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松井 二郎
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乳酸菌でSARSが治った<前編> [2018年10月08日(Mon)]

  ◆NS乳酸菌とは
  3章 乳酸菌のすごさ(6)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    乳酸菌でSARSが治った<前編>






 お恥ずかしいが、わたし、免疫力を上げてクローン病を治す治療を始めるまで、「細菌」と「ウイルス」がちがうものだと知らなかった。

 よくそれで健康メルマガ書いてたな!(← お笑い芸人のカミナリふうに)

 わかるようになったのは、熱が出たとき抗生物質を飲むよう松本仁幸先生から指導されたから。熱が出るのは、腸で日和見(ひよりみ)感染がおきているのだから、細菌を殺せばおさまる、と教えてもらった。
 それで抗生物質に興味がでて、調べてみると、抗生物質はカゼやインフルエンザには効かないそうな。はて? クローン病の熱は下がるのに、なぜ?
 答えは――

 カゼやインフルエンザは
 「細菌」ではなく
 「ウイルス」だから〜(← チコちゃんふうに)

 細菌は、人間の細胞といっしょで細胞膜をもち核をもち、核のなかに遺伝子が入っている。ところがウイルスというのは遺伝子しかない。だから、人の細胞に入りこんではじめて繁殖が可能になる。大きさも細菌の100分の1くらい。
 なるほど、そんなにちがうのだったら抗生物質は効かないよね、と、わかった次第である。

 さて、前回は「乳酸菌は抗生物質をつくる」という話だった。乳酸菌は、さらに、ウイルスにも効くというのだ。――

(以下は引用)


          ◇


 乳酸菌には、ウイルスをやっつける強いパワーがあります。
 それを証明するこんな経験があります。2003(平成15)年、中国発のSARS(重症急性呼吸症候群)騒動が起こりました。
 当時、中国科学院で人類遺伝学の研究に従事していた私のところへ、友人から電話がかかってきました。彼はSARSに感染し、ひどい目に遭いましたが、たまたま日本の友人からもらった乳酸菌を毎日鼻の粘膜に入れていたら「SARSが治った」というのです。
 それで「その乳酸菌を送るから正体を調べてほしい」という依頼でした。世界注視の的だったこの新型肺炎SARSは、当時の中国衛生部には、3000件もの民間処方箋が寄せられていたといいます。
 私にとっては、乳酸菌はそんな処方箋の1つに思えましたが、わざわざ菌を送ってきたので、研究員に渡して遺伝子解析をしてもらいました。
 菌の正体はすぐわかりました。発酵乳酸桿菌(ラクトバチルス・ファーメンタム)と、もう1種類は乳酸球菌であることを突き止めました。(中略)
 私は、友人をSARS禍から救った乳酸菌に興味を覚え、インターネットや書籍などで、乳酸菌の論文を片っ端から読んでみました。おそらく1000本以上の論文を読んだと思います。(中略)
 そして、私は乳酸菌に強い興味を抱くようになったのです。


金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』



          ◇


 ――この引用、次回につづく。


 では次のコーナーへ。




  ◆クローン病中ひざくりげ 特別版
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    正しいアトピーの原因と完治の方法<前編>


 わたしは、アトピーのかゆさを「体じゅうが蚊に食われたよう」と表現したが――じつは蚊に食われたときにできる赤いハレ(湿疹)も、軽いアレルギーが起きたものだ。
 蚊の毒をIgE抗体で排泄しているのである。ほかに、ハチやヘビやクラゲやイソギンチャクの毒も、人体はアレルギーで(IgE抗体で)排泄している。

 これは「毒だから」排泄しているというよりも、「あっ、異物だ、やべぇ」と思った瞬間に排泄している。もちろん毒だからやべぇのでありデンジャラスなのであるが、いちいち「これは毒だからやべぇのであるか?」と判断していてはタイムオーバーで死んでしまうおそれがある。そこで「あっ異物だ」と思ったなら条件反射でシュビビーンとIgE抗体を撃ってエイヤッと放り出しているのである。

 このように、永らく人類の敵は「異物」、すなわち「自分とはちがう生物」であった。
 では私たちの体は、というか免疫は、どうやって「これは自分かそうでないか」を判断しているのか?

