フィリピン水害被災者支援(第九報) [2009年10月22日(Thu)]
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〜それでも笑顔で生きる〜
9月26日の台風通過から3週間が過ぎました。しかし、現地ではほぼ毎日雨が降り、まだ多くの家屋が浸水したままです。ADRA Japanが緊急物資を配布した地域(ラグナ州ビニャン町マラバン村)では、10月15日現在、697家族(3,845人)が4箇所の避難所での生活を余儀なくされています。 今回は、そのうちいくつかの避難所での生活について報告したいと思います。 ![]() パグカカイサ(Pagkakaisa)小学校には186家族(930人)が避難している パグカカイサ小学校では、およそ80人が1つの教室に寝泊りしており、トイレは1箇所しかありません。朝になるとトイレを待つ行列ができるといいます。スペースが限られているので、洗濯も台所も共有です。もちろん、プライベートなスペースなどありません。 ![]() ビニールシートを敷いただけのスペースに1家族(5人)が寝ている ![]() 外の廊下には仮の台所と洗濯干し場が並ぶ 被災者達は、台風への恐怖、避難所で生活することの難しさや疲れ、今後の生活の不安を抱えています。家に浸水してきた水は一向に引く気配を見せず、この先3ヶ月、避難所生活が予想されます。 彼らの帰る家は台風で破壊され、もしくは汚水で傷み、同じ生活ができないかも知れません。そんな状況にもかかわらず、なぜか避難所には張り詰めた雰囲気はありません。この避難所では、争いは一切ないといいます。全員がルールを守り、協力し、助け合って生活しているからだそうです。泣いてばかりはいられません。それぞれの生活や苦労を抱えながらも前を向いて生きています。 ![]() 生活のために避難所でお店を始めたロンタホさん親子 ADRA Japanの緊急物資はこの避難所に暮らす全ての家族に配られました。配布時に、避難所で出会った人々から笑顔で「ありがとう」と何度も呼び止められました。 ![]() 日本からの支援をフィリピンの人に渡すスタッフ 日本からこの事業を支えて下さっている全ての人びとに心から感謝いたします。現地では避難生活が長引く中、生活用品・食料不足など、さらに支援が必要となっています。フィリピンの方の笑顔のために、どうぞ引き続きご支援いただきますよう、よろしくお願い致します。 寄付金受付中 (文責/写真:会田有紀) |









