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スマトラ島地震被災者支援第九報 [2009年11月06日(金)]
教育支援事業が始まります。

ADRA Japanはスマトラ島西部パダン沖地震被災者支援事業として、被災者に対する寝具などの緊急配布事業に引き続き、 (特活)ジャパン・プラットフォームからの助成を受け、10月26日に日本人スタッフ2名(千葉あずさ、石橋和博)を派遣し、教育分野での復興支援を行なっていきます。

1,117人が死亡、1,214人が負傷したこの地震で、250万人が被災し、被害総額は745億ドルにのぼります。地震からすでに1ヶ月立ちますが、まだまだ震災の爪痕は深く、人々はプラスチックシートで作ったテントに住み、瓦礫撤去に追われています。

そんな中でも、復興は着実に進んでいます。
10月16日の初動調査でADRAが訪問した公立スンガイリマウ地区第21小学校(第八報参照)では、UNICEF支給によるテントが建つだけ、壊れた校舎がまだそのまま手をつけられず、子ども達が安全に勉強する環境にはありませんでした。



しかし、2週間後の11月2日に再度訪問した際には、倒壊した校舎の瓦礫撤去が地域住民の協力によりほぼ終了しており、UNICEFテントの横には政府の資金によって建設中の仮校舎が完成間近となっていました。



同じく公立スンガイリマウ地区第01小学校(第八報参照)には10月16日の時点ではテントも仮校舎もなく、青空教室が開かれていましたが、2週間後にはテントが設置されており、6クラスの仮校舎が完成間近となっていました。



青空学校から屋根のある「学ぶ場」が出来た子ども達ですが、まだまだ通常授業に戻る道のりは遠い状態です。地震で壊れたのは建物だけではありません。机や椅子はバラバラになり、ホワイトボードは割れました。現在、2人がけの長いすに3人の子どもが座り、割れたホワイトボードをかき集めて授業が行なわれています。

 



このような環境下で、今求められている支援は何か。ADRA Japanでは11月2日、3日の2日間にわたりパートナー団体であるADRAインドネシアとともにパダンパリアマン郡スンガイリマウ地区とスンガイガリンギング地区にて、同地区の教育省によって優先とされた「地震により甚大な被害を受けた学校」31校を訪問し、現状調査を行ないました。一日も早く、「今まで通り」の環境で子ども達が勉強できるように。ADRA Japanは事業準備を進めております。ひきつづき皆様からの温かい支援をよろしくお願いいたします。

(文責: 石橋和博)


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Posted by ADRA Japan at 16:14 | スマトラ島地震2009 | この記事のURL