 【自分と同じタンパク質か、違うタンパク質か】である。

 自分と同じタンパク質には、細胞の表面にすべて同じ目印がついているのだ。免疫はそこを見ている。目印が自分と同じものでないときは「あっ異物だ」と条件反射で攻撃をしかけるのである。この仕組み、免疫によって、人類は生き残ってきた。
 これをいま人類が化学物質に対しておこなっているのがアレルギーである。

 ――と、ここで納得してもらっては、じつは困る。
 うーん、ちょっと待てよ。アレルギーの原因は化学物質だったよね。でも、「自分かそうでないか」の判別は「自分と同じタンパク質かどうか」でおこなっているのだよな。化学物質はタンパク質ではない。それなのに、アレルギーの原因は化学物質であるとは、これいかに?
 免疫は化学物質そのものを見ているのではなく【化学物質と結合したタンパク質】を見ているのである。
 これが、肉や卵でアレルギーがでる理由だ。

 アトピーなどのアレルギーの原因は肉や卵や牛乳だと、世間では考えられている。じゃあ、なぜこれらのアレルギーが起きはじめたのが、現代になってからなのか?
 蚊の毒やクラゲの毒でアレルギーになるのはわかる。だが、肉や卵や牛乳や魚や大豆は、人類が永らく食べてきたタンパク質だ。なぜこれらでアレルギーが起きはじめたのか?

 化学物質が入りこみはじめたからである。肉や卵という、人類がすでに知っているタンパク質ではなく、似ているが別の顔をした未知なるタンパク質、人類が出会ったことのないタンパク質となってしまったのだ。すると蚊やクラゲの毒と同様、IgE抗体がつくられ、アレルギーとして排泄しようとする。これがアトピー性皮膚炎なのである。

 松本仁幸先生はこう述べる。


          ◇


 最近も“食べて治すアトピー”という記事があちこちの新聞に載せられていますが、このような記事にはなぜ食べ物を食べてアトピーが治るかについては一言も触れていないどころか、相変わらず食べ物自身がアレルゲンであるような間違った考えは続いているようです。アレルゲンはあくまでも食べ物のタンパクに結びついた化学物質であるという事を誰も指摘しないことは悲しいことです。無知な大衆は大新聞に書かれている上っ面の皮相的な記事が正しいと信じ込んでいるので、いつまでもいつまでもマスコミに踊らされ続けるのですが、誰もその間違いに気がつかないのです。

松本医院ホームページ「革命的アトピー(アレルギー)の根本治療法」より引用)



          ◇


 そこで、せっかく松井もアトピーになったことだし、正しいアトピーの原因と完治の方法を書いておこう。

 肉や卵でアトピーになるのではなく、肉や卵に含まれる化学物質でアトピーになる、という話であった。
 アトピーの原因は化学物質なのであるが、正確にいうと「肉や卵のタンパク質に化学物質が結びついたもの」なのだ。
 食べ物に入っている化学物質とは言うまでもなく、おいしい食品添加物である。

 永らく人類が食べてきた小麦が、なぜアレルゲンとなったのか?
 パンをおいしくするためにやたらと化学物質を使うからだ。これらがなぜ悪いかといえば、単体の毒性などは問題でなく、「人体にとって異物である」ことが悪いのである。
 さらに農薬である。これは単体でもヤバいが、ヤバい量を使うことは禁止されているから、やはり問題は単体の毒性でなく「人体にとって異物である」ことだ。

 じゃあアトピーを、治さないまでも発症させないためには、加工食品をやめるのはもちろん、コメも小麦も野菜も無農薬のものを食べればいいのではないか。と思って無農薬のコメや小麦や野菜を栽培しても、与える水と空気に化学物質が入っているのでどうにもならない。

