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松井 二郎
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乳酸菌はなぜいいの?<前編> [2018年09月08日(Sat)]

  ◆NS乳酸菌とは
  3章 乳酸菌のすごさ(3)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    乳酸菌はなぜいいの?<前編>






 乳酸菌って、なぜいいの? てか、そもそも乳酸菌ってなによ? と、わたしは思ったので、なんじゃらコッカスとか、ほにゃららバチルスがいるのだ、みんな性質がちがうのだ、という話から入らせてもらった。

 さて。これで「そもそも乳酸菌とは何ぞや」ということはわかった、ことにして、(笑)
 では次に、そんないろんな乳酸菌が人体にどんな「いいこと」をしてくれるのか? を見ていこう。――

(以下は引用)


          ◇


 人間は人間だけでは生きられない。菌と共生することで、お互いに相互補完しあって生命活動を営んでいます。その共生菌のなかで、私たちが一番注意を払わなければいけないのが乳酸菌です。
 乳酸菌さえきちんと摂り入れていれば、肉体的にも精神的にも健康レベルの平均点はとれます。つまり、健康の大きな悩みを抱えずに人生を生きられるのです。そこで、以下に乳酸菌が、私たちの体内でどんな役割を果たしているかを述べてみます。
 乳酸菌は主に私たちの腸内に共生している菌のなかで、乳酸、酢酸(さくさん)、酪酸(らくさん)など有機酸をつくり出すものをいいます。これら乳酸菌の果たす役割は、大きく分けると以下の6項目になります。

 (1) 腸内菌叢(そう)を整えて有害菌の繁殖を防ぐ

 腸内には数千種、人間の全身細胞の10倍以上の数の腸内菌が生息しています。それぞれの菌は縄張りをもって、グループを形成しています。乳酸菌などの善玉菌は宿主に有益な物質をつくり出すほか、有害菌が勢力を増さないよう、つねに抑制して一定のバランスを保っています。

 (2) 免疫力を高める

 腸は「腸管免疫」というように、免疫力をもっています。その腸の免疫力を手助けしているのが乳酸菌です。細菌やウイルスが侵入しようとするとき、乳酸菌は免疫細胞を活性化させます。免疫力を高めることで、感染症などを防いでいるのです。

 (3) がんを予防する

 腸管全体に細菌が少なければ、腸内はオゾンホールのあいた地球のようになり、紫外線を直接浴びるのと同じような状況になります。その状態が続けば、がんなどをもたらすさまざまなウイルスが腸管細胞につきやすくなります。そして、ウイルスは細胞に入り込み感染し、いろいろな内臓や組織に入りやすくなります。
 おそらくがんの原因で一番多いのが、ウイルスです。ウイルスが細胞に入ったら、正常細胞の遺伝子を組み替えたり、あるいは細胞に忍びこみ、人間の特定な細胞を死ななくなる細胞にしたりします。それが、がんです。
 腸内に細菌が多ければ、口から入ったウイルスが直接腸管に接触しにくくなり、安全です。とくに後述するNS乳酸菌が腸内で発酵する際には、小さなペプチドを大量につくり出します。その3個から5個のアミノ酸小分子が、ウイルスが感染する邪魔をして、感染の確率をかなり下げるのです。


金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』



          ◇


 ――これで終わりではない。あと3つ、乳酸菌のはたらきがあるのだが……
 次回につづく。




 では次のコーナーです。




  ◆クローン病中ひざくりげ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 足のブツブツは、数100はあろうか。
 これは……アトピー!? アトピーなんじゃないかコレっ!?
 いままでは、首から上ばかり、それもかゆくない湿疹だった。体に、こんなに広範囲に出たのは、しかもかゆいのは初めてのことだ。足だけだが……これって。もしかして。
 抗体のクラススイッチも進んだってことぉ!?

