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松井 二郎
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カリウム40の超パワー [2011年02月10日(Thu)]

 前回のミトコンドリアの話ですが、
 ちょっと説明不足で

 「わかんないよー」

 という方がおられたんじゃないかと
 思うのです。




 そこで


 ずいぶん専門的な話になるので、

 興味のある人だけに読んでいただく、
 ということにして、


 【 カリウムの放射性同位体 】について書かせてもらいます。


 (いま ジンマシンが出られた方は
 「くろーん病中膝栗毛」コーナーまで
  ワープしてください)








 えー、それでは。




 少食にするとミトコンドリアが
 がんばって、

 少ない栄養でも体がラクに動くんですよ、

 と、前回 言いました。


 ミトコンドリアが原子炉のようにして
 エネルギーをつくるからだ、

 というのが
 安保教授の説明です。




 どういうことか?


 ミトコンドリアは、
 体に無尽蔵にあるカリウムの原子から
 エネルギーを取りだせるというのです。


 そのとき使われるカリウムは、

 ほかのカリウムとは少しだけ重さが違う
 放射性同位体。


 いわゆる原子量39のカリウムに対して
 40の質量をもつカリウムです。

 こんなカリウムが、カリウム全体の0.012%
 存在しています。




 質量が大きい理由は、中性子が1個多いから。

 この中性子は、
 電子と放射線を出し続けて、やがて陽子になり、

 本来の原子量40であるカルシウムになっていくのですが、

 このときに出る放射線が
 ミトコンドリアを動かすことができるのです。


 ミトコンドリアの側からいうと、

 このカリウム40の放射線を利用して
 細胞をうごかしていると考えられる。




 無限にあるカリウムを使うから
 エネルギー源は無限だし、

 放射線だからエネルギーは莫大だし、

 燃えカスが出ないクリーンエネルギーだから
 体を疲れさせず
 ガンにもなりにくい、


 というのが、安保教授による少食解説なのでした。




          ◇




 では、

 全員そろったところで
 このコーナーです(笑)




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 入院が終わり、住まいに帰ってきた。

 会社の独身寮である。




 ひさしぶりに外気を入れた6畳のワンルームは、
 しんとしていた。

 ベッドに腰を下ろす。

 入院するまえは、ここにうつぶせになって
 激痛に耐えていたんだったなあ。

 治しに行ったのに。

 まさか、一生治らない病気になって帰ってくるとは。




 「ハラへったな」

 お昼の時間になっていた。

 「なんかあったっけ」

 冷蔵庫をあけてみる。

 あわれ独身男、がらんどうの冷蔵庫の中には
 チューハイ1本が冷えているだけだった。




 そのチューハイを、しばらく眺めた。

 これはもう私とは関係のない物体である。

 アルコールは、一生、
 飲んではいけないのだ。




 ついで、戸棚をあけた。

 あいかわらずクッキーとチョコレートが
 いくつか積んである。

 ああ、これも、もうゴミなのか。




 食事になりそうなものは
 部屋に一つもなかった。

 外に出た。

 いままでなら、
 寮のとなりにある中華料理屋に
 飛びこむところだが、

 メニューを思い返すと、食べられるものは
 もう何ひとつない。

 しかたなく、道路を渡って正面の
 セブンイレブンに入っていった。




 「ここにあるもので、
 食べられるものっていったら何だろ」


 まずは弁当のコーナーを見てみる。

 ダメだ。全滅。


 パンとサンドイッチはどうか。

 いよいよ、よくない。


 「あ、おにぎりはどうだ」

 棚をのぞいてみる。

 ため息がでた。

 いまや、おにぎりもゴージャス化が進んでおり、
 これもほぼ全滅に近いのだ。

 かろうじて「梅」と「こんぶ」が食べられそうであった。




 あと豆乳がほしいなあ。
 これじゃタンパク質がとれないだろ。

 豆乳の紙パックを手にとった。

 あ、でも、待てよ?