 ちなみに花粉症もそうである。
 スギ花粉がアレルゲンなのか? ちがう。スギ花粉は運び屋にすぎない。原因は花粉がたっぷり吸った化学物質である――厳密にいえば化学物質を含むスギ花粉というタンパク質――である。これを免疫が「なんだこいつ、知らねぇ顔だな。毒だったらタイヘンだ」と、虫刺されと同じ要領で「即刻、排除」と放り出しているのだ。

 松本仁幸先生はこう述べる。


          ◇


 現代の医者たちは、アレルギーの意味や全貌を全く理解せずに、重箱の隅をつつくことばかりをしています。まず、原因さえ分かろうとしません。今まで何千年もの間、人間が何の問題もなく食べてきた食べ物をアレルゲンと言ってみたり、人間の生活に貢献してきた全ての草木の花粉が鼻炎を起こすなどというような愚かなことを言い続け、何の疑問も感じていないのであります。これらの花粉は単なる化学物質の運び屋に過ぎないタンパク質なのです。化学物質がハプテンとなっているのです。除去すべきは食べ物や花粉ではなく、その中に運ばれている農薬や自動車排気ガスに含まれる全ての化学物質なのであります。

(同)



          ◇


 ハプテンとはこのまえ書いたとおり、そのままでは抗原(アレルゲン)にならないがタンパク質とくっつくと抗原になるもの。なので不完全抗原ともいわれるものだ。化学物質は小さすぎるうえにそもそも生き物でないので免疫は認識できない。タンパク質の大きさになることで免疫はようやく異物だと気づく。スギ花粉そのものはまったく悪くないのだ。
 人間は勝手に化学物質をまきちらしておいてスギ花粉をいじめ、そのスギ花粉を悪者と言っている。

 さらにいうと、ハプテン(化学物質)がタンパク質(花粉など)に入っても、これを異物とわかる人とわからない人がいる。ちがいのわかる人が花粉症、アトピーになる。
 では、ちがいのわかっちゃう人、アトピーになった人は、どうすればアトピーが治るのか?

 (つづく)








 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 私は、ちがいのわかる男。

 ……うれしくねぇ





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乳酸菌でSARSが治った<後編> [2018年10月18日(Thu)]

  ◆NS乳酸菌とは
  3章 乳酸菌のすごさ(7)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    乳酸菌でSARSが治った<後編>






 NS乳酸菌を開発したのは、モンゴル出身の金 鋒(ジン・フェン)博士だ。といっても金博士は、はじめから乳酸菌を研究していたわけではない。乳酸菌でSARSが治ったという友人にたのまれて、調べはじめ、論文を1000本以上読んだ。
 「そして、私は乳酸菌に強い興味を抱くようになったのです」
 とのこと。
 それにしてもだ。たしかに、SARSが治ったというのは乳酸菌に興味をもつのにじゅうぶんな動機、だけれど、この人は、医師だ。これまで「クローン病中ひざくりげ」で書いているように、医者って、信じるのは西洋医学のみ。こういう話にはマユツバという姿勢である。
 それなのに金博士は乳酸菌にのめりこんでいったわけだが……それにはこんな理由があったという。

(以下は引用)


          ◇


 私の専門は人類遺伝学です。私は「ヒト遺伝子の解明が進めば、病気の治療や予防は劇的に進む」と期待していました。これは私だけではありません。世界中の科学者もそんな期待を抱いていたのです。「火傷以外のすべての病気遺伝子の解明が進む」と有名な遺伝子研究者もいっていました。
 しかし、ヒトゲノム解析が終わって明らかになったのは、「人類から病気をなくすのは依然むずかしい」ということでした。当時の私は非常に失望しました。
 そんななかで、乳酸菌の効能は新鮮で魅力的であり、病気をなくすという人類の夢につながるものに思えました。
 乳酸菌を送ってきた友人に、私は次のような返事を書きました。
 「興味があります。でも、すぐ人間にテストすることは許されません。まず豚を使って実験して、効果と安全性が確認できたら、人間に応用することを考えましょう」
 こうして2003年の春から、私は乳酸菌の研究をスタートさせました。

