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(7/1)【ボランティア募集】学習指導・交流ボランティア [2015年07月01日(Wed)]
ADRA Japanは、福島県二本松市立小浜中学校の生徒たちとの学習指導・交流ボランティアを募集いたします。

ADRA Japanは東日本大震災後の復興支援事業の1つとして、2013年から継続して福島県二本松市立小浜中学校の生徒を対象としたサマースクールを実施しています。学習や交流を通じ、中学生には自分の将来を考える機会を提供すること、また大学生には復興支援や人材育成について考えてもらうことがこのサマースクールの狙いです。

今年のサマースクールは昨年に引き続き、生徒たちの暮らす福島県二本松市小浜にて開催します。小浜は自然豊かで地域住民の繋がりが強く、福島らしい風景や暮らしが残る場所です。小浜の現状や暮らしから様々なことを感じていただけると思います。生徒たちや住民の方々との交流など、新しい出会いも待っています。

皆さまのご応募を心よりお待ちしております。


Photo1.jpg
2014年度の参加者

[場所]
福島県二本松市小浜中学校とその周辺地域

[期間] 
2015年8月2日(日)〜8月5日(水) 3泊4日

[活動内容]
学習指導、中学生や地域住民との交流など
(中学生への学習指導の主な対象教科は国語、英語、理科、社会、数学の5教科ですが、いずれかの1教科のみでも結構です)

[募集人数] 
10人程度 (ご友人同士のご応募も大歓迎です)

[応募条件] 
中学生に学習指導ができる18歳以上の方 (5教科いずれかの学習指導経験者が望ましい)

[集合/解散場所]
新宿駅新南口(高速バス乗り場)

[集合時間]
2015年8月2日(日) 午後2時頃

[解散時間]
2015年8月5日(水) 午後8時15分頃

[宿泊先]
浜の湯旅館 住所:福島県二本松市小浜字鳥居町52(他の参加者との相部屋となります)

[参加費]
10,000円 (交通費(新宿⇔小浜)、現地での滞在費と食事を含みます。集合場所までの交通費等は含みません。現地集合も可能です。ご希望の方はご相談ください)

[申込方法]
7月15日(水)までに以下のURLの参加申込リンクからお申込みください。

http://goo.gl/forms/UMdwLUWTkz

(アクセスできない場合には下記までお問い合わせ下さい)

先着順の受付となりますので、お早めにお申込みください。受付後2〜3日中に担当者よりご連絡を差し上げます。

[募集概要]
【ADRA】サマースクールボランティア募集要項(PDF)
【ADRA】サマースクールボランティア募集要項.jpg

[本件に関するお問い合わせ] 
特定非営利活動法人ADRA Japan 担当:会田(あいだ)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-11-1       
TEL: 03-5410-0045  FAX: 03-5474-2042 
E-mail: east_japan@adrajpn.org    
URL: http://www.adrajpn.org

昨年の様子はこちらのブログをご覧ください ⇒
(前編)東日本大震災 被災者・復興支援-131「サマースクールin小浜(前編)
(後編)東日本大震災 被災者・復興支援-132「サマースクールin小浜(後編)
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Posted by ADRA Japan at 12:52 | ボランティア募集 | この記事のURL
    
(6/29)【イベント報告】ADRA Japan30周年記念フェスを開催しました! [2015年06月29日(Mon)]
2015年3月30日、おかげさまでADRA Japanは30周年を迎えました。

この30年間にADRA Japanが支援活動を行なった国と地域の数は60を超えました。世界各地で自立を促す活動を行なうことができたのは、ADRA Japanの理念や活動に共感し、お支えいただいた皆様がいてくださったからこそです。私どもとともに、困難な状況に置かれている方々に寄り添ってくださることを心より感謝申し上げます。


4月26日(日)、感謝の気持ちを込めた、記念イベント「好きから始まる国際協力〜30周年記念フェス〜」(以下、記念フェス)を開催しました。当日の様子をご報告いたします。


【30周年】パンフレット4-1_yama3_sm2_aco.jpg
(当日配布したパンフレット)


会場はADRA Japan事務所があるSDA原宿クリスチャンセンターに設置しました。当日は多くの来場者の方をお迎えするのに相応しい晴天に恵まれました!

