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松井 二郎
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病気を治す薬はない [2011年11月09日(Wed)]

 ◆なぜ泥棒のほうを殺さない?
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 「9割方の薬の効能は、

 泥棒を殺すのではなく
 警官を殺すことによって戦いをやめさせることなのです」


 そう前回 書きました。


 ぶっそうな書き方ですけど、
 あくまでたとえなので、ご了承くださいね。




 さて……。


 では、なぜ、泥棒(異物)を殺さず、
 警官(白血球)を殺すのでしょう?

 悪いほうを、とっちめればいいのに。


          ◇


 答えは「できないから」。




 泥棒、つまり "細菌" "ウイルス" を、
 薬は殺すことができません。


 生き物(細菌、ウイルス)は、生き物(白血球)で
 倒すしかないのです。


 "細菌" を殺せる薬は、唯一、抗生物質だけ。

 "ウイルス" に至っては、殺せる薬がありません。

 抗ヘルペス剤はつくられましたが、
 これとて、ヘルペスウイルスの増殖をおさえることが
 できるだけです。




 病気を治すのは白血球にまかせるしかないのです。


 しかし、それではつらい。
 白血球が暴れているあいだじゅう苦しみます。

 患者はラクになりたいと、医者に、薬に、求めてきます。


 医者も製薬会社も、応じなければなりません。

 泥棒ではなく警官をとりおさえる薬を
 与えてやるしかありません。




 人は、苦をいとい、楽を求めるもの。

 誰が、白血球が活動しているあいだ、
 のたうち回りたいでしょうか。


 求めるものを、与えるのです。

 しかたありません。


          ◇


 しかし、それでいいのでしょうか?

 体にとって、味方は、
 免疫(白血球)だけなのです。


 免疫をいじめれば、

 病気の人は、病気が治りません。


 健康な人も、一歩、病気に近づいてしまいます。




 白血球はなにも病気を治しているだけではなく、

 たとえば血管の内側にへばりついたコレステロール、
 これはすでに体にとって "異物" ですから、

 "異物" を食べるのが仕事である白血球が、
 食べて掃除しているのです。


 骨も新陳代謝していますが、

 古くなった骨を、用済みの "異物" とみなし、
 こっそり食べてくれているのも免疫です。

 このはたらきがなければ、新しい骨もつくられません。


 免疫は、1日に1キロの老廃物を
 食べてくれているといいます。


 免疫を損ねることは命を損ねることです。

 むやみに薬を飲み、むやみに免疫をおさえてはなりません。


          ◇


 何度でも書きますが、
 異物と白血球との戦いが "症状" です。

 その白血球を、薬はだまらせます。

 おとなしくなった白血球は、
 あとで猛然と巻き返しをはかります。

 ということは未来にすごい症状がおきるということ。


 薬の効能とは

 「今のつらい症状を、利子をつけて未来へ預けること」

 といえます。




 医療機関は何をしてくれるところなのか、
 知らないといけません。


 病気を治してくれるところではありません。

 治りにくくするのと引き換えに、
 一時、がんばれるようにしてくれるところなのです。




 そうと知れば、
 あとは、自分で判断して、利用すればいいのです。

 ただ唯々諾々(いいだくだく)と薬を飲むだけでは、
 医療機関を正しく利用しているとはいえず、

 患者も医療従事者も救われません。


 それでは、私は、くやしいのです。

 私には、医療従事者の友だちもいっぱいいますし、
 難病を治せなくても
 好きな医師もいるのですから。


          ◇


 以上、「薬が免疫をおさえる」ということについて、
 3回にわたって話しました。


 いつもナガナガと書いているので、きょうは潔くこのへんで。(笑)


 つづく


  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓


    病原菌・ウイルスを殺す薬(病気を治す薬)は
    つくれない。

    「そこを、どうにかしてくれ」と病院に駆けこめば、
    白血球を止める薬(病気を感じなくする薬)を
    もらうしかない。


  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 「スタンド」を倒せるのは、「スタンド」だけッ!




