術が終わって戻ってくるまで、『ナムナはきっと殺されてしまう』と思っていました。あの子は戻ってこない、もう会えないんだと思っていました。」


お母さんがこんな悲しい気持ちを抱いていたのには理由があります。
ナムナちゃんが産まれてからずっと、お母さんがミルクをあげようとすると「ミルクを飲ませずに死なせてあげたほうがこの子のためだ」と家族から言われていたというのです。
家族からも村人からも受け入れてもらえない我が子を抱いたお母さん。何度か「本当にこのまま死なせたほうがいいのかもしれない」と思ってしまったこともあったそうですが、ナムナちゃんを見捨てることなどできるはずもなく、家族に隠れてミルクをあげていました。

ナムナちゃんのお母さんは、義理のお兄さんから無料で手術を受けられることを聞きました。義理のお兄さんはラジオで本事業のことを知り、当初は舌が短い状態で生まれてきた子どもも診てもらえるかも知れないと思って家族に連絡を取りました。その時初めて、自分にとっての姪であるナムナちゃんという女の子が生まれていたこと、そしてその子がラジオで呼びかけられていた口唇裂の患者さんであることを知ったのです。

喜びに満ち溢れた表情でナムナちゃんを抱いていたお母さん。

「もうこれからは、ナムナにミルクをあげようとして周りから止められることもないでしょう」

と言葉を継いでいました。


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お母さんとナムナちゃん、そして二人を連れてきた義理のお兄さん


ナムナちゃんとお母さんを含め、今年の事業でも多くの患者さんやその家族との出逢いがありました。
患者さんの笑顔、涙を拭いながら感謝の言葉を述べる母親、きれいになった我が子を愛しそうに見つめる父親の温かいまなざし、そして別れを惜しむ患者さんと日本人医療チームのメンバーの姿がありました。

この医療チームに参加し、ネパールで手術や治療にあたってくださった皆様をはじめ、医療チーム参加者を快くネパールに送り出してくださったご同僚やご家族の方、寄付や物品提供を通じて事業を支えてくださった方、すべての方々のお力添えがあり、今年の事業も無事に終えることができました。患者さんとその家族の人生を変えるためにご支援くださったすべての方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。


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前半一週間の医療チームメンバー


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後半一週間の医療チームメンバーと患者さん、及びその家族


(文責:ネパール事業担当 須原敦


ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業の詳細はコチラから

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Posted by ADRA Japan at 15:30 | ネパール口唇口蓋裂 | この記事のURL
(1/18) ネパール医療チームvol.4 〜動画第三〜五弾のご紹介〜 [2013年01月18日(Fri)]
昨年11月末から12月にかけて行われた口唇口蓋裂医療チーム派遣事業の様子をお伝えする動画、今回は3本まとめてご紹介します。

第三弾「手術後」では、手術を終えた患者さんが病棟に戻るまでの様子が見られます。我が子の手術が無事に終わるのを祈るように待ち続け、ベッドで子ども達をあやす母親の深い愛情が感じられる映像です。





第四弾「メッセージ」は少し趣向が変わってネパールでの活動の様子ではなく、かつてコソボ紛争で大やけどを負い、日本で何度も手術を受けたベシアナ・ムスリュウちゃんから届いたビデオレターとなっています。ネパールの患者さんのことを想い、日本語でメッセージを伝えてくれています。




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Posted by ADRA Japan at 14:05 | ネパール口唇口蓋裂 | この記事のURL
(12/4) ネパール医療チームvol.3 〜口唇口蓋裂医療チーム派遣事業の動画第二弾〜 [2012年12月04日(Tue)]
昨日に続き、動画第二弾をご紹介いたします。

今回は、カメラが手術室の中に入りました。動画からも室内の緊迫した雰囲気が伝わってくるようです。執刀医の手元をまともに写している場面はありませんので、どなたにも安心してご覧いただけます。





事業の様子は、ADRA JapanのFacebookやTwitterで速報としてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

