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(8/17)【募集】マーケティングで国際協力。NGOインターン募集 [2016年08月17日(Wed)]
【インターン募集】マーケティングで国際協力。NGOインターン募集

マーケティングで国際協力に貢献したいインターンを募集中!
緊急支援や開発支援で実績のある国際協力NGO ADRA Japan(アドラ・ジャパン)でインターンしてみませんか?

ADRA Japanは、世界で今なお損なわれている「人間としての尊厳」の回復と維持を目指す国際NGOです。災害時の緊急支援活動や、教育支援などの開発支援活動に取り組んでいます。

インターンには、ADRA Japanの活動をアピールする活動を担っていただきます。世界をよくしたいという温かい心と、マーケティング施策の結果を見ながら次のアクションを考える冷静な判断力が必要です。将来、国際協力などの社会貢献に自分のスキルを生かしたいと考えている方や、NGOの運営を学びスキルを身に付けたいと考えている方には実践のチャンスです。

ご応募をお待ちしております。

広報スタッフ集合写真.jpg

【期待する成果】
・ADRA Japanの活動を支える、様々なマーケティング施策を実行すること

【仕事内容】
(1)広報・情報発信
WEBサイトのアクセス解析や更新、SNSやブログ、メルマガ、WEB広告などを担当していただきます。また、デザインソフトを用いて季刊誌の編集・デザイン・執筆なども担当していただきます。数字を見ることや文章を書くことが好きな方、デザインやマークアップのスキルをお持ちの方、大歓迎です。

(2)ファンドレイジング企画・運営
サポーターや寄付獲得のため、ダイレクトメール、クラウドファンディング、WEBマーケティング、イベントなどの企画・調査を行なっていただきます。皆さんのアイディアと実行力に期待しています。

(3)イベントの企画・運営業務
ADRA Japanの活動を紹介する活動報告会や映画上映会、外国料理食事会などの企画・運営をお手伝いただきます。イベントの企画の作成や、集客、当日の運営まで幅広く担っていただきます。

担当していただく仕事内容は状況に応じて変わりますが、ご応募の際は「希望内容」欄にどの業務に特にご関心がおありかをお書きください。

【得られるもの】
・国際協力NGOの広報、ファンドレイジング、マーケティング施策を実行する経験
・世界で今も苦しんでいる人々のために、貢献できることがあるという実感
・社会人として働くことを具体的にイメージできるようになること

応募条件:
・国際協力に関心がある方。また、ADRA Japanの基本理念に賛同される方
・国際協力NGOの広報、ファンドレイジング、マーケティングに関心がある方
・地味で細かい作業でも積極的に取り組める方
・3ヶ月〜6ヵ月以上、平日週2回以上、決まった曜日に活動できる方
・Office系ソフトの基本操作ができる方
・キーボードを見ないでタイピングができる方
・Adobeソフトを使ったデザインやWEBサイト制作のスキルがある方、歓迎

募集人数: 若干名

応募締切: 選考の上、必要人数枠が埋まり次第締め切り

活動時間: 平日10:30−18:00 (応相談)

待遇: 無給(週に2日以上、3ヶ月以上の方には交通費支給)

勤務地: 原宿

応募方法:
下記の申込フォームからご応募ください。「希望内容」欄には、ご興味のある業務内容をお書きください。書類選考の上、通過者には担当者から面談の日程などのご連絡を差し上げます。通過者以外にはご連絡を差し上げないことがございますので予めご了承ください。

インターン申込フォーム
https://goo.gl/2EDY79

ADRA Japanへのお問い合わせ
メール:support_adra@adrajpn.org (担当:永井温子百々久美


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Posted by ADRA Japan at 13:00 | ボランティア募集 | この記事のURL
    
(8/5)【熊本地震】 〜南阿蘇村福祉避難所への看護師派遣報告〜 [2016年08月04日(Thu)]
ADRA Japanは、熊本地震発生直後より情報収集と関係機関との連絡調整を開始し、5月9日まで熊本市を拠点にして物資配布や看護師による避難所巡回訪問などの支援活動を行ないました。

5月13日からは、南阿蘇村に活動の拠点を移し、看護師派遣と移動カフェを行なっています。

今回のブログでは、南阿蘇村での福祉避難所の運営支援ついてお伝えします。

阿蘇山ADRAJapan熊本緊急支援_R.jpg
南阿蘇村から阿蘇山を望む


南阿蘇村は、高齢化率35.5%で全国平均よりも高齢者の多い地域です。平時からいくつかの福祉事業所が、高齢者の暮らしを支えるために日々活動をしています。

しかし、今回の地震で福祉事業所の職員自身が被災していたり、通常業務に加えて福祉避難所運営の業務が加わったり、地域の交通網の不通によって通勤に長時間がかかるようになってしまっているなど、施設職員の方々にかかる負担がとても大きくなりました。

このような背景を受け、南阿蘇村では、地域の福祉事業所を中心に支援団体も加わった「みなみ阿蘇福祉救援ボランティアネットワーク(MFN)」が立ち上がりました。

ADRA Japanはこのネットワークに参加し、5月15日に急遽開設されることになった南阿蘇村内の一つの福祉避難所の開設から閉鎖までの運営支援を行ないました。

福祉避難所は、介護の必要な高齢者など、一般の避難所では生活に支障を来す方々のための避難所です。24時間体制で利用者の方々を見守る必要があります。通常は、既存の福祉施設内などに開設されることが多いのですが、南阿蘇村内においてもADRA Japanが関わった福祉避難所だけは単独で開設されることになったため、人員不足などが問題になっていました。

