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松井 二郎
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扉のまえは広くあけてお待ちください [2010年11月02日(Tue)]

 秋らしくない寒さが続きましたが、
 カゼなどひかれていないでしょうか。


 こう寒いと、食欲の秋というかんじでは
 ありませんね。

 ニショッカー(2食家)としては、その点を
 よろこびたいと思います。


          ◇


 食欲といえば、

 「腹が減っては戦はできぬ」

 なんて言葉もあります。
 朝食をすすめる根拠にもされていますね。

 でもこの言葉、ウソです。




 食べたあとは、

 筋肉や心臓にエネルギーが配分されにくく
 なります。

 消化するのにエネルギーがとられるから。

 だから、食後すぐに運動するのはまちがいです。




 空腹のときは、

 筋肉や心臓にエネルギーが
 じゅうぶん補給されるので、

 筋肉にもしっかり力が入るし、
 心臓もよく動くから、

 激しい運動をしてもだいじょうぶ。


          ◇


 「腹が減っては戦はできぬ」

 って、昔は本当だったんです。




 つねに飢饉がおきる時代では、

 兵糧(ひょうろう)を確保しないことには、
 戦どころではありませんでした。


 つまり、餓死する危険があったころの言葉
 であって、

 "ものごとは、しっかり準備をせよ"

 というニュアンスだったのです。




 食べすぎたら体を動かせないのであれば、
 むしろ、食べすぎを戒めている格言になります。


 それがいまでは食欲を正当化するために都合よく
 使われているのは、困ったことです。




 現代なら

 「腹が減らねば戦はできず」

 と言ったほうがいいでしょう。


          ◇


 では、

 前回に引き続き、
 わたしの昔話コーナーです♪




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (ドーナツで腹を痛くした私。
 数日後、こんどはチューハイとクッキーで腹痛に。

 しかも猛烈な痛みで、下痢も爆発寸前。それが、
 朝の満員電車の中なのだった。)




 満員電車が、四方八方から、体を揺さぶる。


 つぎの駅はまだか。

 まだか。


 まだか!




 額に、汗がにじんできた。

 電車がひと揺れするたび、
 腹がナイフでえぐられるようだ。

 肛門は、いまにも決壊しそう。


 この区間、こんなに長かったか?

 いつまで走ってんだ、電車。
 早く止まれ!




 そのとき体が前によろめいた。

 電車が止まった。


 "扉のまえは広くあけてお待ちください"


 アナウンスが流れる。
 そうだ。
 たのむから広くあけてくれ。

 おい、入ってこようとすんなボケ!




 満員電車から
 転げるようにホームへ出た。

 トイレはどこだ?


 なにしろ、いつも通過するだけの駅。

 降りるのは初めてで、
 トイレがどこか分からない。

 どこだ?

 どこだ?


 どこだ!

 ああ、もう間に合わない!


 「あった」

 発見!

 飛びこむと、個室が1つ。

 朝のラッシュ時にもかかわらず、
 それがあいていた。




 女性のかたには、わからないであろう。

 男性用は、小さいトイレだと個室が1つという
 ところが珍しくない。

 朝はそこにたいてい2、3人は並んでいて、


 用は、長いほうに決まっているから、

 5分、10分と「開かずの個室」と
 なるのである。

 この日は まったく不幸中のさいわいだったわけだ。




 「助かった……」

 ふう。死ぬかとおもった。


 水の音を背に、ふら、ふら、トイレから
 よろめき出た。

 それでもまだ腹は痛い。




 駅員さんたちがいる部屋に、入っていって、
 私はきいた。

 「すみません、ベッドがあったら、休ませてほしいのですが……」


          ◇


 ベッドはなかったけれども、私は長イスに寝かされた。


 「大丈夫ですか」

 「はい。だいぶ、よくなりました。ありがとうございます」


 ケータイから、会社へ連絡をいれる。
 遅刻確定だった。

 しばらく駅員室の天井をみつめた。
 目を閉じた。




 ドーナツ事件のときは、
 あのドーナツがいたんでいたのだと思った。

 でも、こんどは、チューハイもクッキーも
 開けたてだ。


 そして、同じものを食べて、
 友達はなんともなかった。

 おれだけ、腹が痛くなって、下痢をした。




 これでハッキリした。

 食べたものは、悪くなかった。


 おれだ。

 おれの腹が、おかしくなっているのだ。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 電車は降りる人を待ってから乗りましょう。



ミントのミの字もないミント [2010年11月11日(Thu)]