 少し話が横道へそれてしまいましたが、要するに私がいいたいのは、世界中がてこずったSARSという新型ウイルス感染症が、「乳酸菌によって治った(らしい)」という事実なのです。

 抗生物質は、人類が手にした史上最強の「対細菌兵器」ですが、残念ながらウイルスには有効ではありません。
 インフルエンザや風邪の99%は、ウイルスが原因です。エイズもウイルスによって引き起こされます。がんもほとんどはウイルス感染であり、肝炎もウイルスによるものがあります。多くの病気は、ウイルス感染によるものです。
 こう考えてくると、SARSを治した乳酸菌というのは、ある意味とてつもない能力をもっているのではないか。


金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』



          ◇


 SARSが流行したのは2002年末から翌2003年にかけてで、その後の流行は確認されていないが、このときの感染者数は8098名、うち死亡者数は774名。患者の約10%が亡くなった。原因はSARSコロナウイルスで、いまのところ有効な西洋薬はない。
 こういう新種のウイルスは、これからも永遠にでてくる。わたしやこのメルマガの読者さんは「免疫力を上げておけばよい」と知っているからいいが、知らない人には恐怖だろう。
 いや、知っていても、わたしは免疫力を上げるのに苦労している。漢方薬やお灸で上げるのは時間がかかる。わたしは、4年やってようやく、10%だったリンパ球が16%になった。ほんとうは30か40必要なのに……。こんな奴がSARSのような新種のウイルスにかかって「漢方薬とお灸でリンパ球を上げましょう」といっても間に合わないかもしれない。
 乳酸菌でウイルスをおさえこめるなら、すごい! いざとなったら思い出そうっと。




 では次のコーナーへ。




  ◆クローン病中ひざくりげ 特別版
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    正しいアトピーの原因と完治の方法<後編>


 肉や卵でアトピーになるのではなく化学物質入りのタンパク質でアトピーになる、という話をした。
 さらに、これを「怪しいタンパク質だ」とわかる免疫をもつ人と、「べつにふつうじゃね?」と気がつかない免疫をもつ人がいて、わかっちゃう人がアトピーになる。
 ではアトピーになったひと――優れた免疫をもっているひとは、どうすればアトピーが治るのか?
 松本仁幸先生はこう述べる。


          ◇


 アレルギーとは環境の汚染異物を体内から排除しようとする高貴な戦いであり、症状が出るということは免疫の働きが勝っていることを意味します。アレルギーが治るということは、強大な汚染環境との戦いに負ける、つまり人体の武器であるIgE抗体が自然に作れなくなることであります。これを私は自然後天的免疫寛容と呼んでいます。この免疫の働きはサプレッサーT細胞によってもたらされます。これは世界で初めて私が臨床で見つけたのですが、2007年に京大の坂口志文先生がサプレッサーT細胞そのものを発見されました。これで私の理論は完璧になりました。さらに動物実験で大量のアレルゲンをマウスに入れ続けると、アトピーの症状もいつの間にか最後には消えてしまうことを東大の免疫学の教授であった多田富雄先生が見つけ出され、この功績で文化功労賞を授与されています。

(松本医院ホームページ「革命的アトピー(アレルギー)の根本治療法」
http://www.matsumotoclinic.com/atopi/theory.htm
より引用)



