かっせー、かっせー、さ・ん・そ!コイツを減っらっせ〜、オッ! [2009年12月14日(月)]
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数日まえ、実家の父から電話が。 「おお、二郎。 買ったど。『あさしょくを抜くと、なぜ健康になるのか?』。」 いえ、父さん、 「あさしょく」じゃなくって、 「ちょうしょく」ですうぅ!! ってわけで 『朝食を抜くと、なぜ健康になるのか?』 サンマーク出版から発売されて 10日以上たちました。 田んぼばかりの わが実家でも手に入ったということは、 ほとんどの地域で、もう買えるようになってる わけですね! と思ったら、 父は、わざわざとなり町の大きな本屋まで車を走らせて 買ってくれたそうな。 父さん、ありがとう〜。 車を走らせるのがタイヘンな方は アマゾンをご利用ください。 ↓ (ここからスグ買えます) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763199935/jironosyosai-22/ もうレビューも書かれてるぅ! うれしいよ〜。 お祝いのメールもたくさん届いてます。 みなさん、どうもありがとう〜! わたしも、本屋をウロウロしては、 じぶんの本をみつけて喜んでいます(笑) 100万部も売れたドクター新谷さんの本の となりに積んであるのを見たときは、 書店のなかで、ひとりでニヤニヤしてしまった。 変な人がいると思われたかもしれません。 ◇ きょうも、前回に引きつづき、 この 『朝食を抜くと、なぜ健康になるのか?』 の製作秘話で〜す。 今回、この本を書くにあたって、 ある人の本をひじょうに参考にしました。 それは誰でしょう。 やっぱり甲田光雄先生? それともドクター新谷? 『食品の裏側』の安部さん? 『粗食のすすめ』の幕内さん? いえいえ、 江戸川乱歩。 ◇ わたしは、 悩んでいました。 ずっと、本を出したかったのに、 いざ「出しましょう」といわれたら、 さて、どんな本を書いたら いいのか? 「どんな本」って、 そりゃ、1日2食健康法を伝える本に 決まってるんだけど、 そんなら甲田光雄先生の名著が、すでに山ほどあるわけだ。 甲田先生の本は、読めば読むほど、 うなってしまう。 すごい健康法だなぁ! と、いつ読んでも驚きます。 それと同時に、 先生の圧倒的な知識量に呆然とさせられるのです。 その知識は、1年や2年の勉学によって 得られるものではなく、 50年以上、ほぼ半世紀ものあいだ、 ご自身を実験台にされた少食と、 数万人をみてこられた経験のうえに 成り立つ知識。 こんな偉大な先生の代役は、誰にもできないでしょう。 代役になろう、としたこともありました。 いえ、 ならなければ、と思ったことがあったのです。 先生のご存命中は、こんなメールを たくさんもらいました。 「甲田先生には、とても診(み)てもらえないので、 ご相談したいのですが……」 先生が亡くなられたあとは、 「ぜひ、甲田先生のあとをついで……」 とのご意見を少なからずいただきました。 あせりました。 私は、医者ではありません。ライターです。 甲田先生の代わりなど、できようはずもない。 でも、それを望む方々がおられる。 わたし自身も、 甲田先生の代わりをする人が、どこかにおられないかなあ、 と思っている。 「私にできるだろうか」 クローン病が悪化して、のたうちまわっていたとき、 そんな無謀な悩みにも向きあっていました。 私にはできない。むりだ。 その、当たりまえの答えをみつけるのに、 長い時間がかかりました。 甲田先生の代わりをつとめる人は、なくてはいけないのだけど、 もう、誰にもできないのだ。 この厳粛な事実のもとに、 わたしたちは、先生がのこしていかれたすごい遺産を 継承してゆかねばならないのです。 それよりほかにないのだから。 ◇ わたしは、医者ではないし、栄養士でもありません。 わたしは、誰だ? 何者として、甲田先生の健康法を書くべき? そこが重要だ。 わたしの職業は「ライター」です。 「執筆業」です。 さて、そこで、江戸川乱歩である。 といっても私は「少年探偵」シリーズしか 読んでいません。 え? 子供むけじゃん、って? とんでもない! さいきん文庫で復刻版がでたので 「うおお〜、懐かし」 と速攻で買いまくったところ、 これが、すさまじくおもしろい。 おかげで数日、寝不足がつづいてしまいました。 これ! これ! このワクワク感。 「つ、つぎはどうなるんだあ?」 と、ページをめくる手がとまらない。 こんな本が書きた〜い! といっても、乱歩センセイのまねも できるわけないんですけど。 でも、ヒントは、これ。 推理小説。 ページをめくりたくなる、ナゾ解きの連続。 そして、真にすぐれた推理小説は、 何回読んでも、面白い。 