 友人で、アトピーの人がいるんですが、


 バッグからミントのタブレットを取り出し、
 シャカシャカ振って口に入れているので

 「おいおい! なにやってんだ!」

 と声を荒らげてしまいました。




 友人が食べていたのは、アサヒが出している
 「ミンティア」。

 あ、それなら世話になってる、

 という読者さんも おられるかもしれません。




 しかし、この「ミンティア」にしろ
 「フリスク」にしろ、

 ミントなど全く入っておらず、

 化学物質だけでできているのを
 ご存知でしょうか。




 たとえば、「ミンティア ワイルド&クール」を
 ひっくり返してウラ側を見てみましょう。



  原材料名: 甘味料(ソルビトール、
   アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、
   香料、微粒酸化ケイ素、ショ糖エステル





 ミントのミの字もありません。


 それどころか
 自然界の食品が使われていません。

 すべて食品添加物です。




 本物のミントは、

 たとえばスペインで製造している
 「スターミンツ」は


  原材料名: 砂糖、メンソール、ミント


 となっています

 (ネットで「スターミンツ」と検索すれば
 出てきます)。




 だまされて、病気のモトをせっせと口に入れないよう、
 ご注意ください。




          ◇


 では、

 前回に引き続き、
 わたしの昔話コーナーです♪




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (いまから7年前、サラリーマンをやってたころを
 回想しています。)




 東京、丸ノ内周辺。

 深夜になっても明かりの消えないビルがあった。

 当時わたしが勤務していた会社である。




 といっても、7階建てのビルの他のフロアは、
 夜になれば電気は消えるのだ。

 私の職場であった「情報システム部」だけは、

 24時間、365日、電気が消えることは
 なかったわけである。


 私は、昼も夜もないそのフロアで、

 常人がみたら意味不明の、
 いわゆるプログラムというやつを組む。




 「♪24時間、戦えますか〜」

 学生のころ、リゲインのCMをみては、

 「戦えるわけねぇだろ」
 とツッコミを入れていたのだが、

 社会人になったら、
 しっかり24時間 戦っていた。




 一日じゅう座って、パソコンをいじり、

 職場の人との会話は、主にメールでおこなう。

 学生のときに職場見学し、
 「こりゃラクそ〜だわ」と甘い考えで入ったのだが、

 あっというまに苦痛になった。




 会社案内には

 「始業時間  8:30
 終業時間 17:00」

 とあったが、


 入社すると、先輩から

 「じゃあ、明日から朝7時に来て」との
 ご命令。


 夕方、時計が5時をまわっても、
 誰ひとり帰る気配がない。

 7時になっても、動こうともしない。




 朝も早(は)よから、
 夜9時ごろまで、ときに夜12時まで、

 パソコンと共に過ごす日々。


 住みかも会社の寮で、
 それも寝るために帰るだけ。




 さらに、

 ときたま順番で夜勤がまわってくるのであった。


 会社の心臓ともいえる、
 「サーバー」といわれるパソコンのオバケが、

 ちゃんと止まらずに仕事をしているか、
 番をするのである。

 何もなければ寝ていてもいいのだが、

 パソコン同様、ふつうに止まるので、

 そんなときは眠い目をこすりながら
 直してあげるのだ。




 「おれは、なんのためにここにいるんだ?」


 会社にいるときは、いつもそう思った。


 なにか間違っているような気がする。

 おれは人生をむだにしているのではないか。
 時間が惜しい。

 この一瞬一瞬の、すべてがいやだ。


          ◇


 ドーナツ事件に続き、クッキー事件が明けて
 数日。




 休憩は自由にとっていい職場だから、

 なるべく仕事をサボるため、
 ひんぱんにトイレに立つようにしていたのだが、

 そのときに気づいた。


 小用をすませると、どうも、「キレ」がわるい。


 肛門に、しこりのような違和感がある。

 それがジャマをして、おしりの括約筋(かつやくきん)
 が締まらない感じなのだ。


 おかしいなぁ。

 でも、ま、こんなこともあるんだろ。




 放っておくこと、3ヵ月。


 出勤し、デスクの椅子に腰かけた、そのとき。

 「イテッ!」


 思わず腰を浮かした。

 肛門に激痛が走ったのだ。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 会社で眠いときはボリボリ「フリスク」食ってました……。



いちどやったら、やめられまへん。 [2010年11月20日(Sat)]