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医療チームは、ネパールの患者さんの笑顔のため、12月6日(木)まで手術を続けます。


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Posted by ADRA Japan at 20:05 | ネパール口唇口蓋裂 | この記事のURL
(12/3) ネパール医療チームvol.2 〜口唇口蓋裂医療チーム派遣事業の動画第一弾〜 [2012年12月03日(Mon)]
今回の医療チームには、メディア担当スタッフでもある石橋(最近ADRA Japan 内で「監督」と呼ばれつつあります)が同行しています。第一弾の動画ができ上がりましたので、皆様にもぜひご覧いただきたいと思い、ご紹介いたします。




事業の様子は、ADRA JapanのFacebookやTwitterで速報としてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

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Posted by ADRA Japan at 12:10 | ネパール口唇口蓋裂 | この記事のURL
(11/28) ネパール医療チームvol.1 〜口唇口蓋裂医療チーム派遣事業が始まりました!〜 [2012年11月28日(Wed)]
ネパールの貧しい口唇口蓋裂患者さんに無料で手術を行なう医療チーム派遣事業が、今年も始まりました。多くの皆様からのご協力をいただいているこの事業は、今年で17回目となります。

多くのメンバーは25日(日)に日本を出発し、ネパールに向かいました。
日本を真夜中に飛び立つ便で到着したメンバーは、少し疲れた様子も見えましたが無事に25日の昼にネパールに入ることができました。日本から運んだ医療資材は全部で40箱以上。いずれも、ネパールの患者さんのために集められた貴重なものばかりです。


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病院での荷下ろし


医療チームの活動は、首都カトマンズから車で1時間ほどのところにあるバネパ市のシーア記念病院で行います。病院に着くと、年に一回の日本からの医療チームを待ち受けていた病院スタッフが準備をしてくれた歓迎のセレモニーに出席しました。


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セレモニーにはこの事業に関わるシーア記念病院のスタッフが出席


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セレモニー後の記念撮影


翌26日(月)から、いよいよ本格的に活動が始まりました。
まずはネパール中から集まってきた患者さんの健康状態を把握し、手術の計画を立てるため、術前健診を行ないました。術前健診を受けた患者さんは58人。最年少は3ヶ月の赤ちゃん、最年長は60歳の女性でした。口唇口蓋裂をきれいに直して、普通の人と同じような生活を送りたいと願うのは、年齢に関わらず全ての患者さんが抱いている思いなのだということが感じられました。


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血圧や体温などの測定


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麻酔科の先生による診察


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形成外科の先生による診察


術前健診の結果、残念ながら数名の患者さんは体重が軽かったり健康状態に問題があったりしたために手術を見送ることになってしまいましたが、50人の患者さんの手術を行なうことが決まりました。そして、午後から早速手術が始まりました。
この日の手術は全部で4件。27日からは、手術を終えた患者さんは入院し、日本人とネパール人の看護師さんによるケアを受けることになります。


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入院病棟の様子


27日からは、さらに多くの患者さんへの手術が予定されています。事業の様子は、ADRA JapanのFacebookやTwitterで速報としてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

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(文責:ネパール事業担当 須原敦


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Posted by ADRA Japan at 18:00 | ネパール口唇口蓋裂 | この記事のURL
(5/31) 口唇口蓋裂医療チーム派遣事業 見学・体験旅行 in ネパール 参加者募集! [2012年05月31日(Thu)]
口唇口蓋裂とは、顔面裂という先天性の形態異常の一種であり、上唇や上あごが裂けた状態で生まれてくるものを指します。
ネパールでは、約500人に1人の割合で口唇口蓋裂の子どもが生まれます。発生率は日本とあまり変わりませんが、ネパールには治療の技術を持った医師がほとんどいないこと、治療費が高額であることなどから、ほとんどの子供たちは治療を受けられずに暮らしています。
なかには、手術で治ることさえ知らない人もいます。