 そうだ。考えられないことではない。だって“ヒマラヤ仙草エキス”も漢方だ。それも、チョ〜強力な。一時、ひどく症状が重くなったのは、あれは……免疫のリバウンドだった?そして急激にクラススイッチが進んだ?
 そうだとすれば……やっぱりだ! この薬は、松本医学の治療も、後押ししてくれるのだっ!


          ◇


 耐えがたいかゆみが、さらに、日に日に激しくなる。いつも気がつくとどこかを掻(か)きむしっていて、とくに夜は、免疫が高まるためか、激烈にかゆく、もんどり打ってなかなか寝つけない。
 湿疹の範囲であるが、足からじょじょに体の上に広がってきて、腕にも現れた。
 かゆい。
 かゆい。
 かゆいぃぃぃーっ!
 でも、ふふ、うふふふ、超ウレシイぃぃぃーっ!
 いまッ!
 わたしの体はッ!
 抗体のクラススイッチがバリバリに進んでいるのだーっ!(たぶん)

 あれ? それと……いままで、かゆすぎるのに気をとられて見逃していたが……おなかの痛みがなくなっている。まったくないわけじゃないが、ほぼ、ない。
 やっぱり!
 痛みをおこすIgG抗体が、かゆみを起こすIgE抗体へと……クラススイッチがバキバキに進んでいるのだーっ!(たぶん)
 ふふふ。
 うふふふふ。
 わーはっはっ!
 さあ、来い。検査っ!


          ◇


 日に日に、ブツブツがどんどん増える。足から上へ上へとひろがり、腰、腕、背中と、ついに体じゅうが蚊に食われたように。
 かゆい。かゆい。かゆいーっ! ……おなか以外は。
 「おなかに出ないとアカンのやがな〜」
 まえに、かゆくない湿疹が顔にでたとき松本先生に報告したら、そう言われた。今回も、そのおなかにだけは、出ない。じつにキレイ。
 わたしのクローン病、どこまでしぶといの〜(笑)

 アトピー(アレルギー)になったいま、クローン病(膠原病)の症状はどうかというと……変わっていない。
 いくらか、便が硬くなったかな、という気はする。しかし、トイレに1日10回は行くし、腹痛はほぼなくなったとはいえ、痛むときはあって、そのときはやはり痛い。
 変わっていないどころか、クローン病にアトピー性皮膚炎が加わったかたちであって、峠をこえたとおもっていた免疫のリバウンドは、いままさに花ざかり。まじ、つれぇー(笑)
 それにしてもアトピーって、ほんとかゆい。こんなにつらい病気とはしらなかった。


          ◇


 クローン病とアトピー性皮膚炎が同時に出ている。これが意味するのは、クローン病の原因である化学物質が1つではないということである。

 化学物質にたいして抗体がクラススイッチすることで膠原病はアレルギーに変わり、免疫寛容をおこすことでそのアレルギーが治る。これが松本理論である。

 人類がつくりだした化学物質は約10万種類あり、年間1000種類のペースで増えている。わたしのクローン病の原因となっている物質はそのうちの100か200か、1000か2000か、1万なのか、とにかく複数の化学物質にたいして、それらを個別に攻撃する抗体がつくられている。

 「わたしの」といったのは、ひとによってどの化学物質にたいして抗体をつくってクローン病になっているかわからないからだ。そういう意味では、クローン病の原因は化学物質であるがひとりひとり原因がちがうといえる。100人いれば100種類のクローン病があるのである。

 この、数100か数1000か数万か知れない、わたしの免疫が反応している化学物質すべてにたいして、ひとつひとつクラススイッチをし免疫寛容をしなければならない。そのクラススイッチが、まだすべての原因物質にはできていない。でも、一部はできた。できた化学物質にたいしては、クローン病でなくアトピーになったのだ。

 それでも、アトピーが出たということは治療の半分を終えたといえる。

 半分、といっても、工程表の半分ということであって、工期の半分ではない。もしかしたら、Windowsアップデートみたいに、半分と表示しておいてそこから遅々として進まなかったり、逆に、いっきにビューンと進んで「アップデート完了」となるかもしれない。それは、わからないが、ともかくこれで、半分。