現在の国の制度では、福祉避難所は利用者10人あたり1人スタッフを配属できることになっています。しかし、今回のように既存の施設に併設される福祉避難所ではなく、単独で開設される場合は、1人のスタッフで利用者さん全員を24時間態勢で見守ることは出来ません。

そこで、この福祉避難所の運営支援を行なうためADRA Japanが看護師の夜勤スタッフ2人、医療コーディネーター1人を派遣しました。福祉避難所開設中は、同じ医療コーディネーターを配置することによって、全国から入れ替わりで支援してくださる看護師間の情報共有及び利用者サポートの強化を図りました。


福祉避難所の様子をご紹介します。


<福祉避難所の1日の流れ>
06:30 起床(洗面、デイケアサービスへの身支度など)
07:00 朝食
08:00 夜勤スタッフと日勤スタッフの情報引き継ぎ(利用者の状態や特記事項など)
08:30 デイサービスお見送り/夜勤スタッフ帰宅
□□□□掃除・換気・洗濯の時間
10:00 残っている利用者さんとスタッフでラジオ体操
    理学療法士や日勤スタッフによるプログラム
12:00 昼食・食休み
14:00 TV鑑賞「水戸黄門」
15:00 おやつの時間/デイサービスお迎え/洗濯物とり込み
    自由時間/理学療法士や日勤スタッフによるプログラム
16:30 日勤スタッフと夜勤スタッフの情報引き継ぎ(利用者の状態や特記事項など)
17:00 日勤スタッフ帰宅
18:00 夕食
    自由時間
21:00 消灯
   夜勤スタッフが交代で見守り、トイレ介助など
*お風呂はデイサービスに行った際に入ります。


_ADRA japan熊本緊急支援.jpg
朝と夕方のスタッフ入れ替わりの際は、必ず引き継ぎを行ないます。利用者さんの状態や注意事項などを一人ひとりのことを丁寧に引き継いでいきます。


ADRA Japan熊本緊急支援_R.jpg
食事は3食とも利用者さんとスタッフが一緒に食べます。
まるで家族のような団らんタイムでもあります。


ADRA Japan熊本緊急支援_R.jpg
お掃除は開設当初は、日勤スタッフがしていましたが、途中から利用者さんがお掃除してくれるようになりました。日々の掃除が利用者さんにとっての楽しみになりました。


将棋ADRA Japan熊本緊急支援_R.jpg
利用者さんが好きな将棋のお相手をすることもあります。
利用者さんが強すぎるので勝負にならないときも・・・


体操ADRA Japan熊本緊急支援_R.jpg
日中は体操もします。


ADRA Japan熊本緊急支援_R.jpg
少しでも楽しい部屋にしたいということで、みんなで「輪飾り」などを作りました。


障害トレーニングADRA Japan熊本緊急支援_R.jpg
介護士さんによる嚥下障害予防トレーニングなどもやりました。


ゆあしす号ADRA Japan熊本緊急支援_R.jpg
ADRA災害対応バス「ゆあしす号」に乗って、外出もしました。


タクティールケアADRA Japan熊本緊急支援_R.jpg
タクティールケア(*)専門家によるケアなども行なわれました。

(*)タクティールケアは、スウェーデン発祥のケアで、タクティールとは、ラテン語の「タクティリス(Taktilis)」に由来する言葉で、「触れる」という意味があります。その意味が示すように、手を使って10分間程度、相手の背中や手足を「押す」のではなく、やわらかく包み込むように触れることです。(詳しい説明はコチラ→http://jsci.jp/taktil/


利用者の方々は、ヘルパーさんの業務再開に伴ってご自宅に戻られたり、福祉施設に入られたり、子どもたちのいる家に引っ越したりと、徐々に福祉避難所を出て行かれ、福祉避難所は6月30日に閉鎖されました。


見送りADRA Japan熊本緊急支援_R.jpg
最後に出られた利用者さんをスタッフ全員で見送りました。


集合写真ADRA Japan熊本緊急支援_R.jpg
福祉施設責任者、MFNコーディネーター、ADRAスタッフの集合写真


この福祉避難所の閉鎖にあたり、運営元の福祉施設の責任者から次の様なお言葉を頂きました。

「ADRAは、常駐のコーディネーターを中心に組織として支援してくれたので安心して任せることが出来た。福祉避難所滞在中は利用者の笑顔が増えたし、転倒事故なども起きなかったことに感謝している。また、グリーフケアもしっかりやっていただけたことに感謝している。」


また、福祉避難所開設中に継続して運営支援に入った看護師2人の感想を紹介します。

「今回、ご縁をいただき南阿蘇の福祉避難所で夜勤看護師として関わらせていただきました。福祉避難所の利用者さんは、入れ替わりするスタッフにも慣れないままケアをされる環境や、先の見えない現状への不安の中にいました。

そんな中でも利用者さんたちは、被災していても、他人に思いやりを持って、お互いの個性を受け入れながらいつも笑顔で過ごされました。そして全員最後まで、高温多湿で狭い中でも誰も感染症に罹患せず、転倒もしなかった。利用者さんたちだけでなく、私たちスタッフも、だれも事故なく健康で業務にあたることができました。現地の多職種のスタッフ皆さんの支援の力だと思いました。

