CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
ADRA Japan団体概要

ADRA Japanさんの画像
最新10記事
<< 2018年12月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
記事カテゴリー
http://blog.canpan.info/adrajapan/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/adrajapan/index2_0.xml
(12/10) シリア難民支援 レバノン事業「学習教室の活動がはじまりました!」 [2018年12月10日(Mon)]

ADRA Japanは2015年から、シリア難民の家族が多く住むベイルート郊外で学習教室を運営しています。
今回は、2018年10月から学習教室で開始した、幼稚園に通うことのできない子どもを対象にした就学前教育プログラムの様子をお伝えします。

【オリエンテーション期間】
2018年11月現在、就学前教育プログラムには、シリア難民、イラク難民、レバノン人の3歳から6歳までの子どもたち120人が通っています。昨年度から私たちの学習教室に通っている子どももいますが、大半は初めて学習教室に通う子どもです。慣れない環境に対する子どもたちの不安を和らげるため、教室を開始後、最初の3日間は保護者と子どもが一緒に活動に参加するオリエンテーション期間を設けました。子どもたちはお父さん、お母さんと一緒に絵を描いたり、ブロックを使ってゲームをしたりして過ごしました。


1_保護者と一緒に活動に参加する子どもたち - コピー.png
保護者と一緒に活動に参加する子どもたち



【クラスの開始】
オリエンテーション期間を経て、いよいよ子どもだけの通常の活動が始まります。子どもたちは、月曜日から木曜日まで毎日3時間の活動に参加します。

レバノンの就学前教育は、小学校入学後の学習に必要な読み書き計算の基礎を身に着けるための準備期間として位置づけられています。学習教室では、レバノンの就学前教育のカリキュラムを基に、アラビア語、フランス語、算数、理科の4教科を中心に、歌やゲーム、遊びを通して子どもたちに教えています。


2_フランス語でラパンのうたを歌う子どもたち - コピー - コピー.png
フランス語で「ラパン(うさぎ)のうた」を歌う子どもたち



【保護者会】
子どもたちを対象にした活動と併せて、学習教室では、毎月1回の保護者会を開催しています。教育に対する保護者の理解をより深めてもらうため、また、子どもの健康的な発達と学びを家庭からもサポートしてもらえるように、毎月異なるテーマで学習会を開いています。

11月の保護者会では「家庭でもできる、子どもの学びと遊びのサポート」をテーマに、歌やゲームを先生が紹介しました。


3_家庭にあるもので楽器を作り演奏している様子_resized - コピー - コピー.png
家庭にあるザルやコップ、桶などで楽器を作り、先生と保護者が一緒に演奏



保護者会の最後には「今度、家でも実践したいので、今日歌った曲名を教えてください」と先生に質問する保護者もいました。

次回のブログは、学習教室に子どもを通わせている保護者と学習教室で働く先生の教育に対する想いを紹介する予定です。

*この事業はジャパン・プラットフォームからの助成金および皆さまからのご支援によって、実施されています。


(執筆:海外事業課 伊東 彩)



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント


このエントリーをはてなブックマークに追加

事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 11:02 | シリア難民支援 | この記事のURL
    
(11/30) アフガニスタン便りVol.34 〜アフガニスタン独立99周年記念レセプション〜 [2018年11月30日(Fri)]

長い間紛争から逃れ、隣国へ避難していたアフガニスタンの国民は自国に戻りつつあります(帰還民)。

しかし、紛争で国は疲弊し、生きていくために必要な最低限の食糧自給能力を保つことができないことに加え、インフラや社会福祉サービスも十分でないため、人々は実に様々なニーズを抱えています。

また、自国内ではありながらも、住み慣れた地域から避難をした人々(国内避難民)も、依然厳しい生活を強いられており、彼らもまた、多くの支援を必要としています。


そのような非常に厳しいアフガニスタンの現状を踏まえ、ADRA Japanは、昨年までアフガニスタンの子ども達に対しての教育支援を行ってきました。
今年は帰還民や国内避難民に対しての緊急食糧支援を検討しています。


