CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« 2011年09月 | Main | 2011年11月»
ブログ内検索
 
検索語句
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

松井 二郎さんの画像
松井 二郎
プロフィール
ブログ
リンク集
アトピーとクローン病の意外な関係 [2011年10月07日(Fri)]

 前回から、

 「松井くんβ(ベータ)」

 を観察しています。


 この人は、実際の松井ではなく、
 架空の、「健康な」松井くん。




 おおっと!

 松井くんβのからだに化学物質が侵入したァ!


 これのせいで松井くんは
 クローン病になったんですよね、


 って、あれれ?


 健康な松井くんβは、クローン病にならずに、
 アトピーになっちゃったよ?


 これはいったい?




 ◆免疫寛容とは?
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 からだに異物が侵入してくると、

 免疫、つまり白血球たちは、


 「敵襲ー! 敵襲ー! きゃつらを絶滅せよ」

 と、


 まず【 IgG抗体 】というミサイルを
 ぶっぱなします。


 この "IgG抗体" は、対生物兵器。

 細菌やウイルスを殺すためのミサイルです。


 ところが、いま戦っている相手は、化学物質。

 最初から死んでいます。




 そこで免疫(白血球たち)は、

 いくらIgG抗体を撃ちこんでも敵が死なないので、
 殺すことは不可能と判断、


 武器を【 IgE抗体 】に切りかえます。




 この "IgE抗体" には敵を殺す能力はありません。

 そのかわり、
 体からヒスタミンなどの「かゆみ成分」を引きだし、

 本人に皮膚を掻(か)きやぶらせ、
 敵を体外に追放する、

 という力があります。


 これが湿疹の正体です。




 しかし、こんな戦いが有効なのは、

 一時的に少量の異物が入ってきたときだけ。


 食品添加物のような、
 永久かつ大量に入りこみ続ける化学物質を相手に
 こんなことをやっていたら、


 慢性の湿疹、

 アトピー性皮膚炎になってしまうのです。




 こんな戦いを続ければ、かえって自分自身が危ない。

 どうする? 白血球!


          ◇


 おーっとォ、

 松井くんβ、「かゆい、かゆい」と言いながら、
 それでも食事は続けています。


 このへんは本物の松井くんと変わらないようですね。


 では、再びカメラを体内に切りかえよう。




 「うおっ! なんだ? あとからあとから、
 死なない異物が入ってきやがる」


 白血球たち、とまどっているようです。


 「出せ! とにかくIgE抗体で外に出すんだ」


 「いや、だめだ、キリがねえ。
 このままIgE抗体を撃ち続けたら、
 敵を出しきるまえに松井くんβがやられちまう」


 「う〜ん、困ったなあ……。
 じゃあ、どう? こいつら何の悪さもしないようだし、
 もう、戦わなくっていいんじゃね?」


 「マジ? それでいい?
 んじゃ、今後コイツらが入ってきたときは、無視。
 戦わない、ってことで」


 「ラジャー、ブラジャー、炊飯ジャー」




 おーっとォ!
 白血球は戦いをやめてしまったァ!


 あ! すると、どうでしょう。

 松井くんβの皮膚に出ていた赤いプツプツが
 みるみる消えていく!


 どうやら、アトピーにならずにすんだようです!



          ◇


 このように、攻撃しなくていい相手に対して
 攻撃をやめることを

 【 免疫寛容(めんえきかんよう) 】

 といいいます。




 こうして、松井くんβは、病気にならずにすみました。

 よかった、よかった!


 ところが……


 本物の松井くんは、こうはならず、
 クローン病になりました。

 いったい、なぜ?




  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓


    免疫は、どんな異物とも最初は戦おうとするが、
    戦わなくてよい相手だと分かると戦うのをやめる。

    これを免疫寛容という。


  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




 ◆難病になるかならないか、第2の分岐点
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ここまで、
 白血球たちによる熱い戦いのストーリーをお話ししました。


 ただし、

 これは「異物に対して敏感、かつ健康な人」の話。




 ここからは、

 「異物に対して敏感、かつ "不健康" な人」、


 すなわち、本物の松井くんには、何が起きていたのか?