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(受付の様子)


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(スタッフのペットのワンちゃんもお出迎え)


会場の外には国内の様々な災害に対応できる“災害対応バス”を展示し、中も自由に見ていただけるようにしました。こちらのバスは東日本大震災後、宮城県山元町を中心に足湯やお茶っこなど、様々な用途で活躍しています。


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(国内の様々な災害に対応できるバス)


午前11時から始まった記念フェスではまず、ADRA Japan30周年記念ロゴ制作の受賞者表彰式を行ないました。ロゴは東京デザイン専門学校グラフィック科1年生の皆さんが考えてくださり、全94作品の中から大賞、審査員賞などを受賞した学生さんを表彰しました。どれも素晴らしい作品ばかりでした。


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(常務理事の浦島から表彰状をお渡しした)


メイン会場には複数のブースを設置しました。当日は13人のボランティアにも参加していただき、各ブースのお手伝いに入っていただいたため、来場者の方々はボランティアの方々ともコミュニケーションをとることができました。


Photo6.JPG
(会場には多くの来場者の方)

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(頬にADRAマークをつけたボランティアと来場者の女の子)


会場内に、設置したブースをいくつかご紹介します。

まずは「ボディペイント・ネイルブース」。こちらはADRA Japan東京事務所のすぐ近くに校舎を構える青山ビューティ学院高等部(http://abg-k.jp/)の生徒さんたちによるものです。事前に生徒さんたちが考えてくれたADRA Japanの活動地をイメージしたデザインを手や顔にペイントするというもの。子どもたちもたくさん参加してくれました!


Photo8.JPG
(新鮮な体験に子どもたちもわくわく)


次に「きらきらストラップ作りブース」。こちらは東日本大震災直後から被災地の復興を応援してくださっている潟Aダム様によるワークショップ形式のブースです。色とりどりのスワロフスキーや天然石を使ったストラップやブレスレットを作ることができました。

このブースで来場者の方々からいただいた参加費の全額を、潟Aダム様(http://www.yanaka-redhouse.jp/)からADRA Japan東日本大震災復興支援のためにご寄付いただきました!ありがとうございました。


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(真剣な表情で手作りする女の子たち)


壁面には現在ADRA Japanが実施している活動の紹介パネルと、各スタッフの担当国(地域)の「好き」写真を掲示しました。各スタッフの自分の担当国(地域)に対する思いが伝わってくる写真が並びました。


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(来場者の方々が足を止めて見てくださいました)


また、メインステージでは民族音楽の生演奏やスタッフによる座談会、活動地の映像上映などを行ないました。

ジンバブエの“生きる伝説”と呼ばれるムビラ(ジンバブエの民族楽器)奏者に師事した演奏者の方(http://www.mbira.jeez.jp/)と、ペルー人のプロの演奏者(http://www.alqmst.co.jp/API/WAYKIS/HP)の方にお越しいただきました。
来場した者の方からは「ここで短い時間聞くだけではもったいない。家でもじっくり聞きたい!」という声も聞かれ、大盛況でした。


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(ジンバブエの国民生活についてもトークで紹介)

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(ペルーの音楽の音色が会場を魅了した)


記念フェス後半ではスタッフによる座談会を実施。スタッフで司会の永井からのするどい質問に、ステージに上がったスタッフは考えこみながらもこれまでの経験を元に軽快に答えていました。後半、事業部長の橋本から永井への反撃かと思えるような突然の質問もあり、来場者の方からは笑いも起きていました。


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(するどい質問にも答えていくスタッフ)


廊下や別会場にはADRAの協力機関でもある全国の三育小学校の児童たちが書いてくれた絵を飾りました。絵は「世界は一つ」という題で描かれ、どれを見ても一人一人が一生懸命考えて描いたことが伝わってくる作品ばかりで、心が温まりました。
展示された絵画は後日、スタッフを通してADRA Japanが活動する各国の方々へ寄贈する予定です。


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(1枚1枚の個性が光る)


この他にも、ジンバブエの手洗い場(http://blog.canpan.info/adrajapan/archive/1288)の設置やADRA Japanの30年の歴史を感じさせる過去の活動写真の展示、民族衣装の試着、民芸品や世界のお茶とお菓子の販売、宮城県山元町の女性グループ「山元タイム」の皆さんが製作した手芸品の販売、福島県双葉翔陽高校の生徒さんの写真の展示などを行ないました。

来場してくださった方々は、それぞれのブースや展示に足を止め、時間をかけて見てくださいました。


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(ネパールとベトナムの民族衣装を試着)


今回の記念フェスにご協力いただいた皆様は、全員ボランティアとして参加してくださいました。重ねて御礼申し上げます。ご来場いただいた方々には少しでも世界を身近に感じ、何か持ち帰っていただいたものがあれば幸いです。