歴史をひも解くと、アフガニスタンは19世紀はイギリスの保護国となっていましたが、1919年独立を果たしています。

独立後100年の節目を来年に控え、11月7日に在日アフガニスタン大使館において、アフガニスタン独立記念99周年記念レセプションが行われました。

日頃からアフガニスタンで支援活動をしているADRA Japanもご招待をいただき参加してまいりましたので、今回はそのご報告をしたいと思います。


当日は、アフガニスタンに関係のある政府関係者、民間企業、NGO団体など、様々な関係者が参列しており、とても賑やかな雰囲気でした。

レセプションではバシール・モハバット特命全権大使に加え、日本からの来賓でありアフガニスタンと縁のある柴山昌彦文部科学大臣や石原伸晃衆議院議員も祝辞を述べました。


アフガニスタン独立99周年式典での柴山昌彦文部科学大臣.jpg
柴山昌彦文部科学大臣(写真左から2番目)


その後、アフガニスタンの伝統民族楽器であるチャルパーサの演奏を聞きながらの懇談の時間となりました。


アフガニスタン独立99周年式典でのチャルパーサの演奏.jpg
アフガン伝統楽器チャルパーサによる演奏


その際、アフガニスタンの美味しい代表的料理や飲み物がふるまわれ、同時に日本の飾り巻き寿司も提供されました。
そのお寿司には、アフガニスタンの国旗や国花(チューリップ)が描かれており、日本とアフガニスタンの末永い友好関係を願うアフガニスタン政府の想いを感じ取ることができました。


アフガニスタン独立99周年式典_炊き込みご飯.jpg
提供されたアフガニスタン料理(アフガニスタン風炊き込みご飯)


アフガニスタン独立99周年式典_飾り巻き寿司.jpg
提供された飾り巻き寿司(中央はアフガニスタン国花のチューリップ、両端はアフガニスタンと日本の国旗のデザイン)



当日は普段開放されることのない屋上の出入りが自由にでき、秋の澄んだ空気と共に、東京タワーがとても綺麗に見えたことが印象的でした。


アフガニスタン大使館から眺める東京タワー.jpg
アフガニスタン大使館屋上から眺める東京タワー



ADRA Japanはこれからも、アフガニスタンの人々や関係団体と協力して、支援を必要としている現地のニーズに応えていけるように努めます。


引き続き、皆さまの温かいご理解とご協力をよろしくお願いいたします。



(執筆:アフガニスタン事業担当 會田 恵梨)



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント



このエントリーをはてなブックマークに追加

事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 08:00 | アフガニスタン便り | この記事のURL
    
(11/28) お宝エイドのご紹介【あなたのご家庭に眠るお宝が、支援を必要とする人たちの希望になります】 [2018年11月28日(Wed)]

みなさん、こんにちは!

インターン生の前田です。

今回は、先日受付を開始した「お宝エイド」について紹介します。
あなたのご家庭に眠るお宝をご提供いただくことで、発展途上国での教育や難民支援、国内災害の被災者支援に役立ちます。

あなたの家に、使わなくなった時計や食器、おもちゃはありませんか。
使わないけど捨てるのはもったいない・・・
どこかに売ってしまおうかしら・・・
他に使ってくれる人はいないかな・・・
と思っているそこのあなた!

クローゼットや押入に眠っているその「お宝」が、厳しい環境で必死に生きている人々の「助け」になるのです。

ご寄付として受付させていただいている品物は下記のとおりです(クリックで拡大します)。


ADRA_お宝エイド寄付受付品目.JPG



「お宝」寄付の方法はたったの3ステップ。
必要な作業は梱包とお電話だけです。

着払いで送ってくださってOKなので費用負担はかかりません。
また、集荷にも伺いますので郵便局へ運んでいただく必要もありません。


ADRA_お宝エイド寄付受付ご案内.JPG



郵送にて案内チラシをお届けすることも可能です。
ご希望の方は、以下のURLのフォームより、お名前、ご住所、電話番号、部数を記載のうえご連絡ください。
企業・団体様での配布も歓迎しております。
http://www.adrajpn.org/A_ContactUs.html


