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松井 二郎
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目で見えるあなたは「あなた」の1パーセント [2018年05月08日(Tue)]

 白川太郎先生おすすめの“NS乳酸菌”。
 これを飲んだ、とたんに、1日30回だったトイレが10回になった。
 このNS乳酸菌について、調べてみたくなった。
 というわけで――
 きょうからしばらくNS乳酸菌特集です。






  ◆NS乳酸菌とは
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   イントロダクション

    目で見えるあなたは
    「あなた」の1パーセント


 クローン病の松井でさえ元気になる、NS乳酸菌。
 とうぜん誰が飲んでもいいわけで、この特集、きっと多くの人の参考になるはず。
 では、NS乳酸菌とはなんぞや?
 という話をする前に……まずは菌にまつわるこんな話から。(以下は引用)


          ◇


 1990年代に、アメリカ、イギリス、フランス、日本、中国などで人間の遺伝子構造を解析する「ヒトゲノム・プロジェクト」が始まりました。
 世界中の科学者たちは、その結果を期待をこめて予想していました。ヒトの遺伝子を全面的に解析すれば、火傷や外傷以外の、すべての病気の遺伝子原因がわかり、その治療法もわかる、と。
 しかし、2000年になり、ヒトの遺伝子解析でわかったことは、遺伝子の数が事前の予想より少なかったことです。10万個くらいあるかなと思われていたのに、数えてみると親から伝わる遺伝子はわずか2万個でした。ふつうの木、ヤナギやポプラの半分ぐらいしかなかったのです。
 そしてあらためて明らかになったのは、私たちの健康、病気、寿命、精神状態にいたるまで遺伝子の影響よりも、いかに菌に左右されているかということでした。


金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』


          ◇


 ――学者たちは根拠があってヒトゲノムを10万個と予想したはず。人間の複雑な生命活動から、それくらいはあるはず、いや、なければならないということだ。
 ならば、差分8万個は、どこへ行った?

 答えとして考えられるのが、菌である。

 わたしの体は60兆個の細胞でできているが、それは「わたし」の1%にすぎない。その100倍の、およそ6000兆個の菌が、わたしの体に住んでいる。「わたし」の99%は、菌なのだ。
 わたしは、「わたし」よりもむしろ、「わたしの菌」かもしれない?
 だとすれば――いかに菌と良い関係をつくるか。これがわたしの、健康維持のみならず、人格形成においてさえ最重要項目となりえるのである。

(つづく)


      ◇


 では次のコーナーです。




  ◆クローン病中ひざくりげ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 もちろん松本医学の治療も、続けている。
 そして松本先生から西洋医学の病院にも通うよう命じられている。
 その病院で、
 「ヒュミラしますか。ヒュミラ」
 担当医さんから開口一番、言われた。ヒュミラとは、まえに掲載した、副作用が数百ある薬。
 「あ、それが最近、いいんですよ」
 なんとか、やんわり断りたい。
 「松井さんのいいというのは、もう病気に慣れちゃってるからそう思われるだけで、ほかのひとだったら耐えられないくらいひどいんですよ」
 「ええ、わかっていますが……」

 「便はどうですか」
 「7、8回くらいです」
 「ああ、まえは10回強だったから、それよりはいいですね」
 言ってないけど30回でした。
 「水様便(すいようべん)はずっとありませんし、このごろ泥状(でいじょう)でもないんです」
 「軟便ですか」
 「はい」

 ヒュミラは、今回も断ることができたが、担当医さんはわたしが良くなっているとは見ておられないようである。う〜ん、くやしいなあ。
 でもまあ、体重が、増えてないからね。いま42キロだ。せめてこれが47〜8キロになれば、西洋医学の先生も、おや?
 と思ってくださるのでは……。
 よーし。じゃあ、めざそうじゃないか。さらなる高みへ。行こうじゃないか。東京へ!


          ◇


 白川太郎先生が院長をつとめる東京中央メディカルクリニックは、東京・銀座にある。
 ちょっとまえまでは、とても東京への長旅はムリとおもわれたが、いまはちがう。電波塔から逃げたおかげか、NS乳酸菌のおかげか、その相乗効果か、わからないが、体に入る力がちがう。立っていられる。歩いていられる。
 行って、みてもらおう。白川先生に!
 しかし……

 これは、浮気であろうか?

