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(11/6) レバノン事業地紹介『現地スタッフがお薦めするレバノン』 [2018年11月06日(Tue)]

ADRA Japanが2015年からシリア難民支援を実施している、シリアの隣国、レバノン。

日本人の私たちにはあまり馴染みがなく、また150万人ものシリア難民を受け入れているレバノンに対する私たちのイメージは、あまり明るいものではないかもしれません。

そこで、今回は、私たちの知らないレバノンの魅力について、レバノン人スタッフのカリーンに紹介してもらいます。

カリーンの写真.jpg
【カリーン・サアド(写真右)】
レバノンの小学校で教師、高学年の主任等の経験を経て、現在ADRA が運営する学習教室の教育コーディネーターとして働いている。



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レバノンの国旗.png



皆さんは、スイスを訪れたことがありますか?
もし、欧州が西洋的すぎて、たまには他の地域にも行ってみたいと感じていたら、「中東のスイス」を訪れてみてはいかがでしょうか。

伝統的なオリーブオイルを使った石鹸から最新のモダンな洋服まで、レバノンは実に様々なモノで溢れています。

その他にも、エキゾチックな情景に包まれながらちょっと贅沢をしてみたり、「ウード」と呼ばれる私たちの伝統的な楽器の音色とロック・ミュージックを融合させたフュージョンを聴いてみたり、若者はビーチ沿いの美しいナイト・バーで楽しんだり、レバノンの世界遺産であるビブロスの遺跡群で紀元前3000年のフィニキア文明に思いを馳せたり・・・レバノンには、海外からの観光客を魅了する多くの場所や文化があります。


皆さんもご存知かもしれませんが、レバノンは長きに渡って内戦を経験しました。
その間にも、この土地特有の歴史や文化に興味を抱いた多くの戦争ジャーナリストがレバノンに滞在し、レバノンで起こっている惨事を明日への希望とともに世界に発信していました。


レバノン内戦の書籍.jpg


レバノンは数多くの宗教・宗派が混在することでも有名で、その数はおよそ18宗派にもなると言われています。
これを象徴する興味深い光景を、ベイルートのダウンタウンで見ることができます。そこには、イスラム教のモスクやキリスト教の教会、また、かつてのユダヤ教の教会が一同に集結しています。


教会とモスク.jpg
ベイルート・ダウンタウンの様子。教会の奥にモスクが見える。



レバノンでは、南部地域に行けばイスラムの風情が漂い、反対に北部のレバノン山脈の谷を訪れれば、焚火を囲みながら4時間にも渡る食事をしてキリスト教の祝日を祝う村人たちに出会えます。

レバノンの国旗には木が描かれています。それも、ただの木ではなく、数千年に渡ってレバノンの地に根を張る杉の大木です。杉の木はレバノンの象徴であり、人々の誇りです。

このレバノン杉と同じくらいレバノンで歴史が長いローマ帝国時代のバールベック遺跡では、世界中の著名なアーティストが集う近代的なミュージック・フェスティバルが毎年開催されており、多くの観光客が訪れます。

過去と現在が入り混じる不思議な空間で数千年の時間の流れを感じる体験は、ここ杉の国レバノンでしか味わうことができないでしょう。

最後に、実は私たちレバノン人が最も誇りにしていることは、1日にスキーと海水浴が両方体験できること!
つまり、一日で山に行って海に行くことが可能なのです。 小さい国である故、美しい自然が凝縮されたレバノンだからこそできる楽しみです。


レバノンの海と山.jpg
レバノンの海と山

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引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。


*レバノンにおける教育支援事業は、ジャパンプラットフォームの助成金及びみなさまからのご支援により実施しています。


(執筆:海外事業課 伊東 彩)



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Posted by ADRA Japan at 14:32 | レバノン | この記事のURL