ご自身でプリントされる際のPDF版はこちら。
  【ADRAお宝エイド_チラシ表.pdf
  【ADRAお宝エイド_チラシ裏.pdf


そろそろ大掃除の時期です。家の中の整理で見つかったさまざまな「お宝」は、ご寄付いただくことによって、紛争地や被災地で暮らす人々の生きる「力」に生まれ変わります。

みなさまからのご支援をお待ちしています。

(執筆:インターン生 前田由布)



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント






このエントリーをはてなブックマークに追加

事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 17:44 | 最新ニュース | この記事のURL
    
(11/22) インドネシア・スラウェシ島地震 vol.2 [2018年11月22日(Thu)]

2018年9月28日に起きたインドネシア・スラウェシ島での地震発生から2か月弱が経ちました。

10月28日現在で死者は2,000人以上、負傷者は10,000人を超えています。
約68,000世帯に影響を及ぼし、避難民の数は140か所で20万人以上にのぼります。


避難している子供たち(インドネシア・スラウェシ島地震).jpg
避難している子どもたち


ADRAはジャカルタと被災地であるパル市にて活動を行っています。
これまでに支援の一環としてシェルターキッドを3000個、追加で防水シートを1000枚配布しました。


被災者が避難しているシェルター(インドネシア・スラウェシ島地震).jpg
被災者が生活しているシェルター


配付した防水シート(インドネシア・スラウェシ島地震).jpg
配布した防水シート



また、設置した給水所の数も今後は更に増やすることが決定しています。


給水場で水を汲んでいる様子(インドネシア・スラウェシ島地震).png
給水場で水を汲んでいる様子



2018年11月21日時点で、インドネシア・スラウェシ島地震の支援活動に対して674,575円(うち、Yahoo!募金での受付額119,575円)のご寄付をいただいております。
いただいたご寄付は、全額を当災害の支援活動およびその関連費用として大切に使用させていただきます。

現地はまだ電気や水が確保できていない場所も多く、未だ必要なサポートが不足している状態です。
引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

ADRAは1人でも多くの方々に手を差し伸べることができるように活動を続けてまいります。

(執筆:インターンシップ生 前田由布)



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント




このエントリーをはてなブックマークに追加

事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

    
(11/15) 南スーダン便りvol.81 ADRA Japanが活動しているクレ難民キャンプをご紹介します [2018年11月14日(Wed)]

みなさん、こんにちは!

エチオピアに駐在している河野です。

今日はADRA Japanが活動しているエチオピア、ガンベラ州のクレ難民キャンプについて紹介したいと思います。

ガンベラ州には難民が約40万人おり、難民キャンプが7つあります。
南スーダン危機は「女性と子どもの難民問題」であると言われるように、女性と子どもの割合が非常に高く、ガンベラに滞在する南スーダン難民の9割が女性と子どもです。

ADRAはそのうちの1つであるクレ難民キャンプで活動しており、ここには約54,000人の難民が滞在しています。
この難民キャンプは2014年5月17日に開設されました。滞在者の大半がヌエル族という民族です。

難民キャンプというと、大きなテントのようなものに住んでいることをイメージする方もいらっしゃるかもしれません。そのような光景は移住直後の緊急期に多く見られます。

ガンベラではすでに難民キャンプができてから4年以上が経ちますが、支援団体がトゥクル(Tukul)という住居を作り、難民が自分たちでメンテナンスをしながら住んでいます。


トゥクルという住居(南スーダン)ロゴ入り.jpg

トゥクルという住居2.png
トゥクルという住居


季節によって早朝は冷え込みますが、夏のお昼頃には気温が50度近くにまで上がる温度差が激しい気候です。
そして、電気や水道は無く、日本と比べるととても厳しい環境の中で生活しています。
そのような境遇にあっても「南スーダンにいた頃よりはとても幸せ」と言う難民が多く、たくましく生活しています。