現地の方や利用者さんたちの元気で前向きな姿に元気をもらって、南阿蘇を離れたスタッフたちも皆楽しかったと言っていました。そんな充実した南阿蘇生活が恋しいです。
また、普段は看護師として病棟で、業務と時間に追われる日々の中で、人への思いやりを欠いてしまいそうになるけれど、私たちが救われることもあることを改めて教わりました。これからも今回のご縁を大切に、支援できることを続けて行こうと思います。」


(南阿蘇村福祉避難所運営支援 看護師 木村)


「ADRAからの要請は、当初福祉避難所の夜勤看護師でしたが、最終的に医療コーディネーターとして関わることになりました。私自身そもそも介護福祉の現場も初めてで、どう動けば良いかもわからず、福祉避難所を運営する福祉施設の職員さんや他の専門職支援者(ボランティア)の方々に助けられて手探りでのスタートでした。

福祉避難所運営支援で目標としていたことは、利用者さんが転倒などの事故を起こさず、体調の異常などが起きた場合は早めに対処する事。そして、生活の場としてゆっくり過ごすことができ、最後は次の移動先へ無事に送り出す事でした。

約1ヶ月半の間、多くの仲間に助けられ、無事に終えることができたことに、ただただ感謝です。」


(南阿蘇村福祉避難所運営支援 医療コーディネーター 中野)


福祉避難所が閉鎖されるまで、ADRA Japanは合計26人の看護師を派遣しました。利用者の皆さんに、事故なく、笑顔で過ごしていただくことができましたのも、看護師の募集に応じて駆けつけてくださった方や、ADRA Japanの活動をご支援いただいた皆様のおかげと感謝しております。

ADRAは、南阿蘇村での支援を継続しています。

現在は、地元社会福祉協議会や他団体と協力して、二次避難所などでADRA災害対応バス「ゆあしす号」を利用した移動カフェを中心に活動を展開しています。

引き続き皆様のご支援をよろしくお願い致します。


(執筆: 国内事業担当マネージャー 渡辺日出夫


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Posted by ADRA Japan at 11:55 | 緊急支援 | この記事のURL
    
(8/1)【国内啓発】イベント「話して、食べて、考えて!for アフリカ」を行ないました。 [2016年08月01日(Mon)]
インターンの水谷です。

ADRA Japanは、15年以上にわたりアフリカの各地で緊急支援や開発支援を行なってきました。近年では、エチオピア・ケニア・ジンバブエの3か国において、水・衛生問題に取り組んできました。今回のブログでは、7月10日(日)に行なったイベント「話して、食べて、考えて!for アフリカ」についてお伝えします。

「話して、食べて、考えて!for アフリカ」は、「アフリカについてさらに知っていただきたい」という思いから、ADRA Japanのアフリカ事業スタッフが企画したイベントです。
アフリカの人々の生活や社会問題、NGOの支援活動など、アフリカの様々な面に関心を持った方々が総勢19名参加されました。


(Africa_Blog1_No.1).jpg
ワークショップについて説明を行うADRA Japanスタッフ


イベントの中では、課題解決型ワークショップを行ない、参加者の皆さんに、水・衛生問題解決のための事業を考えていただきました。今回は、感染症の一つであるコレラの流行をいかに防ぐかを課題としてワークショップを行ないました。

まず、このワークショップのために用意したシナリオをもとに、事業を行なう地域でなぜコレラが流行したのか、これから流行らないようにするにはどうすれば良いかをグループで話し合ってもらいました。

次に、トイレや井戸、そしてそれらの維持管理トレーニングなど、どのような活動内容を行なうのが良いか、どこで活動を行なうのが効果的かなど、グループで意見を出し合い、それぞれの活動を表した小さなカードを地図に沿って配置してもらいました。同時に水・衛生設備の建設やトレーニングを行なう期間、予算の配分なども決めていただきました。


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チームに分かれて話し合う参加者の方々

ワークの終わりでは、それぞれのグループが、作成した事業計画案を発表しました。グループごとに活動計画が異なり、「なぜその活動を行なうのか?」、「なぜその場所でその活動を行なうのか?」などの質問が参加された方々の中から挙がりました。


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各チームが、事業計画について発表を行なった

また、実際にアフリカで活動していたADRA Japanのスタッフがコメントを行ない、事業を行なう際、どのような問題が発生しやすいのか、またどのようなことに気を付けていたかなど、実際の事例を交えて紹介しました。


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発表された事業計画案にコメントするADRA Japanスタッフ

ワークショップの終了後には、参加者の皆さんとADRA Japanのスタッフとの懇親会を行ないました。フードスタイリストの越出水月さんにおいしいガーナの料理をご提供いただき、参加者の皆さんに楽しんでいただきました。


(Africa_Blog1_No.5).jpg
帽子をかぶっている方が越出水月さん


(Africa_Blog1_No.6).jpg
ガーナ料理:オクラのシチュー、ビーンズシチュー、ライス、そしてパラダイスシードというガーナ特産のスパイスを使ったサラダ


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初めて食べるガーナ料理を楽しむ参加者の方々


参加された方々からは、「ワークを通して改善策を考えることができ、より深くアフリカの現状を知ることができた」「様々な人の意見や、実際に現地に行った人の話が聞けて、とても良い機会になった」などのコメントをいただきました。ワークショップやアフリカ料理を通じて、今まで知らなかったアフリカについて知っていただくことができたと思います。

ADRA Japanは、今後もアフリカ各地において支援を行なっていきます。引き続き、皆様の温かいご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

(執筆: インターン 水谷友紀)

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Posted by ADRA Japan at 12:00 | 国内啓発事業 | この記事のURL
    
