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(4/4) 南スーダン便りVol.47 〜将来は野菜溢れるパガックに!〜 [2012年04月04日(Wed)]
以前の南スーダン便りでもお伝えしていたとおり、雨の影響を受け、今年度の農業トレーニングは当初の計画から若干の修正をしなければならなくなりました。
そこで11月、まずはパガックにいる農業担当スタッフと訓練生2人を首都ジュバに派遣し、1週間の農業トレーニングに参加してもらいました。そしてそこで学んだ内容を、パガックに戻り、他の訓練生に伝授してもらいました。
また12月には、ジュバからトレーナー2人を1週間パガックに派遣し、訓練生に対する農業トレーニングを実施しました。

このパガックへのトレーナー派遣は、最初にジュバでトレーニングを受けた3人が他の訓練生に農業を伝授する際、その活動を補強することが狙いです。


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ADRAの試験農場


このトレーニングは、日本国際協力機構(JICA)がジュバで実施していた農業支援事業の関係者の全面的な協力を得て、実現することができました。
今回パガックに派遣した2人のトレーナーはともに南スーダン人で、これまでにもジュバ近郊の村へ入り、村人を相手に農業を教えてきた豊富な経験を持っています。


sudan_vol.47_2.JPG
大きくなぁれ!


ジュバでの訓練は、講義に加えてJICAの試験農場での実践作業も行なわれ、訓練を受けたパガックの農業担当スタッフは、ADRAの訓練でも導入したいと考えている点を提案してくれました。また、収穫した作物を販売する市場の見学にも出かけ、作物の種類が多くて活気溢れるジュバの市場に、スタッフや訓練生は刺激を受けていました。

12月のパガックの訓練ではADRAの試験農場を使い、土壌の耕し方や種蒔き、水やり、移植などの手法に加え、農薬の作り方も習いました。
農薬は、ニームの木の葉(パガックで自生しており、マラリアに効くとも言われています)、唐辛子、ニンニク、粉末洗剤など、パガックでも入手可能なものを材料とした天然素材のものです。


sudan_vol.47_3.JPG
ニームの葉をすり潰します


また、トマトの実から種を採取する方法なども実演し、種の管理方法も学びました。ノートを片手にメモを取るような講義形式の時間もありましたが、そこは元来、体を動かすのが好きな農家の人たち、実践の時間は生き生きとしていました。
「今まで知らなかったことを学べたので、今後役立てていきたい」と言いながら、積極的、意欲的に参加していました。試験農場では、パガックの村人にも徐々に広まりつつあるトマトとオクラに加え、玉ねぎ、キャベツ、ササゲも収穫できました。

訓練生には、欧州連合(EU)の支援の下、食糧農業機関(FAO)から提供された種と農具が、1人につき4セットずつ配布されました。


sudan_vol.47_4.JPG


種と農具が1人につき4セットずつ配布された理由は、訓練生本人用の1セットに加え、残りの3セットを訓練生の近隣住民、友人、親戚などに配布することで、学んだことを周囲に広く教えていくことも考慮してのことです。
 
一歩ずつではありますが、着実に成果が上がってきている農業訓練。
メイズ(モロコシの一種)やソルガム(穀物の一種)の粉を練ったものに牛乳をかけて主食にしている村の人々も、少しずつ野菜を食卓に並べ始めています。
ジュバからやってきたトレーナーも、「パガックの土地は肥沃だし、南スーダンのほかの地域で見られるような土地所有を巡る問題もないと聞いている。農民はいまでも充分よく働いているけれど、あともう一歩、今回のトレーニングで学んだ内容を取り入れると、きっと収穫高が伸びるよ」という、心強い言葉を寄せてくれています。
今後もより多くの作物が育ち、村人の食糧事情や栄養バランスが支えられ、余剰分の作物を販売することで現金収入につながるよう、支援を続けていきます。


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今年は54人の訓練生が卒業!


(文責:南スーダン事業担当 幸村真希

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Posted by ADRA Japan at 14:00 | 南スーダン便り | この記事のURL