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松井 二郎
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38億年の進化をナメるな [2012年01月31日(Tue)]

 このまえ、難病の原因は【 ヘルペスウイルス 】のときもある、と書きましたね。
 あれはとても大事なことです。が、主な原因はなんといっても、【 化学物質 】です。

 ここからのメルマガは、その化学物質と私の免疫との戦い、すなわち【 クローン病 】が、どうなってきたか? を書いていきますよ〜!

 ……と、思ったんだけど。

 それなりにコムズカシイ話を、長い期間かけて書いたもんですから、わたし、何を書いたか、忘れちゃいました。ははは。

 え? みなさんも、すこし忘れたって?
 おお! 私の友だち! それはちょうどよかった!
 んじゃ、ここらでちょっと、軽く復習しましょ〜か。


 なぜ化学物質で難病になるのか?
 厳しい食事をしなくても完治できる方法とはいかなるものか?
 たしかその方法は【 クラススイッチ 】と【 免疫寛容(めんえきかんよう) 】とかいったけど、それって何だっけ?

 このへんを、思い出していただかないと、この先の『くろーん病中膝栗毛』を読まれても、何が起こっているのか、いまいちわからず、楽しんでもらえなくなるのです。


 そこで。

 ジャーン! こんな図をかいてみましたぁ♪


 (クリックで拡大します)

 ※クリック後、パソコンによっては勝手に縮小表示しちゃうことがあります。うわっ、ちいせぇ、見えねぇ、とおもったら、絵をさらにクリックしてみてください。大きくなることがあります。





 ◆そもそも病気ってなによ
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 画像は出ました?
 ではこれを見ながら、復習といきましょ〜。


 この図は「化学物質が体に入るとなぜ難病になり、さらに、それがどうやって完治するのか」を示したものです。

 この図でかえって分かりにくくなったら、ひとえに私のせいです。ゴメンちゃいなボーンチャイナ♪




 まず左上をごらんください。私たちの口から、食べ物や水や空気が体内に入ってきます。
 ここから、人類と、それを倒そうとする異物との、熾烈な戦いがはじまるのです。


          ◇


 私たち生物は、外敵から2通りの戦いを挑まれてきました。
 私たちが命を失うときには2通りの倒され方をする、といっていいでしょう。

 敵からすれば、1つは、ヘビがカエルを丸呑みするような倒し方をする。外側からの攻撃です。
 これに対しては、ある生物は筋肉を発達させたり、巨大化したり、人間の場合は知能を発達させ道具を使うことで対抗してきました。こういう敵はわかりやすいから対処もしやすい。

 しかしもう1つ、やっかいな敵がいる。
 無敵の獅子も身中(しんちゅう)の虫によって倒されますが、そのような、内側から攻撃してくる敵です。いわゆる【 細菌ウイルス 】です。
 この小さな敵は、いつのまにか体内に侵入し、いつのまにか細胞を食い尽くし、いつのまにか私たちを死に至らしめる、最も恐ろしい敵でした。
 いかにして、この、生命の最大の脅威と戦うか?


 ミクロの世界においては、やはりミクロの兵隊で戦うしかありません。白血球軍団、【 免疫 】の登場です。
 白血球は、体に「自分でないもの」が入ってくると無条件に攻撃するようになりました。こうして、見えない世界で見えない敵を倒してくれる衛兵が現れたことで、私たちは今日まで絶滅もせず生きながらえてくることができたのです。
 私たちの38億年の進化の歴史は、免疫を進化させる歴史でもありました。


          ◇


 しかし、このすばらしい防衛システムも、いまだ進化の途上にあります。
 まだ、ある異物に対しては、戦い方がヘタなのです。
 その異物とは、ほかでもない、人間自身がつくりだした【 化学物質 】です。

 38億年の進化を勝ち抜いてきた免疫も、この未知の異物とは出会ったばかり。戦い慣れてきた細菌やウイルスとはまったく違う。
 しかし免疫は、まず旧態依然の戦い方で化学物質に挑んでいく。
 このとき、難病という、進化途上の弊害というか、人類の身から出たサビというか、なにしろ困ったことが起きる。


 あと何億年かすれば、免疫も化学物質との戦いがうまくなって、難病も撲滅されているかもしれません。きっとそうなるでしょう。
 しかし、西暦2012年現在、免疫にとって化学物質は最新の敵であり、最大の難敵であるのです。

 それでも、ご安心あれ。免疫はこの化学物質との戦い方もすでにマスターしています。
 難病を治すには、この免疫の戦いをジャマしなければよい。
 免疫を助けてやりさえすればよいのです。


 その方法が、いまから復習しようとしている、松本医院ホームページに書いてある治療法です。


          ◇


 そもそも病気って何か?
 いま言った「小さい異物との戦い」のことなのです。
 逆にいうと、小さい異物が体に入ってさえこなければ、私たちは病気になることがない(先天性の病気、遺伝子の病気を除く)。

 別の言い方をすると、「5大栄養素と、水と、酸素」しか入ってこないなら 病気にならない。

 生きるためにはこれらを取り込まなければなりませんが、しかし、これらを取り込もうとすると、必ず細菌とウイルスも入ってきてしまう。
 昔は、それだけだったのですが、現代はさらに化学物質も入ってくるようになりました。
 だから病気になる、つまり「異物と免疫との戦い」が起きるのです。


 これで、病気とは免疫が私を守ってくれている「良いこと」であることがおわかりになるでしょう。
 病気には感謝こそすれ絶対に恨んではなりません。
 免疫をジャマする薬で異物との戦いもジャマしよう、それが病気の治療であるなど、人類の思い上がりもはなはだしい。38億年の進化の歴史をチンケな人智で蹂躙(じゅうりん)する蟷螂の斧(とうろうのおの)です。


          ◇


 ありゃ? 復習、のはずだったんだけど、きょうは新しい内容だったような……。ははは。
 しかも図がほとんど使えてない。
 ま、今回は、復習のオリエンテーション、てことで。

 アディオス、アミーゴ♪




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 なあんつって、ぜんぶ松本先生の受け売りです。ははは。





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Posted by 松井 二郎 at 11:19 | この記事のURL