クレ難民キャンプでは20以上の機関や団体が様々な分野で支援に携わっています。
例えば、ADRAは衛生の分野で世帯別トイレの建設と人々への衛生啓発活動を行なっています。
医療の分野では、国境なき医師団が診療所の運営や予防接種を、教育の分野ではエチオピア政府が初等教育を、食糧の分野ではWFP(国連食糧計画)、政府、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が配給を行なっています。

ADRA Japanがガンベラ州で活動を開始して4年、クレ難民キャンプで活動を開始して1年が過ぎました。
引き続き、厳しい環境で生活する南スーダン難民に対し、支援を届けています。


それでは、今回はこの辺りで!

今後も、私、河野から支援活動の様子やエチオピアでの難民キャンプの様子、難民の人たちの声などを現地からお伝えしていきたいと思います。

いつもご支援いただきありがとうございます。


*本事業は皆様からのご支援とジャパン・プラットフォームの助成金で実施しています。


(執筆:海外事業課 河野雄太



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント




このエントリーをはてなブックマークに追加

事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 14:48 | 南スーダン便り | この記事のURL
    
(11/6) レバノン事業地紹介『現地スタッフがお薦めするレバノン』 [2018年11月06日(Tue)]

ADRA Japanが2015年からシリア難民支援を実施している、シリアの隣国、レバノン。

日本人の私たちにはあまり馴染みがなく、また150万人ものシリア難民を受け入れているレバノンに対する私たちのイメージは、あまり明るいものではないかもしれません。

そこで、今回は、私たちの知らないレバノンの魅力について、レバノン人スタッフのカリーンに紹介してもらいます。

カリーンの写真.jpg
【カリーン・サアド(写真右)】
レバノンの小学校で教師、高学年の主任等の経験を経て、現在ADRA が運営する学習教室の教育コーディネーターとして働いている。



***************************************

レバノンの国旗.png



皆さんは、スイスを訪れたことがありますか?
もし、欧州が西洋的すぎて、たまには他の地域にも行ってみたいと感じていたら、「中東のスイス」を訪れてみてはいかがでしょうか。

伝統的なオリーブオイルを使った石鹸から最新のモダンな洋服まで、レバノンは実に様々なモノで溢れています。

その他にも、エキゾチックな情景に包まれながらちょっと贅沢をしてみたり、「ウード」と呼ばれる私たちの伝統的な楽器の音色とロック・ミュージックを融合させたフュージョンを聴いてみたり、若者はビーチ沿いの美しいナイト・バーで楽しんだり、レバノンの世界遺産であるビブロスの遺跡群で紀元前3000年のフィニキア文明に思いを馳せたり・・・レバノンには、海外からの観光客を魅了する多くの場所や文化があります。


皆さんもご存知かもしれませんが、レバノンは長きに渡って内戦を経験しました。
その間にも、この土地特有の歴史や文化に興味を抱いた多くの戦争ジャーナリストがレバノンに滞在し、レバノンで起こっている惨事を明日への希望とともに世界に発信していました。


レバノン内戦の書籍.jpg


レバノンは数多くの宗教・宗派が混在することでも有名で、その数はおよそ18宗派にもなると言われています。
これを象徴する興味深い光景を、ベイルートのダウンタウンで見ることができます。そこには、イスラム教のモスクやキリスト教の教会、また、かつてのユダヤ教の教会が一同に集結しています。


教会とモスク.jpg
ベイルート・ダウンタウンの様子。教会の奥にモスクが見える。



レバノンでは、南部地域に行けばイスラムの風情が漂い、反対に北部のレバノン山脈の谷を訪れれば、焚火を囲みながら4時間にも渡る食事をしてキリスト教の祝日を祝う村人たちに出会えます。

レバノンの国旗には木が描かれています。それも、ただの木ではなく、数千年に渡ってレバノンの地に根を張る杉の大木です。杉の木はレバノンの象徴であり、人々の誇りです。

このレバノン杉と同じくらいレバノンで歴史が長いローマ帝国時代のバールベック遺跡では、世界中の著名なアーティストが集う近代的なミュージック・フェスティバルが毎年開催されており、多くの観光客が訪れます。