 「よくがんばったね」
 家内が言った。
 「いや、がんばったのは、きみだ」
 いつ治るとも知れない、治るかどうかもわからない亭主が、毎日、ウンウン呻(うめ)いている。こんな奴を看病するのは地獄の日々だったはずである。よく、別れずにいてくれたものだ。
 ありがとう。
 「クローン病治療完了」、と表示されるまでもうしばらくお待ちください。

 (つづく)








 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ラオウ「このかゆみ……
心地よいかゆみというべきか……
我らはこの日を待ち続けていたのだからな!」(違





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乳酸菌はなぜいいの?<後編> [2018年09月18日(Tue)]

  ◆NS乳酸菌とは
  3章 乳酸菌のすごさ(4)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    乳酸菌はなぜいいの?<後編>






 NS乳酸菌はすごい、のだが、まず、ふつうの乳酸菌が、ふつうにすごいのだ。
 乳酸菌は――

 (1) 腸内菌叢(そう)を整えて有害菌の繁殖を防ぐ
 (2) 免疫力を高める
 (3) がんを予防する

 前回は、この3つを引用した。
 きょうは、その続きだ。

 さらに乳酸菌は――

(以下は引用)


          ◇


 (4) 花粉症などアレルギーを抑制する

 近年、アレルギー性の疾患が増加しています。乳酸菌はあらゆるアレルギー反応に対して、沈静化させる効能があります。とくにアトピー性皮膚炎、喘息、花粉症などに乳酸菌は効力を発揮します。

 (5) ビタミンほか有用物質を合成する

 人間にはたくさんのビタミンが必要ですが、食物からの摂取だけでは不足する場合もあります。乳酸菌はビタミンB1、B6、B12、ビタミンK、葉酸(ビタミンM)、ナイアシンなどをつくり出すことで、宿主の食生活のマイナスを補ってくれます。腸内菌の多い人の身体には、ビタミンが足りないことはありません。

 (6) ミネラルの吸収を促進する

 化学調味料や防腐剤が入った食品、または食品を加熱加工すると、食べ物の質と食習慣が大きく変わるために、ミネラルを吸収しにくくなります。イオン化したカルシウムを加熱すると、炭酸カルシウムとなって食品のなかで固まり、沈殿してしまいます。乳酸菌は自らがつくり出した乳酸で炭酸カルシウムを溶かし、乳酸カルシウムとして吸収を促進します。ほかに亜鉛やマグネシウムの吸収も同様です。


金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』



          ◇


 ――かんたんにまとめると以上の6つです、ということであって、乳酸菌のすごさは、これだけではすまない。
 詳しく掘り下げると、もっとすごい。「NS乳酸菌」じゃなくても、ふつうの乳酸菌でいいんじゃない? と思えるほどだ。
 まずは――

(以下は引用)


          ◇


 乳酸菌は、抗生物質をつくることができます。菌が培養状態になると、抗生性のタンパクやケミカルをかなりつくり出します。

(同)



          ◇


 ――まずはこれ。
 乳酸菌を飲んでいれば抗生物質を飲まなくてもいいことになる。

 じっさい、わたし、自分のからだで実験してみた。
 わたしはちょっとまえまで1日に30回もトイレに行っていたが、それを救ってくれたのがフラジールという抗生物質だ。これを飲むと20回にまで減った。フラジールはウェルシュ菌を殺してくれるからだ。
 だが抗生物質というものは悪玉菌だけを掃除するわけにはいかず、善玉菌もいっしょくたに殺してしまう。ということは乳酸菌も殺してしまう。
 せっかく、高価なNS乳酸菌を飲むのなら、最大の効果をあげたい。できれば、どっちか一方だけにしたい。

