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(9/11) ネパール便りVol.22 〜お産センター建設中〜 [2013年09月11日(Wed)]
ブログを読んでくださっているみなさま、ナマステ。
ネパール保健衛生事業2期目は3月から始まっており、9月で半年を迎えます。

事業の折り返し時期を迎えつつある今回は、お産センターの建設が進んでいるパカ村の様子についてご紹介したいと思います。

カリコット郡までの道のりはネパール便りVol.19をご覧ください。


カリコット郡の郡庁所在地(日本の県庁所在地のような位置づけ)から今回ご紹介するパカ村までは、歩いて片道4時間かかります。
道はとても険しく、中には岩山を切り拓いた、片側が切り立った崖に面した細い道もあります。


photo1.JPG
パカ村まで歩く、事業現場監督スタッフと施工業者の監督


photo2.JPG
途中で休憩する施工業者の監督


このような道を延々と4時間、歩き続けたところにあるのがパカ村です。


photo3.JPG
パカ村


上の写真で赤い丸で囲んであるところが、現在お産センターの建設が進んでいる場所です。パカ村の大きな集落はそれより下方、歩いて約20分のところにあります。

この日は空気が澄んでいたので、、ヒマラヤ山脈も左上の方にちょっとだけ顔を覗かせています。見えるでしょうか?

パカ村では、お産センターの建設がゆっくりですが着実に進んでいます。


photo4.JPG
建設サイト、2013年5月


photo5.JPG
建設サイト、2013年6月


photo6.JPG
建設サイト 2013年7月


パカ村は平らな土地がほとんどないため、ほぼすべての家が斜面に建てられています。また、地質としては柔らかい土壌は少なく、ゴツゴツした岩がのぞく土地のため、水源も限られています。


photo7.JPG
水をくむ人々


写真の左側、岩の合間から流れてくる水を汲む人が見えるでしょうか?

同じネパールでも、首都カトマンズでは映画館やショッピングセンターが立ち並び、アイスクリームを頬張る家族連れを見ます。一方ここパカ村では厳しい環境の中、人々はたくましく生活をしています。
パカ村には病気になっても駆けつけてくれる救急車どころか、車が通れる道路すらありません。施設で出産したくても、対応できる施設はこれまでありませんでした。

お産センターが完成し、パカ村のお母さんと赤ちゃんの健康が守られるよう、スタッフ一同、残りの事業期間、全力で活動していきますので、今後とも応援をよろしくお願いします。

(文責:ネパール事業担当 小川真以)

※ネパール母子保健事業は、外務省NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています。

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Posted by ADRA Japan at 18:00 | ネパール便り | この記事のURL