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松井 二郎
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なぜ、この世に治らない病気はないのか [2012年08月20日(Mon)]

 難病の原因と治療法がわかる世界唯一の小説を連載中♪

 一時期の『ドラゴンボール』なみにタイトルと内容の関係性が希薄になっておりますがご了承ください。

 では、つづきをどうぞ。




 ◆続・クローン病中ひざくりげ(15)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 耳の肥えたクラシック音楽評論家は、プロの楽団による演奏をおさめたCDでも聴くに耐えないものがあるそうで、そんな録音を聴いてしまった日には、そのあとで自分のお気に入りCDに聴き入り "耳洗い" をしたくなるのだそうだ。

 パンフレットをひと通り読み終えた私は、松本仁幸先生のホームページを猛烈に読みたくなった。
 耳洗いならぬ、"目洗い" だ。
 といっても私のばあい、耳も目も肥えていないから、すぐ正論を読まないと影響をうけてしまうのが怖いだけである。
 入院中にじっくり読もうとおもって、いくつかのページをプリントアウトして持ってきてあるのだ。それをひらいた。

 すこし長くなるけれど、とくに "目洗い" させられた箇所を引用しよう。

          ◇

 「現代医学の決定的な誤りは、病気が免疫と異物の戦いであるという事を忘れ去ってしまっている点です。
 異物さえ体内に入らなければ病気は絶対に起こらないのです。
 たとえ異物が体内に入っても、免疫に敵と認識されて免疫が排除しようとする戦いを始めない限りは病気は起こらないのです。
 しかも現代文明において見られる異物は化学物質とウイルスと細菌しか存在しないのです。
 しかも古来人間を苦しめてきたウイルスや細菌は、ワクチンと抗生物質で怖い病気ではなくなったことを大衆に知らせようとしないのです。

 さらに現代医学が最も気づいていない点は、化学物質が圧倒的に病気の一番大きな原因であるという事を認めようとしないことです。
 化学物質がハプテン
となり

 (※筆者注: ハプテンとは、そのままでは免疫に認識されない異物のこと。)

 このハプテンが体内のタンパクと結びついて免疫の敵となるのです。

 この敵をIgEで処理しようとするときにアレルギーとなり、IgGで処理しようとするときに膠原病になることを絶対に認めようとしない点です。

 特に難病とされている膠原病が化学物質と免疫との戦いで引き起こされているということを認めようとしないものですから、他に敵を見つけようとしても見つけることが当然できないものですから、訳の分からない自己免疫疾患
という概念を捏造しだしたのです。

 (※筆者注: 自己免疫疾患とは、クローン病など、自分を守るはずの免疫がなぜか自分を攻撃する病気とされているもの。リウマチなど、膠原病といわれるものはだいたいこれということになっている。)

 自分の免疫が自分の細胞を攻撃することになれば、一日のうちに人間は命を失ってしまうでしょう。
 そんなことは絶対ないのにもかかわらず、世界中の医学者たちは嘘をつき続けています。
 そして逆に命の泉である人間の免疫を殺しにかかり、症状は一時的には消えてしまうのですが、免疫の遺伝子のみならず他の細胞の遺伝子も変えてしまうので、様々な新しい病気を作り出しているのです。

 (中略)

 これに対する私の答えは明々白々です。
 膠原病の原因は化学物質であり、もちろんこの化学物質の中には製薬メーカーが作っている化学物質である薬が原因となる場合もあるのです。
 従って自己免疫疾患などというのは断じてないわけですから、勝手に捏造した病気の原因をいくら研究しても答えが出ないのは当然のことなのです。

 (中略)

 人間の免疫は絶対に嘘をつきません。リバウンドの後、必ず膠原病はアレルギーになってしまうのです。IgGがIgEになるクラススイッチが生ずるように人間の免疫の遺伝子は生まれたときから設計されているのです。
 遺伝子の命令に素直に従えば、この世に治らない病気は存在しようがないのです」

(松本医院ホームページより引用)

          ◇

 わたしは嘆息(たんそく)してプリントをおいた。パンフレットとのあまりの違いにガク然とする。

 ふたたび栄養剤 "エレンタール" をちびちびやりながらパンフレットをめくっていると、病室の入口から足音がきこえ、私のほうに近づいてきた。
 「松井さん」
 部屋のしきりカーテンをあけて顔をのぞかせたのは、担当医さんだった。調子はどうですか、とか一言ふたこと話してから、こう言ってこられた。

 「おしりにできた穴をふさぐために、ちょっとやってみたい治療があるんです。"白血球除去療法" (はっけっきゅう じょきょりょうほう) というのですが」

 は、白血球、除去ぉ?