ADRA Japanはこれからも誠実に温かい活動をしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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(当日ご協力いただいたボランティアと一緒に)


(執筆:30周年記念イベント企画担当 三原千佳



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Posted by ADRA Japan at 15:11 | イベント情報・報告 | この記事のURL
    
(6/24)【イベント報告】福島県立双葉翔陽高校3年1組 写真展「Keep on Smiling」 [2015年06月24日(Wed)]
2月25日(水)から3月19日(木)まで、原宿にあるハッセルブラッド・ジャパン様のご協力のもと、同社ギャラリーで福島県立双葉翔陽高等学校3年1組17人の写真展「Keep on Smiling」を開催いたしました。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

期間中の3月6日(金)には、福島県から生徒5人と担任の教員1人が会場を訪れ、来場者の方々に直接、展示されている写真の説明を行ないました。


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来場者の中には、生徒たちが写真展の招待状をお送りした内閣府大臣政務官・復興大臣政務官の小泉進次郎氏もおられました。震災後、小泉氏は、生徒たちが通っていたいわき明星大学キャンパス内にある双葉翔陽高校のサテライト校舎を訪問されたご縁があったそうです。生徒たちは小泉氏との再会をとてもよろこんでいました。


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3年1組の生徒たちは、3月に高校を卒業し、4月から進学・就職とそれぞれの道に進んでいます。きっとこれからも笑顔を絶やさず、高校の3年間の経験と思い出を糧にそれぞれの場所で活躍していくことと思います。


(執筆:東日本事業担当 会田有紀


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Posted by ADRA Japan at 11:08 | イベント情報・報告 | この記事のURL
    
(6/19)  南スーダン便りvol.67 〜6月20日は世界難民の日〜難民とはどういう人?〜 [2015年06月19日(Fri)]
南スーダン事業現地統括としてエチオピアに駐在している前野裕子です。

6月20日は世界難民の日です。
「難民」と聞いて、皆様はどんなことを思い浮かべるでしょうか。
おそらく多くの方がイメージするのは、メディアで見かける「難民キャンプにいる困窮した人々」の姿ではないでしょうか。


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パガック国境地帯の難民一時滞在所の様子


私は2013年11月にADRAに入職し、その翌月の2013年12月に初めて出張で南スーダンを訪れました。ちょうどこの時に、首都ジュバで武力衝突が発生しました。私は当時、ジュバから遠く離れた事業地のアッパーナイル州パガックにいましたが、武力衝突の知らせを聞いた時は、この争いが南スーダン各地に広がり、1年以上にわたって続く紛争の始まりだとは夢にも思いませんでした。

当初は2014年1月から南スーダンに駐在し、その頃ADRAが行なっていた帰還民定住支援事業を担当する予定でしたが、武力衝突によって南スーダンの治安が急激に悪化して元の事業を継続することはできず、一方で多くの人々が難民や国内避難民になったことから、エチオピアに設けられた難民キャンプでの緊急支援に従事することになりました。


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2013年、南スーダンパガック村での栄養改善トレーニングの様子


武力衝突以前、パガックは静かで平和な場所でしたが、国境地帯に位置していることから、武力衝突以降は避難してきた人々の難民としての登録場所、および登録された難民が難民キャンプに移送されるまでの待機場所となりました。

私は2014年1月にいったん現地を離れ、3月に再びエチオピアに出張しましたが、その際に南スーダンとエチオピアの国境をまたいで広がるパガック国境地帯の凄まじい変化に驚きました。たった2カ月ほどの間に、パガックは数万人の避難民で埋め尽くされていたからです。その9割以上は女性と子どもが占め、暑さと食糧不足のために衰弱しきった様子で、シェルター(仮設の住居)もトイレもない不衛生な環境で難民登録と難民キャンプへの移送を待っていました。

2007年から南スーダンで働いていたADRA南スーダンのスタッフらも、その半数以上が難民や国内避難民として支援を受けていました。私はその時、「ある時期までは普通に生活をしていた、いろいろな能力や可能性を持った人々」が一瞬にして不自由な生活を強いられる立場に追いやられてしまうことを知りました。


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現地スタッフHothと息子のTongol


写真に写っているのは、現在一緒に働いている現地スタッフのホス(Hoth)と息子のトンゴル(Tongol)君です。Tongol君は2013年11月にジュバで生まれました。武力衝突が勃発したのは2013年12月なので、Tongol君は南スーダンのことをほとんど知らないことになります。

