フィリピン水害被災者支援(第十三報) [2009年11月24日(Tue)]
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〜元の生活への道〜
ADRA Japanフィリピン事業担当の高橋です。 10月29日から緊急物資配布事業のためにフィリピンに来ています。 事業地の1つであるラグナ州ビニャン町マラバンには現在14箇所の避難所があります。 避難所と呼ばれていますが、実はこれらの建物はもともと小学校や中学校で、いくつかの教室では生徒達が授業を受けています。 ![]() 現在避難所として使われているマラバン村小学校 ![]() 避難所といっても、敷地内は汚水で覆われ、皮膚病などの感染の原因となっています。 全ての被災者が避難所に滞在しているわけではありません。 プライバシーのない避難所生活、さらに10家族以外が1つの教室にぎゅうぎゅうひしめく余裕のない生活、それはとても大変なことです。 しかし人々が避難所外で生活する理由はこれだけではありません。 「元の生活に戻りたい気持ち」「自活の意志」がとても強いのです。 これらの被災者達は、自分の家の屋根の上、近所や親戚の家に泊まっています。 ![]() 近所の家に泊まり、水パンプを使って洗濯ビジネスをする女性。 「ADRAが配布してくれた緊急物資はとても助かりました。感謝しています。でも早く援助に頼らず、元の生活が送れる日が来るといいです。」 彼女は自立の精神を忘れません。 ![]() 親戚の家に泊まる被災者。 この家には台風の以前2家族が住んでいましたが、現在は4世代、6家族が滞在しています。 ![]() この4世代の家族の「心」は92歳のロラさんです。(右はスタッフの高橋) ロラさんは涙を流しながら台風の話をしてくれました。 文句は一切言いませんでした。 逆に、水害の影響で家族の繋がりが強くなったとおっしゃいました。 ご支援下さった日本の皆さんに感謝をし、いつか日本に行ってみたいとも言っていました。 でもロラさんの今一番の希望は、元の生活に戻ることです。 被災者達はそれぞれ避難所、近所、親戚の家に滞在していますが、「自分の家」と呼べる場所が再び持てることを毎日願っています。 ADRA Japanは緊急物資配布を続け、一日でも早く被災者が元の生活に戻れるようを支援していきます。 今後とも引き続き支援の程、宜しくお願いします。 (文責・写真 高橋リサ) クレジットカードによる寄付はコチラから 郵便振替による寄付はコチラから 銀行振込による寄付はコチラから |
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