 という話です。


          ◇


 その前に。ちょいと復習。


 架空の、健康な松井くん(松井くんβ)の体内で
 起きたことを振り返ってみよう。




 はじめは、見たこともない異物「化学物質」に対して、
 とにかく攻撃をしかけましたね。

 使われた武器は【 IgG抗体 】でした。

 これは生物を殺す武器。


 というのも、「体内に異物が入った」といえば、
 ふつうはバイ菌かウイルス。

 だから、正体不明の異物が侵入したときは、
 まずはとにかく「対生物兵器」をぶっぱなすことに、
 進化の過程で決まったのです。




 そこで白血球クンたちは、
 最初このIgG抗体を撃ちまくっていました。

 ところが、

 「こいつら死なねぇ」

 と見ると、
 ミサイルを【 IgE抗体 】に切りかえました。




 これは、殺せない敵を、殺さず体外に追放する
 平和的な武器なのです。

 そのかわり、本体(松井くんβ)に
 「かゆみ」が生じることになるのですが、

 殺せないものは追い出すしかないので、
 やむをえません。

 白血球たちは、このIgE抗体を撃ちはじめました。




 このように、武器(抗体)の種類(クラス)を切りかえることを、

 抗体の【 クラススイッチ 】といいます。




 さらに、このあと、

 「どうもこの異物は無害っぽいぞ。
 しかも、あとからあとから入ってきてキリがねぇ」

 と見ると、
 白血球たちはサッサと戦いをやめてしまいました。


 免疫は、無害の異物とは共存する道をえらぶのです。

 これも進化の過程で決まった生存法。


 これを【 免疫寛容(めんえきかんよう) 】というのでした。




 しかし……。


 本物の松井くんは、

 「ある原因」によって、


 "クラススイッチ" も起きず、

 その先の "免疫寛容" も起きませんでした。




 免疫が正常であれば、これらは、いとも簡単に起こる
 現象なのです。


 難病になるか、ならないか。


 第1の分岐点は

 「免疫が未知の異物を認識するかどうか」でしたが、


 つぎは、そのうえで「免疫が弱まっていないか」?

 ここが第2の分岐点なのです。


          ◇


 もし、免疫が正常で、クラススイッチができていれば、
 松井くんはどうなっていたのでしょう?


 じつはアトピー性皮膚炎になるはずでした。




 アトピー性皮膚炎とは、

 殺すことができない化学物質を、

 殺すのをやめて
 体外に放出しようとしたところまではいいのだけれど、

 それを永遠にやっている病気なのです。


 アトピーだけでなく、
 【 アレルギー 】といわれるものはすべてこの反応です。




 ところが、松井くんは、
 「ある原因」で免疫力が弱っており、

 "クラススイッチ" できず、

 アレルギーになりませんでした。


 そして、

 クローン病という
 【 膠原病(こうげんびょう) 】になってしまいました。




 "膠原病" は、「かゆみ」ではなく、「痛み」に苦しむ病気です。

 というのも、

 IgG抗体は、異物だけではなく、

 とばっちりで自分自身の細胞にもダメージを
 与えてしまうからです。


 カゼやインフルエンザを治す短期決戦ならばいいのですが、

 永久に入ってくる化学物質を相手に
 IgG抗体を使い続けると、


 その戦いの舞台となっている臓器がとばっちりを受けて、

 膠原病になってしまうのです。


          ◇


 それが私の場合は腸なので、クローン病になったのです。




 では、

 免疫力を弱めた「ある原因」とは何でしょうか?




 つづく!