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ストレスで病気になるしくみ [2011年11月18日(Fri)]

 ◆免疫を弱らせる原因(2)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 難病の原因は化学物質です。


 しかし、現代人なら誰だって、

 食事から、水から、空気から、
 せっけん、シャンプー、歯みがき、化粧品から、

 化学物質を毎日 体に入れ続けています。


 なぜ、難病になる人とならない人があるのでしょう?




 さらに、

 難病といっても

 膠原病アレルギーがあります。


 難病は、この2つに分けられます。


 私のクローン病や、潰瘍性(かいようせい)大腸炎、
 リウマチなどが膠原病、

 読者さんの中にも多いアトピーや、
 喘息(ぜんそく)などがアレルギーです。


 なぜ、私はアレルギーではなく、
 一段 重い、膠原病になったのでしょうか?




 まず1つめの条件は、

 「免疫が優れているかどうか」

 でした。


 化学物質という、
 生命の歴史のなかでは比較的新しい、

 38億年の免疫の歴史からすれば、未知といっていい異物を、

 異物として感じとれること。

 そのような優秀な免疫の持ち主であることです。


 この条件を満たしてはじめて、
 免疫は化学物質を見つけだし、反応するようになるのです。




 松井は、この条件を満たしていました。

 つまり優秀だったのです。

 「免疫」が。

 これは人間的に優秀であるかどうかはまったく関係ありません。
 残念です。




 つぎの条件は、

 「その免疫が弱っていたかどうか」

 でした。


 せっかく、未知の異物(化学物質)を見つけだし、
 反応しはじめ、

 そのまま免疫にまかせておけば、
 化学物質と共存できる体になることができたのに

 (これを免疫寛容というのでした)、


 ある原因で、免疫が弱まったため、

 中途半端に免疫が優秀な状態になってしまった。


 そのため、
 エンエンと化学物質に反応し続ける状態、

 すなわち膠原病またはアレルギーになるのです。


 なお、アレルギーの人よりも、一段と強烈に免疫を
 おさえた人が膠原病になります。




 では、なぜ松井は

 「強烈に免疫が弱った」

 のでしょう?


 免疫をおさえるものに2つあるといいました。


 その1つめが、
 前回までにお話ししたでした。

 9割方の薬が、免疫をおさえる薬なのです。




 しかし、これだけが原因だとすると、
 松井がクローン病になった理由として説明がつきません。

 そんなにジャラジャラ薬を飲んでいたわけでは
 ないからです。


 薬は、クローン病になったあと
 「クローン病が治らずにいた原因」とはいえますが、

 クローン病になった原因とはいえません。


 クローン病になる前に、別の原因があったのです。

 薬ではない、もう1つ、
 「より強力に免疫をおさえるもの」が
 原因だったのです。


 それは、何か?




 ストレスです。


          ◇


 「ストレスが病気をつくる」なんていうと、


 な〜んだ、よく言われてることじゃないか、
 じゃあストレスをなくせってんでしょ、

 心の持ち方をよくしろっていうんでしょ、


 清く美しい心になれば、病気も治ります、
 難病が奇跡的に治ることがあります、

 っていうんでしょ、


 な〜んか、宗教ちっくだよねえ、

 だから東洋医学の信奉者は非科学的だっていうんだよ、

 科学に立脚した西洋医学には及ばないねえ、


 と言われそうですが、


 さにあらず、
 「ストレスが病気をつくる」という話は科学的なのです。




 なぜ、ストレスは免疫をおさえるのか?


 このしくみは、人類が発生したときに
 すでに備わっていました。

 というわけで、これから原始時代を取材してみましょう。


 現地の、松井さ〜ん!


          ◇


 ハイ! 現地の松井です。

 この時代は原始時代、はじめ人間ギャートルズの時代ですよ!


 ……だれもついてきてくれないのね。
 どうせアニヲタだよ、あたしゃ。




 気をとりなおして、周りを見てみましょう。


 この時代の人間は、
 集落をつくり、猛獣から身を守りながら、

 その猛獣たちを狩って暮らしています。


 おっと!

 洞穴(ほらあな)から、原始人ふたりが出てきましたよ!