(7/26)【イベント報告】世界の教育問題について考えるイベントを開催しました [2016年07月26日(Tue)]
ADRA Japanは現在、ネパールやアフガニスタン、ミャンマー、レバノンなどで、子どもたちが学校に通い続けることができるよう、教育支援活動を行なっています。

去る7月14日(木)、世界の教育問題について考えるためのイベントを開催しました。イベント当日は、開場時間と重なるように天候が急変し、一部の路線では運転を見合わせた電車まであったにも関わらず、100人近くの方にご来場いただきました。


ネパールの険しい通学路の様子をご覧になる参加者たち_ADRA Japan ネパール教育イベント.JPG
イベント開催前には、ネパールの険しい通学路を報じた動画を流しました


イベントの第一部では、インド、モロッコ、アルゼンチン、ケニアの4か国の子ども達の通学風景を追ったドキュメンタリー映画『世界の果ての通学路』を上映しました。
 
足が不自由な兄を乗せた車椅子を押し、一緒に学校に通うインドの兄弟たち。
女の子が教育を受けることへの理解が低い中、毎週末、自宅と学校附属の寮とを往復しながら勉強に励むモロッコの少女たち。
人里離れた牧場から、山道を馬に乗って通学するアルゼンチンの兄妹。
象に襲われないように回り道をし、一緒に通学する兄の背中を必死で追いかけて走るケニアの少女。

映画で美しい風景とともに描かれていたのは、勉強するために険しい道を踏みしめ、支えあいながら通学する子ども達の逞しい姿と、それを温かく見守る家族の愛と祈り、そして日本では考えられないほどの過酷な通学路の実情姿でした。

日本ではほとんどの道が舗装されており、公共交通機関を利用できる地域が多いですが、世界に目を向けると、通学そのものが文字通り命懸けであるところも多くあります。参加した方々も、いつになっても目的地である学校の姿が見えてこないことに圧倒されつつ、映し出された子ども達の勉強への熱意に思いを馳せておられました。

休憩を挟んだのち、第二部ではネパール事業を担当している小川真以と、ネパールの僻地に学校を建てる活動を行なっているYouMe Nepalの代表であるシャラド・ライ氏とのトークを開催しました。


YouMe Nepalのライ氏とADRA Japan スタッフ_ADRA Japan ネパール教育イベント.JPG
ライ氏を紹介する小川


ネパール教育イベントの様子_ADRA Japan ネパール教育イベント.JPG
100人近くの方にご来場いただきました


ネパールの子ども達は、様々な理由から勉強し続けることが困難な状況に置かれています。たとえば、家が貧しく学費や学用品が払えないという子どもや、村に設備の整った学校がないためにしっかりした教育が受けられないという子どももいます。さらには学校までの道のりが険しく危険すぎるため、ある程度の年齢になるまで通学させてもらえないという子どももいます。

今回のトークイベントは、ネパールで様々な村に赴き、そこで学ぶ子ども達の姿を見てきた小川から、村落部で生まれ育ち、苦労の末に奨学金を得て日本で学ぶチャンスを掴んだライ氏に様々な質問をし、それに答えていただく対話形式で行ないました。ライ氏からは、家の近くにベンガルトラが出るという想像するだけでも震えてしまうようなお話や、水牛の背に乗ってバスリ(木製のフルート)を吹きながら水牛を水辺に連れて行くという家の手伝いが好きだったというお話など、幼少時のネパールでの生活を生き生きと語っていただきました。


ネパールでの生活を話す YouMe Nepalの ライ氏_ADRA Japan ネパール教育イベント.JPG
ライ氏の自宅ではベンガルトラの遠吠えを聞くこともあるとのこと


トークの後半では、ライ氏が日本に留学するようになったいきさつについてもお話を伺いました。
勉強熱心な母親に勧められ、自宅の最寄りの学校から、より質の高い授業をしていた山の上の学校に転校したこと、難関を乗り越えて奨学金を得たことなどをお話していただきました。奨学金試験の合格については、たまたまラジオで合否発表を聞いた父親から伝えられたそうです。結果を知った瞬間、自分の人生に転機が訪れたと語るライ氏からは、教育にかける熱い思いが伝わってきました。

ライ氏のお話には、外国で学ぶ機会を与えてくれた母国ネパールへの感謝と、厳しい生活環境にありながら教育の重要性を説き、勉強を続けさせてくれたご両親への感謝の気持ちが溢れていました。


実は今回、小川はライ氏にあるサプライズを用意していました。それは、ライ氏を育て上げたお母様を内緒で日本にお呼びし、このイベントにご登壇してもらうこと。
ネパール滞在中にライ氏のお母様にお会いした小川は、お母様の聡明さと子どもの教育に対する強い信念に感銘を受け、ぜひ今回のイベントにお呼びしたいと考えました。そして、今回の来日を実現させました。
ライ氏にはもちろんのこと、ライ氏の所属するYouMe Nepalの方々にもお伝えせず、秘密裏に準備を進めました。

イベントの終盤、小川からの「秘密のスペシャルゲストが来ています」という言葉に戸惑った表情を見せていたライ氏。険しい山奥の村にいるはずのお母様が会場に現れた時は、何が起きているのか分からないといった様子で、目を見開いてお母様を出迎えておられました。


