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ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣(第二報) [2009年11月09日(月)]
〜患者さんの受入準備を進めています〜


今日(8日)は、患者さんを受け入れるための最終準備を行ないました。
まず、事業地であるシーア記念病院に保管してあった医療機器や医療材料を全て倉庫から出し、在庫を確認していきました。



保管用のブリキ箱の中身をチェック


日本では段ボールに入れて保管するようなものでも、ここでは重いブリキの箱に入れておきます。
こうしておかないと、ネズミなどの小動物に中身を食い破られてしまうからです。

手術には、たくさんの医療材料が必要となります。
その多くは、この事業の趣旨に賛同してくださった個人や、企業からの寄付によって賄われています。
頂いた大切な寄付品は、全て厳重に保管し、残ったものについては次回以降の事業で活用できるように管理しています。


医療材料と同様に重要なのが、麻酔器やモニター(手術中の患者さんの状態を確認するための機械)などの医療機器です。
これらについては、臨床工学技士が丁寧に状態を確認していきます。



麻酔器の状態を確認する臨床工学技士


場合によっては、部品の交換などが必要になることもあります。
ネパールでは、充分なスペアや新品の機材がすぐに入手できないことも珍しくありません。
病院の技士とも確認しながら、医療チームが最善の状態で手術ができるよう、様々な工夫をしながら調整を進めていきます。



麻酔器に必要な機材について、病院の技士と相談



病棟では、病衣(入院中の患者さんが着る衣服)を出して準備したり、入院用のベッドを設置したりといった作業を行ないました。


病衣は子供用のサイズが多い


ここ数年、患者さんの年齢層はどんどん低くなっています。
そのため、病衣も小さなサイズのものがたくさん必要になります。
ネパール人看護師と一緒に、着々と準備を進めていきます。


明日(9日)には、患者さんのスクリーニング(手術前の健康診断)を行ないます。
大きな不安と希望とを抱えてネパール全土からやってくる患者さんのための活動が、いよいよ本格的に始まります。

(文責/写真:須原敦)

Posted by ADRA Japan at 01:28 | ネパールCLPP2009 | この記事のURL