 そんな折、金鋒博士のこの本を読んだら、なんと! 乳酸菌は腸内で抗生物質をつくってくれるというじゃないか。
 ためしに、フラジールをやめてみた。すると……いままでと同じか、それ以上におなかの調子がいいのだ。
 だったら、もういっさいフラジールはやめて、腸内細菌を育てたほうがいい。西洋薬にも、このように有用なものがまれにあって、作用と、副作用とを、てんびんにかけ、飲んだほうがメリットが大きいときはおそれずに飲むべきだ。だが副作用のある西洋薬なので、飲まなくてすむなら、飲まないにこしたことはない。

 こうして、もうフラジールはもらわなくてすむようになったのだ。

(つづく)




 では次のコーナーです。




  ◆クローン病中ひざくりげ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 検査の日がきた。
 久しぶりに外出着にきがえる。立つ足に力が入っているのを感じる。うん、いいかんじ。
 よくもわるくも、きょう、わかるのだ。このところの治療の成果が!

 でも……腸のキズは、あるだろうな。

 というのも――アトピーがかゆくなるとき、ある特徴があることに気づいたのだ。いままで、腸のある部位を便が通過するとき、その部位が痛んでいた。同じ場所を便が通ると、そのとき激烈にかゆくなるのである。そして排便するとかゆみが楽になる。つまりここが原因物質の侵入経路であり、侵入してくるということはキズがあるということだ。

 なお、現代人は9割のひとに腸のキズがあると甲田光雄先生はおっしゃっていた。目に見えるキズではないのだが、微細な、タンパク質が腸壁を素通りしてしまうくらいには大きなキズが無数にできている。そこから異物(タンパク質)が体内に侵入してしまう。するとこれを免疫が排除しなければならないため、免疫(IgE抗体)と異物との戦い、すなわちアトピーや花粉症などのアレルギーが起きるのだ。

 アレルギーと膠原病の原因は化学物質なのに、なぜタンパク質が問題なのか?

 化学物質それ単体では、免疫は感知できない。タンパク質と結びつくことではじめて免疫はこれを異物として感知できるようになる。人類にとって、長らく異物とは細菌などの微生物、すなわちタンパク質であったからだ。
 化学物質と結びついたタンパク質は、人類にとって未知の異物である。
「なんかヘンなタンパク質がいるなぁ。異物だなぁ、こりゃ」
 と免疫が気がついて、
「とりあえず殺しとくか!」
 とIgG抗体を撃つ。これが膠原病。
「だめだこりゃ、死なねぇや。じゃあこのまま外に出すか」
 と武器をIgEに変えるとアレルギーになる。
 このとき、化学物質を【ハプテン(不完全抗原)】、タンパク質を【キャリア】といい、結びついたものを【完全抗原】という(こんな言葉は覚えなくていいです)。

 その、化学物質と結びついたタンパク質(【完全抗原】)が、腸の微細なキズから体内に入ってきているのが9割がたの現代人なのだ。

 この微細なキズの原因は食べ過ぎである。このキズは免疫が異物と戦う爆風でできるのではなく、たんにウンチがたまりすぎてカンジダ菌(カビ)が発生しており、カンジダ菌が腸壁を食い荒らしているだけ。このていどならば少食にすれば治る。
 しかし私はIgGによる攻撃がすごすぎて、これは細菌などを溶かして殺すための武器であるため、腸壁も溶け、微細なキズどころでなく、カメラを入れると目視が可能なほど大きなキズ(潰瘍)ができている。

 それがいま、どうなっているか?
 見りゃ、わかる。


          ◇


 「松井さあん」
 看護師さんに呼ばれる。
 「はい」
 「まずは採血からです」
 すっかり忘れていたが、腸にカメラを入れるまえにこれがあったのだ。

 これもちょっと……楽しみじゃなぁ〜い?
 アトピーが出たということは、少なからず免疫力が上がっているはず。それを数値で確かめられる。この6年間、10%から12%のあいだをウロウロしていた。前回は10.8%であった。12%台になっていたらいいなあ。あるいは……13%の新記録をマークしちゃったりして!
 それは、話がうますぎか。ははは。