YouMe Nepalのライ氏、ライ氏のお母様とADRA Japan スタッフ.JPG
お母様にお話を伺う小川


ご登壇していただいたお母様に「ライさんを育てる中で、特にどういったことに気を配りましたか?」と伺ったところ、「目上の人を敬いなさい。様々なことを経験し、たくさんの知識を持っている目上の人の意見を聞きなさい。そして、自分が学んだことや身に着けたことを、社会にお返しできるような人物になりなさいと教えていた」というお答えが返ってきました。
ライ氏はまさに、自分を育ててくれたネパールへの恩返しをしたい、勉強したい子ども達のために学ぶ場所を作りたい、という強い思いのもとで活動しています。そんなライ氏は、お母様にとって自慢の息子さんなのだと感じました。


YouMe Nepalのライ氏についてお話されるお母様_ADRA Japan ネパール教育イベント.JPG
ライ氏についてお話しされるお母様


イベントの最後には、現在ADRA Japanが挑戦しているプロジェクト「中退を余儀なくされているネパールの子どもたちに教育支援を!」についてご紹介し、ご支援を呼びかけました。
この取り組みは、ネパールで学費が支払えずに学校に通えない子ども達の学費を補うためインターネットサイトで子ども達への支援を募っているものです。7月29日(金)までに目標金額に到達できなければ、ご支援を受け取ることができません。イベントにご参加いただいた方からもご支援をいただき、少しずつゴールに近づいてきました。あと3日でこの挑戦も終わります。まだまだ退学率の高いネパールですが、学ぶ意欲の高い子ども達はたくさんいます。
もしよろしければ、プロジェクトページをご覧になってください。

「中退を余儀なくされているネパールの子どもたちに教育支援を!」(https://goo.gl/VBM0Zh)


今後も、このようなイベントを開催していきたいと思っております。
そのときに皆様とお会いできますことを楽しみにしております。


(執筆:ネパール事業担当 須原敦小川真以


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Posted by ADRA Japan at 11:57 | イベント情報・報告 | この記事のURL
    
(7/20)【熊本地震】〜心休まる時間を。ゆあしすカフェの運営〜 [2016年07月20日(Wed)]
ADRA Japanは4月19日から熊本地震で被災された方々への支援を始め、現在も支援活動を継続しています。

前回は、南阿蘇村で行なっている福祉避難所への看護師派遣についてお伝えしました。


今回のブログでは、5月29日、30日の2日間にわたって福祉避難所の方々を対象に行なったカフェ活動についてお伝えします。

ADRA災害対応バス「ゆあしす号」_ADRA Japan熊本地震緊急支援.jpg
(ゆあしす号)

ADRA Japanは4月19日から熊本市を中心に支援物資の配布を行ない、その後、看護師チームを熊本市内の4つの避難所に派遣しました。5月13日からは活動拠点を南阿蘇村に移し、福祉避難所への看護師等の派遣を行なっています。
避難生活が長引くにつれ、避難生活を続けている方にも、その方々をケアする方々にも心身の疲労がたまってきていることが課題となっていました。

そのため、今なお避難所生活を続けている利用者の方々や、震災が起こってからほとんど休みなく働き続けているスタッフの方々、スタッフのお子さんなどにホッとした時間を過ごしていただけるように「ゆあしすカフェ」をオープンしました。

「ゆあしすカフェ」とは、ADRA災害対応バス「ゆあしす号」を用い、温かい飲み物などを提供する活動です。今回は、高齢者福祉施設が集まっている地域で開催しました。

「ゆあしす号」の中でくつろぐ被災者の方々_ADRA Japan熊本地震緊急支援.jpg
(「ゆあしす号」の中でお茶を飲みながら談笑する高齢者福祉施設の利用者さんと介護の方々)

「ゆあしす号」の中でくつろぐADRA Japanスタッフと看護師の方々_ADRA Japan熊本地震緊急支援.jpg
(「ゆあしす号」の中で談笑する、ADRA Japanスタッフと看護師の方々)

「ゆあしすカフェ」を開催した駐車場まで来られない方々には、ポットにコーヒー、紅茶などを入れてお届けしました。

ADRAが支援する副詞避難所_ADRA Japan熊本地震緊急支援.jpg
(ADRAが支援している福祉避難所にて)

2日間開催した「ゆあしすカフェ」には、高齢者福祉施設の利用者さん、スタッフの方々、支援に来られている専門職支援者や子どもたち、約50名の方々にお越しいただきました。

カフェでは、高齢者の方々だけでなく、日頃休む間もなく高齢者の方々にお世話を親身になってされているスタッフの方々がリラックスしている様子を見ることができました。
「久しぶりにちゃんとドリップされたコーヒーを飲んだ」「リラックスできてよかった」などの声が聞かれました。
また、集まった子どもたちが楽しそうに過ごしている様子には、こちらも笑顔をもらいました。

また、カフェ活動を通して、被災された方々の声を直接聞くことができました。
福祉施設を利用している方々やスタッフの方々は、今もなお余震に怯えながら生活していること。その一方で、地元の南阿蘇や熊本を大切に思っていること。リラックスした雰囲気の中だからこそ、お話しいただけたことだったかもしれません。


ADRA Japanは、引き続き、熊本地震で被災された方々への支援を継続していきます。今後とも、皆様の温かいご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

(執筆: 事業部 インターン 水谷友紀)

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Posted by ADRA Japan at 21:00 | 緊急支援 | この記事のURL
    
(6/28)【シリア難民支援】子どもたちが通う学習教室 [2016年06月28日(Tue)]

前回は、レバノンに避難しているシリア難民の子どもたちが置かれている現状をお伝えしました。


今回は、主にシリア難民の子どもたちを対象に運営を開始した学習教室でのADRAの活動をご紹介します。

<学習教室での取り組み>
レバノンでは、難民登録を受けている約30万人の学齢期(6歳から18歳)のシリア人の子どもたちが現在も学校に通えていないと言われています。こうした子どもたちの教育の必要に応えることが学習教室を運営する第一の目的です。