ADRA Japanが1995年から継続してきた口唇口蓋裂医療チーム派遣事業では、これまで差別やいじめに苦しんできた850人以上の患者さんが治療の機会を得て、素敵な笑顔を見せてくれるようになっています。


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手術前の口唇裂患者


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手術後の口唇裂患者


この事業に参加する医師や看護師は、全員がボランティアです。
「世界の人々のために自分の技術を生かしたい」「もう一度あの笑顔を見たい」など、それぞれの思いでこの活動に参加しています。


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2011年度に派遣された医療チームと現地医療スタッフ


ADRA Japan では、この医療チーム派遣事業を、一般の方々にも見学・体験していただける機会をご用意しております。
この活動の現場を、一緒に訪れてみませんか?不安を抱えながら手術を受けに来る患者さんたちを励ましてあげるなど、あなたにできることが、きっとあります。

この見学・体験旅行では、口唇口蓋裂医療チーム派遣事業以外にも、ADRAの事業地(簡易保健所建設、ハンセン病患者住宅建設、スポンサーシップなど)を訪れます。また、心安らぐ観光地(ポカラ)やカトマンズ付近の世界遺産へもご案内いたします。ぜひご参加ください。


〜 これまでの見学・体験旅行の参加者の声 〜
● 自分達に何ができるか、具体的に考える良い機会となった
● 子を思う母親の姿に親子の結びつきを感じた
● 日本人スタッフの献身的な働きに感動した

〜 ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業の詳細はコチラから 〜


============見学・体験旅行 概要 ===============

【日程】
2012年12月1日(土)〜12月9日(日) (8泊9日)

【訪問場所】
ネパール国 カトマンズ市、カスキ郡ポカラ市、カブレ郡バネパ市などにあるADRA事業地

【参加費】
230,000円(予定)
※ 渡航費(諸税含む)、ビザ代、現地滞在費、現地食費、現地交通費を含みます。
※ 旅券(パスポート)取得費、海外旅行保険料、国内空港までの交通費、予防接種費用などは含みません。
※ ADRA Japan会員以外の方には別途会費が必要になります。

【募集人数】
8名(最少催行人数:5名)

【応募締切】
2012年7月31日(火)

【協力】
ADRA Nepal、シーア記念病院 他

【渡航手配】
(株)西遊旅行

【現地旅行手配】
Express Nepal Tours & Travel Port (P) Ltd.

【お問い合わせ、参加のお申し込み】
(特活) ADRA Japan(アドラ・ジャパン)
〒150−0001 東京都渋谷区神宮前1−11−1
担当:須原(すはら)
TEL.03−5410−0045 
FAX.03−5474−2042
E-mail. tokyo@adrajpn.org 
HP. http://www.adrajpn.org 
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Posted by ADRA Japan at 10:00 | ネパール口唇口蓋裂 | この記事のURL
(5/29) ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業に参加してくださる病棟看護師を募集! [2012年05月29日(Tue)]
ADRA Japanでは年に1回、2週間の日程で日本から医療チームをネパールに派遣し、約50人の患者さんに無料で口唇口蓋裂の手術をおこなう事業を、1995年から継続的に実施しています。
2012年度は下記の通り、医療チームの派遣を計画しています。現在、参加してくださる病棟勤務の看護師の方を募集しています。
現地で共に働き、医療活動を通じて国際協力について一緒に考えましょう。


【期間】2012年11月24日(土)〜12月9日(日)

【場所】シーア記念病院(ネパール国カブレ郡バネパ市)

【参加費】20万円(渡航費、ネパール国内移動費、滞在費、ビザ、海外旅行保険費)

【募集職種・人数】看護師 病棟担当 若干名(小児看護・外科看護経験があればより望ましい)

【応募資格】
・ 心身ともに健康であること
・ プロジェクト成功のために、チームの活動に積極的に関われること
・ 協調性があること
・ 2012年4月現在、各担当少なくとも3年間の実務経験があること