 採血を終え、結果を楽しみにしつつ、つぎの検査室へ。
 「ではこの検査着にきがえてください。パンツは、穴がおしりのほうにくるようにはいてください」
 これからおしりにカメラを入れるので、そのためのパンツである。ふつうの男性用のパンツは前に穴があいているが、この検査用パンツは逆で、うしろに穴があり、その穴が巨大である。ふつうのときにはいていたら、変なおじさんだ。

 着替えながら――ふふふ……血液検査も楽しみだが、こっちはもっと楽しみだぞ。腸のなか、ちょっとは、キレイになってるんじゃないか。そして、ちょっとでもキレイになっていたら……すごいことだ。クローン病は10年をこえると70%の患者が腸を切るなど何らかの手術をうける。クスリで抑えていても、じわ、じわ、悪くなるのだ。その10年がたった。そしてクスリを一切やっていない。クスリで抑えていてさえ悪くなるのに放置などすれば手術の2回3回は当たりまえ、人工肛門をつけていてもおかしくはない、とふつうは考えるだろう。それを逆に、治してやろうとしているのだ――。

 変なおじさんになったあと、また別室へ。
 「では浣腸しますね」
 きょうの検査は直腸からそのすぐ上の腸(「S字結腸」)までを見るかんたんなものである。
 ふつうの、腸の全体を見る検査では、浣腸はしない。それでは足りないのだ。腸をカラッポにしないといけないので、前の日からほぼ断食をして、さらに当日は朝から2リットルの下剤を小分けに飲んで、病院に来るまでには腸のなかにウンチがない状態にしておかないといけない。
 はじめ担当医さんからは、この腸全体の検査をすすめられたのである。だが私には、それは時期尚早とおもわれた。まだ治っている自覚はないからだ。大がかりな検査は、クローン病が治ったあとの最後の仕上げ、治った確認のためにすればよい。そこで、今回は、かんたんにしてもらったのだ。

 かんたんといっても、腸のなかぜんぶを見る検査に比べたらということであって、浣腸で直腸付近の便をすべて出すのであるが、まず、この浣腸がたいへんだ。やったことのある方なら「あー、ありゃつらいよね」と思われるだろうが、そう、浣腸で排便するのはまことにつらい。ただでさえつらいのに、いまわたしのおしりは以前とはわけがちがう。
 「まえにもされていますから、勝手はおわかりですよね」
 「はい、でも、前回とちがって痔瘻(じろう)ができてますので、それが心配です」
 心配というのは……
 「では始めます」

 うっ!

 や、やっぱり……
 「やっぱり痔瘻のほうに入りますね……」
 ちょうどホースの破れ目から水が漏れるように、肛門のそばにあいた穴から下剤が漏れてくる。ぐえー。気色わりぃー。穴のところを看護師さんが押さえてくれるが、そんなことではどうにもならない。ベッドの上はびしょびしょになった。痛くはない。いまのところは。心配なのはこのあとで……。
 「では、できるだけがまんしてから、こちらのトイレに入ってください」
 「は……い……」
 この時間がつらい。そしておそらくもっとつらいのが……。
 がまんの限界になり、トイレに入る。

 ぎぃやぁあああぁぁ

 痛いーっ!

 ホースの破れ目に圧がかかり、広がるからであろう。涙が出そうだ。
 「つぎはこちらです」
 「は……い……」
 顔が白いのを自覚しつつ、カメラのある検査室へ。これで最後だ。
 「こっち向きに横を向いて寝てください」
 看護師さんに言われるとおり寝台の上へ。
 「おしりのところ、ひらきますね」
 れいの、検査用パンツの穴が広げられ、完全に変なおじさんに。そして、こんなときに限って、