 「ウホッ、きょうは狩りに出かけるぞ」

 「ウホッ、マンモスがとれるとええだな」


 「ウホッ、いたぞ! さっそくマンモスのおでましだっぺ」

 「ウホーッ! マンモス倒すべ」


 「ウホーッ! マンモスつえぇ。やられた。オラは死んじまっただ」

 「ウホッ、おめぇ、マンモスに攻撃されただけだっぺな。
 まだ動けるべ。
 てゆーか、動かねぇとマジ死ぬべ」


 「ウホッ、そうだなや。
 ぐったりしてる場合じゃねぇだな。
 いまは目の前の敵を倒さねば」

 「ウホッ、んだ、んだ」


 「ウホーッ! オラオラオラ」

 「ウホーッ! ドラドラドラ」


 「ウホッ、マンモスを倒したっぺー!」

 「ウホッ、やっただな! って、おい、だいじょぶか」


 「ウホッ……ほっとしたら急に体もぐったりしてきた。
 ダメだ、今後こそほんとに動けねぇべ。がくっ」

 「ウホーッ! 死ぬんじゃねぇべーっ! 
 って、なんだこいつ寝てるだけだっぺ」




 いまのが「ストレスが免疫を抑えるしくみ」です。


          ◇


 マンモスとの戦いが始まった瞬間、
 この原始人は、

 交感神経をたかぶらせ、

 副腎皮質(ふくじんひしつ)ステロイドホルモン
 ドッと体じゅうにバラまき、

 免疫機能をストップさせました。


 ステロイドホルモンは、
 免疫のはたらきをほぼ完全に停止することができます。




 なぜ、そんなことをしたのか?


 免疫がはたらくのにもエネルギーが必要だからです。




 免疫とは「体を修復する機能」といってよく、

 私たちが休んでいるとき、
 とくに睡眠時に最も活発になりますが、

 みなさんが想像されている以上に
 そのエネルギーはすさまじいものです。

 そういう意味では、私たちの体は 
 休んでいることはないといえます。




 その免疫を止めれば、どうなるか。


 持てるエネルギーをすべて戦いに投入することができます。

 すると、生き残る確率が高まるわけです。


 じっさい先ほどの原始人は、ケガを負いながらも
 マンモスに勝つことができました。

 戦いのさいちゅうも免疫を動かしていたら
 負けていたかもしれません。

 だから、とりあえず体の修復は後回しにしました。


 さて、勝って命の危機が去ったら、
 こんどはケガを治さなければならない。

 それで急に免疫が活発になって眠くなったのです。




 このように、私たちの体は「命の危険」を感じたときに
 免疫を抑えるようにできています。




 生き物にとって最もイヤなことは「死ぬ」ことです。


 「死にたくない」と感じたとき、

 つまり「ストレス」を感じたときに、

 その場を生き残るため、
 体を修理するエネルギーは止めてしまう。


 これが

 「ストレスが免疫を抑える」

 ということなのです。


          ◇


 ところが……。

 現代は、この「ストレス」の質が変わってしまいました。




 昔は、ストレスといえば、
 このように外敵に襲われるか、天変地異に襲われるかして

 「生命が危険にさらされたとき」

 だけでした。


 マンモスからストレスを受けても、
 マンモスを倒せばストレスから解放されました。

 天変地異で命が危険にさらされても、
 天変地異が終わればストレスも消えました。




 ところが、現代のストレスは、

 マンモスに殺されそうになることでもないし、

 ちょっと自然災害がおきればただちに死に直結する
 ということでもありません。


 部長に叱られることであり、

 近所とのいざこざであり、

 となりの部屋の住人への気づかいであり、

 せっかくこっちが気をつかってやっているのに
 となりの部屋はいつもうるさいのでイライラしていることです。




 昔のストレスは「逃げることができた」のが特徴ですが、

 現代のストレスは「逃げられない」のが特徴。


 へたをすると、24時間ストレスを受けています。




 このように、現代はストレスの質が変わってしまったのですが、

 ストレスに反応する体は、
 原始時代と変わっていません。


 そのため、少なくない現代人が、
 24時間 免疫を抑えられて、それで病気になっている。


 松井も、ストレスで免疫を抑えて、クローン病になったのです。




 つづく


  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓


    ストレスを受けると
    免疫を抑えるステロイドホルモンが出る。

    現代人は24時間 戦っているため
    24時間 免疫を抑えている人がいる。


  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 あと私の場合、いつ出てくるかわからないゴキブリも
 ストレスでした。




