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(10/20)【シリア難民】レバノンに逃れてきた女性の声 [2015年10月20日(Tue)]
ADRAは2011年からシリアで続いている内戦の影響を受け、レバノンへ避難しているシリア人の支援を行なっています。

今回は、母国を離れレバノンで暮らす方々の声をお届けします。

話を聞かせてくれたのは2人の女性。この女性たちとその家族は、首都ベイルートから6〜7kmほど離れた郊外で小さな部屋をシェアして生活しています。

「シリアでの暮らしは、今の生活よりずっと良かった」。

平穏だった日々を懐かしみながら2人は話します。シリアでは家も仕事もあり、子どもたちに必要な食べ物や衣服を与えることができました。現在は不定期の日雇い労働による収入しか得られず、高い物価が生活をさらに圧迫します。

しかし「家族が一緒に暮らせていることはありがたい」と2人は語ります。母国に帰りたい気持ちはあるものの、内戦が起きてからおよそ5年が過ぎ、母国に戻れる望みは薄いと感じ始めています。

今は、子どもたちとの生活が少しでも楽になるよう、デンマークやドイツなどの第三国へ移住することを望んでいます。


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アパートをシェアしている女性とその子どもたち


現在、レバノンには約120万人のシリア難民がおり、先行きの見えない不安を抱えながら生活しています。ADRA Japanは、過酷な避難生活の中でもシリア難民の子どもたちが将来への希望を持ち続けることができるよう、2015年6月から教育支援事業を開始しました。教育を通して子どもたちに笑顔が戻り、その家族にもその笑顔が広がるよう、活動を続けます。


(執筆:ライティングボランティア 寺西 里織 )


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Posted by ADRA Japan at 13:07 | シリア難民支援 | この記事のURL