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(4/3) ラオス便り Vol.28  〜ジャゾンプー村に広がる家庭菜園〜 [2012年04月03日(Tue)]
ラオス事業担当の会田です。

現在ADRA Japanが事業を行なっているラオス北部ルアンナムター県ロン郡にあるジャゾンプー村では、2012年1月から村の全45世帯が家庭菜園を始めました。

家庭菜園普及活動は、2010年にロン郡の6ヵ村にある33世帯を対象に開始したのですが、ジャゾンプー村内の土地面積は狭く、村の給水設備も少なかったため、当時はわずか2世帯しか参加していませんでした。しかし、村の人々は自分たちの村にも家庭菜園をもっと広めたいと希望していたため、2012年の初めに村人が協力して、集落横の共有地を新たに菜園として整備しました。ADRA Japanも新しい給水設備の資材や野菜の種を配布したり、栽培技術の指導を行なうことなどを通じ、この家庭菜園普及活動を支援することにしました。


Vol28_1.jpg
陸上トラック一周位の広さに45世帯分の菜園があります


ジャゾンプー村は、ラオス政府の移住政策によって2002年に山の中の集落から幹線道路沿いの現在の集落に移ってきた村です。移住によって、彼らの生活も変化しました。昔は一日を通じて山の中で暮らしていましたが、今は朝から遠く離れた山の田畑に通い、夕方には幹線道路沿いの集落に戻るという生活を送っています。山では山菜や野草を採って食べることもできますが、現在の集落の周辺にはすぐに手に入る自生の食材はありません。野菜は育てるか買うことになります。


Vol28_2.jpg
幹線道路とジャゾンプー村の一部(2009年撮影)


これまでも村の人々は、山の傾斜面積を利用して野菜を作っていましたが、土を起こし、種を蒔いて、その後は特に世話をせずに自然に任せるという栽培方法が主流でした。山間部の土地は広く豊かなので、手間をかけなくてもある程度野菜は育ちます。しかし、水遣りが難しい山での野菜栽培は雨水や朝露に頼ることになるため、雨期(5月〜10月頃)にはちゃんと育つ野菜でも、乾期(11月〜4月頃)には育ちにくいということもあるそうです。

ジャソンプー村に住むスッワンさんは、「乾期は山での野菜栽培が難しいので野菜はあまり食べず、必要な時に2週間に1回程、市場に行って野菜を買っていました。でもこれからは、家庭菜園で栽培した野菜を食べることが出来るようになります!」と嬉しそうに話してくれました。


Vol28_3.jpg
スッワンさん(左)・ブテュさん(右)夫妻。菜園の世話は、主にブテュさんがしています


スッワンさんに話を聞いたその日も、台所には市場で買った野菜がありました。1kgの野菜は、3回くらいの食事で使い切ってしまうそうです。1日3回の食事で必ず野菜を使うと考えると、たったの1日しかもちません。村から市場までは約20キロ離れており、道は舗装されていないでこぼこ道です。早朝から夕方まで山の畑仕事もあり、毎日市場に通って野菜を買いに行く訳にもいきません。乾期には野菜をあまり食べないという事情も納得できます。


Vol28_4.jpg
支援した菜園用の給水場に集まる子どもたち。朝晩の水遣りは、主に子どもの役割です


共有地の家庭菜園が完成して以来、ジャゾンプー村では、朝と夕方、子どもや女性が水遣りや草取りなどの作業をおこなうため、バケツを持って次々と家庭菜園にやってきます。村人の野菜栽培へのやる気とともに、楽しみながら栽培している様子が伝わってきます。


Vol28_5.jpg
山での畑仕事が終わった後、菜園で野菜の世話をする女性。


間もなく野菜が大きく育ち、村人が時間と手間をかけて育てた野菜の収穫が始まります。村の人々にとって新しい試みの家庭菜園が、今後どのような形で村の中に定着していくのか、見守っていきたいと思います。

引き続き、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

(文責:ラオス事業担当 会田有紀


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Posted by ADRA Japan at 10:30 | ラオス便り | この記事のURL