 それって、免疫除去、と同じ意味ですよね。
 なんかイヤな予感……。

 (つづく)


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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

kao01.jpg ロンドンオリンピック、選手たちの華麗なうごきをみていると、すごいな、と思うよりも、あんなふうに自分の意志のとおりすぐ体が反応して、歩いたり、走ったり、跳んだりできるって、いいなあ、健康ってすばらしいよなあ、と、まったくそうでない自分の体とくらべて、そんな当たりまえのことに感動してました。





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海猿がいるから事故がおきる? [2012年08月25日(Sat)]

 難病の原因と治療法がわかる世界唯一の小説を連載中。

 では、つづきをどーぞ。




 ◆続・クローン病中ひざくりげ(16)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 「おしりにできた穴をふさぐために、ちょっとやってみたい治療があるんです。"白血球除去療法" というのですが。イメージとしては腎臓病のひとの透析みたいなかんじで、血液を器具に通して、増えすぎているよけいな白血球をとってから、体にもどす、というものです。これは副作用がほとんどありません。ない、といってもいいくらい。ほんとはレミケードがいちばんいいんですが、イヤということなので。ノートパソコン、もってきてらっしゃいましたね。ネットで "アダカラム" で調べれば出てきますから、考えておいてくれませんか」

 言い残し、担当医は病室を出ていった。

 うーん。やはり、入院というのは、ひとすじなわではいかないものだ。このような不測の事態が生じる。さて、どうしたものか。
 私は、免疫力を死守せねばならない。免疫とは、白血球のはたらきのことである。その白血球を、とりのぞく? いまの話をきいただけでも、"白血球除去療法" などやってはいけないと思う、が、とにかく、まずは調べてみよう。

 さっそくパソコンをひらいた。えーと、ア ダ カ ラ ム、と。あった。すぐに出てきた。なになに……。

          ◇

 "アダカラム" は医療器具の名前なのであった。筒のなかに樹脂でできたツブツブがびっしり入っていて、そこに血液を通すと、白血球が減るというしかけである。

 「なるほどね……」

 クローン病は、うわべだけをみると、白血球が腸を破壊している。それなら白血球を減らしてしまえばよかろう、という、れいの発想だ。

 しかしこの "白血球除去療法" 、白血球をただやみくもに取りまくるのではないようであった。
 白血球といっても、いろいろある。"顆粒球(かりゅうきゅう)" "マクロファージ" "リンパ球"、と、大きく分ければこの3種類。このうち、"顆粒球" "マクロファージ" だけを取りのぞき、 "リンパ球" は残す、というのである。

 「へー、いちおう、考えてはあるんだなぁ」

 免疫システムは、白血球のチームワークでつくられている。"リンパ球" は、敵をみつけ、「あいつらが敵だぞ!」とロックオンするのが役割。「よしきた!」と、その敵を殺しにいくのが "顆粒球" と "マクロファージ" だ(めちゃめちゃ大ざっぱな説明だが)。
 "リンパ球" は、ほかにもいろんな仕事をしているから、残してあげたい。攻撃屋である "顆粒球" "マクロファージ" さえ減らせば、事実上、免疫システムを停止できる。こりゃうまい考えだ、オレって天才♪ と、開発者は思ったのであろう。

 しかし、「チーム白血球」に、ムダな部員はいないのだ。
 "顆粒球" と "マクロファージ" がいなければ、カゼのウイルスひとつ殺せない。
 さらに "マクロファージ" は、毎日からだの中にできるガン細胞を見つけ、"サイトカイン" という物質を注射し、壊してくれてもいるのである。

 さらに調べると、この "顆粒球" "マクロファージ" をまったくゼロにしてしまうわけではないらしい。"顆粒球" を30%減、"マクロファージ" を15%減、にとどめるのだという。

 「ふーん。免疫を完全に殺すんじゃなくて、クローン病の症状が出なくなるていどにするわけね」

 ところが、"リンパ球" は温存するといっておきながら、"リンパ球" も6%減になるという。
 たぶんこれは、巻きぞえだ。うまいこと "顆粒球" "マクロファージ" だけを取るというわけにはいかないのだろう。

 さらにまずいことには、器具を通過して体に戻された "顆粒球" "マクロファージ" は性質が変わってしまうという。正常なものと同じはたらきはできなくなるというのだ。おそらく樹脂のツブツブで濾過されるときにキズついたり壊れたりするからだろう。
 この影響として とりわけ致命的とおもわれるのは、マクロファージが "サイトカイン" をつくれなくなってしまう点である。さまざまな害があるが、ひとつあげれば、さきほど述べたガン対策ができなくなる。

 そして極めつけ。この "白血球除去療法"、一発なんと12万円であった。

          ◇

 なんだか目新しい療法に聞こえたけれど、けっきょく、西洋医学の発想は、もう結論がきまっているようだ。
 とにかく「免疫が敵」の一点張りである。
 やることは免疫の駆除。どんなに目先が新しくなっても、すべてこの変形にほかならない。

 なぜだ? なぜ、この発想から抜け出ることができない? 日々、膨大な医療費、研究費がそそぎこまれているというのに、この思考停止はどうしたことか。

 海難事故の現場に、海猿たちが突入する。沈没した船のなかで決死の救助活動をおこなう。
 ところが、これをみた無知なひと。
 「あいつら、事故の現場にいるってことは、この事故をおこした犯人だな」
 バカかおめーわ、と誰でもいいたくなるであろう。

