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(12/14)【イベント報告】 アフガニスタンから事業スタッフが来日しました [2015年12月14日(Mon)]

昨年、ADRA Japanは初めてアフガニスタン人スタッフを日本に招聘しました。今年もアフガニスタンから別の事業スタッフが10月4日から12日にかけて来日しました。

来日したMr. Mir Ibrahim Zaki(以降はザキ)は、約20時間もの長時間にわたって飛行機に乗ったのは初めてとのことでした。しかし、日本に滞在中は長旅の疲れを見せることもなく、事業関係者との面会や事業の報告のほか、小学校の訪問、アフガニスタンでの事業の活動報告会などを精力的にこなしてくれました。今回は、その中の事業報告会の様子をお伝えしたいと思います。

今年の活動報告会のテーマは「アフガニスタンの教育と未来in 原宿」で、内容はザキの自己紹介、ADRAの事業紹介、そしてアフガニスタンのニーズと今後の支援についてでした。


Photo 1.jpg
アフガニスタンの女性が外出時に着用する「ブルカ」を紹介している様子


首都カブール出身のザキは、アフガニスタン内戦中も隣国などに避難せず、国内で生活していました。生活が非常に厳しい時期であったようですが、幸いにも教育を受ける機会があったことなどのエピソードを交えて自己紹介をしました。

次にADRAの事業紹介に移り、10年以上のアフガニスタンでの活動の中で保健衛生、生活向上など様々な分野の支援を実施してきたこと、特に教育分野の支援は最も長く続けている活動であることをお話ししました。教育支援としては、識字教育やBack to School (学校へ帰ろう)キャンペーンを行なってきたこと、さらにここ5年間は学校建設、教員研修、衛生教育を中心に行ない、10以上の教室がある校舎を17棟建て、給水施設やトイレなども設置して25,000人以上の子どもが適切な学校環境で授業を受けることができるようになったこと、住民が衛生に関する知識も得たことで病気や感染症にかかりにくくなり、かかってもすぐに適切な処置をすることができるようになったことなどをお伝えしました。

最後に、児童労働をなくすよう行政や子どもの両親に訴えることで今後も子どもたちが学校へ通えるような環境を整えていきたいということ、また子どもたちが適切な環境で教育を受けられるように支援を続けていきたいと訴えました。


Photo 2.jpg
写真を使って現地の様子を紹介するザキ


質疑応答も活発に行われました。特に女子教育については、教育を受けた後(学校を卒業した後)の就職状況や、学校の教科についてなど、多くの質問をいただきました。ザキは、女子学生が高校や大学に通うのは必要であると考えていること、教育を受けた証明となる卒業証書が非常に大切であり、それがあることにより就職が有利になること、また授業の科目は国語や算数のほか、体育や図工、イスラム教の授業などがあることを丁寧にお伝えしました。

報告会の終了後、参加者の皆様からいただいたアンケートには「アフガニスタンのことを知らなかったので、どういう状態か知ることができてよかった」、「日本の団体によって教育支援が行なわれていることを知らなったので驚いた」、「現地スタッフから直接話を聞けたのがよかった」、など多くのコメントが寄せられていました。


Photo 3.jpg
活動報告会の様子


日本ではメディアでもなかなか取り上げられることがなく、知る機会の少ないアフガニスタンの現状ですが、今も教育分野のみならず、様々な分野での支援が必要とされています。そうした現状をアフガニスタン人である現地スタッフの生の声で伝えることができたことを嬉しく思います。

ADRA Japan は今後も現地で活動するスタッフから直接報告できる機会を設け、多くの方にアフガニスタンの現状を伝えていきたいと考えています。次回の報告会にも、たくさんの方が参加してくださることを願っています。

今後もアフガニスタンのことをもっと知っていただき、アフガニスタンの現状を知り、アフガニスタンに関心を持ち、ご支援いただければ幸いです。

(アフガニスタン事業担当:杉本亜紀

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Posted by ADRA Japan at 11:10 | イベント情報・報告 | この記事のURL