現在、学習教室では、学校に通うことのできない子どもたちに学習機会を提供するため、月曜日から木曜日まで教育プログラムを実施しています。3月末時点で118人の5歳から12歳までのシリア難民の子どもたちが、英語、数学、アラビア語、理科の授業を受けています。

レバノンの学習教室で勉強するシリアの子ども_ADRA Japanシリア難民支援.jpg

学習教室でのシリアの子どもたち_ADRA Japanシリア難民支援.jpg
(学習教室で勉強する子どもたち)

学習教室ではレバノンの教育カリキュラムに沿って授業を行なっています。シリアとレバノンの教育カリキュラムは異なるため、その違いを考慮して授業内容を調整しています。また、学習教室に通うほとんどの子どもたちは、シリアの紛争により学校に通えなくなり、レバノンに避難した後も学習機会に恵まれず数年間教育を受けていません。小学校に入学しておらず、一度も学校に通ったことがない9歳児もいます。そのため、子どもの年齢だけではなく、学習能力のレベルに応じて、クラスを分けています。

それでもどうしても同じクラスの中で子どもたちの学習能力のレベルに差ができてしまうため、先生は子どもたちの理解度と学習の進捗具合を見ながら授業内容を調整する必要があります。大変な作業ですが、先生たちは丁寧に子どもたちと向き合っています。


学習教室を運営するもう一つの目的は、内戦の経験による心の負担や避難生活によるストレス等を軽減することです。
子どもたちは毎週金曜日にお絵かき、図工、ダンス、映画鑑賞といったレクリエーション活動に参加しています。下の写真は、子どもたちそれぞれの好きなもの、安心する場所、嬉しいと感じること等を布に描き、心の内にある思いや感情を表現する活動の様子です。

レバノン学習教室のレクリエーションを楽しむシリアの子どもたち_ADRA Japanシリア難民支援.jpg
(レクリエーション活動で大好きな母国シリアの国旗や家を描く子どもたち)


これらの活動に加えて、学習教室では、子どもたち一人ひとりの家庭環境や生活状況の把握と、子どもの様子に異変があった際にフォローアップを行なうことのできる体制づくりに努めています。具体的には、子どもの家庭訪問の実施、保護者に対する家庭状況のインタビューの実施、教師による学習態度等に問題を抱える子どもの報告や子どもの出欠状況の管理を行なっています。

シリアの子どもたちの家に訪問するADRA スタッフ_ADRA Japanシリア難民支援.jpg
(難民の家庭を訪問しインタビューした情報をまとめるスタッフ)


また、学習教室で働くスタッフに対して子どもの保護に関する研修を実施しています。スタッフが子どもの変化に気づき、報告を行ない、必要に応じて子どもが適切な保護を受けられるように努めています。


今後も、シリア危機の影響を受けた子どもたちが子どもらしく安心して生活ができるように活動を実施していきます。
皆さまの温かいご支援をお願いいたします。

レバノンの学習教室に通うシリアのこどもたち_ADRA Japanシリア難民支援.jpg
(学習教室に通う子どもたちと現地駐在員の伊東(中央))

*この活動は皆様からのご支援と(特活)ジャパン・プラットフォームからの助成を受けて実施しています。

(執筆:レバノン事業担当 伊東彩


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Posted by ADRA Japan at 21:00 | シリア難民支援 | この記事のURL
    
(6/27)【ご注意】ADRA Japanをかたる募金詐欺にご注意ください [2016年06月27日(Mon)]
ADRA Japanをかたる募金詐欺などについて

6月27日、ADRA Japanを装った偽の義援金依頼のメールが何者かにより送信されていることが報告されました。

熊本地震被災者のための寄付を募る内容のメールが届き、メールに記載されているURLをクリックすると、ADRA Japanの紹介と、義援金振り込みのためのクレジットカード入力フォームがあるサイトに移動します。サイトには、ADRA Japanの名称やロゴマークが許可なく使用され、ADRA Japanのサイトに酷似しています。

現在ADRA Japan といたしましても当該サイトの停止を求めるなどの対応を行なっておりますが、皆様には、メール送信元のアドレスや、寄付を募るサイトのURLをよくご確認いただき、少しでも不審な点がありましたら、ADRA Japan(03-5410-0045もしくは support_adra@adrajpn.org)までお問い合わせいただくことをお勧めいたします。

詐欺に関しましては、新しい手口が続々と報告されているようです。被害に遭われないようくれぐれもご注意下さい。

また、これらの詐欺行為に遭遇された場合には、警察に通報していただいた上で、お手数ですがADRA Japanにもご連絡いただけますようお願い申し上げます。

ADRA Japan事務局
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Posted by ADRA Japan at 22:25 | 最新ニュース | この記事のURL
    
(6/14)【熊本地震】〜避難所への看護師チームの派遣〜 [2016年06月14日(Tue)]
ADRA Japanは、4月19日(火)から被災地熊本での支援活動を開始しました。活動を始めてから約2週間は、熊本市内を中心に、水や食料などの配付を行ないました。(ブログ記事「【熊本地震】〜被災者の方々への物資配付〜」)