Hothの家族は義理の姉家族とともにジュバに住んでいましたが、Hoth自身は武力衝突が発生する数日前に仕事でエチオピアに出かけていました。ジュバに残された妻と2歳の娘のニャバン(Nyabhan)ちゃん、生まれたばかりのTongol君、そして義理の姉家族が住んでいた家は、最初に銃撃戦が起きた大統領の護衛兵舎のすぐ近くにありました。

銃撃戦が始まったのは12月15日の23時頃で、Hothは家族から連絡を受けて初めてこのことを知りました。電話の向こうで銃声が鳴り響いていたのを強く記憶しているそうです。

銃撃戦は夜通し続き、翌朝になると首都のいたるところでヌエル族が大量に虐殺され、ヌエル族以外にも多くの民族の人々が巻き添えになりました。Hothの家族と義理の姉家族は家に兵士がやってくることを恐れて、近くの教会に隠れることにしました。多くの人々が虐殺を恐れて逃げ惑う中、義理の姉の10歳に満たない子どもたち2人は行方不明になってしまったそうです。

教会に一泊した次の日、知り合いの軍関係者が国内避難民キャンプのある国際連合南スーダン派遣団(UNMISS)まで、武装した車で送り届けてくれました。幸いにも、はぐれてしまった義理の姉の子どもたちとは数日後にその国内避難民キャンプで再会することができたそうです。

Hothの家族がいた地域はヌエル族が多いところでしたが、ヌエル族と敵対しているとされるディンカ族も少なからずこの地域に住んでいました。Hothの義兄とその友人たちは、ヌエル族の報復を恐れる近所のディンカ族の人たちをディンカ族が多く住む地域に車で送ってあげていましたが、その最中、何者かに殺されてしまいました。義姉は当時出産を間近に控えていましたが、子どもが産まれる前に未亡人になってしまいました。

Hothの家族と義姉家族はUNMISSの国内避難民キャンプに数か月間滞在しましたが、その後、幸いにもアメリカに移住した遠い親戚がお金を送ってくれ、ウガンダに脱出する車を借りることができました。Hothの妻は、携帯電話でヌエル語を話していると狙われる危険があったため、ジュバを出てからウガンダに着くまでは電話の電源を切っていたそうです。

Hothは妻と義姉家族がジュバを脱出しウガンダに着くまでその所在をつかむことができず、安否を心配する日々を送りました。彼の家族は脱出先のウガンダからさらにケニア国境を越え、ケニア北西部にあるカクマ難民キャンプに数日かけてたどり着くことができ、そこで再び数か月間、難民キャンプでの支援を受けました。未亡人となった義姉とその子どもたちはケニアに残りましたが、妻はケニアからエチオピアに陸路で1週間かけて移動し、2014年8月、ようやく夫のHothとの再会を果たしました。武力衝突が起きてから、実に9カ月近くが経っていました。


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Hothはエチオピアで生まれ育ったため、現在は家族とともにエチオピアのガンベラという町で暮らしています。私がHothの家を訪れた時には、Tongol君やNyabhanちゃんが安心した様子で昼寝をしている姿を見かけましたが、そんな子どもたちの姿からは、一度は難民として各地を転々としていたなどということはとても想像できませんでした。

残念ながら南スーダンの和平交渉は進展を見せず、6月に入って国内の衝突はむしろ激化しています。南スーダン人の多くは穏やかな生活を奪われ、家族や親しい友人を亡くし、離れ離れの生活を余儀なくされています。普段接する中では、心に深い傷を負っているなどということはまるで感じさせないほど強くたくましく生きている彼らに、私はいつも勇気付けられています。

エチオピアに流入している南スーダン難民はついに20万人を突破しました。この数字の裏に、一人ひとり異なる事情があり、壮絶な体験があることを忘れてはいけないと思います。

この武力衝突による負の影響は計り知れませんが、少しでも難民一人ひとりの今後の人生にプラスになる何かを残せたらと思い、日々活動に邁進しています。ADRAの活動を通して、一人でも多くの人が健康に生活でき、自分たちで衛生環境を改善できる能力を身につけられるよう今後も頑張りますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。


(執筆:南スーダン事業担当 前野裕子


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Posted by ADRA Japan at 20:01 | 南スーダン便り | この記事のURL
    
(6/17) 南スーダン便りvol.66 〜南スーダン難民流入地点パガックでの活動の再開〜 [2015年06月17日(Wed)]
こんにちは。
南スーダン難民支援事業担当、エチオピア駐在の齊藤です。