過去と現在が入り混じる不思議な空間で数千年の時間の流れを感じる体験は、ここ杉の国レバノンでしか味わうことができないでしょう。

最後に、実は私たちレバノン人が最も誇りにしていることは、1日にスキーと海水浴が両方体験できること!
つまり、一日で山に行って海に行くことが可能なのです。 小さい国である故、美しい自然が凝縮されたレバノンだからこそできる楽しみです。


レバノンの海と山.jpg
レバノンの海と山

***************************************


引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。


*レバノンにおける教育支援事業は、ジャパンプラットフォームの助成金及びみなさまからのご支援により実施しています。


(執筆:海外事業課 伊東 彩)



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント

このエントリーをはてなブックマークに追加

事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 14:32 | レバノン | この記事のURL
    
(10/31) イエメン便りVol.5 「長引く内戦に苦しむ子ども たち」 [2018年10月31日(Wed)]

イエメンでは3年以上続く内戦によって、人々の生活は深刻な打撃を受けています。
ADRA Japanは2015年12月から、首都から遠く支援が届きにくいイエメン北部において、食糧配布、水の供給、生計回復支援などの活動を行っています。

今回は、内戦によって故郷を捨てることになり、今も避難生活を続けるスーリア・アブドラーちゃんのお話を紹介します。



ある朝、スーリアちゃんが兄妹たちの朝食を買いに出かけた際に、家の近くで空爆に遭いました。

「何か冷たいものが手に突き刺さるような痛みを感じて、私は死ぬんだと思ったわ。」

この時、スーリアちゃんは爆弾の破片で大けがをしてしまい、手が不自由になってしまいました。


イエメンの内戦の国内避難民スーリア.jpg
[イエメンの内戦の国内避難民スーリア]



その後、スーリアちゃんは故郷を捨てて家族と一緒に逃げることになりました。
その道のりは厳しく、空には戦闘機が飛んでいましたが、村を出て山道を歩き続けました。
ようやく一時的な避難所にたどり着き、今もそこに住み続けています。


イエメンの内戦の避難生活.jpg
[イエメンの内戦の避難生活]


内戦が始まる前は、トタンでできた家に住み平穏な暮らしをしていました。

「あの時は幸せだったの。外で遊んだり、飴を買いに行ったりできたから。」

しかし今は何もない場所にテントを立てて、着の身着のまま逃げてきた状態で、日常生活に必要な最低限の物すら不足する生活をしています。

「内戦が終わったら、何よりも先に家に帰りたい。私の手も治ったらいいのに。」



イエメンの人々、特に子どもたちは、長期化する避難生活で背負いきれない苦しみに耐え続けています。
保健・社会保障といった基本的なサービスを受けることもできなければ、守ってくれる人もいません。

スーリアちゃんは、激しい内戦の犠牲者の一人です。


ADRAは、内戦で家を追われ避難生活を続ける人々のニーズに応えるため、食糧配布安全な水の供給などを継続しており、これまで23万人以上 に食糧を届けてきました。


イエメン北部のADRA事業地での給水支援.jpg
[イエメン北部の給水支援]



引き続き、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。


※この活動は皆様からのご支援と(特活)ジャパン・プラットフォームからの助成を受けて実施しています。



(執筆:海外事業課 鈴木知子)

ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント


このエントリーをはてなブックマークに追加

事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 09:00 | イエメン便り | この記事のURL
    
(10/29) レバノン事業スタッフインタビュー『ADRAでの仕事が好きです!』 [2018年10月29日(Mon)]

ADRAはレバノンにて、シリア難民の子どもを対象に学習教室を運営しています。

今回は、学習教室で働くスタッフを紹介します。
シリア人女性スタッフのファティマは、自身も難民でありながら、コミュニティー・モビライザーとして私たちの活動に関わってくれています。

コミュニティー・モビライザーは、難民の家庭を訪問して生活の状況を聴き取ったり、支援に関する必要な情報を提供したりといった業務を行っています。

また、支援を求めて学習教室にやってくる家族の対応等もしています。

今回はインタビューの中で、ファティマが自身のバックグラウンドや仕事について話してくれました。


**************************************

いつシリアからレバノンへ来ましたか?