 看護師さんが美人ぞろい。 (;´Д`)ウレシクナイ

 カメラ技師さんが、「こりゃ見るからに痛そうだなぁ」痔瘻をみて言う。「まず痛み止めを塗りますよ」
 肛門に指らしきものが入ってくる。
 うっ

 ぐああぁぁぁぁぁ

 「カメラ入りますよ。ちょっとがまんしてね」
 うっ

 ぎぃにぃゃやあああぁぁぁ

 「がんばって。なるべく早く終わらせるから」技師さんが言う。その横で、

 看護師さんが体をなでてくれる。 (;´Д`)チョットウレシイ

 「もう終わるよー。はいカメラ出ますよー」
 はうぅっ!
 ハァ、ハァ……お、終わった……。
 技師さんはすぐパソコンに向かう。
 「潰瘍(かいよう)は減ってんじゃねぇか?」
 誰に言うでもなく言った。モニターは私からは見えない。


          ◇


 検査結果をきくため、待合室で待機。むろん座れないので椅子のうえで横になっている。おしり、まだ痛い……。ううっ、こんなことなら下剤を飲むほうがよかった……。やるもんじゃないわ、やっぱり、検査は。
 松本仁幸先生は、血液の値をみればその人の状態はすべてわかるので検査など必要ないとおっしゃっている。

 1時間ほど待った。まだ痛い……。しくしく。
 「松井さあん」
 キター。

 「検査おつかれさまでした。では結果ですが」
 さあ、どうだ……?

 (つづく)








 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 メールをご紹介します。


      ◇


> 松井様
>
> いつも楽しく拝読させていただいております。
> 松井さんのメルマガは、本当に役立つことばかりで、
> 少食の理論から始まり、多くのことを学ばせていただき、
> 甲田先生や松本先生の情報もたくさん活用させていただきました。
> 何人かの友人にも松本先生を紹介させていただきました。
>
> NS乳酸菌の本も読ませていただきました。
> 情報ありがとうございます。
> この乳酸菌やヒマラヤ仙草エキスを摂取すれば、他の難病の方も
> 多くの方が改善するだろうなと思います。
>
> 今回アトピーへの転換は、本当に本当によかったですね。
> 長い間メルマガを読んできて、勝手に友人のような心境になっていましたので
> 家の問題の時や、症状の変化には色々考えさせられました。
> でもとうとう、クローン病からのアトピーへの変化がみられたのは
> 松井さんの治そうという強い決意の結果なのだなと本当に感動しました。
>
> かくいう私は、カウンセラーをしております。
> 昔はガン患者のカウンセラーをしておりましたが、現在は多種多様なご相談に
> のっております。その中で、難病にかかってしまったご家族からの
> 相談が最近とても多いのです。
>
> 特に、体が動かなくなっていくASLとパーキンソン病、そして新しいところで
> IgA腎症。
> あと難病ではありませんが、私の主人が乾癬に罹患しております。
> アトピー同様、治らないといわれている病気です。
> 地味ですが(苦笑)罹患者は増えており、これらも添加物や食生活、環境の
> 成せるわざだなと思っております。
>
> そんな中、こんなことがまた新たに始まるそうです。
>
> ***********************
> 一般社団法人700MHz利用推進協会
> http://www.700afp.jp/outline
>
> 本協会は、3.9世代移動通信システムの普及のための特定基地局(773MHzを超
> え803MHz以下の周波数を使用する特定基地局)の開設計画の認定を
> 受けた者が特定基地局を開設するために、共同協力して770MHzを超え806MHz以
> 下の周波数を使用する既存免許人に対して新周波数帯へ移行する措置を
> 完了させるとともに、特定基地局の開設に伴い発生するおそれのある地上デジ
> タルテレビ放送の受信障害の防止又は発生した受信障害の解消対策を行いま
> す。
> ***********************
>
> 電磁波の新たな問題ではないかと思い、すでにご存じかと思いましたが、
> また新たなメルマガのネタにしていただければと思ったのと、
> 普段のお礼とアトピー転換へのお祝いを申し上げたくメールさせていただいた
> 次第です。
>
> これが始まると、さらに住める地域が限定されるのではないかと思うのは、私
> だけでしょうか。。。
> 体を強化して、立ち向かうしかないのかもしれませんね。
>
> アトピーの痒さとクローン病の症状で苦しいでしょうが、何とか乗り越えてく
> ださいね。
> 次のメルマガを楽しみにしています。
>
> (H.Tさま)