2013年12月、南スーダン国内で武力衝突が勃発しました。この衝突から逃れ、隣国エチオピアに行き着いた南スーダン難民は2015年5月には20万5000人を超えました。彼らは国境付近の難民流入地点で個人情報を求められ、難民登録が済んでから難民キャンプに移送されます。


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パガックに滞在し、難民登録を待つ人々


エチオピアにたどり着く南スーダン難民の約半数がパガック難民流入地点を経由して難民キャンプに移送されています。現在ここは同国最大の難民流入地点となっています。

武力衝突の勃発から半年程度は断続的に多くの難民が押し寄せました。ADRAは悪化するパガックの衛生環境を改善するため、清掃活動を継続的に行なっていました。2014年の暮れには難民の流入が大方落ち着いたため、ADRAを含めた国際支援団体は、その活動の多くを完了させていました。

しかし、2015年4月末頃から南スーダンの戦闘が激化し、再び難民が雪崩のようにパガックに押し寄せるようになりました。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の要請により、ADRAもパガック難民流入地点におけるトイレ建設、衛生啓発活動、清掃活動を再開しました。


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ADRAが建設したトイレ、そこで活動するトイレの状況を確認している清掃員


2015年6月5日現在、約4,400人の難民がパガックで難民キャンプへの移送を待っています。

武力衝突が始まってから早1年半。この戦闘は、未だ終結の見込みが立ちません。

「ひとつの命から世界を変える」というキーワードを胸に、今後もエチオピアでパガック難民流入地点や難民キャンプ内で、皆様の支援を受けて活動を続けていきます。

引き続き、温かいご支援を宜しくお願いいたします。


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無事に難民登録を終えた少年。難民キャンプでも下痢などにならず元気に過ごしてほしい


(執筆:南スーダン難民支援事業担当 齊藤吉洋)



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Posted by ADRA Japan at 14:04 | 南スーダン便り | この記事のURL
    
(6/15)【ボランティア募集】足湯ボランティア 第23クール 募集開始! [2015年06月15日(Mon)]
足湯ボランティアは、震災の被害を受けた地域や仮設住宅にお住まいの方に心身ともに“ホッと”する時間を提供する活動です。過去にボランティアの経験がない方でも参加することができます。

*ADRA Japanは、2011年8月から2013年3月まで「震災がつなぐ全国ネットワーク×ROADプロジェクト」と協働で足湯ボランティアを宮城県山元町および亘理町に派遣し、約1,750人の足を温め、住民の方々の声に耳を傾けてきました。それ以降はADRA主催の足湯ボランティア派遣を継続的に実施しており、2015年3月までで延べ668人の住民の方の足を温めています。


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過去の足湯活動についてはコチラ 


参加ご希望の方は、以下および添付の要項をよくお読みの上、お申込みください。



[実施期間]
2015年7月17日(金)夜 東京発 〜 7月20日(月)朝 東京着

[集合日時・場所]
集合:2015年7月17日(金)  21:00(時間厳守でお願いします)
(特活)ADRA Japan事務所(渋谷区神宮前1-11-1 SDA東京中央教会内)

[活動場所および内容]
宮城県山元町内の仮設住宅集会所または行政区(詳細未定)で行なう足湯および現地でニーズのあるボランティア活動

募集人数:4名(初参加者2名、経験者2名を予定)
・応募者多数の場合、足湯ボランティア経験・年代・性別などのバランスを考慮して選考いたしますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
・選考結果は7月7日(火)までにEメールにてお知らせいたします。
・応募者多数で参加できない場合は、次回以降の足湯ボランティアに優先的に参加できるよう、調整させていただきます。

<<足湯ボランティア経験者の方へ>>
・ 足湯ボランティア経験者で「チームリーダーおよび足湯講習講師」を引き受けてくださる方も募集しています。「チームリーダーおよび足湯講習講師」をしていただける方には参加費を減額させていただきます。お引き受け可能な方は、申し込みフォームに「リーダー可」とご記入ください(お申し出多数の場合は、足湯経験回数などを考慮して選考いたしますので、ご了承ください)。

[応募条件]
・心身ともに健康な18歳以上の男女(未成年の方は保護者の同意書が必要です)
・出発日にADRA Japan で行われるオリエンテーションに参加できる方
・2日目の集合時間までに角田駅に集合できる方(解散時は現地解散可)
・ADRA Japanの活動と足湯ボランティアの意義を理解していただける方
・自主的に現地での調整(ボランティア内のとりまとめ等)に参加していただける方
・平成27年度のボランティア保険に加入済みの方(当日加入証を確認します)