  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓


    未知の化学物質が体内に侵入したとき、これを
    異物として検出できてしまう免疫の持ち主がいる。

    この人に、さらに「免疫が弱っている」という
    条件が揃うと難病になる。


  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




  - PR -




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 クラス "チェンジ" なら
 『ファイアーエムブレム』でやりまくったんですが。




 ◆このブログは
 メールマガジンの記事をアップしたものです。

 最新の記事は、メールでお送りしています。

 無料購読は今すぐここをクリック




なぜカゼで死ぬことがあるのか [2011年10月20日(Thu)]

 ◆免疫を弱らせる原因(1)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 難病の原因は、化学物質です。


 しかし、

 私たちの体を守る【 免疫 】は、
 この化学物質からも身を守るすべを心得ています。


 【 抗体のクラススイッチ 】と【 免疫寛容 】、

 この2つが起きていれば、
 私は難病になることはありませんでした。


 これらは、免疫が弱っていなければ
 当たりまえのように起きる現象です。

 だから、ふつうの人は難病にならないのです。


 しかし私は、「ある原因」で、
 クラススイッチも免疫寛容も起きませんでした。


 では、免疫を弱らせた「ある原因」とは何でしょうか?




 これには2つあります。


 まず、1つめなのですが……。

 ここまでの話で、こんな場面があったのを
 覚えておられるでしょうか。


          ◇


> 「松井さあん」
>
> そのとき看護師が病室に入ってきた。
>
>
> 「お薬ですよー」
>
> 私の枕もとのテーブルに、
> 輪ゴムで束ねられた薬がドサドサ積み上げられた。
>
> うわっ、こんなにあるのかよ。
>
>
>
>
> 「これがペンタサといって、
> クローン病の基本的な薬になります。
>
> 1日3回、食後に2錠ずつ飲んでください。
>
> これは、プレドニン。痛みをおさえます。
> こっちは1日1回、2錠。
>
> あと、この粉薬は、胃薬になります。
>
> このプレドニンというのが、
> 強いお薬なので、
>
> 胃を荒らさないようにするために、
> プレドニンを飲む前に飲んでください」
>
>
>
>
> 看護師は、
> いますぐ1回目の服用をするよう私に指示し、
>
> 「そのあとも忘れずに
> 時間どおり飲むようにしてくださいね」
>
> と言い残して去っていった。
>
>
>
>
> 私は、薬の山をみて、いよいよ病人になったな
> と思った。
>
> さっそくペンタサ2錠、
> そして胃薬1包、プレドニン2錠を
> 口に放りこんだ。
>
> のどの奥をつたい、胃に落ちていくのを感じた。


          ◇


 このとき、松井の体のなかでは何が起きて
 いたのでしょうか?

 例によって、カメラを松井の体内に切りかえてみましょう。




 白血球A「ボっ、ボっ、ボクらは白血球軍団♪」


 白血球B「きょうも、松井くんの体を
 病気から守ってあげちゃうぜ♪」


 白血球C「あっ! さっそく、いたいた。正体不明の異物発見!」


 白血球D「う〜ん、なんか最近、毎日コイツを攻撃してるような
 気がするけど、まっ、きょうもコイツをやっつけにかかろう」




 彼ら、白血球たちのはたらきが【 免疫 】なのでしたね。

 白血球たちが見つけたのは、化学物質です。




 白血球A「オラオラオラオラ」


 白血球B「ドラドラドラァッ!」




 異物と見れば、問答無用で攻撃。

 これが白血球たち、免疫の仕事なのです。




 白血球C「おかしいなー、コイツら。抗体をブチこんでも、
 かじっても、ビクともしないぞ」


 白血球D「ウンともスンとも言いやがらねぇ。無駄無駄無駄とか
 言いそうだがな」




 相手は最初から死んでいるのですから、
 殺そうったって、そりゃ無駄ってもんです。

 無駄どころか……。




 白血球A「やべ、ずいぶん松井くんの腸が荒れたぞ」


 白血球B「これだけ激しくドンパチやってんだ。巻きぞえ
 くらっても、しかたないさ。
 この正体不明の異物に体を乗っ取られるよりマシだろ」




 この戦いが膠原病(こうげんびょう) の正体です。




 白血球C「でもこの異物、あんましヤル気なさそーだよ。
 細菌とかウイルスだったら、増殖しまくりーの、
 暴れまくりーのするはずだけど、ピクとも動かないよ」


 白血球D「ほっといてもいい異物なのかな。
 じゃあ、この戦い、意味ないわけ?」


 白血球A「オラオラオラァッ! ハァ、ハァ、つかれた……。
 いや、そうでもないぜ。
 ほかの白血球たちも、そろそろ、何かおかしいと
 気づき始めている。
 このまま戦いを続けて、相手が殺せないヤツだとわかれば……」


