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松井 二郎
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蛍光灯の電磁波ってどうなの? [2017年11月08日(Wed)]

denjiha.jpg


  ◆電磁波特集 4章
    あふれる家の中の電磁波
      〜家電ってどうなの?(11)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 「体にくっつけて使う家電」シリーズは終わりました。つぎは……離れてはいるけれども意外な電磁波発生源。
 蛍光灯です。

(以下は引用)

      ◇

【蛍光灯】

 白熱灯は、フィラメントが何重にも細かく巻かれていて、電磁波を打ち消しあう構造になっているため、電磁波はほとんど出ない。その点、蛍光灯は白熱灯よりも約20倍も強い電磁波を出し、皮膚がんの原因ともなる紫外線やマイクロ波も出している。
 注意したいのは、「距離のとれない」蛍光灯。子どもの勉強机に取り付けられた蛍光灯や、スタンドの蛍光灯だ。蛍光灯との距離が「0メートル」のときは、「100ミリガウス」の低周波磁場が放射されている。これらの蛍光灯は、白熱灯に換えたほうが安全だ。
 さらに、気をつけたいのが、「階下の蛍光灯」だ。電磁波は離れれば離れるほど安全だが、階下の蛍光灯は、下の天井からの距離が、天井の厚み分しかない。24時間営業のコンビニ、蛍光灯をたくさん使っている店舗などの上階に住む人は、注意したい。また、集合住宅に住み、床にじかに布団を敷いて寝る人は、階下の「蛍光灯事情」がわからないので、ときどき、計測器で磁場を測って、安全を確認するようにしたい。


古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』


 蛍光灯は、蛍光管とグローランプ、安定器で構成されるものと、蛍光管とインバータで構成される2つのタイプがあります。
 グローランプは、スイッチを入れると、チカチカと小さな放電を起こすランプ状の電球です。インバータ方式は、スイッチを入れるとすぐに点灯し、電気から光への変換効率がよく、ちらつきが少ないのが特長です。高級な電気スタンドなどに多く用いられています。そして、これらすべての部品が高周波の電磁波を出します。
 安定器はトランスのようなものです。鉄心にコイルを巻いたもので、強い磁場をつくります。グローランプは放電するので、短い時間ですが、もちろん電磁波を出します。インバータは一般家庭にきている50Hzもしくは60Hzの交流を、もっと高い20〜50kHzの周波数の交流に変換する装置です。
 高周波なので光にちらつきがなく、安定したスムーズな光が特長です。しかし、変換した周波数の電磁波を出します。この周波数の電磁波はラジオの電波に近いので、ラジオのアンテナを蛍光灯に近づけると、電磁波がザーという雑音として聞こえるはずです。
 蛍光灯からの電磁波の数値としては、20Wで安定器を用いたタイプでは、15cm離れた距離で数mGが普通ですが、なかには10〜30mGに達するものもあるとされています。
 電磁波の強さは、蛍光灯から50cm離れると、15cmのときの数分の1になるので、せめてそのくらいの距離はとりたいものです。
 最近、省エネ照明としてLEDが注目されています。LEDは発光ダイオードともいわれ、半導体の仲間です。
 このLEDを用いた白色LEDランプは、発光効率が蛍光灯の25%と比べて30%以上と高く、省エネであるほか、蛍光灯の3倍以上の長寿命です。加えて、堅牢、小型などの多くの特長があり、蛍光灯に代わる照明として期待されています。
 電磁波に関しては、LED本体は、光以外の電磁波をほとんど発生しません。ただしLEDは直流で作動するので、一般家庭の100Vで50Hz、または60Hzの交流を低電圧の直流に変換する電気回路が必要になります。
 この回路が電磁波を発生すると思われるのですが、回路にもいくつかの方式があり、今後、電磁波測定のための試験と測定を行なう必要があるでしょう。