物資配付と並行して、避難所などでの調査や、行政や他の支援団体と協議を重ねました。その中で、避難所で暮らす方々の健康管理が大きな課題としてあがりました。そこで、4月23日(土)からは物資支援も行ないながら、協力関係のある病院の医療チームと要請のあった避難所を巡回しました。4月27日(水)からは、専門職ボランティア派遣として、看護師の派遣を始め、5月8日(日)まで毎日、熊本市中央区の4つの避難所に看護師チームを派遣しました。


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(避難所で血圧を測るボランティアの看護師)


看護師チーム派遣では、1日あたり3〜5人の看護師に熊本市中央区内の避難所4カ所を巡回してもらい、避難者の体調変化を聞きながら血圧測定を行ないました。同時に、罹災証明の手続きは済んでいるか、自宅の被災状況や片づけの進み具合はどうかなど、一人ひとりにお話を伺いました。訪問を始めた当初は、避難者と看護師の間に緊張がありましたが、毎日、決まった時間に避難所を訪問することで緊張は少しずつほぐれ、避難者の身体的な変化だけでなく心理的変化に気づけるようになりました。

看護師チームの派遣期間中は毎日、避難所に常駐している行政の避難所担当者や巡回している医療班、また地域包括支援センターと情報共有を行ないました。この情報共有によって、支援を特に必要としている方々(高齢者の方や障がいがある方など)へのケアについて相談ができ、地域包括支援センターから行政担当部署や、他の地区の地域包括支援センターなどの他機関と連携して、避難所で暮らす方々の生活をサポートすることができました。


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(避難所巡回後の包括支援センターとの情報共有)


地域包括支援センターからは、
「毎日看護師チームが避難所を回って、被災者の方々の健康や抱える課題などを聞き取り共有してくれたので、包括支援センターとして支援を特に必要としている方々に、それぞれの状況あった支援を行なうことができとても助かった。」
「ADRAの看護師チームから引き継いだ情報を活かして、避難所閉鎖後に自宅に戻られた方々への調査やケアを迅速に行なうことができた」
などのお言葉をいただきました。


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(避難所での「地域包括支援センター」との情報共有)


また、避難所で暮らされていた高齢者の方は、「毎日、様子を見に来てくれたので安心して、いろいろと不安に思っていることを話すことができた。」と話されていました。


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(避難所で暮らす方のお話を聞くボランティアの看護師)


避難所の運営を担っていた町内会の方からは、「いろいろな医療チームが来てくれたが、大抵1回きりで、健康に問題があっても、その後のケアに繋がらなかったり、毎回、同じことを説明したりしなくてはならなかった。ADRAの看護師チームは毎日来てくれて、避難者一人ひとりの記録をチーム内できちんと共有してくれていたので信頼できた。」とのお言葉をいただきました。

チームの派遣を始めた頃は、4つの避難所で合計約540人の方々が暮らされていましたが、派遣を終えた5月8日(日)には、約30人まで減りました。派遣を始めてから約2週間のうちに多くの方々が自宅に戻られたり、新しい住居や別の避難所へ移られました。


この活動を通して、避難されている方々、そして避難されている方々を支えている方々のお役に立つことができ、とても嬉しく思います。熊本での緊急支援活動を支えてくださっている皆様のおかげです。心より感謝いたします。
特に、看護師チームの派遣を力強く支えてくださった熊本市中央区の地域包括支援センター「ささえりあ帯山」様、そしてボランティアとして参加してくださった計12名の看護師および薬剤師の皆様、本当にありがとうございました。


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(看護師チームの参加者)


次回のブログでは、現在南阿蘇村で行なっている福祉避難所への支援についてお伝えいたします。

ADRA Japanは被災地での支援活動を継続して参ります。今後とも、ADRA Japanへのご支援、ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。

(執筆:事業部 前川 龍太

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Posted by ADRA Japan at 16:47 | 緊急支援 | この記事のURL
    
(6/10)【ボランティア募集】ネパール医療チーム派遣事業 看護師募集 [2016年06月09日(Thu)]
ネパールでは約500人に1人という発生率で口唇口蓋裂の子どもが生まれています。日本でもほぼ同じ割合で生まれますが、日本は医療体制が確立されているため、ほとんどの場合は物心つくころには治療が終わっています。

しかし、ネパールの多くの口唇口蓋裂患者は治療費が高額であることや医師の不足、手術を受けられる医療機関が付近にないなどといった経済的、社会的、地理的要因のために手術を受けられずにいます。口唇口蓋裂に対する理解も不足しているため、周囲からいわれのない差別や偏見にさらされ、辛い生活を送っています。

ADRA Japanは1995年以来、年に1回、日本から医療チームをネパールに派遣し、無料で口唇口蓋裂患者さんの手術を行なう事業を実施しています。

2016年度は下記の通り、医療チームの派遣を計画しています。
現地で共に働き、医療活動を通じて国際協力について一緒に考えてみませんか?
皆様のご応募を、心よりお待ちしております。

【期間】2016年11月26日(土)〜12月7日(水) 12日間

【場所】シーア記念病院(ネパール国カブレ郡バネパ市)

【募集職種・人数】
看護師(病棟担当、手術室担当) いずれも若干名

【応募資格】
・ 心身ともに健康であること
・ チームの活動に積極的に関われること
・ 協調性があること
・ 英語もしくはネパール語で現地の医療従事者とやり取りをするのに必要な語学力* を有すること(TOEIC、英検などを受験している場合、スコア証明書のコピーを願書と合わせて提出してください)
・ 現地の医療従事者と主体的に関わり、協働して看護にあたる意思があること。日本人の医療従事者がいない状況であっても、現地の医療従事者とコミュニケーションを取って看護ができること
・ 2016年4月現在、少なくとも5年間の実務経験があること
・ 病棟担当は小児看護・外科看護経験があればより望ましい
* 語学力の目安:英語の場合、TOEIC 600〜695(自分宛てに書かれた簡単な仕事上のメモを読んで理解できる。/ゆっくりと配慮して話してもらえば、目的地までの順路を理解できる。)、もしくは英検2級程度
* 語学に関する資格試験を受けたことのない方でも応募できます。説明会の際、現地での業務について説明いたしますので、説明の内容を踏まえ、業務に支障がない程度のコミュニケーションが図れるかどうかを検討ください