[参加費]5,000円(集合時にお支払いください。お釣りのないようご用意願います)
・参加費に含まれないもの:ボランティア保険代、現地での食事代(嗜好品・お土産も含む)
※出発前日および当日のキャンセルや連絡なしの不参加の場合、キャンセル料をいただく場合があります。
※ADRA指定の高速バス(募集要項内スケジュール参照)を利用しない場合、参加費は変わりませんが交通手段は参加者自身で手配していただきます。また、その交通手段の運賃は参加者負担となります。
※1日目の原宿駅→新宿駅、2日目の仙台駅→阿武隈急行線角田駅、3日目の阿武隈急行角田駅→仙台駅の運賃は参加者負担となります。

[お申込み方法]
以下のフォームからお申込みください。
http://goo.gl/SmeO52


[申込締切日]
2015年7月5日(日)

[個人情報について]
応募のためにご記入いただいた個人情報につきましては、当団体の活動のためだけに使用し、第三者には提供いたしません。

[次回以降の足湯ボランティア募集予定]※変更の可能性もあります。
第24クール:2015年8月7日(金)夜 東京発〜8月9日(日)夜 東京着

[本件に関するお問い合わせ]
特定非営利活動法人 ADRA Japan(担当:三原)
電話:03‐5410‐0045   E-mail: east_japan@adrajpn.org

≪足湯ボランティア詳細募集要項≫
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Posted by ADRA Japan at 17:46 | ボランティア募集 | この記事のURL
    
(6/10)【イベント報告】ネパール地震被災者支援 報告会を行ないました [2015年06月10日(Wed)]
ADRA Japanは4月25日にネパール中部で発生した大地震の被災者支援を行なっています。

震災当日にカトマンズに駐在していたスタッフの小川が一時帰国し、6月4日(木)に活動報告会を行ないました。


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広い部屋がいっぱいになりました


当日は100人以上の方にお越しいただき、皆様のネパール大震災への関心の高さが伺えました。

小川からは、震災前からADRAがネパールで行なっていた支援活動のこと、震災による被害、現在の状況などに加え、ADRAがこの一ヶ月で行なってきた様々な支援活動についてご報告しました。また、今後の活動についてもご紹介した上で、ネパールの復興について来場者の皆様とともに考える時間を持ちました。


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「できることを一緒に考えてほしい」と訴える小川


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復興に向けた課題についてもご紹介しました


質疑応答では、多くの方々にご質問やコメント、ご意見をいただきました。

長い間、日本に住んでいるというネパール人の方からは、ご質問とともにADRAの活動に対して感謝の言葉もいただきました。


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何人ものネパールの方からご質問や感謝の言葉をいただきました


中には、「お金のない学生である私に、何ができるでしょうか?」と質問してくださった方もいらっしゃいました。今回の震災を他人事ではなく自分のこととして捉え、何ができるかを模索しておられることに感謝しつつ、小川からは「周りにネパールの情報を伝え、現地のことを知ってもらえるようにしてください。現地の被災者のことを覚えていてください」とお伝えしました。


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質問してくださった方との対話


小川が繰り返し、来場者の皆さんにお伝えしていたのが、「被災した方々の背中をポンと押してあげるような支援をしたい」という言葉です。

被災したネパールの人々は、良い意味で震災を既に過去のこととして考え、力強く前を見て歩き出そうとしています。そんな彼らに対し、すべてのものをADRAが支援してしまうのではなく、復興に向けた気持ちや意思を尊重すること。その上で、彼らだけではどうしようもない部分についてADRAが手を差し伸べ、一緒に歩いていきたいという意味です。

今回の報告会には、様々な背景をお持ちの方がご来場くださいました。
毎年、口唇口蓋裂医療チーム派遣事業に参加して現地の患者さんと触れ合っている医療従事者の方々。
日本で学び、仕事をしていて故郷の災害に心を痛めているネパール人の方々。
現地に友人がいて、その安否を気遣っている方々。
自分なりに何ができるかを考えたいと思って足を運んでくださった方々。

それぞれの方々の温かい思いが伝わる会となり、今後の復興支援に向けて私たちもたくさんの励ましをいただくことができました。


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終了後、ネパール人コミュニティの方々と来場した日本人の方々とで記念撮影をする場面も。報告会を契機に新しい輪が広がりました


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カトマンズの道端に建てられた、倒壊したダラハラ塔のミニチュアを最後にご紹介しました

ADRA Japanは、今後も現地のADRA支部と協力しながら、被災者とともに歩み、彼らの復興に向けた取り組みを支える活動を続けていきます。引き続き、ADRA Japanの活動に目を留めていただき、ご支援くださいますようお願い申し上げます。

