インフルエンザの痛みもヘルペスだった [2013年11月08日(Fri)]
◆続・クローン病中ひざくりげ(61)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ クローン病の原因は、あくまでも化学物質。これをきっかけに発症する。 けれど、つらい症状のほとんどは、なんとヘルペスウイルスのせいなのだった。 と、松本仁幸先生が解明してくださって、おかげで抗ヘルペス剤を使えばいいということもわかった。 ふつうヘルペスといったら、 「皮膚にブツブツができて痛いやつでしょ」 くらいに思われているであろう。 だが、それはヘルペスウイルスのほんの一面の姿でしかない。 およそ難病といわれる病気の痛みは、ほぼすべて、ヘルペスウイルスと免疫とが神経を舞台に戦うために起きているのだ。 さらに、それだけではない。 松本仁幸先生によると、インフルエンザの症状もヘルペスだというのである。 先生の文章を引用しよう。 ◇ 「インフルエンザは、なぜ特別扱いされるのでしょうか? 風邪のウイルスと同じく、上気道から気管支などの下気道に炎症が及ぶことが多いのですが、他の風邪と異なる特徴は何でしょうか? 鼻汁や咳などの上気道や下気道の炎症症状以外に高熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などの全身症状が、他の風邪の症状よりも目立つことであります。 ここで問題になるのは、高熱はともかくとして、残りの倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などの全身症状は、本当にインフルエンザウイルスと免疫の戦いのために起こるのかという問題があります。 実はインフルエンザウイルス以外の風邪のウイルスによる風邪が起こったときも、多少の倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などの全身症状が見られることがあります。 実はこれらの症状は神経症状なのです。 元来、風邪を起こすウイルスは全てこれらの神経症状を起こすことはできないのです。なぜならば風邪のウイルスは神経細胞に結びつく親和性がないので、神経細胞に入り込んで免疫と戦うことはしないからです。 それでは以上の神経症状は何で引き起こされたのでしょうか? 風邪のウイルスと戦っているときに、同時に体内の神経組織に住み着いているヘルペスウイルスとの戦いが生じたからです」 (松本医院ホームページ「インフルエンザワクチンがなぜ必要でないのか? それどころか重篤な副作用が問題となる。」より引用) ◇ なんと。あの関節や筋肉の痛みは、インフルエンザウイルスが起こしているのではなく、インフルエンザ特有の高熱によって免疫が上がりまくり、ふだんは見つけないヘルペスウイルスを免疫が見つけだして攻撃するから起きていたのか。 そういわれれば、インフルエンザの症状って難病の症状に似てる……。 ヘルペスの話からは脱線するが、松本先生はこうも書いておられる。 ◇ 「医薬業界はインフルエンザウイルスが怖い怖いと言いまくりますが、インフルエンザウイルスを怖がるべきは、医者たちに免疫を抑制するような薬を無理やり飲み続けさせられたりしている人たちだけなのです。 例えばアレルギーや膠原病で、ステロイドをはじめとするあらゆる免疫抑制剤を投与されている人たちであり、免疫の細胞まで殺してしまう抗癌剤を投与されている癌患者だけなのです。 なぜならば、インフルエンザを殺す免疫の力が極度に弱まっているからです。 一方、一般の正常な免疫を持っている人はインフルエンザワクチンなどは何も要らないのです。自分の免疫でインフルエンザを殺すことが可能なのです」(同) ◇ インフルエンザで死者が出るのは薬害ということではないか。 薬漬けにされていなければ、インフルエンザも「ちょっとひどい風邪」程度ですむ。なるほど、「ちょっとひどい風邪」ごときにワクチンなど無用だ。 じゃあ、ワクチンがいらないとなると、インフルエンザにはどう対応すればいいのか? 続けて先生にきいてみると――。 ◇ 「普通の風邪ウイルスは数が多くて、全ての風邪ウイルスにワクチンを打つことは不可能です。従って幼児期に様々な風邪を子供たち同士で移し合いをして今日強力な免疫を身につけていくのです。 インフルエンザウイルスに関しても、ひとたびインフルエンザにかかれば免疫を落とすような治療をしていない人は強力な抗体ができ、同じインフルエンザウイルスに対しては何年もの間インフルエンザにかかることはないのです。 (略) インフルエンザに対する一番の予防法は、幼少期にインフルエンザにかかって強い免疫を身につけておくことなのです。 現代の子供たちは栄養満点である上に、家族から大事にいたわってもらえる豊かな生活をしているわけですから、インフルエンザになれば免疫の抗体を作るタンパク質の多い高栄養の食事を取り、ゆっくり休みよく睡眠をとれば、強い免疫を作ることが可能なのです。 インフルエンザに対する免疫を作っているときに、解熱剤を使ったり、症状がひどいからといってステロイドを使うと大変なことになってしまうのです。 つまり免疫がつかないどころか、インフルエンザウイルスが呼吸器の粘膜にどんどん増殖し、肺炎になって死ぬことがあるのです」(同) ◇ 大人もこれにならうべきだろう。 仕事は休めないよ、と思うのはわかるが、そのために薬をつかって死んだら元も子もない。 (つづく) ※松本医院での診療を希望される方は 松本医院ホームページ http://www.matsumotoclinic.com を 熟読のうえにも熟読されてからになさいますよう、 お願いいたします。 ◆ 編集後記  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 少し気が早いのですがインフルエンザ対策でした。 気が早いといっても、もう年の瀬なんだよなあ〜。 「インフルエンザ予防接種はほんとに受けなくていいの?」 と思われるかたには近藤誠医師の『成人病の真実』を強力におすすめします。 インフルエンザ予防接種がいかに無駄無駄無駄ァァァーかわかります。 健康診断、人間ドックも百害あって一利なしとわかるすさまじい本です。 ◆このブログはメールマガジンの記事をアップしたものです。 最新の記事は、メールでお送りしています。 無料購読するには今すぐここをクリック |