          ◇


 アレルギーが治るということは「戦いに負ける」こと、とはどういうことか?
 続けて松本先生はこう述べる。


          ◇


 この戦いに敗北して農薬を排除できないからといって死ぬわけではない点が文明の病気であるわけであります。何故かというと日本の農水省は農薬の摂取があるレベルを超えると人命を奪い取ることを知っていて、農薬の使用量を厳しく制限しているからです。つまり負けて勝つという高等戦術といえます。ところが毎日大量に食物から入ってくる異物が細菌ですと、体内で無限に増殖してしまい負けると死ぬわけですからこのようにはいきません。しかし農薬は体内で増殖するわけではありませんし量も制限されているわけですから、戦いに自然に負けても汚染された文明環境と同居することができるわけです。(中略)
 アトピーは放置しておけばIgE抗体は作るだけ作られ、使うだけ使われてしまい毎日体内に無限に侵入してくる大量のアレルゲンと戦い続けるのですが、遅かれ早かれIgE抗体という兵士は作り尽くされ、使い尽くされて体内で起こっているアトピーの免疫反応は終わってしまうわけであります。


(同)



          ◇


 すなわち「負けて勝つ」。これがアレルギーの治し方なのである。
 つぎに重要なのが、では放置さえすればいいか? だ。
 答えは――症状が軽ければそれでよい。しかし重い人、とくに長年ステロイドを使ってきた人はそれだけではだめ。
 松本先生はこう述べる。


          ◇


 異物を皮膚から出し続けると、その傷から黄色ブドウ球菌やレンサ球菌が感染し、膿痂疹(のうかしん)やセツ(字は「やまいだれ」に節)や癰(よう)が生じ、最悪の場合は敗血症に至ることもあり、新たなる感染症が生ずる危険が生まれるようになりました。つまりIgE抗体が作られなくなる自然後天的免疫寛容を起こすまではアレルギーの戦いのみならず、感染症の戦いも続くということです。従って私の治療は、この感染症をいかに防ぐかに力点が置かれることになります。(中略)
 アトピー治療に際して一番恐れるべき合併症は、表皮の感染が体内に波及して敗血症や髄膜炎になることです。ところが創傷さえなければ感染は起こり得ないわけですから、いかに早く皮膚の傷を治癒させるかが実際的な最大の目標となります。このとき漢方煎剤や漢方薬湯がいかなる他の西洋薬よりも著効を示してくれるわけです。


(同)



          ◇


 アトピーは、放っときゃ治るが、症状が重いひとは、放っとく「だけ」では、命が危ないこともあるのだ。
 それと次に、これは死ぬことはないのだが、ステロイドを長らくやっていた人は知らないあいだにヘルペスウイルスも増殖してしまっている。すると、
 「体中がチクチク、ピリピリする上に、大量に皮膚からリンパ液が流出し、ヘルペスとの戦いのために激しい倦怠感が続きます」「この創傷と細菌感染とヘルペス感染の3つの問題だけに正しく対処しなければならない」(松本先生)。
 さらにこんなことも起きるという。


          ◇


 血管から組織へのリンパ液の流出のために全身にむくみが生じたときには体重が10kg増えたりするのはざらであり、私の経験では20kgも増えた人がいます。ステロイドを自分勝手にやめて生ずるこのような状況を一人で乗り切ることは不可能です。しかしながらこのむくみは心臓や腎臓に問題があるから生ずるのではないので、命に別状はありません。ただ血管から皮膚の組織にリンパ液が出続けると、タンパク質、脂質、炭水化物、電解質、さらに水分が循環系から減っていきます。これを補うことが大切になります。つまり脱水症状や栄養不良の状態が出現することがあるのです。逆にリンパ液が体外に流出してしまうと体重が激減し、脱水症状や栄養不良となることもしばしば見られます。この状況を乗り切らせることが私の仕事となるのです。これを乗り越えればアトピーは免疫の力によって自然後天的免疫寛容を起こし、最後は汚染された環境と共存して治るのです。

(同)



          ◇


 あと、よく「アトピーは掻いてよいか、掻いてはだめか」が問題となるが、これは「よい」とのこと。
 松本先生はこう述べる。


          ◇


 腸管から吸収される必要がない食物残渣がうんこであるように、アトピーで引っ掻いて出す異物は吸収されてしまった化学物質である皮膚のうんこであるからです。皮膚のうんこは掻きまくって免疫寛容が起こるまで出し続けるべきなのです。