(執筆:ネパール事業担当 須原敦

ネパール地震被災者事業は皆様からのご寄付に加え、(特活)ジャパン・プラットフォームからの助成金も受けて実施しています。

ネパール地震被災者支援について詳細はコチラ

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Posted by ADRA Japan at 18:39 | イベント情報・報告 | この記事のURL
    
(6/8)【イベント報告】南スーダン事業報告会を終えて [2015年06月08日(Mon)]
南スーダン緊急支援事業担当の前野です。

普段は南スーダンからエチオピアに逃れてきた難民の支援のためにエチオピアに駐在していますが、3月に一時帰国していました。このタイミングに合わせ、3月30日(月)に南スーダン事業報告会を開催し、20人近くの方にご来場いただきました。

報告会では、ADRA Japanの概要や、南スーダンにおける支援事業の歩み、そして2013年12月に南スーダンの首都ジュバで勃発した武装蜂起によって私たちの事業地にどのような変化が起きたのかを、私の経験を元にお話ししました。

報告後には、来場者の方々から「エチオピアで受け入れているコミュニティの支援について」、「参加型の支援について」、「国際機関や、エチオピア政府との調整について」など、たくさんの鋭い質問をいただきました。

今回の報告会を開くことにしてから、様々な背景をお持ちであろう来場者の方々に何を伝えたらいいのか、とても悩みました。普段現場で仕事をしていると自分の活動について誰かに伝える機会がないので、今回の報告会の準備は自らの仕事を客観的に振り返り、考えをまとめる機会となりました。また、報告会で皆様からいただいた質問も的確なものばかりで、私自身にとってもよい勉強になりました。

今後もADRA Japan はエチオピアで南スーダン難民のための衛生啓発事業を継続していきます。皆様からの温かいご支援に感謝しつつ、今後も精一杯、活動に携わっていきたいと改めて感じております。

報告会にご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。


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ADRA Japanの支援について説明する事業部長の橋本

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報告会の後半では難民支援について活発な議論が飛び交いました。


(執筆:南スーダン事業担当 前野裕子


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Posted by ADRA Japan at 13:29 | イベント情報・報告 | この記事のURL
    
(6/3)【ボランティア募集】ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業に参加してくださる看護師を募集! [2015年06月03日(Wed)]
ネパールでは、約500人に1人という発生率で口唇口蓋裂の子どもが生まれています。日本でもほぼ同じ割合で生まれますが、日本は医療体制が確立されているため、ほとんどの場合は物心つくころには治療が終わっています。

しかし、ネパールの多くの口唇口蓋裂患者は治療費が高額であることや医師の不足、手術を受けられる医療機関が付近にないなどといった経済的、社会的、地理的要因のために手術を受けられずにいます。口唇口蓋裂に対する理解も不足しているため、周囲からいわれのない差別や偏見にさらされ、辛い生活を送っています。

ADRA Japanでは年に1回、2週間の日程で日本から医療チームをネパールに派遣し、約50人の患者さんに無料で口唇口蓋裂の手術を行なう事業を、1995年から継続的に実施しています。

2015年度は下記の通り、医療チームの派遣を計画しています。
現地で共に働き、医療活動を通じて国際協力について一緒に考えてみませんか?
皆様のご応募を、心よりお待ちしております。

※ ネパールの情勢について
4月25日にネパール中部で大地震が発生し、大きな被害をもたらしました。現在も余震が続いています。事業を行なうシーア記念病院はカブレ郡にあり、今回、最も被害が大きかったとされる14郡のうちの1つです。

ADRA Japanは現地に赴いていただくボランティアの皆様と患者さんの安全を第一に考え、事業を運営いたします。シーア記念病院との話し合いの結果、現時点では実施可能と判断しておりますが、今後、大きな余震が発生するなどし、安全が確保できないと判断した際には事業を中止する場合もございます。

ご応募に際しては、この点について事前にご了解いただきたく、お願い申し上げます。


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2014年度の医療チームと現地医療スタッフ、手術を受けた患者さんとその家族


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2014年度の事業における手術室の様子


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2014年度の事業における病棟ケアの様子


【期間】2015年11月21日(土)〜12月6日(日)

【場所】シーア記念病院(ネパール国カブレ郡バネパ市)

【参加費】20万円
(渡航費、ネパール国内移動費、滞在費、ビザ、海外旅行保険費を含む)