 甲田医学に松本医学を加えるときも、ここを悩んだ。
 あのときは、甲田先生が亡くなってしまったという、特殊な事情があった。落ちこぼれの私が指導者不在で病気を治せるとは思えなかったのだ。だが今回はちがう。たんにまだ結果が出ていないだけである。
 とはいえ、1ヵ月や半年やって「結果が出ない」といっているのではない。石の上にも三年という。松本医学での治療をはじめて、5年半がたった。これを浮気とはいわないであろう。
 もちろん、松本医学に反することを始めるのなら、浮気だ。だが白川先生も一貫して免疫力を上げる治療および免疫を助ける治療をされている。わたしがやろうとしているのは、いまからさらに免疫力を上げる治療である。その新しい手段を加えることである。つまり松本医学にいっそう注力しようということである。
 それに、治る可能性のある療法をひとつでも多く発信することは、クローン病の患者が選択肢をふやすことにもなる。それはメールマガジンとして有益なことではないか。じっさい松本医学では免疫のリバウンドが激しいために断念せざるをえないひともいるのである(わたしも、いっとき真剣に、断念することを考えた)。
 松本医学でクローン病が治ることは、なにも、いまさら私が示さずとも、すばらしい手記がたくさんホームページにアップされている。私は、私を治せば、よいのだ。その経過報告を素直にメルマガに書いていけばよい。私のようなしぶとい症例が治るまでをレポートすること。それこそが重要であるはずだ!

 ……ですよね?(汗)

 (つづく)








 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 気が多いことは否定しません……。



菌のバリアを洗い流すな [2018年05月18日(Fri)]

  ◆クローン病中ひざくりげ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 行って、みてもらおう。白川先生に! 石の上にも三年という。松本医学での治療をはじめて、5年半がたった。これを浮気とはいわないであろう。

 東京へは新幹線でむかうことにした。

 問題は、トイレと……そもそも座席に「座る」という行為ができるか。トイレは断食によって封印できる。あとは椅子だが――これが、さいきん座れるようになったのだ。
 おしりは依然として膿(うみ)がたまって痛いが、ワザをおぼえた。椅子にあらかじめ、クッションなり、ぐるぐる巻きにしたタオルなりを、傷のまわりがうまくガードされるように敷いて(便座のUの字をつくっておくかんじ)、そこへ、そーっと腰を落としていく。すると。なんと! 座れるじゃないか。……痛いけど。
 痔瘻(じろう)のためにほぼ寝たきりの生活を4年していたが、このごろは、これで食事も仕事も、机にむかってしているのである。
 でも、うっかり患部が椅子につくと
 「いっでぇええ!」
 電撃が走る。
 いまの体調なら、このおしりさえ治ればほぼふつうの生活ができそうなのだが……まだまだだなぁ。

 家内とふたりで、新幹線のホームに立つ。家内は「ひとりじゃムリでしょ。荷物はあたしが持つから」と、ついてきてくれた。
 新幹線が入ってきた。
 乗車し、れいの戦法で椅子にトイレのUの字をつくって、そーっと……。うん、よし。座れる。痛いけど。
 あとは2時間半まてば東京だ。うん、トイレもだいじょうぶそう。ホッ。


          ◇


 新幹線に揺られる。わたしは本を読む。家内は寝ている。そしてナナメ前の席の若い男性が、ずーっとスマホゲームをしている。
 あれぜったい“機内モード”になんてしてないよなぁ……。や、やめてくれぇ……電磁波がぁ……。
 いや、この男性だけではない。車内のほぼ全員、ケータイの電源、入れっぱなしだろう。
 ああ〜、通路をはさんだ横の席の2人もスマホをやりだしたぁ〜。

 スマホの電磁波は、こういうアルミなどの金属で密閉された空間ではカキンカキンカキンカキンとえんえん跳ね返り、消えることがない。これがどこで止まるかというと、乗客の体に吸収されて止まる。
 そして高速移動中、電磁波はつねに最強である。

 あ! ナナメ前の男性はやめてくれたぞ。
 ……と思ったらこんどはタブレットをとりだした。
 別のゲームをはじめた〜!(見るつもりはないんです……席の位置関係で視界に入ってきちゃうの……)
 あ、タブレットをしまった。こんどこそやめてくれたか。
 と思ったら、さっきのスマホにとりかえた〜!

