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(10/10) 【シリア難民支援】シリア難民の子どもたちをサポートする先生の思い [2017年10月10日(Tue)]
今年の夏、ADRAはレバノンに避難しているシリア難民の子どもの夏期講習を実施しました。難民の子どもたちがレバノンの学校に通い始めても、数年間、学校に通っていなかったために授業についていくことが難しかったり、慣れない外国語の授業に困難を感じたりと、様々な学習の障壁にぶつかっています。そんな子どもたちが学校の授業をより良く理解し、10月からはじまる新学年度の学習に備えられることを目指して、ADRAは夏期講習を実施しました。今回のブログは、夏期講習で授業を行なった先生達にインタビューを紹介します。


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先生の集合写真

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1. Q:自己紹介してください。
A:ラナです。アラビア語と算数を教えています。

2. Q:ADRAの学習教室で働き始めて驚いたことは何ですか。また、日々の課題は何ですか?
A:子どもたちは母国語であるアラビア語の基本が身についておらず、基礎から教える必要があると思いました。正しい発音を教えるのに苦労しています。

3. Q:日々、接していて子どもの変化はわかりますか?
A:少しずつ変化は見られます。しかし、先生の立場としてはまだまだ子どもたちの努力が必要と感じています。

4. Q:ADRAの学習教室で働き始めて自分自身が変わったことはありますか?
A:これまではレバノン人の子どもにしか教えた経験がなかったのですが、ADRAではシリア人の子どもに教えることになり、根気よく教える方法が身についたような気がします。

5. Q:子どもへのメッセージ。
A:教育は光。そしてその光に輝きをもたせるのはあなたたち。

6. Q:他に伝えたいことは?
A:ADRAはチームワークが良く、働いていて楽しいです。これまでにない経験ができています。


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学習教室・サマースクールの様子

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1. Q:自己紹介してください。
A:ダナです。フランス語の先生です。先生になって8年、私にとって教えることは人生です。

2. Q:ADRA学習教室で働き始めて驚いたことは何ですか? また、日々の課題は何ですか?
A:難民として大変な生活を送っているはずなのに、学習教室に通う子どもの活気があふれる元気のよさに驚きました。私にとっての課題は、新しい言語(フランス語)で苦戦している子どもにどのように外国語を教えるのかを考えることです。

3. Q:日々、接していて子どもの変化はわかりますか?
A:個人的に体験したことですが、苦労して教えたフランス語を使って少しずつ短い文章で会話するようになりました。

4. Q:ADRAで働き始めて自分自身が変わったことはありますか?
A:困難な生活を送っているはずの難民の子どもたちの笑顔と接していくうちに、自分の世界の見方が変わりました。

5. Q:子どもへのメッセージ。
A:どんなに険しい道のりでも夢をあきらめないでほしい。一生懸命、頑張れば、必ず幸せになるから。

6. Q:他に伝えたいことは?
A:もっとフランス語の時間が取れれば、学校の成績も上がるはず。もっと時間を費やしていきたい。

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レクリエーション活動の時間にフラワークラフト作りをおこなった様子


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1.Q:自己紹介してください。
A:ヒンドといいます。アラビア語の先生です。難民の子どもたちに教えるのは楽しいです。

2.Q:ADRA学習教室で働き始めて驚いたことは何ですか? また、日々の課題は何ですか?
  A:母国語であるはずのアラビア語も正しく覚えていないことに驚きました。いろいろと教えたいことがあるのに時間が足りないことに難しさを感じています。

3.Q:日々、接していて子どもの変化はわかりますか?
 A:もちろんわかります。試験の成績をみれば一目瞭然です。

4.Q:ADRAで働き始めて自分自身が変わったことはありますか?
A:私自身も子どもたちからいつも新しいことを教わっています。

5.Q:子どもへのメッセージ。
A:いつも自分自身を高めるように勉強しましょう。

6. Q:他に伝えたいことは?
A:すべての子どもたちの人生の成功を祈っています。そしてそれを実現できるように支援しているADRAに感謝の気持ちを伝えたいです。


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課外活動で、公園に遠足に行った際の様子。様々なアスレチックを体験した


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1. Q:自己紹介してください。
A:数学とフランス語を教えているラニーです。ADRAで働く前は、小学校の高学年の子どもに教えていました。

2. Q:ADRA学習教室で働き始めて驚いたことは何ですか? また、日々の課題は何ですか?
A:子どもの学習意欲にとても驚きました。それに応えたいと思い、教師として教えているのですが、子どもの学習レベルを上げるのに苦労しています。

3.Q:日々、接していて子どもの変化はわかりますか?
A:公立の小学校では先生から子どもに対する追加の学習支援がないので、学習教室で学習することで子どもの変化がわかります。

4. Q:ADRAで働き始めて自分自身が変わったことはありますか?
A:いえ、あまり感じていません。ただ、子どもたちはかわいい存在だと思えるようになってきています。

5. Q:子どもへのメッセージ。
A:一緒に頑張っていこう。

6. Q:他に伝えたいことは?
A:ADRAで働く前は、難民に対して偏見を持っていましたが、子どもたちと接していくうちにその考えは全くなくなりました。ADRAにありがとうと言いたいです。


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1.Q:自己紹介してください。
A:ハナディです。アラビア語の先生です。

2.Q:日々の課題は何ですか?
A:難民として複雑な環境で生活している子どもに教えることは難しいことです。

3.Q:日々、接していて子どもの変化はわかりますか?
A:子どもたちは、読み書きが上達して、前より笑顔が増えています。

4.Q:ADRAで働き始めて自分自身が変わったことはありますか?
A:「教育は子どもを救う」ということを再認識し、子どもに対する責任の重さを改めて感じました。

5. Q:子どもへのメッセージ。
A:教育は未来。さまざまな誘惑から救ってくれます。

6. Q:他に伝えたいことは?
A:子どもたちには将来は自立して旅立ってほしいです。

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先生方は、10月から始まる新学期でも継続してシリア難民の子どもを対象にした補習授業を受け持ちます。子ども達がレバノンの学校に慣れ、楽しく学習を継続できるように、ADRAはこれからもシリア難民の教育支援を続けていきます。

(レバノン事業担当:伊東彩)

※この活動は皆様からのご支援と(特活)ジャパン・プラットフォームからの助成を受けて実施しています。
Posted by ADRA Japan at 10:00 | シリア難民支援 | この記事のURL