フィリピン水害被災者支援(第十一報) [2009年11月11日(Wed)]
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避難所でも前向きに生活する人々
ADRA Japanの緊急物資支援を受けたエリサ メイ ボカリド(Elisa May Bocalid)ちゃん、0歳。 彼女は10月26日(月)、台風ケッツァーナによる激しい雨の中、ビニャン町の自宅で生まれました。朝10時、彼女が生まれた時、自宅のベットの上に水が押し寄せはじめていました。 そして数分後、お母さんとお父さんがエリサちゃんを抱えてボートに乗り込む時、すでに家は腰の高さまで水に浸かっていました。 エリサちゃんの家族は家から小学校に避難しました。 避難所での厳しい生活の中、幸いにもエリサちゃんはお母さんの母乳を飲みながら、元気に育っています。 ADRAボランティアのアニータはこう言います。 「自分達が配った蚊帳の中で、マットの上で、安心して眠っている家族を見て、このADRAの事業を手伝えてよかったなぁって思いました」 避難所のエリサちゃんとお母さん 緊急物資配布会場のエリサちゃんとお母さん リチャード ティラオン(Richard Tilaon)さんは、サンダル作り職人です。 ビニャンはサンダルの生産が盛んな土地です。 リチャードさんは、台風の後、家の水位が腰まで上がってきたので、5人のお子さんと一緒に小学校に避難しました。 避難中であっても、家族を養っていかなければならないことに変わりはありません。 そこで、新たに靴の材料を仕入れて、避難所の中で靴作りを再開しました。 リチャードさんの靴はマニラの市場で売られています。 夜、避難所で靴を作るリチャードさん リチャードさんの靴台風の中で生まれたエリサちゃんは避難所で「オンダイ(Onday)ちゃん(台風ケッツァーナはフィリピンではオンドイ(Ondoy)と呼ばれており、その女性形)」と呼ばれ、笑顔を振りまいています。 リチャードさんも台風に負けず、自活の道を探っています。 フィリピンでは、現在でも水の引いていない地域が残り、避難所や浸水している家での困難な生活を余儀なくされている被災者も大勢います。 ADRA Japanは現在も水害で被災した方々の支援を継続しています。 引き続き、ご支援賜りますよう、どうぞよろしくお願い致します。 ![]() 困難な生活の中にも、いつも笑顔で暖かく接してくださった被災者の方と。 (文責/写真:会田有紀) クレジットカードによるご寄付はこちらから 郵便振替によるご寄付はこちらから 銀行振込によるご寄付はこちらから |





避難所のエリサちゃんとお母さん
夜、避難所で靴を作るリチャードさん
リチャードさんの靴