      ◇


 うれしすぎる応援ありがとうございます! ToT/

 さて。まだ基地局 増やすんかい、ってのもツッコミどころですが、使える周波数はすべて使っちまえ、混線しなきゃいいだろ、というサル知恵が問題ですね。
 大気をすべての周波数の電波(電磁波)で満たすと、細胞を構成する元素で特定の周波数に共鳴する可能性があるものはすべてカルシウムイオンがブッ飛ぶ(「サイクロトロン共鳴」)など何らかの影響をうけるんですけど。
 おっしゃるとおり少食とかで細胞の修復力をつねに高めておくしかないですね……。

 ではまた〜





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乳酸菌は抗生物質をつくる [2018年09月28日(Fri)]

  ◆NS乳酸菌とは
  3章 乳酸菌のすごさ(5)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    乳酸菌は抗生物質をつくる






 NS乳酸菌を飲み始めたらフラジールという抗生物質をやめることができた。
 乳酸菌の、なにがすごいって、いろいろすごいんであるが、まずは「抗生物質をつくる」のがすごい。

 前回引用した文章には続きがあるので、どうぞ。――

(以下は引用)


          ◇


 乳酸菌は、抗生物質をつくることができます。菌が培養状態になると、抗生性のタンパクやケミカルをかなりつくり出します。
 私たちはその実験を行ないました。
 ロシアの微生物学者のメチニコフは約百年前、シベリア近辺の長寿村を調査し、長寿の秘訣は、ブルガリアのヨーグルトを毎日飲んでいたことだとしました。その後、草原の遊牧民の飲み物であるヨーグルトは都会に移り、チーズ臭い天然発酵乳から、甘酸っぱいものになりました。
 遊牧民の発酵乳は、そのままの状態で数年間もちます。それはなぜでしょうか。草原の発酵乳は、毎日搾った新しい乳を入れて連続培養すると、乳酸菌の成長が止まらなくなります。それによって、メチニコフ氏の推奨した長寿の飲料になります。

 しかし、われわれがそのブルガリア菌を採取し、試験管あるいはステンレスタンクに入れて、自然の牛乳や馬乳などの栄養物質を使わずにほかの培地で培養すると、ブルガリア菌の乳酸菌は、その性質まで変わってしまいました。
 その実験から、同じ乳酸菌でも野生と養殖の違いがあると考えられます。乳酸菌の製品をつくるときには、その目的を考えて、培養の仕方を工夫しなければならないという結論に達しました。


金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』



          ◇


 ――こんな話がある。
 著名な和食の料理人がニューヨークに招かれた。いつもどおりの材料でいつもどおりの手順でつくった。ところが、いつもどおりの味にならない。何度やってもダメ。考えたあげく、日本から水を送らせ、その水でつくったら、いつもの味になった。
 こんな話もある。
 フランスで修業したパティシエが日本に帰ってきて、フランスでやっていたのと同じようにりんごパイを焼いたら、水ばかり出て似ても似つかぬものになった。何度やってもダメ。考えたあげく、フランスのりんごを使ったら、同じものができた。

 水や素材が変わると同じ料理ができない。
 だったら「菌」が変わってもできないわけだ。

 ブルガリアヨーグルトと同じ材料で、同じ手順でつくっても、日本では別モノになっちゃう。じゃあ日本人がブルガリアをまねしてヨーグルトを食べる意味って一体……。

(つづく)




 では次のコーナー。




  ◆クローン病中ひざくりげ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 おしりを掘られ、失礼、検査を終えて、医師のところへ。
 「検査おつかれさまでした。では結果ですが」
 さあ、どうだ……?
 医師はモニターに腸の画像を表示した。いっしょに見る。
 む!
 これって……。
 「この白いのが潰瘍で、広がっているのは前回と同じですが……少なくなっています」

 キター

 やっ

たー!