 うしろを見てみた。
 原材料名には「米油」とある。

 「これもダメか……」

 あきらめて、野菜ジュースを選んだ。




 コンビニ袋をさげ、部屋に戻ってきた。

 おにぎり2つと野菜ジュースを
 口にしながら、

 さびしいな、

 と思った。




 「あ、薬を飲まなきゃいけないんだった」


 れいの錠剤2種類と粉薬をとりだして
 飲む。


 こうして、これから一生、難病と闘っていくのだな。

 その事実は、一人だと
 なおさらこたえるのだった。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ミトコンドリアで動く原子炉なら、
 事故もなさそう。



栄養学と少食、ケンカの理由は [2011年02月19日(Sat)]

 世のなか、不思議なことがいろいろありますが、

 腹6分、腹5分といった
 超少食の世界も、

 ひじょうに不思議です。


 食べたカロリーよりも
 出せるカロリーのほうが上回る。

 西洋栄養学では
 どうにもこうにも説明がつきません。


 なぜ、こんな、
 無から有を生みだすような芸当が
 できるのでしょうか?




 そのことについて、
 このまえ、

 "カリウムから無尽蔵のエネルギーを
 ひきだせるからだ"

 という、

 安保徹(あぼとおる) 教授の説を
 ご紹介しました。




 「えっ、甲田先生の説ではないの?」

 はい。ちがいます。

 甲田光雄先生も、
 西勝造先生(1日2食の創始者)も、

 そういう説明のされ方は
 していません。




 じゃあ、これら少食の専門家たちは、

 この不思議な現象を
 どう科学的に説明していたのでしょう?




 じつは、

 これらの方々の著作を
 いくら引っくり返してみても、

 そういう記述は見つかりません。


 少なくとも私の知るかぎり、

 「科学的に説明するとこうです」みたいに
 書かれた箇所がないのです。




 少食の不思議を、体で知らされていた人ほど、

 その不思議を理論的に説明し尽くそう
 とする態度には慎重でありました。

 もちろん論理を大切にされているのですが、


 誤解をおそれずにいうと、

 "不思議なこともあるんですよ"

 といった姿勢でした。




 しかし、合理主義者には
 ここが許せないところ。

 ほらみろ、科学で説明できないんでしょ、

 とツッコミたくなる。

 ここが少食健康法の弱点だと言う人もいます。




 でも……

 わたし、思うんですが、


 「科学的に説明できないこと」
 イコール
 「正しくないこと」

 なのでしょうか?


          ◇


 「正しいことならば、説明もできるはず」

 という考え方は、
 西洋の特徴です。


 東洋では、

 「正しいことであっても、人間のアタマじゃ
 わからんこともあるよ」

 と、昔から考えてきました。




 西洋栄養学と、東洋の食養法は、
 ケンカばかりしていますが、

 じつは、この考え方の違いによる対立なのです。




 西洋文明は、
 キリスト教の上に成り立った文明です。

 キリスト教の根本思想は、

 「いつかすべての問題が解決された世界がおとずれる」
 (予定調和)。


 やがて人間は、(神がつくった)すべてのことを
 知ることができるだろう。

 ということは、
 栄養学も必ず完成をむかえる日がくる。


 すでに人間が解明したことはすべて正しく、

 まだ解明できていないことは、正しいと言うことは
 できない。


 という立場。




 それに対して、

 仏教の東洋では、

 「この世に完成するものなど何もないし、
 人間の知恵では
 どうしてもわからないこともある」

 と考えます。


 かといって真理の探求を放棄しているのではなく、

 だからこそなおさら、
 完全な仏(ほとけ)の知恵に学ぼうというのですが、

 わからないことは最後までわからない。


 苦しみを抜くことができれば、

 それでいいのだ。


 という立場。




 この、2つの正反対の考えが対立しているのですから、

 残念ながら、

 西洋栄養学と東洋食養術の融和は
 永遠にないと思われます。


 少食の不思議が、
 西洋栄養学によって説明し尽くされる日も、
 永久にこないでしょう。




 もちろん、
 解明してほしいと、切に思います。

 というより、可能なかぎり
 しなければならない。

 少しでも、両者が手を取りあわないと。


 ただ、人体のブラックボックスを
 完全に可視化することは不可能だし、

 それができると思いこむのは、
 人間のおごりというものでしょう。


          ◇


 この、永遠にわからない
 少食の不思議に、

 あえて科学で迫ってみたのが、

 このまえの安保教授の説。


 最後まで、そういう態度に慎重であったのが
 西先生や甲田先生で、

 その背景には、

 不思議で偉大な人体にたいする
 深い畏敬の念があったように思えるのです。




          ◇




 では、

 こちらのコーナーです♪




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 あくる日も、その次の日も、
 私は薬を飲んだ。


 だが……

 これでいいのだろうか。


 飲んだって治らないのだ。

 ならば、この薬はいったい何なのだ?