中原英臣、佐川峻『電磁波はやっぱり危ない』

      ◇

 けっきょく白熱灯がいちばん安全なんですねえ……消え去る運命だけど。
 LEDの安全性が未知数なので、白熱灯が売られているうちは白熱灯がいいのかもしれません。経済的ではないし、エコでもないが。
 でもいつか白熱灯はなくなる。そうなったら、蛍光灯かLEDかだから、LEDの一択です。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 こんなメールをいただいてます。

      ◇

> 松井さん
>  いつも、大変ためになることを教えて頂き
> 大変感謝しております。有り難うございます。
> 伊藤と申します。
>
>  早速ですが、電磁波、怖いですよね。
>  一つ思ったのが、家電と電磁波とそれらとの
> 距離ときて、盲点になりがちなのが、壁の向こうに
> 至近で家電があるパターンだと思います。
>
>  例えば、うちは、子供の部屋の勉強机が面している
> 壁を隔てたのが台所でして、実はそこに冷蔵庫が
> あるんです。
>  間取りを考えてみると、ちょうど、子供は
> 壁1枚だけ隔ててますが、冷蔵庫の背中に向いて
> 座って、毎日宿題をやっているという(笑´∀`)。
>  笑うところではないですが、今日、帰ったら
> トリフィールドメーターで何ガウスあるか測って
> みようと思います。
>  あと、よく聞くのが、寝室の隣の戸境壁の向こうに
> 電子レンジや冷蔵庫があって、寝ながら隣家の電磁波
> を浴び続けるという、怖い話もありますよね。
>
>  以上、ちょっと思うことがありましたので、
> メールさせて頂きました。
>  これからも宜しくお願いします。


      ◇

 た、たしかに!
 集合住宅は床からもカベからも電磁波がくるんですね。ひぃぃー。カベに机やベッドをくっつけるのはやめたほうがいいなあ……。
 お便り、ありがとうございました!



パソコンの電磁波ってどうなの? [2017年11月18日(Sat)]

denjiha.jpg


  ◆電磁波特集 4章
    あふれる家の中の電磁波
      〜家電ってどうなの?(12)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 生活必需品は、ひととおり検証が終わりました。
 さて。
 次に、わたしとしては仕事柄、家電よりも気になるのが……パソコンと無線LAN!
 わたしは、生活必需品の家電たちよりも、この子たちと暮らす時間が長いんだぁ。
 わたしのようなオタクだけでなく、このごろはふつうに仕事していてもそんな人が多いんじゃないでしょうか。いまやオフィスは心配な機材だらけだ。
 というわけで、まずパソコンからみていこう。

(以下は引用)

      ◇

【パソコン】

 パソコンは、本体とディスプレイが一体化したノート型と、分離しているタイプがあります。ディスプレイは、液晶型がほとんどです。
 液晶パネルと、本体の電子回路で構成されているという点では、電磁波の発生メカニズムに関しては、基本的にはテレビと同じです。
 ただし、パソコン使用時には、顔面はディスプレイから数10cm、ノート型では、両手は本体とキーボードの上という使い方をします。このように、テレビとは比較にならないほど、画面と本体に接近、密着し、しかも長時間使用するということがあるので、より慎重に利用したいものです。

 液晶型ディスプレイの画面から、少なくとも50cm以上離れると、電磁波はほとんどゼロになり、問題はなくなるともいわれています。
 残る問題は、パソコン本体からの電磁波ですが、ディスプレイと分離できる据置型の場合は、人体からあるていどの距離を置いた場所に設置したほうがよいでしょう。
 本体には、インバータや冷却用ファン、高周波を用いる電子回路など、電磁波を発生する装置や部品が並んでいます。(中略)

 パソコンで見逃しやすいのが、充電用のACアダプターです。このACアダプターには100Vをパソコン向けの低い電圧にするためのトランスと、直流にするための電子回路などが組み込まれています。このトランスから電磁波が発生します。
 100Vのコンセントに差し込むタイプであると、体から距離をとりやすいのですが、大型のものになると、電源コードで接続するものもあり、ついパソコンに近い手もとに置き、電磁波の影響を長時間受けるということにもなりかねません。また、寝るとき、枕元に置くこともありますが、考えものです。