 白血球B「作戦は次の段階に移行する手はずになっている。
 戦いを平和裡(へいわり)に終わらせる段階にな。
 しかしその段階に移行するには、いまの戦いを
 一定のところまでやり抜かにゃならん。ドラドラドラァッ!」




 おお〜、なるほど。

 白血球たちは、ちゃんと先の先まで考えて
 戦っているんですね。


 おや?

 ここで松井くん、クローン病の薬を飲んだようです。




 白血球C「ん? なんだ?」


 ゴゴゴゴゴ……。


 白血球D「何か押し寄せてくる。
 うわーッ! なんじゃこりゃあーッ!」


 ドバドバドバー!


 白血球A「白い粉だ! なんかコイツも異物っぽいぞ。
 戦わ……ね……ば……」




 なんと!

 白血球Aは 死んでしまった!


 白血球Bは こんらんした!


 白血球Cは ねむってしまった!


 白血球Dは 武器を ふうじこまれた!




 白血球B「なんだ……何が起きた……
 どうしていいのかわからない……」


 白血球C「ZZZ……」


 白血球D「くっ! まともなのは、オレだけか。
 オレだけでも戦いを続けなければ……。
 抗体ミサイル、発射ッ!
 あれ? 出せねえ。武器が出せねえ!」




 なんということでしょう。

 白血球たちは、たちまち、事実上全滅してしまいました。


 おや?

 しかし、白血球たちがドンパチできなくなったので、
 松井くんのクローン病も、
 一時、おとなしくなったようです。


          ◇


 じつは、薬はこういうことをやっているのです。


 つまり、薬の役目は、病気を治すことではなく、

 "病気を治そうとしている白血球たち(免疫)を狂わせること"
 なのです。




 免疫力を弱らせる原因。

 その1つは、【 薬 】なのでした。




 薬と名のつくものは、ほぼすべてがそう。

 カゼ薬とて例外ではありません。


 いま松井がお世話になっている
 松本仁幸 医学博士によると、

 使う価値のある西洋薬は

 ワクチン、抗生物質、抗ヘルペス剤、
 降圧剤、ホルモン剤、抗ホルモン剤、胃薬、睡眠薬
 だけであり、


 カゼ薬をはじめ、頭痛薬、鎮痛薬、解熱薬、座薬、
 ステロイド剤など、

 薬のおよそ9割は、免疫を抑える薬であるといいます。




 たとえばカゼ薬を飲むと、
 症状がラクになりますよね。

 あれは、薬がカゼのウイルスを殺してくれたから、

 ではないのです。


 逆です。


 カゼのとき熱が出て
 くしゃみ鼻水が出て ふしぶしが痛くなるのは

 白血球たちがカゼのウイルスを殺そうと
 戦ってくれているからなのですが、

 薬は、その白血球たちの動きを封じているのです。


 なるほど、ウイルスを殺すための戦いができなくなれば、

 戦いのとばっちりとして起きる "症状" も、
 ピタリと止まります。




 ただし、ウイルスは大よろこびです。

 白血球たちが狂わされているうちに、
 どんどん、細胞を乗っ取って増殖します。


 それでも、白血球たちは
 やがてこの薬にも打ち勝って、ウイルスを殺し尽くし、
 カゼを治してくれるのですが、

 ウイルスに肺の細胞まで乗っ取られると、肺炎になって
 息ができなくなり、死んでしまうこともあります。




 「カゼでも仕事しないといけないから」

 と薬を飲みたくなるのはわかりますし、
 そういう使い方をするために西洋医学はあるのでしょう。

 しかし、そのために命を削っている自覚が必要です。


          ◇


 すこし話がそれましたが、

 このように、
 免疫力を弱らせる原因の1つは【 薬 】なのでした。




 つづく。


  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓


    薬の役目は、病気を治すことではない。

    病気を治そうとしている白血球たち(免疫)を
    狂わせることである。


  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




  - PR -




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 『ジョジョ』第7部でも、フィナーレ間近、主人公のスタンドが
 オラオラ言ったときには涙が出そうになりました。