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ストレス漬けは薬漬け [2011年11月28日(Mon)]

 ◆まったく薬を飲まなくても薬漬けになる
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 会社員時代のこと。


 あまりに頭痛がひどいので

 「頭痛薬、ないっすか」

 と総務部のネーチャンにきいたら、


 「はいよっ♪」

 と "ナロンエース" を出してくれました。


 みると、「頭痛・生理痛に」と書いてあります。




 せ……せいりつう?


 男の私が、生理痛に効く薬を飲んだら、
 その効き目はどこにいってしまうのだろうか?

 うーん、なんかキショイ。

 でも、この頭痛、もう耐えられん。


 「どーもありがと」

 ゴクリ。




 すると、数分で、
 あれほどひどかった頭痛が、どっかいっちゃった。

 うおー、すげーな、頭痛薬。


 でも、痛いはずのものが痛くなくなるって、
 どういうことなんだろ。

 やっぱキショイなあー。


 けど、痛みはおさまったんだから、ま、いっか。

 仕事、仕事っと。


          ◇


 これは "ステロイド" の威力です。




 前回、

 ストレスを感じると
 "副腎皮質(ふくじんひしつ)ステロイドホルモン" が出て
 免疫をおさえる、

 という話をしました。




 ステロイドというと、

 「あ、知ってる」という人も少なくないのでは。


 アトピーなどのアレルギーで
 医者から薬をもらっている人ならよくご存知の、
 あの薬の名前です。


 いえ、病気のかたでなくても、

 みなさんにとって、大変なじみ深い薬なのです。




 咳(せき)止めの薬を飲めば、ピタリと咳が止まる。

 鼻水の止まる薬を飲めば、鼻水がたれなくなる。

 熱冷ましを飲めば、熱が下がる。

 「ムヒ」を塗ったら、かゆみがスーッと引いていく。


 みんなステロイドの力です。


 カゼ薬にはじまって、

 咳(せき)止め、鼻水止め、解熱(げねつ)剤、
 頭痛薬、生理痛止め、その他の鎮痛剤、目薬、座薬、
 虫さされのかゆみ止め、などなど、

 これらにはすべてステロイドが入っています。




 この人工のステロイド剤は、

 人間本来に備わっているステロイドホルモンを
 マネたものです。




 医学が進んで「ステロイドホルモンが免疫をおさえる」と
 わかった。

 で、免疫が異物と戦っているときに「痛い」「かゆい」が
 起きることもわかった。


 「んじゃ、病気の症状を止めるには、
 人工的にステロイドを与えたらいいんじゃない?」


 ということになって、

 人工のステロイド剤が開発され、
 医療の現場で使われるようになりました。


 そしたら、その威力たるや絶大で、

 およそ「痛い」とか「かゆい」という症状は
 ステロイドひとつでピタッとおさまるようになった。




 そのかわり、

 免疫をいじったツケとして、
 難病・奇病があらわれはじめたのです。


          ◇


 いっぽう、ステロイド剤で免疫をおさえなくても、

 強いストレスによって、
 自分でステロイドホルモンをつくり続ければ、

 薬をジャラジャラ飲み続けるのと同じことになるわけです。


 いいえ、ストレスで体にバラまくステロイドホルモンは、
 ステロイド剤より20倍も強力です。




 私は、薬なんて、こんなときに
 たま〜に飲むだけでした。

 それなのにクローン病になった。


 ストレスで、体をステロイド漬けにして、
 自分で自分をクローン病にしていたのです。




 つづく


  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓


    ストレスでステロイドがつくられ、免疫を抑える。
    薬は、このステロイドを人工的に再現したもの。

    強いストレスを感じ続ければ、
    薬漬けになるのと同じことになる。


  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 「ナロンエース男性用」というのがあれば……

 いや、やっぱ、いらない。




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