(同)



          ◇


 保湿はするべきか?
 答えは――カサカサ肌がいやで保湿する目的ならしてもよいが、治療の目的には無意味。
 松本先生はこう述べる。


          ◇


 皮膚が乾燥するのは引っ掻いて異物を出した後の傷跡から水分が蒸発するからです。乾燥がアトピーの原因ではないのです。傷を治せば乾燥も自然に消失してしまいます。
 乾燥はあくまでも原因ではなくて異物を排除しようとする正しい免疫の働きの結果であるのにもかかわらず、医学界は乾燥が原因だと言い張り続けています。


(同)



          ◇


 最後に、これはチトややこしいので読み飛ばしてもらって結構だが――そもそもなぜアトピーは皮膚が腫れるのか?
 IgEの助けを借りて好酸球などが皮膚を破壊して異物を排泄するからである。
 松本先生はこう述べる。(これがチトむずかしいです)


          ◇


 人体はハプテンとタンパク質とが結びついたアレルゲンを見つけると免疫機構を発動させて、最終段階でIgE抗体を作りアレルゲンと結びつき、さらにこれらに皮膚の組織に居座っている肥満細胞や他の好塩基球や好酸球の三者が結びつき、これらのアレルゲンを排除しようとする戦いを始めます。この三者が結びつくと肥満細胞や好塩基球や好酸球からヒスタミンという化学物質が放出され、これが神経のH1受容体に結びついて痒みを感じさせます。この痒みが脳神経に伝えられ、筋肉に掻けという命令が発せられ、患者さんはわざわざ皮膚を破ってアレルゲンを人体の外に追い出そうとします。

(同)



          ◇


 だから、このまえの検査でわたしの血液に「好酸球」が増えていたのだ。この傷口に黄色ブドウ球菌が繁殖し、その毒素によってまた皮膚が壊れる。
 こうして、原因は違うが、結果として虫刺されと同じことが全身で起きているのがアトピーなのである。

 さて――




  ◆クローン病中ひざくりげ 通常版
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 そのアトピーが……引っこんだ。

 いままでの、全身が蚊に食われたような、のたうち回るかゆさではなく、10ヵ所ていど食われたくらいの、ふつうのかゆさに。湿疹は見ただけで100コくらいはあるけれど、思わず引っ掻いてしまうところが激減した。
 その湿疹も、日に日に消えていき、ほとんどキレイになっちゃった。かゆいことはかゆいが、たまにポリポリ掻けばすむていど。
 これって……

 いいことなの〜?
 悪いことなの〜?

 (つづく)








 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 本庶佑先生ノーベル賞キターーーーー!

 本庶先生は免疫のクラススイッチを解明された方でもあるんです。つまりッ、免疫力をあげてIgG抗体をIgE抗体にさせ(これがクラススイッチ)難病をアトピーに変えて治す松本医学に取り組むわたしにとっても、恩人でいらっしゃるのですッ!
 これで医療界が少しは免疫に目をむけてくれればいいんだけどね。
 ただ危惧されるのはあいかわらずのくだらない免疫療法に力が入ってしまうことで、本庶先生はこのように心配しておられます。
 ↓ ↓

 【本庶さん、根拠ない免疫療法に苦言「金もうけ非人道的」】朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASLB55JBJLB5PLBJ00D.html

 免疫を殺す医療ほど悪徳じゃないけど。





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乳酸菌でカルシウムがとれる [2018年10月28日(Sun)]

  ◆クローン病中ひざくりげ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 アトピーが……引っこんだ……。
 これって、いいことなの〜?悪いことなの〜?
 さらに――れいの、強力な漢方“ヒマラヤ仙草エキス”※ だが、
 (※現在は「安夢治(アムチ)」に名称変更)