 しかし病気の原因を免疫ときめつけるのはこれと同断である。

 「白血球があばれているってことは、病気の犯人は白血球だな」
 ヲイ。
 なぜ、白血球(免疫)があばれなければならないのか、そんな状況がおきているのは、なぜか。そこを考えなければならないのではないか。

 考えることを放棄したら、学問にならない。医学、と「学」の字がついているからには、思考停止におちいった医学は医学といえないであろう。

          ◇

 担当医には申し訳ないけれど、この療法も断った。

 なお、これは退院してからの後日談だが、松本仁幸先生にこのことをお知らせしたのだ。
 「レミケードがいやなら白血球除去療法をしないか、とすすめられたんですが」
 先生、ひと言、
 「ああ、そりゃレミケードより悪い」

 (つづく)


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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

kao01.jpg 前回、オリンピックの感想を書いたらこんなメールをいただきました。

> 松井さんこんにちは。
> 以前より拝見させて頂いております2食ファンです。
> そういえば昔マラソン走ってませんでしたっけ?
> なんてことを思い出しました。
>
> ではではお大事に。
> (O.I)

 ありがとうございます♪
 走りましたね〜、マラソン! 10キロですけど。私も、あのときのことを懐かしく思い出すことがあります。
 いまは「免疫のリバウンド」が激しすぎて、寝た姿勢から立ち上がることさえ難儀です。歩くのも、なんとか、息切れしながらようやくというかんじ。
 で、まわりのみんなは「病気が悪化したんだ」とおもっているようです。症状がなくなったことを治癒だとする西洋医学にべったりだと、よもや、ほんとうに治すためにはいったんこうならなければならないなんて、思いもよりませんもんね。
 「治った!」と書けるところまで、この記事を書き続けます。
 はやく2食の記事にもどらねば、とは思ってるんですが、待っててちょ〜。




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薬漬けの学生さん [2012年08月30日(Thu)]

 ◆続・クローン病中ひざくりげ(17)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 病室はなんとも不思議な空間だ。

 狭いとはいえないが、広くもない部屋にベッドが4つ、ということは4人が寝食をともにしているのだが、お互い、あたらずさわらず、どうせ退院するまでのご縁、しかも病気という、あまりお互いに知られたくない、深く立ち入られたくない個人の事情があって、その事情のために、なぜか4人で同室しているのである。
 気さくに話しかけてくる人もいるが、私はあたらずさわらず派だ。

 となりのベッドに寝ている60代とおぼしき男性はよく話しかけてくる人で、
 「おれは胃ガンでねえ」
 と教えてくれた。いや、たぶん言いたい人なのだ。
 「おれのトシじゃあ、長年、不摂生したせいだからしょうがねえけど、あんちゃんみたいな若い人がガンとは気の毒だねえ」
 自分がガンで入院しているからほかの人もそうだと思っているらしい。とりあえず誤解をといておいた。

 通路をはさんで反対側だが、私から対角線上、はす向かいに寝ている人は糖尿病らしい。この人と私は話さないが、胃ガンのおっちゃんと仲良しでよくしゃべっている。その会話から重度の糖尿病であることがわかるのだけど、病院の食事が少ない、少ないとこぼし、二言目にはハラがへったとくだを巻いている。

 そして4つめのベッド、通路をはさんで私と向かい合っている学生さんは、誰とも話さない。私が話しかければよさそうなものだが、彼もあたらずさわらず派なのであろう。なかなかのイケメンで、友人がよく訪れ、うち女性の割合が少なくない。

 彼は "潰瘍性(かいようせい)大腸炎" である。クローン病とほぼ同じ病気だ。

 彼の腕には常時点滴がつながれている。看護師が彼にいろいろ説明するのが聞くともなく聞こえてきてしまうが、点滴は栄養剤らしい。私が口から摂取しているのを、彼は血管から入れているわけである(もちろん成分はちがう)。

 「〇〇さぁん、いかがですかぁー」
 看護師が入ってきて、彼に話しかける。
 「〇〇さん、血糖値がちょっと下がっていますねえ」
 「え、そうなんですか。どうしてでしょう」
 かえすがえす断っておくが、べつに私は聞き耳を立てているわけではない。

 「いま飲んでいるお薬がですねえ、ステロイドといって、いろんな病気で使われているすごくいい薬なんですが、」
 ああ、彼は薬漬けなのか。
 「その副作用で血糖値も上がるものですから、インスリンといって、逆に血糖値を下げる薬を、この栄養剤の点滴の中に入れてるんですよ。血糖値をみながらやっているんですが、いまはそのインスリンの作用のほうが強く出ているようですね。次からインスリンの量を減らしてみましょう」

 ステロイドも、インスリンも、脳がマイクログラム単位で厳密にコントロールして分泌しているホルモンである。それを人間の手で、ざっくりミリグラム単位で増減される。
 学生さんの彼が、若いうちからこんなことをしていては、将来、どうなるのだろう。

 (つづく)




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

kao07.jpg 今回から、「入院編 <後半>」に入ってます。ちょいと趣向を変えて、短めの話をポンポンと掲載していくぞ。つぎのメルマガはいつもより早く出しますね〜。





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