中原英臣、佐川峻『電磁波はやっぱり危ない』

      ◇

 あぁ、よかった。「たぶんこうしたほうがいいよなー」と思ってやっていた対策がだいたい当たってました。
 いま松井は失敬してうつ伏せに寝てメルマガを書かせてもらってますが、1メートル先にモニターを置いてます。パソコン本体もその横。マウスとキーボードだけ手元にあります。
 ノートパソコンをつかうときも、わざわざマウスとキーボードをつないで本体を50センチくらい離します。そのマウスとキーボードも、無線でなく有線。
 さらにLAN(ラン)まで有線にしてます。不便なんでほんとは無線化したいんだけど、電磁波が心配で……。
 次回はその心配な無線LAN(Wi−Fi)です。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 無線のマウスとキーボードは、とくにマウスが動かしてからホンの一瞬遅れてついてくるときの違和感がニガテで、そっちの理由が大きいです。



Wi-Fiの電磁波ってどうなの? [2017年11月28日(Tue)]

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  ◆電磁波特集 4章
    あふれる家の中の電磁波
      〜家電ってどうなの?(13)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 わが家はパソコンのネット接続を有線LANにしている。
 無線LAN(Wi-Fi)にすれば、あれもできる、これもできる、仕事の効率が圧倒的によくなるのは、わかっている。
 でも……電磁波が怖い!
 これはパソコンや家電とちがい、そもそもが電磁波を出すことを目的とする機器である。不便をがまんして、仕事の効率が悪いままにしておいたほうが、まだ、いいんじゃないか? と思って有線にこだわり続けている。
 では実際のところ、無線にしたらどれくらいの害があるのか? あるいはないのか?(以下は引用)

      ◇

【無線LAN(Wi-Fi)】

 携帯電話についで急速に普及が進んでいるのが無線LANだといえます。パソコンのインターネット通信はまだ有線と無線を選べますが、iPadやゲーム機など無線でしか接続できないものも増えています。スマートフォンでは従来の携帯電話の電波と無線LAN両方を利用できるようになって来ています。無線LANの電磁波は携帯電話の電磁波より出力は小さいものの、体の至近距離でばく露した場合の影響は無視できないようです。

 無線LANの電磁波の有害性を指摘する研究が報告され始めました。精子への影響を調べた論文でアルゼンチンと米国の共同によるものです。健康な男性29人の精子のサンプルをとり、それぞれのサンプルを2つに分けて、一方はばく露群としてWiFiにつながったパソコンの至近距離に置き電磁波を4時間照射しながら培養しました。もうひとつはコントロール群としてパソコンなど電子機器のない別の部屋で培養しました。その後に両方の精子に生存率や運動率(動いている精子の割合)、DNAへの異常などを比較しました。精子が置かれたシャーレからノートパソコンの距離は3cmです。ノートパソコンをひざの上で使った時に精巣が照射される条件を想定しています。実際のばく露された電磁波の強さは0.5〜1.1μW/cm^2程度です。

 実験の結果、運動率(運動している精子の割合)ではコントロール群が80.9%に対して、電磁波照射群は68.7%と12.2%の差がありました。またDNA切断の割合についてもコントロール群3.3%に対して電磁波照射群は8.6%と高くなっていました。
 精子のDNAの切断は不妊や流産の原因、また長期的には生まれた子どもの小児がんの原因ともなりうると論文では指摘されています。ただ今回の実験は精子を外に出してシャーレの中で培養した状態で電磁波を照射した実験であり、人体の中にある精子にも同様の影響があると決断を下すのはまだできないとのことです。
 ただ携帯電話と同様に無線LANの電磁波でも至近距離でぼく露した場合、人体に影響がある可能性が示されたといえます。少なくとも無線LANに接続したノートパソコンをひざに乗せて長時間使用するのはやめておいた方が良いでしょう。