 「手元にあるぶんがなくなりましたので、送っていただけないでしょうか」
 「わかりました」

 と白川先生に電話でお願いし、2日、3日待ち、届かず、5日、6日、1週間待っても届くようすがないので、再び電話すると、

 「すみませんね。業者に発注はかけてるんですが、品薄でなかなか手に入らないんですよ」

 このように、しょっちゅう品切れになる。ただでさえ高額で買いにくいのに、買おうとしても、品薄で買うことができない。いまも手元にない。

 すると……とたんに元に戻る。

 トイレは1日15回くらい。夜中もそのために2回は起きる。腹もおしりも痛い。
 “ヒマラヤ”さえあれば、完治せずとも現状維持で生きていける、と実感したが、このような、単一の商品に依存するかたちの維持は、リスクが大きすぎる。
 やはりわたしは、完治を目指したい。そして、それにはやはり松本医学で完治させなければならない。
 アトピーが引っこんだのが気がかりだが……いままでも三歩進んで二歩下がってきた。いちいち一喜一憂しないこと。粛々と免疫力を上げ続けるのみだっ!

          ◇


 “ヒマラヤ”が手元にあるときは体調がいいのだ。トイレが1日10回を切ることもある。腹もほとんど痛くならない。とはいっても……1箱10包入りで、2万円。ほんとうは1日1包飲めばいいのだが、それでは治療費が……“ヒマラヤ”だけで月6万円! 続けられないよ〜!

 しかしこの“ヒマラヤ”、飲み続けるにしたがって量を減らせるとのこと。そこで、1包ぜんぶ飲むのでなく、半分では? 3分の1では? 4分の1では? と試行錯誤しているうちに、どうやら、以前よりも少ない量で、いま書いたような状態が維持できるようになってきた。
 その必要量は――平均、1包の3分の1。
 これなら月2万円になる。続けられるよ〜!
 ……食費を削れば。(ToT)

(つづく)


      ◇


 では次のコーナーへ。




  ◆NS乳酸菌とは
  3章 乳酸菌のすごさ(8)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    乳酸菌でカルシウムがとれる




 乳酸菌はすごいといっても、「おなかの調子を整えるんでしょ?」くらいに思っていた。とんでもない。乳酸菌は、抗生物質をつくれる。さらには抗生物質がきかないウイルスをもおさえるという。
 だったら、乳酸菌があれば……西洋薬がいらないじゃないか!
 もともと西洋薬は9割がいらないものだが、残り1割の、使う価値のある薬が抗生物質と抗ウイルス薬である。それもいらなくなる可能性がある。

 ほかに、サプリメントも、乳酸菌があればいらなくなりそうなのだ。
 きょうはそんな話を。

(以下は引用)


          ◇


 地球上でカルシウムが足りない動物といえば、おそらく人間だけでしょう。なぜなら、人間だけが食べ物を焼いたり煮たりして食べます。そうすると、イオン状態のカルシウムが、炭酸カルシウムのような塊(かたまり)として沈殿してしまいます。家庭にある湯沸かしポットを見ればよくわかります。ポットの内側に、白い物質が付着していることに気づくでしょう。これはカルシウムが固形となったものです。このような状態になったカルシウムの吸収は、細菌の助けを借りないとできません。石のようなカルシウムを、そのまま吸収することはできないのです。

 カルシウムが足りないとき、「牛乳を飲みなさい」と多くの人がいいます。カルシウムの含有量が多いからです。しかし、カルシウムは牛乳のほか、野菜や魚など、よく食べる食品にも豊富に含まれています。
 にもかかわらず、カルシウム不足がいわれるのは、1つは吸収率がとても悪いからです。食べてもそのまま摂取にはならない。ではどうしたらよいでしょうか?
 カルシウムを効率よく身体に摂りこむには、乳酸菌の力を借りるのが一番です。