 このごろマニアックな編集後記ばかりで、すみません。




 ◆このブログは
 メールマガジンの記事をアップしたものです。

 最新の記事は、メールでお送りしています。

 無料購読は今すぐここをクリック




警察が何もしなければいい? [2011年10月29日(Sat)]

 ◆薬が免疫をおさえる仕組み
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 前回のメルマガを読まれて、

 「薬ってコエぇ!」

 と感じられた方は、そうとういらっしゃるのでは
 ないでしょうか。




 ちがいます。


 たしかに、薬は、免疫をおさえつけます。

 でも、
 薬がコエーんじゃないのです。




 薬とは何なのか、

 体に何をしてくれるものなのか、
 なぜ症状が止まるのか、

 知ろうともせず、


 お医者さまが出してくれるから、

 健康保険、使わにゃソンソンだからと、


 考えるのはメンドくせぇ、

 病気を治すのは医者の責任だろ、
 製薬会社の仕事だろ、

 あたしゃ、もらった薬を飲むだけよ、

 あとはマカセタ、さようなら、


 と、自分の命をひとに丸投げしてしまう
 無知がコエぇのです。




 かくいう、私が、無知だった。




 両親が、お医者さん大好き人間で、

 カゼをひいたら医者、
 ちょっとどこか痛くなったら医者、

 そのたび薬をどっさりもらってきて、


 病弱だった幼い私も、
 なにかあったら、医者に連れていかれ、

 「お医者さまが出してくれた薬なんだ、だまって飲め!」

 と言われ、

 だまって飲んでいました。


 私は、子供だから、薬の量は少なかったけれど、

 両親は、
 とくに母親が飲む薬は大量で、それこそ、
 ジャラジャラ飲んでる。


 「あんなに飲んで、だいじょぶかなあ」

 と、こども心にも思ったものです。




 そんな私が、薬に対して懐疑的になったのは、

 薬をまったくつかわず難病を治す
 甲田光雄先生に出会ってからなのですが、


 アホな私は、それでも、「オナラ止め」だけは
 よころんで飲んでいました。

 クローン病って、気でも狂ったようにガスがたまるんですよ。


 まったく効かなかったが。


          ◇


 薬とは何なのか?

 どういう仕事をするものなのか?
 正しい使い方は、どうか?


 それを知ることができたのは、

 松本医院ホームページ
 http://www.matsumotoclinic.com

 によってでした。




 それによれば、

 西洋薬の9割は、免疫をおさえる薬であり、

 言葉をかえれば
 白血球のはたらきを止めることが薬の仕事であり、


 これは、命の源泉を封じることであるから、

 使ってよいのは、
 ぜんそくで呼吸が止まりそうになったときとか、

 命に関わるときだけである、とのこと。




 上記のホームページを執筆されている
 松本仁幸先生も、西洋薬を使われます。

 何が使ってよい薬で、何がダメかを、ご存知なのです。


 私も、決して西洋医学をけなしているのではありません。
 それどころか、

 もうちょっとしたら『くろーん病中膝栗毛』で書きますが、

 私も、命が危ないというときには、
 西洋医学のおかげで助かりました。

 いまも助けられています。

 本当に感謝しています。




 ただし、東洋的医療と、西洋的医療は、

 病気というものの捉え方も
 治す方法論もまったく違うので、


 利用する側が、違い目をしっかりわきまえておかないと、

 医療は活(い)きてこないし、

 30兆円をこえる医療費もムダになってしまうと
 言いたいのです。


          ◇


 もういちど話を整理すると、


 "病気" とは、

 からだに窃盗団が入ったようなもので(これが
 細菌、ウイルス、化学物質)、

 それに対して警察の機動隊が突入するのですが(これが白血球)、

 この両者のドンパチが、
 「痛い、かゆい、熱が出る」という "症状" なのです。


 いうまでもなく、

 警官隊(白血球)が泥棒たち(細菌など)を駆逐できれば、
 戦いは終了です。


 しかし、戦いが続いているあいだは "病気" ですから、
 苦しみます。

 できれば、苦しまずに、戦いを終わらせたい。

 それには、どうすればいいでしょうか?