 ではどれくらい離せばよいのでしょうか? 無線LANはアクセスポイントと呼ばれる親機と子機に相当するパソコンの無線LANカードやスマートフォンなど端末機器の間で通信を行ないます。それぞれの無線LANの電磁波について、海外でいくつか測定されたデータが紹介されています。
 先ほどの実験で精子が照射された電力密度の平均値である0.6μW/cm^2は、電界強度に直すと1.5V/m程度です。安全側に考えて1〜1.5V/m以下のばく露になるように考えてみましょう。
 1V/m以下にするには、数10cm以上は離す必要があります。無線LANから出る電磁波は通信状態によっても変化します。大きなデータを送受信しているときが電磁波もより強くなります。

 無線LANには国際的にいくつかの規格が設定されていますが、PCカードやiPadなどの情報端末での測定では、1802.11bという規格だけ周辺の電磁波が強くなっていました。その場合、精子のばく露を1V/m以下にするには150cm程度は離す必要があります。スイス政府はこのデータをもとに1802.11bの規格を使わないように勧告しています。他の規格の機器では周辺の電磁波はより低く、大体30cm離せば1V/m以下になります。30cmとは一尺で肘から手の先の長さなので、スマートフォンやゲーム機などでそれぐらいの距離を離すことはちょっと気をつければ簡単にできるでしょう。ノートパソコンやiPadの場合もひざに乗せて使うのではなく、机の上に乗せて使うようにすることなどで30cm離すことは可能だと思われます。

 一方、コーヒーショップなどの無線LANのホットスポットなどでの電磁波はどうでしょうか?
 大体70cm〜1m以上離れれば1V/m以下になるようです。通常こうしたアンテナは天井や壁の上の方に設置されているため1m以上離れるというのは無理な話ではないでしょう。問題は自分は無線LANを使わなくても、アンテナの近くの人ほど電磁波を浴びてしまうことです。
 アンテナがどこにあるか確認して離れた席に座ることで不必要なばく露を減らすことができます。

 スイス連邦政府の内務省公衆衛生局は、ホームページの中で無線LANを使用する場合の注意事項を勧告しています。
 「現在までのところ、無線LANからの電磁波が健康へのリスクを及ぼすかどうかは不明だが、個人的ばく露をできるだけ小さくしたいという人たちには以下のような提言を勧告する」といい、以下の7点を勧告しています。
 (1)無線LANは使用するときにだけスイッチを入れる。特にラップトップパソコンで無線LANを使う場合は、使わないときにはスイッチをオフにしておくことを勧める。さもないと何度もネットワークに接続を繰り返すため、不要な電磁波のばく露を受けるし、バッテリーの寿命も短くなる。
 (2)無線LANに接続中のラップトップパソコンは抱え込まない。できるだけ体から離して使う。
 (3)職場などでアクセスポイント(ルーターなど)を設置する際には、人々が長時間居る場所(机や休憩場所)から1m以上離すこと。
 (4)アクセスポイントを職場の真ん中に設置すれば、すべての機器が良い受発信環境で作動する。
 (5)LANの基準では802.11bよりも802.11gを選ぶこと。データ伝送が効率的でばく露が少なくなる。
 (6)もしルーターの出力を調整できるならば、最小限になるように調整する。
 (7)規格にあった専用のアンテナを使うこと。不適切なアンテナを使うと出力も過剰になる。


植田武智、加藤やすこ『本当に怖い電磁波の話』

      ◇


 やっぱ有線LANを使い続けよっと……。
 しかし。
 しかし!
 試しに一瞬だけパソコンをWi-Fi(無線LAN)の設定にしてみたら、
 「え? Wi-Fiが……10コ!?」
 接続可能なネットワークが10コ表示されてるぞ。これはいったい……。

 同じアパートの住人さんのだああぁ!

 つねにこの10コのWi-Fiの電磁波にわたしの体は貫かれているのね……。まあ1メートルは距離をとれてるだろうけど、いや、でもカベのすぐ向こうがWi-Fiルーターってことも……。
 みなさん、ネット使わない夜中とか、Wi-Fiの電源切るようにしませんか。公害だし自分と家族にも良くないです。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 お笑いコンビのメイプル超合金のネタで
「ここWi-Fi飛んでんな」
「見えんのかーい」
というのがあるが、笑いごとじゃなーい