 乳酸菌は、牛乳に含まれるカルシウムを乳酸カルシウムにします。乳酸カルシウムになると、よく吸収されます。したがって、十分に乳酸菌を摂って、正しい食生活をすれば、カルシウム不足は起こりません。
 牛乳をよく飲む習慣のある国と、そうでない国とのカルシウム量に差があまりなかったという報告があります。そのことから「牛乳不要論」も出てきていますが、重要なのは、カルシウムを多く含んだ食物を摂るとともに、その吸収を助ける物質が体内で生成できているかどうかにあるのです。


金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』



          ◇


 ついでに、乳酸菌があれば牛乳もいらなくなりそうだ(もともといらないが)。

 「日本人はカルシウムが足りない、日本人はカルシウムが足りない、日本人はカルシウムが足りない」というのはサプリメント業界と牛乳業界がつくった神話である。
 たしかに、カルシウムの必要量は1日600mg、日本人の摂取量は560mgで、足りていないといえばいないのだが、そもそも9割も満たしてたら合格でしょ(笑)
 ほかに足りていないものはいくらでもある。たとえば鉄分。
 鉄の必要量は1日あたり男性10mg、女性12mg(妊婦と授乳中の女性は20mg)である。しかし、鉄分が多い食品の代表であるホウレンソウでも100グラムあたり0.9mgしか含まれておらず、必要量を満たすには1キロ以上食べないといけない(これは鉄が足りない問題よりも、野菜の栄養が極端に低下しているという問題なのだが……話がそれるのでまた別の機会に述べよう)。
 それを、ことさらにカルシウムだけが足りていないようにあおるのは、誰かが国民を洗脳しようとしているとしか思えない。

 カルシウム不足をとなえるのなら、摂取量よりも「吸収量」を問題にすべきだ。それを叫ぶのだったら、意義がある。
 どれだけたっぷりカルシウムを摂ったところで、摂っただけでは、ほとんど吸収されない。日光を浴びたり運動しないといけない。
 サプリメントであれば質も重要だ。よく、貝殻からつくりましたとか、卵の殻からつくりましたとか、ひどいものになるとドロマイトという海底の鉱物が原料というのがあるが、あるというより、そういうのばかりだが、それだったらよほど細かく、ナノレベルまで粉砕しないと吸収されない。そんなサプリはめったにない(まして「カルシウム配合」とかいうお菓子は論外)。

 日本人は、カルシウムはじゅうぶんに食べている。だが、吸収できていないのだ。
 さきの引用を続けると――


          ◇


 もう1つ、日本人をカルシウム不足にさせている原因があります。
 それは水です。(中略)日本人はお茶をよく飲みます。(中略)
 でも、お湯でいれるお茶は、水分補給の立場で考えると、死んだ水を飲んでいることになるのです。腸内菌が喜びません。死んだ水を飲んでいると、せっかく食品から摂ったカルシウムも、吸収されにくくなってしまいます。生きた水とは、生水そのものです。沸騰して殺菌したり、保存剤を入れていない水です。「雪解け水を飲ませるとニワトリがよく卵を産む」というのも、こういうことなのです。

 生きたよい水を飲むことと、乳酸菌を摂ればカルシウムの吸収が格段によくなり、ふつうの食事をしているだけでも、カルシウムが不足することはありません。(中略)
 乳酸菌を絶えず補給していれば、牛乳をたくさん飲まなくても、カルシウム不足はまず起こりません。カルシウム不足は、乳酸菌不足と思ってかまいません。


(同)



          ◇


 これってサプリメント業界に衝撃をあたえる話じゃないのだろうか?
 腸の乳酸菌を増やして、あとは水さえ飲んでいれば、カルシウムはふだん食べている野菜や小魚でじゅうぶん。

 いちおうサプリメントも擁護しておくと、わたしのように野菜や小魚が消化できない人には利用価値がある。たいていは粗悪なカルシウムだ、が、そんなサプリを生き返らせることができるのもまた乳酸菌ということになる。

(つづく)








 ◆ 編集後記
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 あと牛乳はリンがカルシウムの排泄をうながします……。





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