 製薬会社が考えたのは、

 「警察が何もしなければよい」

 ということです。


 こうして作られたのが、
 ワクチンと抗生物質を除く9割方の薬で、

 その効能は、

 泥棒を殺すのではなく
 警官を殺すことによって戦いをやめさせることなのです。


          ◇


 どうして、薬は警官を倒せるのでしょうか?

 言葉をかえると、

 どうして、薬は、
 白血球たちの動きを封じてしまえるのか?


 【 白血球の遺伝子を変えることができるから 】

 です。


 う〜ん、ちょっとマニアックな世界になってきたかな。


 ま、このメルマガがもともとマニアックなんだから、いっか。




 白血球にかぎらず、体のすべての細胞は、

 細胞の核に書きこまれている遺伝子情報に
 ひたすらしたがって仕事をしています。


 細胞のはたらきは、遺伝子情報がすべてです。


 もし、遺伝子がおかしくなれば、
 細胞は生命維持に必要な行動ができなくなります。

 だから、放射線で遺伝子があまりにもキズつけられると、

 がんや白血病など、致命的な病気になるのです。




 白血球も、細胞です。

 薬は、白血球の細胞核に入りこんで、遺伝子を
 変えてしまいます。


 遺伝子を変えられた細胞は、何をしていいかわからなくなります。


 したがって、
 生命維持に必要な仕事をしなくなります。

 つまり、外敵が入ってきても、無視するようになります。


 「これで、苦しい症状は出ませんよ♪」

 というわけです。




 しかし、薬は、じつは白血球だけでなく、
 すべての細胞の遺伝子を少しずつ変えることができます。


 これは、放射性物質を体にとり入れるのと同じこと。


 遺伝子を変えられ、わけのわからない細胞にされた組織が、
 わけのわからない病気を生みだすのです。

 松本仁幸先生によると、
 病気の9割もまた薬によってつくられているそうです。


          ◇


 変えられた遺伝子も、だまっていません。

 38億年かけてつくられた免疫の生命力はダテじゃなく、
 元どおりに修復しようとします。


 このとき、白血球たちは、

 「いけね! いつのまにか寝ていたぞ。
 わっ! やらなきゃいけない仕事が、いっぱいたまってる。
 よーし、やるぞー! オリャオリャーッ!」

 と暴れ狂います。


 白血球が暴れているのが "症状" なのですから、

 それはもう、猛烈な、地獄のような症状がでます。


 これを【 免疫のリバウンド 】といいます。


 東洋医学で「瞑眩(めんげん)」といっている、
 治る過程での一時的な悪化は、じつはこれです。


 いま私は、この "免疫のリバウンド" に苦しんでいる
 ところなのです。

 これも、そのうち書きますね。


          ◇


 とは、いっても、

 長いあいだアレルギーなどの薬を飲み続けてきた人が
 いきなり薬をやめてはいけません。


 "アナフィラキシーショック" といって、

 尋常ならざる "免疫のリバウンド" がくることがあります。

 ぜんそくの発作がそうなのですが、
 こうなると命に関わります。


 ずっと飲んできた薬をやめるときは、絶対に、
 独断ではダメです。

 必ず、指導できる人のもとでやめていかなければなりません。


 それがまた薬を知らずに飲むことの恐ろしさなのです。




 つづく。


  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓


    薬は、免疫細胞の遺伝子を変えることで、免疫を
    おさえる。

    あとで必ず "免疫のリバウンド" がくる。


  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




  - PR -




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 リバウンド王 桜木っ! (違)




 ◆このブログは
 メールマガジンの記事をアップしたものです。

 最新の記事は、メールでお送りしています。

 無料購読は今すぐここをクリック