 ……この男性はけっきょく終点の東京までスマホゲームをしていた。


          ◇


 ぶじ、いちどもトイレに行かず、東京駅に到着。
 山手線にのりかえた。
 こんどはとうぜん座れず、吊り革につかまる。目の前の座席は7人がけ。

 全員スマホ (;゜Д゜)

 新橋でおりて、銀座方面へ歩く。クリニックは銀座にあるのだ。
 久しぶりの銀座だぁ。街ゆく人がみんなオシャレ。……おれのカッコだいじょうぶか(すっかり田舎のとっつぁんです)。
 「あった! ここだ」
 スマホを持っていないので、プリントしておいたグーグルマップを片手に、10分くらいで着いた。
 おおっ、院内もほどよくオシャレ。看護師さんがくるくると立ち回り、みんな美人。……おれのカッコだいじょうぶか(すっかりおのぼりさんです)。
 「ではこれに記入してください」
 初診のひと用の問診票を渡され、それに記入しながら順番をまつ。
 待合室は、広くないこともあるのだが、はじめ満席だった。そして、わたしと家内以外、

 全員スマホ (((;;゜Д゜)))ブルブルガクガク

 あ! 白川先生だ。講演会でおみかけしたときと同じ風貌である(あたりまえ)。めちゃくちゃ忙しそうである。でも、身のこなしも指示もおだやか。
 1時間半ほど待った。
 「松井さあん」
 きたー。

(つづく)


      ◇


 では次のコーナーです。




  ◆NS乳酸菌とは
  1章 菌と人間(1)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    菌のバリアを洗い流すな






 白川太郎先生おすすめの「NS乳酸菌」。安倍総理が飲んでいるというので、さっそく飛びついた。飲んですぐ、30回だった下痢が10回になったことはすでに書いたとおり。
 この効き目のすごさは、何なのか?
 そこで、“NS乳酸菌”の開発者、金 鋒[ジン・フェン] 博士が書いた本があるので、みなさんといっしょに、抜粋して読んでいきたい。
 まず、菌がいかに大切か、という話から。(以下は引用)


          ◇


 人間の全身の細胞数は、およそ60兆個(成人)といわれています。しかし、健康な人の身体にはその100倍もの菌が存在している。これらの菌との共生関係によって、私たちの生命活動は維持されているのです。
 身体の表面は、膨大な数の菌によって覆われています。この場合の表面とは、皮膚だけでなく、目も耳も鼻も口も、消化道(口から肛門までの消化器官)、生殖道(生殖器官)、呼吸道(呼吸器官)なども、すべて身体の表面と定義できます。菌は、各器官の壁を塗料のようにコーティングしています。清潔志向とは、そのコーティングされた菌を排除しようとすることと同じ、自己防衛の壁を壊すことと同じです。(中略)

 たとえば顔の表面で考えてみますと、1平方センチメートルの乾燥した肌には、1000個以上の菌が棲みついています。肌を保護しているのは、人間の表皮細胞ではなく、それに棲みついている菌というほうが正しい。(中略)

 肌を清潔にしようとアルコールでふき取ったら、悪い菌だけでなく、よい働きをしてくれる菌、あるいはよい働きをしてくれるであろう(不明の)菌までもが殺菌されてしまいます。(中略)

 ごしごしとていねいに洗顔する人、毎日お風呂で身体を隅々まで洗う人は、わざわざ皮膚の善玉菌を追い出しているのです。冬になると肌がカサカサに荒れる人は皮脂が足りなくて、よい菌が棲みづらい環境になっているのです。
 過剰なぐらいに熱心に何種類もの化粧品をつけて手入れする人ほど肌が荒れていることに気がつきませんか?