 「つぎは血液検査のほうですが」
 おお、そうだ、血液だ。
 だったらこっちも……

 「CRPが5.7です」

 ……え?

 えええーっ!?

 な、なぜ? どういうこと?
 潰瘍は減っている。それなのになぜ炎症の度合いをあらわすCRPが上がる?
 それも、ハネ上がっている。正常値は0.3以下である。いっときは1.0まで下がった。それがじりじり、また上がりだし、前回は3.7だったわけだが、また上がるとは……わけわかんねー!!

 じゃあ……リンパ球はどうだ?
 こっちも期待はできないということか……やはり、きょうも10%、よくて12%といったところ……

 ……え?

 ええ!?

 モニターの数字はこうである。


  16.9


 じゅ

 じゅ

 じゅう、ろく、てん、きゅうパーセントおぉぉぉ!?


 き

 き


 き



 キターーーーーー(・∀・)ーーーーーー



 うそだろ?

 まじかよ!?

 まじだな。
 まじなんだな!!

 なにをこんな、コーフンしているかというと、リンパ球は「病気を治す力」をしめす。クラススイッチをするのも免疫寛容をするのもすべてリンパ球の仕事なのだ。治るためには、白血球のうちリンパ球の占める割合が30%、できれば40%欲しいのである。ここ4年、ずっと10%だった。鍼(はり)をしてもお灸をしても漢方薬を飲んでも、動かなかった。たまに良いときで12%になるときがあって、期待をこめて次の血液検査をすると、また10%に戻っている。ここ4年ほど、それをくり返していた。その、どうやっても動かなかったリンパ球が、とうとう……とうとう動いた!
 それも、一気にっ!
 階段を飛ばすようにっ!

 治っている……。治りはじめているッ!

 「あと好酸球が増えています。アレルギーが起きていますね」

 ……え?

 モニターにこう表示されている。


  8.3%


 えっと……? この値、いままで気にしたことがなかったが……。
 正常値は0〜7%で、前回は0.4%……。
 激増している!

 「アレルギーがあると、この好酸球が増えるんですよ」


 キターーー(・∀・)ーーー


 そうですか! いやーっはっはっは、そうですかあ!
 この先生は、クローン病が治るときにはアレルギー(アトピー)になることをご存じない。それなのに、はっきり、アレルギーとおっしゃった。この体の変化を、西洋医学の医師も認めたということだ。
 そしてやっぱりこれは、アトピーなんだ。ダニじゃないんだ(笑)


          ◇


 「ありがとうございました」
 診察室を出る。
 ふふ。
 うふふふふ。
 じゅう、ろく、てん、きゅうパーセント。
 「16.9%だってさああ」
 言わなくたって、家内も見ているのだが、言わずにおれない。にやけが止まらない。
 家内は、
 「松本先生のいうこと、ほんとだったね。ほんとなのはわかってたけど、数字で出るとほんとにほんとなんだって……」
 「うん、うん」
 いやあ……。
 感慨無量だなあ……。

 でも、ひとつだけ、わからない。潰瘍が小さくなっているのに、なぜCRP(炎症のひどさ)がハネ上がっているのか……
 「CRPはアトピーの炎症ね」

 そ

 そうかあーっ!

 じゃあ今回の数字すべてが……クローン病の治療が進んだことをしめしているのだっ!

 う、

 う、


 うれしいよー (ToT)


 なにがうれしいって、こうしてメルマガを読んでくれているみなさんに報告できるのが、うれしい。
 甲田先生のもとで治療をはじめてから、「治りました!」と1日も早く言いたくて、それなのに、ずっと、3歩進んで2歩下がる、そんなメルマガばかり書いて、それなのに、みなさん、読み続けてくれて、どんなにかヤキモキされてるかと思うと……。


 うれしいよー (ToT)


 (つづく)








 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ここからもっといい報告ができるといいのですけれど。なんせ、松井のメルマガだから……どーなるでしょーか。お楽しみに!?





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