トリックがわかってるのに、読みたくなっちゃうのだ。 文章がいいから、読んでいるだけで心地よいし、 読むたび 「あっ! ここでこう書いているのは、 そんな意味があったのか」 と発見がある。 わたしの本で初めて この健康法を知る人もおられると思いますが、 1日2食の中級者、上級者も、手にとってくださるのでは ないか。 そういう方々にも楽しんでもらえる本でなくっちゃ。 1日2食健康法を知り抜いている人でも ワクワクできる、 それも、読むたびに 「そうだったのか!」 とヒザを打つ、 そんな「しかけ」をふんだんに盛りこんだ、 推理小説みたいな本にしたかったんです。 ◇ その「しかけ」として、 気に入っている箇所のひとつが 41ページ。 ちょっと抜粋してみましょう。 この部分です。 ↓ 「『朝食賛成派』の方たちは、(略) …朝食をとるべき理由を挙げています。 『朝食を抜くと太る』 『生活習慣病や認知症を朝食で予防できる』 『朝食を摂れば寿命が延びる』 などです」 「一方で、 『朝食抜き派』も、同じく 『朝食を摂らなければやせられる』 『朝食をやめるとガンや認知症が予防できる』 『朝食を抜くことで寿命が延びる』 と説明します」 ここだけ読むと分かりませんが、 ここへくるまでに、 「朝食が体にいい」根拠と、 「朝食が体によくない」根拠を、どっちも、 たくさんあげてあるのです。 んで、じゃあ、どっちが勝つの? と、いわば最終決戦をする場面。 この本で最初におとずれるヤマ場なのだ。 ここを、少年探偵団におきかえると こうなります。 「二十面相くん、わたしは、 きみの手の内を、みんなあばいてしまったのだよ。 そのうえ、きみに逃げられてもいいだけの切り札を 用意してあるのだ。 降参したらどうだね」 「ワハハ、明智くん、 じつは、わたしもね、 諸君の想像にも及ばない切り札を持っているのだよ。 降参したほうがいいのは、きみのほうでは ないかね」 二十面相くんは、それでもいつも負けちゃうんだけど。 じつはこの部分、 編集者さんがこういう書き方を提案してくださって、 それを松井が、 「うくく、それはオモロイ」 と調子にのり、 ほんとは思いきり悪ふざけしたいところを、 おさえておさえて、 いまのような文章にしたのです。 ◇ ちなみに、 この明智くんと二十面相くんの戦い、 お互いに持っているカードはどんなもんかと いいますと……。 (まだ読んでない人の楽しみを奪わないよう、 一部だけ、認知症のところにしぼって紹介します。 こんな書き方はしてないけど) 「明智くん、 朝食をとれば、認知症を予防できるのだよ。 それはつまり、それだけ多く脳に血糖が供給できるから なのだ」 「二十面相くん、 なるほど、お説、ごもっとも。 だが、ひとは、ものを食べれば老化する、という面を すっかり忘れているようだね。 食べれば、体内で "活性酸素" ができてしまう。 活性酸素とは、酸素をエネルギーとして使うときに できてしまう物質だ。 この活性酸素は、臓器や血管をキズつけて、 動脈硬化やガン、認知症など、 さまざまな病気を引き起こす原因になっている。 1日3食を、2食にすれば、 それだけ活性酸素の生産量を減らすことが できるだろう? じっさい、 朝食をぬいて1日2食にすると、 酸素の消費量が13%減ることが わかっているのだ。 つまり "朝食をとらないからこそ、認知症を予防できる" のだよ」 ◇ こんなかんじで、 1日2食健康法をよく知っている人でも楽しめる 「読み物」 にしたつもり。 ただし、明智先生と二十面相はでてきません。 ┏━━━━━ 本日の 1にち2しょ句 ━━━━━━┓ お食事は いつも寿命とお引き換え ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ イヨォ〜っ、ポン! 明智くん、 やってくれたねえ。 だが、やられておとなしく引きさがる私でないことは、 きみもよく知っているはずだ。 そこで、今夜0時、 『あさしょくを抜くと、なぜ健康になるのか?』をちょうだいする。 怪人二十面相 (「ちょうしょく」だってば) 『朝食を抜くと、なぜ健康になるのか?』 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763199935/jironosyosai-22/ ◆ 編集後記  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ それと、ひそかに気に入っているのが 表紙の「著者名」なのです。 肩書き、なし。 そして、フォントがちっこい。 よーく見ないと、だれの本か、すぐには分からない ほどなのだ(と言うのは大げさか)。 まるで、 「あ、名前かくの忘れた」 と、小学生がじぶんの持ち物の教科書にチャチャッと 書きました、みたいな。 ますます愛着がわいてきます。 |