【応募方法】
応募用紙に記入の上、 project@adrajpn.org 宛に添付、もしくは下記の宛先まで郵送にてお送りください。

添付:Application form CLPP2012re.doc

【応募締切】 2012年6月15日(金)必着

【選考方法】願書受付後、面接(遠方の場合、電話での対応も考慮)を行ない、選考いたします。

参加希望者向け面接を開催します。本事業に初めて参加される看護師の方は、必ずご参加ください。
場所:ADRA事務局(住所は下記を参照ください)
第3回目:2012年6月9日(土)  19:00〜20:30
第4回目:2012年6月14日(木) 19:00〜20:30
第5回目:2012年6月18日(月) 19:00〜20:30
【選考結果の通知】 6月22日(金)までにご連絡いたします。

【お問合わせ・お申込先】
特定非営利活動法人ADRA Japan 東京事務局 担当:須原
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-11-1
TEL: 03-5410-0045 FAX: 03-5474-2042
E-mail:project@adrajpn.org


ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業の詳細はコチラ


2011年度 ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣 活動ブログはコチラ
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Posted by ADRA Japan at 14:00 | ネパール口唇口蓋裂 | この記事のURL
(4/18) ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業に参加してくださる看護師を募集! [2012年04月18日(Wed)]
ネパールでは、約500人に1人という発生率で口唇口蓋裂の子どもが生まれています。
日本でもほぼ同じ割合で生まれますが、日本は医療体制が確立されているため、ほとんどの場合は物心つくころには治療が終わっています。

しかし、ネパールの多くの口唇口蓋裂患者は、医師の不足や、貧しい人々にとっては治療費が高額であることなど、社会的、経済的な要因のために手術を受けられず、いわれのない差別を受けているのが現状です。

ADRA Japanでは年に1回、2週間の日程で日本から医療チームをネパールに派遣し、約50人の患者さんに無料で口唇口蓋裂の手術をおこなう事業を、1995年から継続的に実施しています。

2012年度は下記の通り、医療チームの派遣を計画しています。
現地で共に働き、医療活動を通じて国際協力について一緒に考えましょう。


photo1.JPG
2011年度の医療チームと現地医療スタッフ


【期間】
2012年11月24日(土)〜12月9日(日)

【場所】
シーア記念病院(ネパール国カブレ郡バネパ市)

【参加費】
20万円(渡航費、ネパール国内移動費、滞在費、ビザ、海外旅行保険費)

【募集職種・人数】
看護師 病棟担当8名ほど、手術室担当4名ほど
(病棟担当看護師は、小児看護・外科看護経験があればより望ましい)

【応募資格】
・ 心身ともに健康であること
・ プロジェクト成功のために、チームの活動に積極的に関われること
・ 協調性があること
・ 2012年4月現在、各担当少なくとも3年間の実務経験があること

【応募方法】
応募用紙に記入の上、 project@adrajpn.org 宛に添付、もしくは下記の宛先まで郵送にてお送りください。

応募用紙:Application form CLPP2012.doc

【応募締切】
2012年6月8日(金)必着

【選考方法】
願書受付後、面接(遠方の場合、電話での対応も考慮)を行ない、選考いたします。

参加希望者向け面接(事前説明会を兼ねる)を開催します。本事業に初めて参加される看護師の方は、必ずご参加ください。
場所:ADRA事務局(住所は下記を参照ください)
第1回目:2012年5月11日(金)  19:00〜20:30
第2回目:2012年5月25日(金)  19:00〜20:30


【選考結果の通知】
6月22日(金)までにご連絡いたします。


【お問合わせ・お申込先】
特定非営利活動法人ADRA Japan 東京事務局 担当:須原
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-11-1
TEL: 03-5410-0045 FAX: 03-5474-2042
E-mail: project@adrajpn.org


ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業の詳細はコチラ


2011年度 ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣 活動ブログはコチラ

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