―2013年の初めにイドリブというシリアの都市からベイルート郊外に避難してきました。


イドリブからベイルートまでおよそ300キロの距離(*Google Mapより抜粋).png
<ファティマの出身地(イドリブ:黒)から今住んでいるところ(ベイルート郊外:緑)までおよそ300キロの距離(*Google Mapより抜粋)>



シリアではどのような生活をしていましたか?

―シリアでは小学校で先生として働いていました。算数の授業をしていた時、学校の校舎に爆弾が落ちてきて、校舎が崩れてしまいました。私たちは生徒と一緒に近くの山の穴に逃げ込みました。村の人もみんな山へ逃げていました。その時に、すでに夫が働いていたレバノンへ逃げることを決めました。6か月の長男に授乳していましたが、緊張や不安から母乳が出なくなることもありました。



家族について教えてください。

―夫と6歳の息子、4歳の娘がいます。夫は、結婚前はシリアで綿会社に勤めていました。シリアは物価が安いですが、給料も安いため、結婚後に夫はレバノンで働き始めました。今夫は電気屋さんで働いています。娘はレバノンで産まれました。子ども2人は今レバノンの学校に通っています。



レバノンの生活で最も困難なことはなんですか?

―レバノン人とのコミュニケーションです。レバノン人もシリア人ももっとお互いに優しく接することができるようになると良いと思います。



ADRAとの出会いはどのようなものでしたか?

―ADRAを知ったのはレバノンに住み始めてからです。子どもをADRAの学習教室に通わせている近所の人が、私がシリアで先生をしていたことを知り、ADRAのことを紹介してくれました。後日ADRAに行くと、コミュニティー・モビライザーとしての仕事を紹介してもらいました。



ADRAのコミュニティー・モビライザーとして、仕事はどのようなことをしていますか?

―難民家族の家庭訪問、家族のデータ収集や整理、支援物資の配布、アラビア語と英語の通訳、学習教室に来る訪問者の対応、学習教室の子どもや保護者への対応、など様々です。


難民が多く住む地域を訪問する様子.JPG
<難民が多く住む地域を訪問する様子>


水色のスカーフを着用しているのがファティマ.JPG
<水色のスカーフを着用しているのがファティマ。家庭訪問では、難民の家庭を一件ずつ訪問して、家庭環境や生活状況を調査します>


ADRAでの仕事は何が好きですか?

―ADRAでのすべての仕事が好きです。ADRAで働き始めたときは、英語の通訳がいないと一緒に働く外国人スタッフとコミュニケーションが取れませんでした。シリアでも英語は勉強しましたが、英語でのコミュニケーションは苦手でした。ADRAで仕事をするにつれ、英語でのコミュニケーションにも慣れてきて、今では私が外国人スタッフの通訳をするまでになりました。
ADRAの仕事を通して様々な家族と出会ったため、週末などに家族で外出すると、今まで接したことがある子どもや家族が話しかけてくれます。家庭訪問で家族の状況を把握しているため、生活の悩みも打ち明けてくれます。
また、日々の仕事が自分の学びや成長に繋がっていることや、自分が人の助けになれていることを実感する時に喜びを感じます。



学習教室の今後についてどう考えていますか?