【募集職種・人数】
看護師(病棟担当、手術室担当) いずれも若干名
※ 病棟担当は小児看護・外科看護経験があればより望ましい

【応募資格】
・ 心身ともに健康であること
・ プロジェクト成功のために、チームの活動に積極的に関われること
・ 協調性があること
・ 2015年4月現在、少なくとも3年間の実務経験があること

【応募方法】
願書に必要事項をご記入の上、 project@adrajpn.org 宛にメール送付、もしくは下記の宛先までご郵送ください。

願書のダウンロードはコチラをクリック

【応募締切】 2015年6月26日(金)必着

【選考方法】
願書受付後、順次、参加希望者説明会を行ない、選考いたします。本事業に初めて参加される方には必ずご参加いただきます。日程をご確認のうえ、出席可能な日を願書にご記入ください。

場所:ADRA事務局(住所は下記を参照ください)

第1回目:2015年6月11日(木)  19:00〜20:30
第2回目:2015年6月15日(月)  19:00〜20:30
第3回目:2015年6月20日(土)  19:00〜20:30
第4回目:2015年6月21日(日)  19:00〜20:30

【選考結果の通知】
上記の参加希望者説明会にご出席いただいた上で、7月3日(金)までにご連絡いたします。

【お問合わせ・お申込先】
特定非営利活動法人ADRA Japan 東京事務局 担当:須原
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-11-1
TEL: 03-5410-0045 FAX: 03-5474-2042
E-mail: project@adrajpn.org


ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業の詳細はコチラ

ネパール口唇口蓋裂医療チーム派遣事業 活動ブログはコチラ


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6月4日(木)、原宿でネパール地震被災者支援事業の報告会を開催します。
震災前から現地に駐在しているスタッフが一時帰国し、「ネパールの今」をお伝えします。ぜひご参加ください。
ネパール地震被災者支援事業駐在スタッフ一時帰国報告会の詳細はこちら
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Posted by ADRA Japan at 14:42 | ボランティア募集 | この記事のURL
    
(6/2)【緊急支援】バヌアツのサイクロン被害報告 [2015年06月02日(Tue)]
南太平洋の美しい島嶼国、バヌアツを巨大サイクロンが襲ってから2ヶ月が経ちました。いまだに現地の状況は厳しいままです。

サイクロンによって海辺の村々が破壊されただけでなく、海岸から遠く離れた集落にも海水が押し寄せ、大きな被害をもたらしました。

人々は住む家を失っただけでなく、食糧であり収入源でもある農作物も失ってしまいました。さらに深刻なのは、地域の人々が使っていた水源の大半が破壊されたり、海水をかぶって使えなくなったりしてしまったことです。エファテ島では多くの地域がそのような状況にあり、特にエパウ村やパンパン村では事態が深刻です。

エパウ村に住むヘレンさんと4人の子どもたちは、サイクロンが襲来した時には家の中にいましたが、強風のために家屋が倒壊しました。さらに村の水源には海水が混じり、飲めなくなってしまい
ヘレンさんは次のように話してくれました。
ました。

「ここの水には海水や泥が混ざってしまい、とても飲めません。酸っぱくて腐っているようでした。」

この状況に対応するため、ADRAは災害に備えてあらかじめ備蓄していた水のろ過キットを配付しました。このキットを使えば、海水や泥が混ざってしまった水でも清潔で安心して飲める水にすることができます。エパウ村では、ろ過キットを配付した効果がすぐに現れました。

ヘレンさんはこう語ります。

「ADRAがろ過キットを配付する前は、水を飲んでお腹を壊した人がかなりいました。でも今は具合が悪くなる人はいません。清潔な水を使っていれば、病気の心配もいりません。」

ヘレンさんはろ過キットを使ったのは始めてでしたが、付属していた説明書が「わかりやすくて、組み立ても簡単」だったそうです。受け取ったろ過キットは一つでしたが、まわりの多くの人たちの役に立っているとのことでした。

ヘレンさんは村の診療所でボランティアとして働いていますが、診療所へ治療に来た患者さんたちがすでに40人以上も彼女の家の水を使っています。また、近所に住む20人以上が毎日このADRAのろ過キットを使っています。

「このキット、毎日大活躍よ!」と、ヘレンさんは明るく笑いました。


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バヌアツでのサイクロン被災者の方たちへの支援は今後も続きます。皆様からの温かいご支援を引き続きよろしくお願いいたします。


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(執筆:ライティングボランティア 小島彩子)


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Posted by ADRA Japan at 15:56 | 緊急支援 | この記事のURL
    
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