 水道から出てくる水も冷たくなってきました。

 ニショッカー(2食家)としては、
 コップの水が冷たいと

 「秋が深まったなあ」

 と感じます(笑)




 朝、起きぬけにコップ1杯ぐいっとやると、
 からだ全体に水がしみわたっていくようです。

 この習慣、いちどやったら、やめられまへん。




 「水を飲むのが、どうして体にいいんですか?」

 と、よくきかれます。


 それは、何といっても

 解毒(げどく) があるから。




 帝銀事件、

 とっても今の読者さんには知らない人も
 おられるかもしれませんが

 (私も生まれていないが)、


 あのとき強盗に青酸カリを飲まされても
 生き残った人が4人あったのですが、

 4人とも、毒を飲まされた直後に
 水を飲んでいた人でした。


          ◇


 私たちの体は、外から毒物をとらなくても、
 内側からつねに毒が発生しています。


 先日、硫化水素(りゅうかすいそ) で
 下水の作業員さんが命を落とされる
 いたましい事故が起きてしまいましたが、

 この硫化水素も、
 腸のなかで発生しているガスです。




 原因は宿便なんですが、

 こんな猛毒が血液に入って全身に流れているので、

 異様にだるいとか、
 頭痛がするとか、
 口臭がするとか、
 めまいがするとか、
 手足が冷える、


 といった、

 「なんとなく体調が悪い(けれども医者にみせても
 異常はないと言われる)」

 という体調不良に悩むことになるのです。




 甲田光雄先生のみならず、

 「水を1日1.5〜2リットル飲みましょう」

 と、このごろは常識のように
 叫ばれるようになりました。

 これだけ飲めば、
 じゅうぶんな解毒力が得られます。




 水を飲む習慣のない人は、

 まずは "起きぬけのコップ1杯" から
 始めてみてはいかが?

 体調、変わりますよ〜。


 ちなみに、

 飲むと「うえっ」と感じる人ほど、
 水が必要な人です。

 慣れてくると、それが「やめられまへん」っていうほど
 おいしくなるから、楽しみにしててください♪




 あ、女性にもうひとこと。


 水を飲むと お肌もキレイになりますよー。


          ◇


 では、

 前回に引き続き、
 わたしの身のうえ話を一席。




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (7年前、パソコン相手に24時間 戦っていた
 サラリーマン・松井。
 ある朝、デスクの椅子に腰かけようとしたら……)




 「イテッ!」
 思わず腰を浮かした。


 肛門に激痛が走ったのだ。




 ぼうぜんとした。
 数秒間、イスを見つめて立ち尽くした。

 なんだ? いまのは?




 おそる、おそる、もういちど腰かけてみる。

 今度は、そおっと……。


 「ぎにぃやぁぁぁー!!」


 恥ずかしいから声は出さないが、

 尻がイスに接地すると、
 ビリッ!
 と肛門に電流が流れるような感覚があり、

 まさに飛び上がるほど痛いのだ。




 しかし、尻の穴が痛いだなんて、周りに
 どうして言えよう

 (いまではメルマガで堂々と言っているが)。


 なんとかして、悟られないよう、
 着席せねば!




 私は、体を右に傾け、
 そのまま静かに腰を落としていった。

 うまいこと、おしりの最も右のあたりを
 イスに接地させることができた。

 うん。痛くない♪


 問題はここからである。

 痛かった肛門を、できるだけ すぼめつつ、
 体の傾きをなくしていくのだ。


 姿勢が正されるにつれ、
 イスの座面と背骨とが直角になっていく。

 ついに、おしりがまともに座面に着いた。




 「うぐっ……」


 電流は走ったが、
 飛び上がらずにすんだのだ。

 そして、いちど座ってさえしまえば、
 もう、痛くないのであった。


 明日になれば、治っているだろう。


          ◇


 翌日も痛いのであった。


 明日になれば、明日になれば、と
 2週間ほど放置した。




 もはや、あの「重心移動法」は通用しなく
 なっていた。

 肛門周辺がイスに接しているだけで
 電流が流れるようになったのだ。


 これには「半ケツ」で対応した。

 おしりの右半分で座り、
 疲れてきたら、左半分で座る。

 それに疲れたら、また右に。

 交互に、おしりフリフリ、仕事を続けた。




 明日、治っていてくれないものか。


          ◇


 明日は、明日は、と
 さらに1週間ほど放置した。


 もはや、「半ケツ」で座っても、
 肛門の痛みに耐えられなくなった。

 あまりの激痛に、仕事中、涙がでてくる。




 不審に思い、帰宅後、
 合わせカガミをして局所を見てみたのである。


 「なんじゃこりゃあ!!」




 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 下ネタ同然の話が続いており 恐縮です。





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イモはひと切れ [2010年11月30日(Tue)]

