(4/6) ムーミン谷とパガック村のムーミン [2012年04月06日(Fri)]
|
事業部の内田です。
ADRA Japanの東京オフィスにはピラティス部 が発足し、腰痛持ちの私はメンバーの一員として、同僚たちと切磋琢磨して(?)楽しみながらインナーマッスルを鍛えています。 ピラティスをやると血行がよくなるのか、ポカポカしてきて、その日はぐっすり眠ることができます。また仕事の合間の息抜きにもなるので、心と体をリフレッシュすることができます。 そんなピラティス生活にも慣れてきたころ、約1カ月間、南スーダンへ出張に行くことになりました。 ピラティスの先生に、「南スーダンは暑かったり、近所で飼っている牛の糞が臭かったりして、夜眠れないことがよくあるんですよー」と話したら、見るとすぐに眠れるからと、ムーミンのDVDセットを貸してくれました。日本ではアニメでお馴染みのムーミンですが、このDVDはパペットバージョンでした。 ムーミンDVD 見てみると、とっても癒し系のキャラクターと内容で(たまにシュールでしたが)、乾季の南スーダンの寝苦しい暑い夜でも、毎晩10分で眠りに落ちていました。 厳しい環境に赴任するなら、睡眠剤よりムーミンDVDを持っていくことをお勧めします。 ムーミンが住むムーミン谷は、ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの故郷であるフィンランドがモデルとなっているそうです。映像を見ていると、フィンランドの景色や生活を垣間見ることができます。 出張中にこのムーミンのDVDを見ながら、かつて1年半駐在していた南スーダンのパガック村での生活を思い出していました。 偶然にも私はパガックで、ムーミンという名前の愛犬と一緒に生活していました。生まれた頃、コロコロしていてムーミンに似ていたのが名前の由来です。 幼き日のムーミン 2009年6月 大人となった今は、鼻筋が伸び体全体がほっそりしたため、昔の面影はありません。最近ムーミンは3回目の出産をし、今回は9匹の子犬を生みました。 ムーミン(左)と息子ニルバン(右) 2012年3月 そしてフィンランドのムーミン谷と、南スーダンのパガック村で、私はいくつかの共通点を見つけました。 一つ目は、大変な自然環境と、それとうまく付き合う人々の生き方です。 ムーミン谷では厳しい冬の間、ムーミンは冬眠し続け、春になり太陽が出るのを待ちます。 パガックでは、半年続く雨季には、道がぬかるんでしまうために車を使った移動ができず 、道路が乾く季節が早く来ないかと心待ちにします。 二つ目は自然の恵みです。 自然がいっぱいのムーミン谷では、果物が採れる季節には、ムーミンの家族はムーミンママが作ってくれるジャムを毎日食べています。 パガックでは、乾季は毎食メイズ(トウモロコシの一種)を食べます。しかし、メイズしか食べるものがない日もあり、ずっと食べ続けると飽きます。ムーミン谷のジャムを見ていて、同じメニューを毎日食べるのは厳しいな、などと辛い駐在時代を思い出しました。 大人も子供もメイズが大好き 三つ目はおすそ分け文化です。 ムーミン谷では、家族と友達がよく一緒にゴハンを食べます。ムーミン家族はお腹を空かせた友人たちに、ママ特製のジャムをおすそ分けします。おすそ分けしすぎて、ムーミンは自分が食べるジャムが無くなってしまうことがあるくらいです。 パガックも、メイズが豊作の時は近所に配って回ります。よくスタッフがメイズをおすそ分けしてくれ、みんなが自分の家で収穫したメイズを自慢していたのを思い出しました。私は蒸したメイズより、焼きメイズが好きでした。 スタッフからのメッセージ付きメイズ 「順子へ、うちで取れたメイズ、おいしいから食べてみて!」 仲間がいる生活、自然とともに生きる生活、それはとても贅沢な生活だなーと思います。 (文責:南スーダン事業担当 内田順子) |
|
【スタッフのつぶやきの最新記事】
↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓ 最新ニュース|東日本大震災|南スーダン|ジンバブエ|アフガニスタン|ペルー|ネパール| ネパール口唇口蓋裂|緊急支援|イベント情報・報告|人材募集|ボランティア募集|スタッフのつぶやき |




