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スマトラ島地震被災者支援第十報 [2009年11月25日(水)]
インドネシア・スマトラ島西スマトラ州パダン沖では2009年9月30日夕方と10月1日の午前の2回に渡り、マグニチュード7前後の強い地震が発生しました。
11月16日現在、被災状況の数値は犠牲者1,117人、負傷者2,902人、避難生活者8,000人、家屋倒壊198,200世帯といわれており、西スマトラ州における被害総額は21.6兆ルピア(およそ2,078億円)と言われています。


学校も例外ではなく、西スマトラ州にある1,078の学校が校舎の全倒壊、教室の壁が倒壊など甚大な被害を受けています。
授業を行なえる教室がない、または足りていない学校では子どもたちが午前の部、午後の部とそれぞれ分かれてテントや仮設教室で授業を受けている状況です。
ADRA Japanはスマトラ島西部パダン沖地震被災者支援事業として、
(特活)ジャパン・プラットフォームからの助成を受け、10月末よりADRA Japanスタッフを派遣し教育分野での復興支援を開始しています。



(壊れた学校の前で小学校長より聞き取り調査を行なっているADRA Japanスタッフの石橋)



(パダンパリアマン教育省職員と調整を行なっているADRA Japanスタッフの千葉)



11月初めの週、パートナー団体であるADRAインドネシアとともにパダンパリアマン郡スンガイリマウ地区とスンガイガリンギング地区にて、同地区の教育省によって優先とされた「地震により甚大な被害を受けた学校」31校を訪問し、現状調査を行ないました。
調査を行なったそれぞれの学校では教室が倒壊したことにより机や椅子、黒板(ホワイトボードも含む)も一部壊れてしまい、子どもたちは2人掛けの椅子に3人で座っての授業を受けていたり、壊れたホワイトボードを使用するなど授業に支障をきたしている状況です。



(半分に割れたホワイトボードを並べて授業をしている様子)



この調査の中で確認できたように、今学校では教室で必要な備品が不足しています。
ADRA Japanでは11月25日より学校備品(机、椅子など)、教育備品(マーカー、出席簿など)、体育教材(ボール、なわとび)を31校に順次配布する予定です。
「今まで通り」の環境で子ども達が勉強できるよう、ひきつづき皆様からの温かい支援をよろしくお願いいたします。


(配付予定の椅子(学校備品の一部))



(配付予定の教育備品セットの一部)

(文責: 石橋和博)


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