 焼きイモが ちまたで香るようになりました。

 美容と健康のため、と思いこんで
 食べまくっている女子も多いことでしょう。


 でも、便秘気味のひとにイモは大敵です。




 多すぎる食物繊維は、
 よけい腸管(ちょうかん) を詰まらせるだけ。


 あるていど腸のチカラを保っている人にだけ、

 食物繊維の恩恵があたえられるのです。


 それでも、おなかにいいのは
 せいぜい ひと切れか ふた切れ。

 まるまる太った立派なイモを、1本ガッツリ
 食べたら
 健康なひとでも宿便になるだけです。




 どだい、食べて便通をよくしようという発想が
 マチガイです。

 食べないからこそ、腸のチカラが回復して、
 出るものが出てくるんです。


 それを、食べて、つまり欲望を満たして、

 さらに「美しくなろう」という欲望を
 満たそうというのは、

 虫がよすぎるんじゃないでしょうか。


          ◇


 では、

 前回に引き続き、わたしの7年前の
 お話でーす☆




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (ナゾの腹痛のあと、
 こんどは、ナゾの "肛門痛" が松井が襲う!

 痛くてイスにも座れない。合わせカガミで
 見てみると……)




 「なんじゃこりゃあ!!」


 このとき私は、かなり恥ずかしい自分の姿を
 初めて見たのだが、

 驚いたのは、その恥ずかしい姿にではなかった。


 肛門の左側が
 腫(は)れあがっている。

 直径5センチはあろうか。

 その赤い腫れが、どうやら肛門の中まで
 続いているようなのだ。




 のんきな私も、さすがにビビった。

 医者に行く決意をしたのである。


 あさってになれば、土曜日だ。
 会社を休まなくても、医者に行ける。

 それまでガマンしよう。




 これが大誤算。

 金曜の夜中のことである。
 さらに痛みが増してきた。


 それまでは、おしりに何かが触れると
 飛び上がるほど痛かったのだが、

 いまは、もう、
 何をしていなくても飛び上がるほど痛い。


 独身寮の自室で、
 ベッドに突っ伏し、耐えているのだが、

 肛門のまわりが針で刺されるようで、
 思わず口から うなり声がでる。




 時間とともに、ひどくなる。

 眠ってしまおうと思ったけれど、
 それができない。

 時計をみると深夜2時をまわっている。

 私は叫び声をあげていた。


 こんなことなら、昼間のうちに
 医者に行くのだった。

 ひどい痛みと激しい後悔に
 さいなまれつつ、
 朝がくるのを待ちわびた。


          ◇


 一睡もできないまま、
 窓の外が白んできた。

 さらに時計の針がすすむのを待つ。

 朝9時。


 「い、行くぞ……!」

 いまが出陣のとき。

 痛みを忘れよ。

 心を励まし、勇をふるって
 立ちあがる。




 ぎゃぴー!!




 痛すぎる。この世に、こんな痛みがあっていいのか。

 一歩もあるけない。


 だが、歩かなかったら、さらなる生き地獄に耐えねばならぬ!




 外に出た。

 われながら顔が真っ青になっているのを
 自覚しながら、タクシーを呼び止める。


 「○○肛門科までお願いします……」

 地元でいちばん有名な肛門科である。


 乗りこんで、
 座席に、そ〜っと座る。




 ぐぎゃあー!!




 移動中も、
 道のちょっとしたデコボコのたび、


 ぐぎゃあー、

 ぎゃぴいー、


 とノドまで出かかる。




 おっかさん。オレ、もうだめだよ。


 ああ、でも、あと10分ほどのガマンだ。
 もう少しだけ辛抱すれば、この地獄も終わる。


          ◇


 肛門科に到着。

 走り去っていくタクシーを、
 見るともなく見送る。


 助かった……。

 それにしても、痛い。
 医院のなかまで車で入ってほしかったくらいだ。


 さあ、最後の根性をふりしぼるぞ。

 そろり、そろり、

 なるべく肛門がすれないように気をつけながら、
 医院の入口まで歩く。

 涙がにじむ。




 玄関までたどりついた。

 こんな札(ふだ) がさげてあった。


 「本日休診」




 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 まいど痛い話を読んでくださり、いたみいります。




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