【応募方法】
願書に必要事項をご記入の上、 project@adrajpn.org 宛にメール送付、もしくは下記の宛先までご郵送ください。
※ 願書にある「説明会希望日」の中で出席できる日程を、可能な限り複数、お選びください
※ 願書受付後、説明会にご出席いただきます。開催日程については、追って担当者よりメールにてお知らせいたします

願書のダウンロードはコチラから ⇒ ネパール医療チーム派遣事業 参加願書

【応募受付期間】 2016年6月30日(木)まで
※ 説明会は受付締め切りとなる6月30日以前にも開催します

【選考方法】
願書受付後、選考を兼ねた説明会にお越しいただきます。説明会で活動内容についてお伝えした上で、選考に入ります。日程をご確認のうえ、出席可能な日を願書にご記入ください。

場所:ADRA事務局(住所は下記を参照ください)

第1回目:2016年6月24日(金)  19:00〜20:30
第2回目:2016年6月25日(土)  19:00〜20:30
第3回目:2016年7月1日(金)  19:00〜20:30
第4回目:2016年7月2日(土)  19:00〜20:30
第5回目:2016年7月3日(日)  19:00〜20:30

【選考結果の通知】
上記の参加希望者説明会にご出席いただいた上で、7月15日(金)までにご連絡いたします。

【お問合わせ・お申込先】
特定非営利活動法人ADRA Japan 東京事務局 担当:須原
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-11-1
TEL: 03-5410-0045 FAX: 03-5474-2042
E-mail: project@adrajpn.org
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Posted by ADRA Japan at 15:04 | ボランティア募集 | この記事のURL
    
(6/7) ジンバブエ便り vol.33 〜海を渡った絵〜 [2016年06月07日(Tue)]
前回のジンバブエ便り vol.32 〜引き渡し式を終えて〜で、昨年11月に行なった建設した校舎や貯水タンク、トイレなどの引き渡し式についてお話ししました。その中で、子どもたちが踊りや歌などのすばらしいパフォーマンスを見せてくれたことをお伝えしました。

実は、引き渡し式を彩ってくれたのはジンバブエ人の子どもたちだけではありませんでした。日本の子どもたちも、すてきなかたちで引き渡し式を華やかなものにしてくれました。


引き渡し式に踊りを披露する日本人の小学生_ADRA Japan ジンバブエ事業.jpg
(踊りを披露する小学生たち)


昨年、ADRA Japanは設立から30周年を迎え、2015年6月に30周年記念式典を行ないました。その際、北は北海道から南は沖縄まで日本の小学生の皆さんが、絵を描いて送ってくれました。ジンバブエの学校が完成するにあたって、その絵の一部をジンバブエに運び、引き渡し式の中で展示しました。その様子をご紹介します。


日本の小学生の描いた絵と一緒に移るADRA チームスタッフ_ADRA Japan ジンバブエ事業.jpg
(絵と一緒に写るチーム・スタッフのランガ)


建設した学校やトイレなどの引き渡し式の打ち合わせ_ADRA Japan ジンバブエ事業.jpg
(引き渡し式の打ち合わせの様子。絵がきれいに教室を彩った。)


日本の小学生の描いた絵がジンバブエの下に届く_ADRA Japan ジンバブエ事業.jpg
(いろいろな肌の色の人々が描かれている。)


今回展示した一枚一枚の絵は、いつも外からの砂ぼこりでくすんでる校舎に彩を加えてくれました。絵を描いてくださった日本の小学生の皆さん、ありがとうございました。


事業地のゴクウェ・ノース地区の小学校では、図画工作の授業はほとんど行なわれていません。それは、画材などもなく、教えられる先生もほとんどいないためです。いつの日か、ゴクウェ・ノース地区の子どもたちも日本の子どもたちと同じように、図画工作の授業を受け、思い思いに絵を描ける日が来ることを願っています。


ADRA Japanはこれからも、ゴクウェ・ノース地区の子どもたちへの支援を行なっていきます。皆様のご支援のほど、よろしくお願いいたします。

(ジンバブエ事業は、皆様のご支援と外務省日本NGO連携無償資金協力の助成を受けて実施しています。)


【今月のショナ語】
毎月、ジンバブエ便りでは現地で主に使われている言葉であるショナ語(ショナ族の言葉)の簡単なフレーズを紹介していきます。ショナ語は、ローマ字読みで発音できるので、ぜひ声に出して覚えてみてください。ジンバブエでは他に英語、ンデベレ語(ンデベレ族の言葉)などが使われています。

Yakanaka!(ヤカナカ)
意味:きれい!


絵を写真に収める日本大使館のジンバブエ人ADRAスタッフ_ADRA Japan ジンバブエ.jpg
(絵を写真に収める日本大使館のジンバブエ人スタッフ)


(執筆:ジンバブエ事業担当 前川龍太

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Posted by ADRA Japan at 13:00 | ジンバブエ便り | この記事のURL
    
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