 翌日も、翌々日も、

 1日3回、薬を飲みこむたび、

 なにか取りかえしのつかないことをしている
 気がするのだった。


          ◇


 私は、れいの、
 『クローン病の正しい知識と理解』という
 パンフレットを眺めていた。


 しかし、

 このタイトル、どうもおかしい。


 「正しい知識」?




 本文を読むと、

 「クローン病は原因不明」と書き出され、

 次いで「この薬を飲みましょう」と
 治療法が列記してある。




 正しい原因がわからない、

 と言っておきながら、

 どうして、そのあとに
 「正しい治療法」が書いてあるの?




 このパンフレットに述べられていることは、

 「クローン病の正しい知識」
 とは、限らない。

 誤りが記載されている可能性がある!




 正しいことも、書いてあるだろう。

 だが、必ず、間違いが混在しているはずだ。


 疑わねばならない。




 問題は、その正誤の比率である。

 全体のどこまでが
 「正しい知識」で、

 どこまでが「誤った知識」か?


 最悪、「ぜんぶ間違いでした」という可能性も
 考えておかねばならない。

 いや、

 ぜんぶ疑っておいたほうが、まだしも、

 「取りかえしのつかないこと」を
 防げるのではないか?


          ◇


 「原因不明」

 「根本治療はない」、

 特にこの2つの大前提は、
 おおいに疑ったほうがよい。




 私は、クローン病について調査をはじめた。


 主にネットで情報を集めた。

 しかし、やはりというか、どのサイトを見ても、
 原因不明、
 治療法なし、の一点張りだ。


 パンフレットでは淡々と書かれていた、
 鼻からチューブをいれて栄養をとるようすなども、
 生々しく描かれている。


 闘病生活は、想像を絶する苦痛なものであるらしい。




 私はパソコンを終了させ、
 腕組みして目を閉じた。


 読んだ記事のなかで、

 なにやら、
 胸に引っかかることが、あったような。

 なんだっけ……。


 「クローン病は、炎症性腸疾患(えんしょうせい ちょうしっかん)
 といわれる病気で、

 炎症性腸疾患には、ほかにも
 潰瘍性大腸炎(かいようせい だいちょうえん) がある」


 潰瘍性大腸炎……?




 あ!

 この病名、知っているぞ。


 治るかもしれない。

 クローン病、治るかもしれない!


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 東洋医学なら

 「原因不明でも治しましょう」

 といわれても、話はわかる。
 そういう医学だから。


 でも、論理至上主義、

 薬による一点攻撃で原因を殲滅(せんめつ)する
 西洋医学で、

 原因不明のまま治療をはじめちゃったら、
 ヤバいでしょ。


 「強いお薬です」と看護師が言っていたけれど、

 その強い攻撃力、あてがはずれていたら、

 まだ健康な部分もあるこの体の、どこに
 矛先が向かっていくのでしょうか?




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80キロカロリーなら…… [2011年02月28日(Mon)]

 "正午までは水分しかとらない"

 これが、
 厳格な2食健康法です。




 "正午までは水分しかとらない"




 "正午までは水分しかとらない"




 "正午までは水分しかとらない"




 さて、


 これだけ呪文のように唱えておけば、

 きょうの話をしても誤解されない
 でしょう(笑)


          ◇


 「朝食を抜くのは、
 どうしてもひもじいのですが……」

 こんな悩みを、よく聞きます。




 甲田光雄先生は、

 "青汁または野菜ジュースを1合(180ml)
 飲んでもよい"

 と答えておられました。




 じつは甲田先生は、とくに晩年、

 "朝食は抜きなさい"

 という言いかたは
 ほとんどされず、


 "朝食を青汁または野菜ジュース1合にする"


 つまり

 「朝食の内容をチェンジしようね」という
 ニュアンスで、

 この健康法を伝えておられたのです。




 たいへんな非難のなかを、

 何とか、
 みんなの健康のためにと、

 伝え方の工夫に余念がなかった先生。

 そのご苦労を、私はこんなところからも
 感じずにおれません。


 それはともかく、

 青汁はもちろん、

 市販の野菜ジュースだって飲んでいい、
 というのはうれしくありませんか?


