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松井 二郎
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神経毒アスパルテームはなぜ認可された? [2015年07月08日(Wed)]

 こんにちは。松井二郎です。

 まずは、お知らせ。
 このメルマガを読みやすくまとめた電子書籍『クローン病中ひざくりげ』、最新巻・9巻が発売されました!


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 第1巻が出たのが、昨年の7月1日。それから早いペースでぽんぽんと出してきましたが、とうとう原作に追いつきました。この9巻には前回のメルマガ(6月20日号)までを収録しています。

ので、

これからは少年ジャンプの単行本みたいに、1冊ぶんのネタがたまりしだい発売していきます。次はおそらく……来年のいまごろかな。
 え? 早く治して完結させろ? わ、わかってます(笑)


  電子書籍『クローン病中ひざくりげ』9巻
 よろしかったらどうぞ♪

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 では前回の続きです。




  ◆続・クローン病中ひざくりげ(118)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 わたしの命を救うどころか、奪いかけていた、栄養剤エレンタール。
 そのなかでもとりわけ悪辣(あくらつ)な食品添加物として“アスパルテーム”が入っている、と書いた。「最も危険」と分類される添加物である。

 そのアスパルテームについてだが、ちょうどグッドタイミングで、フクヤマさんのブログに記事が載った。
 フクヤマさん、を覚えておいでだろうか?
 わたしに松本医院ホームページを教えてくださった恩人である。
 その記事がこちら。

          ◇

> ここ数年の人工甘味料の増殖には
> 凄まじいものがあります。
>
> 食品の原材料表示、成分表示を
> 長年見つづけている僕は、
> その脅威と猛威を
> ひしひしと肌で感じています。
>
> ふだん、お菓子など食べる習慣は
> ないんですけど、
> 車を運転していると
> 眠気ざましのためにガムを
> 買うことがあるんですよ。
>
> このガムは、もはや全滅で
> 人工甘味料におかされています。
> 何年か前までは、
> 人工甘味料が入っていないものが
> いくつかあったんですよ。
> (子供の頃からあったガムとか)
> それがじょじょに無くなってゆき、
> 今は不使用のものは1つもない。
>
> まさに人工的な独特の
> その甘味が僕は苦手なのですが、
> この味の違いに気づいていない人の
> 多いこと多いこと!(とくに若者が)
> それが入っているものを
> 常食しているせいなのか分かりませんが、
> 味覚がマヒしているとしか思えません。
>
> 味の悪さもさることながら、
> 人工甘味料は人体にとっては
> 悪影響でしかありません。
(中略)
>
> ネット上ではさまざまな情報が
> とびかっているので、
> 右往左往しすぎるのも
> どうかと思いますが、
> 人工甘味料のキングともいえる
> 一番普及率の高い「アスパルテーム」
>
> (※ちなみに、
> 味の素が商品として出している
> 「パルスイート」は、
> アルパルテームのかたまり!!)
>
> これについては、
> 知っておいて損はないことが
> 書かれています↓
>
> 『最も論争をよんでいる人工甘味料』
>
http://bit.ly/1t4urWB


(ブログ『若返りの秘薬』より引用)

          ◇

 知っておいて損はない、どころか、知らなかったではすまないヤバすぎる記事が、はたしてリンク先に出ていた。
 その記事をかいつまんで見ていくと――。(以下は引用)

          ◇

 アスパルテームは、歴史上もっとも論争を呼んでいる食品添加物です。(中略)日本でもダイエット飲料・チューイングガムなど約600品目に使用されています。なかでも、チューイングガムにいたっては、アスパルテームの全く入っていないガムをコンビニエンスストアで探すのは、至難の業(わざ)です。ほとんどのキシリトールガムにもアスパルテームは混ぜて使用されています。(中略)

 これほどまでに普及していて、世界の70以上の公的機関が、その安全性に太鼓判を押すほど信頼を得ているアスパルテームですが、生まれ故郷のアメリカでは、FDA(連邦食品医薬品局 - 日本で言うところの厚労省)に食品添加物として認可を申請する前から、論争の的になっています。(中略)
 アスパルテームは、1965年に米・サール薬品が化学的に合成した人工甘味料です。(中略)砂糖の約200倍の甘みを持ち、カロリーはありません。(中略)アスパルテームの大部分を構成するフェニルアラニンとアスパラギン酸は、自然の食物の中にも存在するアミノ酸ですが、単体で摂取すると両方とも脳細胞(ニューロン)を興奮させすぎて死に至らしめる興奮性毒であることが判明しているのです。(中略)