金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』


          ◇


 わたしは風呂に入ると、いつも、体を洗うべきかどうか考える。
 ほんとうなら洗いたくない。健康のためには。でも、人間は人間社会のルールのなかで生きねばならない不便な生き物なので、頭にフケがでていたり、腕まくりするとパラパラとアカが落ちるというのでは人間失格になりかねない。掃除もたいへんだ。
 そこで「このまえ洗ってから1週間くらいたったし、そろそろ洗わにゃならんか」と思ったときは、しかたなく、タオルに石鹸をつけて(液体の化学薬品ではなく固形で石鹸素地100%のもの)あまりこすらないように気をつけて体を洗う、というより、なでる。
 排水溝に流れていく泡を見ながら、「あ〜あ、菌がもったいないなぁ」と思うのである。

(つづく)








 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 せめて「金属で密閉された空間での」「移動中」だけは、スマホを機内モードに。



子宮筋腫・子宮頸がんの原因は [2018年05月28日(Mon)]

  ◆クローン病中ひざくりげ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 東京・銀座にある白川太郎先生のクリニックにやってきた。
 オシャレな院内で1時間半ほど待つと、
 「松井さあん」
 きたー。

 わたしと家内とで診察室に入る。
 「まえに富山市の講演会でお会いしました、松井です。クローン病の……」
 「ああ、」覚えていてくださった。「わざわざ東京まで来てくれたんですか」
 「もっと早く来たかったんですが。講演会のときおっしゃったNS乳酸菌はすぐに飲みはじめまして、いまそれだけでずいぶん良くなっています。1日20回から30回あった便が10回くらいになりました。便の形状もよくなっています」
 先生は問診票に目をやられ、「んっ? 6月18日?」誕生日である。「わたしと同じじゃないですか」
 「え〜、そうなんですか! お名前も親近感をおぼえていたんです」
 先生は太郎、わたしは二郎。並べて書くのは恐縮だが。

 「いま薬は飲んでるんですか?」
 「ペンタサは飲んでいませんが、」これまでのいきさつと松本医学の治療をしていることを話した。「それでほかのひとは治っているのに、わたしは治らないものですから、そんなとき白川先生の講演会をききまして、みてもらいたいと思ったんです」
 「その漢方薬というのは、効いているの?」
 「はい」
 「うん、じゃあ、それはそのまま続けてください。松井さんは子供のとき牛乳は飲んでた?」
 「母が牛乳信者で、わたしに水を与えるかわりに牛乳を与えたことが自慢でした」
 「うん、そしたら、きみにはもっと合うものがあると思うよ」
 「あ……それで講演会のときおっしゃっていた、ヒマラヤなんとかを試してみたいんですが」
 「ああ、」先生はすぐに足元の袋から出してくれた。

 “ヒマラヤ仙草エキス”
   (※現在は「安夢治(アムチ)」に名称変更)

 10センチ四方ほどの紙箱に、なにやら中国語が書いてある。先生はそれを机のうえにのせて、
 「クローン病の原因は牛結核菌という説があるんです。アレルギーになるような物質を排泄しにくい腸にしてしまう。クローン病は、原因物質は不明だけれど、原因物質があるのはまちがいなくて、クローン病のひとというのはその原因物質を剥(は)がして出す力が極端に弱くなっている。ふつうのひとはできていることがクローン病のひとはできていないんです。ですから、剥がす力、出す力、これを合わせれば、クローン病は理論上は良くなるんです」
 箱を手にとられて、
 「このヒマラヤ仙草というのは、何種類かの漢方薬をまぜてるんですが、チベットの高山に生えていて、標高が高いものだから紫外線が強い。自分で紫外線に対抗して身を守らないといけないから強くなるんだ。そういうのを何種類か、がんだったらこれとこれの組み合わせ、アレルギーならこれとこれの組み合わせというのがあって、それがチベット医学の奥義なんです。ところが漢民族が攻めこんでみんな持ってっちゃったもんだから、なくなっちゃってる。なので、高いんですよ。2万円です。ごめんね。やりますか?」
 「やります」
 このときは知らなかったが定価は3万7000円なのである。

 「でも原因物質がちがうなら、効きませんよ。でも試す価値はあります。いいですか?」

(つづく)


      ◇


 では次のコーナーへ。




  ◆NS乳酸菌とは
  1章 菌と人間(2)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    子宮筋腫・子宮頸がんの原因は






 わたしの体を洗う、ということは、わたしの菌を洗い流しているわけで、まことにもったいない。
 ちなみにわたしは、顔も洗わない。これも菌がもったいないからだ。わたしの皮膚を守ってくれている、たいせつな友達である。古い角質が浮き上がっているときだけ、やはりこれも、「しかたなく」洗うことにしている。なるべく石鹸は使わない。いまアトピーが出ているので見栄えのよい顔ではないが、不潔な顔ではない、……はず。