          ◇


 野菜ジュース180ミリリットルは、

 商品にもよりますが、
 だいたい60〜80キロカロリーです。




 そこで、

 思いきり甘く、拡大解釈するならば、
 なのですが、




 "消化がバツグンによくて
 80キロカロリーほどの朝食なら、
 2食の効果は得られる"

 ということになります。


 「あ、それなら、
 おかゆと具のない味噌汁くらいなら
 だいじょぶじゃない?」

 はい。そういうことです。


 ……甘い?(笑)




 そりゃもちろん、
 厳格なほうがいいに決まっていますよ。

 ただ、

 "ひもじすぎて、できませ〜ん"

 と投げだしてしまうくらいなら、

 アマアマで続けたほうが、
 ずっといい。


 完璧めざすな、
 80点もとれたら上々、

 と、いつも申し上げているとおりです。


          ◇


 でもね〜。

 こう言うと、必ず誤解するひとが
 おられるんだなあ。

 「そっか! 80キロカロリーくらいなら、いいのか」
 と朝食を再開し、


 そのまま
 いつのまにかフツーの朝食に戻っておられる、

 という人が(笑)


 そーゆーことじゃありませんっ!!




 ということで再度
 呪文を唱えておこう。

 厳格な2食健康法は、


 "正午までは水分しかとらない"

 "正午までは水分しかとらない"

 "正午までは水分しかとらない"




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 では、

 こちらのコーナーです♪




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 「クローン病」と
 「潰瘍性(かいようせい)大腸炎」は、

 ほぼ同じ病気。


 それなら……


 クローン病、治るかもしれないぞ!




 本棚から、1冊の本を
 むしり取るように引っこ抜いた。

 『長生きしたければ朝食は抜きなさい』

 これだ、これ!


 かつて10年来の慢性疲労を
 5日で治してくれた命の恩人、

 ならぬ恩本なのだが、


 ここにたしか、
 潰瘍性大腸炎がどうとか、書いて
 いなかったか?




 「甲田先生のすごさは、さまざまな難しい病気の
 治療に成果を挙げてきたことです。

 たとえば、関節リウマチなどの
 膠原病(こうげんびょう)、

 潰瘍性大腸炎、

 各種のガン、アトピー性皮膚炎、糖尿病、
 C型肝炎、慢性疲労症候群、子宮筋腫などです」


 あった!




 「潰瘍性大腸炎にかかった男性の例を取り上げて、
 甲田療法のすごさをお伝えします。

 この男性は40代前半です。

 甲田博士の指導を仰ぎ、
 自宅で少食を中心とした甲田療法を実践し、5か月で
 みごとに克服、治癒しました。

 (略)

 食事は1日2食で、食べてよいのは
 青汁と玄米を煮たクリーム、豆腐、コンブと
 ゴマ少々だけです。

 それと裸療法、温冷浴などの西式の運動法が
 治療のすべてです。

 (略)

 この男性は東京在住のため、
 甲田博士に定期的に電話をして、

 状態や症状の変化を伝え、指示を仰いで
 いました。

 (略)

 この男性は何度も "暝眩(めんげん)"(症状の一進一退)を
 くり返し、
 最後はドラマチックにこの難病が治癒します」




 ならば

 クローン病も
 甲田療法で治るにちがいない!


          ◇


 それから、甲田医院に予約をいれて
 先生とお会いするまで、1年かかった。




 その1年のあいだ、
 私は甲田先生の本を片っぱしから買いそろえ、
 読みふけった。

 そして、先生のつぎの主張を知ったのだ。


 "腸の病気は
 そもそも腸の機能がいちじるしく低下しているために
 起きるものであって、

 活発に腸を動かさなければならない。

 それなのに、
 薬は腸の動きを止めてしまう。

 これでは治るものも治らなくなる"




 薬を飲みこむたびに感じていた、あのイヤな予感は
 これだったのか!




 手元にはまだ薬が残っていた。

 私はそれを
 薬袋ごとゴミ箱に突っこんだ。


 (つづく)




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 コンサートチケットとるために
 電話しまくったことはないですが、

 甲田医院の予約で、初めてその経験をしました。




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