 そもそもの始まりは、サール薬品の研究者が胃潰瘍の薬を開発中に偶然ある化学物質が強力な甘みを持っていることを発見したことから研究が始まったといわれています。当時、ハリー・ワイズマン博士やジョン・オルネイ博士の研究から、アスパルテーム中のフェニルアラニンが霊長類にてんかんを引き起こしたり、アスパラギン酸が子ネズミの脳に穴をあけたりすることをサール薬品の幹部は事前に知っていました。
 しかし、あろうことか、その実験結果を秘匿(ひとく)して、1973年に食品添加物としてアスパルテームの認可をFDAに申請します。しかし、安全性を懸念する消費者団体の反対運動や危険性を指摘する科学者の意見もあり、申請は却下されました。その後も、FDAの調査部門にその隠蔽(いんぺい)していた事実が暴かれ、実験方法の杜撰(ずさん)さやデータのねつ造の数々が明るみになり、8年間アスパルテームが認可されることはありませんでした。

 しかし、サール薬品がドナルド・ラムズフェルトを最高経営責任者に迎えると事態は急変します。
 ドナルド・ラムズフェルト氏は、1970年代のフォード政権で国防長官を務めていた人物です。彼は、国防長官を退官した後にサール薬品のCEOに就任しました。また当時、彼はフォード政権からレーガン政権へ変わるときに政権移行作業チームのメンバーも務めていました。その彼が、レーガン政権下におけるFDA(連邦医薬品局)局長を指名しました。新しく指名されたのは、アーサー・ヘイズです。そして、1981年にレーガン政権が誕生した翌日、サール薬品は再びアスパルテームの認可申請を出しました。そこで、新しく就任したばかりのFDA局長アーサー・ヘイズ氏が、長年禁止されていたアスパルテームを一転して承認します。(中略)

 以下のように証言する人々がいます。

 元FDA調査員・アーサー・エバンゲリスタ氏「FDAの職員のうち、何人かはアスパルテームを認可したら、FDAを辞職した後にサール薬品でいい条件で就職できることを知っていたんだ。」

 消費者弁護士ジェームズ・ターナー氏「FDAの3人の年配の研究者が、審議会の委員に会って、ニュートラ・スイートを認可しないよう嘆願していたよ。」

 H・J・ロバート博士「アスパルテームの中のメチルエステルは飲み込んだとたん、遊離したメチルアルコールに変わる。メタノール、つまり木のアルコールだ。これは本当の毒だ。誰かが止めなければならない。」

 ラッセル・ブレイロック博士は、その著書「スィート・ミザリー、毒された世界」と「エキサイトトキシン(興奮性毒)」の中で、「彼らが正常と報告した実験動物の細胞組織には、明らかに腫瘍(しゅよう)のできているものがあった。FDAの認可を得るためにこの事実をサール薬品は何とか隠蔽したにちがいないと、私は推測している。(中略)このような神経毒が市場に出回ることは、人々の知能の低下とも関係している。少数の知能の高い人たちが、多数の知能の低い人々を支配するためにこのような人工甘味料が出回っているのだ。」
 博士は興奮性毒についての専門家でもありました。これらの毒に関しては、近年、問題視され、研究が進んでいます。人間の脳は他の動物よりかなり繊細にできており、一つ一つの神経細胞(ニューロン)は非常に弱くわずかな量の毒で破壊され死亡してしまいます。その脆弱(ぜいじゃく)さは、ラットの5倍、サルの20倍といわれ、ヒトの繊細な脳神経細胞に与える影響は、従来の実験動物を使用した方法では正確に測定できないのです。動物実験の段階でさえ問題が山積みの化学物質を、さらに繊細な神経細胞を持つヒトに使用した場合、その結果がどのように引き起こるか、想像するだけで恐ろしいことです。(中略)

 さらに怪しいことがあります。それは前述したようにアスパルテームはサール薬品で、「研究者が胃潰瘍の薬を開発中に偶然発見した」ことになっていますが、別の史実があります。それは、過去にこの物質が、ペンタゴン(アメリカ国防省)内で生物化学兵器用物質の候補としてリストアップされていたことです。
 戦争用の化学兵器と人工甘味料の関わりは、何もアスパルテームに限ったことではありません。現在は日本でも幼児の死亡事故などで使用が禁止されたズルチンもナチスの科学者が化学薬品の製造中に発見したものですし、最新の人工甘味料ネオテーム(砂糖の1万倍の甘みをもつ)もアメリカ軍の基地で爆薬を製造中にできたものだという話もあるからです。
 真相はわかりませんが、はじめから甘味料を製造する目的でできたものではないことは、確かなようです。というのもこのアスパルテームを開発したサール薬品も元は戦時中に軍のために化学薬品などを供給していた会社で食品会社ではないからです。(中略)

 この他にも、人工甘味料で、神経毒として人体への危険性が指摘されているものに、スクラロースやネオテーム(日本での商品名・ミラスィー)があります。


(THINKER Question Authority「“アスパルテーム”最も論争を呼んでいる甘味料」 http://thinker-japan.com/aspaltame.html より引用)

          ◇

 そのアスパルテームを、わたしは毎日欠かさず摂取していたわけである。
 アスパルテームが毒とは知っていたが、これほどまでとは。わたしはちょっと呑気に過ぎたのではないか。
 あああ、無知とは、恐ろしい。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 そうだ
 不買運動、
 しよう。





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