 アトピーになってから、ますます、皮膚の菌に気をつかうようになった。
 皮膚には皮膚免疫というのがある。皮膚にすみつく菌が、危ない菌をはじいてくれているのだ。アトピーになると皮膚が破れる。その破れ目から病原菌が入ってくれば感染症、ようするにカゼをひいてしまう。カゼくらいならよいが、最悪のばあい敗血症や髄膜炎もあるので、めったにないとはいえ命にかかわることであるから気をつけねばならない。菌をたいせつにしておかないと。
 いっぽう、アトピーのかゆみも菌がおこしている。かゆみの半分は免疫細胞がおこしているが、もう半分は破れた皮膚に繁殖した黄色ブドウ球菌やレンサ球菌が吐きだす毒素のせいである。
 そこで、この黄色ブドウ球菌・レンサ球菌を洗い流すために体を洗うべきか、皮膚免疫を育てるために洗わないべきかは、悩むところだ。
 洗えば、ずいぶんとアトピーの湿疹が引っこむ。かゆみも減る。とくに洗った直後はかゆみが激減する。黄色ブドウ球菌らを洗い流した成果であろう。
 じゃあ、アトピーのひとは毎日からだを洗えばいいよね、とはならない。さっき述べたように皮膚を守っているのもまた菌だから。基本は洗わないべきだ。洗うときは「そろそろ洗わないといけないからしかたなく」という姿勢が正しい。

 このように皮膚にとって菌ほど大事なものはないといっていいくらい、菌は大事。
 さらに……こんな話まである。(以下は引用)


          ◇


 日本の女性に、子宮筋腫が増えています。子宮筋腫はウイルス感染によるものですが、じつは、感染率の推移と生理用品の普及率が相関しているのです。これはつまり、こういうことがいえるのではないでしょうか。
 いまの生理用品には殺菌剤・抗菌剤が入っています。それらが含まれた生理用品で膣の入り口をガードすると、生殖道である膣や子宮口では、有機酸をつくれる乳酸菌が死んでしまいます。するとペーハー(pH)が上がっていき(酸度が弱くなり)、無防備な状況になるわけです。その結果、子宮頸がんの原因になるHPVウイルスの侵入を防げなくなってしまうのです。


金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』


          ◇


 がんは老化現象である。それなのになぜ30代・40代で子宮頸がんになるのか? ずっと疑問におもっていたが、そういうことだったのか……。
 「わたし」とは「わたしの菌」であるとするならば。
 菌がいなくなることは老化現象にひとしいのだ。

(つづく)








 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 前回の「菌のバリアを洗い流すな」に
ご意見いただきました。


> 松井さま
>
> いつも楽しく拝見しています。
> 大変な闘病の中でも、ユーモアを忘れない、
> 松井さんの文章が好きです。
>
> 身体の垢ですが、
> 温冷浴をしていれば皮膚の毛穴が開いたり
> 閉じたりを繰り返すことによって、
> 自然に垢は落ちますよ!
> 石鹸も不要なはずです。
> (西式健康法西会本部より)
> http://nishishiki.jp/whatsit/nishishiki9-1/
>
> 私は髪の毛が長いので、
> 週に一度、重曹を溶かしたお湯で髪と頭は洗って、
> リンゴ酢でリンスします。
> むしろ、フケは出にくくなります。
> わかりやすいやり方、リンクで送ります。
> https://www.hairdoctor-men.com/touhi/4272/
>
> 短い髪の方は、お湯だけで洗っている方も
> たくさんいらっしゃるはずです。
> 嫌々ながら石鹸使ってるのって、罪悪感。
> 罪悪感って、一番身体に悪いじゃないですか!
> 「石鹸、気持ちいい〜!
> いい香り〜♪
> ブクブク楽しい〜!」
> って使っているのであれば
> いいと思いますが、
> 「あ〜、皮膚の細菌流れて、免疫落ちる〜↓↓↓」
> って、使ってたら、やっぱりそのように作用しますよね〜。
>
> ではでは! お節介失礼しました〜
> また配信を楽しみにしております。
>
> たまき



 おおっ、これなら菌に対する罪悪感がないですね! 早速ためしてみます。
 みなさん、いつもご意見ホント感謝してます。