―学習教室の活動がさらに充実したものになるといいと思います。難民として生活する上で大変なこともありますが、その中でも保護者や子どもたちが学習教室に来ることで、幸せを感じてくれたら嬉しいです。


学習教室に通う子どもと保護者とファティマ(右).JPG
<学習教室に通う子どもと保護者とファティマ(右)>

**************************************



ファティマは、学習教室において難民家庭との大切な窓口となっています。
保護者からも、親身に話を聞いてくれて嬉しいと評判です。

また、過去に紹介した保護者や子どもたちへのインタビューは、ファティマが通訳をしてくれるなど、日本人スタッフのサポートもしてくれます。

一緒に働くスタッフが、仕事にやりがいをもって働いていることは私たちにとっても励みになります。


今後も、ファティマをはじめとした現地スタッフのサポートを受けながら、ADRAは子どもたちと家族への支援を続けていきます。

ご支援をよろしくお願い致します。


*この事業はジャパン・プラットフォームからの助成金および皆さまからのご支援によって、実施されています。



(執筆:海外事業課 柳澤ちさと)


ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント

このエントリーをはてなブックマークに追加

事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 13:17 | シリア難民支援 | この記事のURL
    
(10/25) アフガニスタン便りVol.33 〜アフガニスタンの祝祭 「イード・ウル・アドゥハ」〜 [2018年10月25日(Thu)]

アフガニスタンで信仰されているイスラム教では、最大の祝祭「イード」が年2回行われます。

イードはイスラム歴で決まるため、日本が使う太陽暦では移動祝日になります。そのため、毎年イードの期間が少し異なります。

2回のイードは、「イード・ウル・フィトル」と「イード・ウル・アドゥハ」といい、前者の「イード・ウル・フィトル」は30日間の断食から解放される祝祭、後者の「イード・ウル・アドゥハ」は牛や羊を神にささげる犠牲祭です。


イード初日の祈り(ADRAアフガニスタン事業).jpg
イード初日の祈り



今年のアフガニスタンは8月21日から23日が「イード・ウル・アドゥハ」でした。

3日間ある祝祭日、アフガニスタン人のスタッフは初日の祈りを終えた後、健康なオスの牛や羊などを神にささげるために生贄にしてから、その肉を貧しい人のため、親戚や隣人のため、自分と家族のために3等分にします。


イード初日に生贄となった牛(ADRAアフガニスタン事業).jpg
イード初日に生贄となった牛


貧しい人、親戚や隣人、自分と家族の3等分にした肉(ADRAアフガニスタン事業).jpg
貧しい人、親戚や隣人、自分と家族の3等分にした肉



そして翌日は、年配者の家庭をまず訪問し、親戚や隣人の家庭も訪問して、お互いにお祝いの言葉をかけあいます。


イードを祝う家庭(ADRAアフガニスタン事業).jpg
イードを祝う家庭


今年は暦上、「イード・ウル・アドゥハ」の祝日の前に独立記念日(19日)、巡礼休暇(20日)と続くことで、長めの休暇になりました。

日本のお盆の時期のような休暇で、自分に近い人たちとのつながりを再確認し、また心身ともにリフレッシュすることができました。


*アフガニスタンの事業は、みなさまからのご支援により実施しています。


(執筆:アフガニスタン事業担当 杉本亜季)



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント

このエントリーをはてなブックマークに追加

事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 15:28 | アフガニスタン便り | この記事のURL
    
(10/17) 西日本豪雨災害 支援活動報告Vol.4(8月の活動) [2018年10月17日(Wed)]

ADRA Japanは7月8日より、広島県にて西日本豪雨によって被災された方々の支援を実施しています。
このブログでは、8月の活動を振り返ります。


土砂災害の被災地域_広島県三原市_ADRAJapan.JPG
土砂災害の被災地域:広島県三原市


清掃活動中の道路_広島県呉市天応地域_ADRAJapan - コピー.jpg
清掃活動中の道路:広島県呉市天応地域


【広島県内各地からの要請と支援物資提供】

ADRA Japanでは、7月から広島県三原市内の複数の地域で継続していた在宅被災世帯の現状調査をふまえて、8月には三原市や社会福祉協議会と情報共有を行いました。
また、市内の避難所でも物資配布と聞き取りを継続しながら、関係各所と今後の支援のための調整をしました。

三原市では地域の支援拠点や災害ボランティアセンターやなどに、高圧洗浄機2台や救急箱15セット、タオル1000枚や飲料など、必要とされる物資を引き続き提供しました。


避難所運営者と情報交換_広島県三原市_ADRAJapan - コピー.jpg
避難所運営者と情報交換:広島県三原市



他方で、広島県坂町役場と坂町小屋浦地域の住民の方から要請を受け、レトルト食品500食、コーヒー飲料6000本、ジュース500本、防塵マスク600枚、タオル1000枚などを提供しました。


提供したレトルト食品や飲料_広島県坂町_ADRAJapan - コピー.jpg
提供したレトルト食品や飲料:広島県坂町



さらに、広島県呉市天応地域の住民の方からも要請を受け、避難所や在宅被災世帯、災害ボランティアセンターなどへ、レトルト食品500食やスポーツドリンク300本、コーヒー飲料240本などを提供しました。

その他、広島県内では熊野町の避難所と広島市安芸区矢野地域の避難所へも飲料約400本を届けました。
加えて、岡山県倉敷市の4か所の避難所と災害ボランティアセンターへ飲料2400本を提供しました。


災害ボランティアセンターへ提供した救急箱と高圧洗浄機_三原市_ADRAJapan - コピー.jpg
災害ボランティアセンターへ提供した救急箱と高圧洗浄機:三原市



【「在宅被災世帯」の課題】

7月から三原市で実施した在宅被災世帯への戸別訪問により判明したことは、避難所で寝泊まりしていない被災者の方々が抱える困難な状況でした。

被災地はマンションやアパートなどの集合住宅は少なく、戸建ての割合が高い地域なのですが、在宅被災世帯の多くが、建物の1階天井付近まで浸水していました。

このような居宅で、衛生環境や建物の状態を不安に感じながら、浸水をまぬがれた2階部分で生活を続けておられました。一般的な家庭では生活に必要な家電製品や、風呂やキッチンなどの生活設備はほとんどが1階にあります。

家具も含め、1階にある財産はほぼすべてを失っているため、夏季にもかかわらず冷蔵庫は壊れてしまって使えず、洗濯や入浴もできず、さらにはテレビもないため必要な情報が全く入ってこないという世帯が多かったのです。
なかには被災した自宅敷地内の納屋など、本来住居ではない建物に身を寄せておられるケースもありました。


このような過酷な環境であっても「在宅避難」を続ける理由をヒアリングした結果は、不便であっても自宅で寝起きして、少しでも後片づけをしたい、家を空けたくない、避難所にはプライバシーがない、等でした。
しかしながら、1階部分が破損しているため、台所や風呂のみならずトイレも使えないという世帯もあり、自宅での生活環境は極めて厳しい状況でした。


被災家屋の建物1階_三原市_ADRAJapan - コピー.JPG
被災家屋の建物1階:三原市



このように多くの世帯が在宅避難を続けているにもかかわらず、そうした在宅被災世帯の数や実態はあまり認識されていないのが当時の現地の実情でした。

8月の時点ですでに各世帯毎、収入のある働き手がいるのか、リタイアした高齢者のみの世帯か、中長期にわたって支援を継続してくれる親族などのネットワークがあるか、経済的蓄えがあるかなどで片付けや住宅再建の選択肢は大きく異なっており、今後の住家を決めるスピードにも大きな差が出始めていました。


在宅被災世帯へ戸別訪問配布したスポーツ飲料_三原市_ADRAJapan - コピー.jpeg
在宅被災世帯へ戸別訪問配布したスポーツ飲料:三原市



上記の在宅被災世帯の課題は三原市のみならず、広島県内の被災地域に広く共通する課題であると考えています。

ADRA Japanではこうした現状を踏まえ、現在も支援活動を継続しています。
今後とも、皆様のご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

http://www.adrajpn.org/Emergency/WestJapanFlood2018.html(寄付受付ページ)

最後に、西日本豪雨により被災された皆さまの生活再建が一日も早く進み、安心できる暮らしが取り戻されますよう、心よりお祈りいたします。


(執筆:国内事業担当 牟田麻起子)



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント

このエントリーをはてなブックマークに追加

事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 14:15 | 西日本豪雨 | この記事のURL
    
| 次へ