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松井 二郎
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新連載スタートなのダ☆ [2010年10月18日(Mon)]

 めっきり涼しくなりました〜。

 暑いからって食べてたヘンなものも、
 手をださずにすみますね。

 食の秋とは、よく言ったもんです。


 え? 言わないの?


 まあ、かたくるしーことはナシにして、
 秋こそ少食にしようじゃありませんか。




 「少食がいいってわかってるけど、つい腹いっぱい
 食べちゃいます。なかなか腹8分にできません」

 そんな悩みをよくききます。


 そこで、こんな話をひとつ。




 腹8分のエサで育てたマウスは、腹いっぱい食べさせた
 マウスよりも、1.6倍も長生きします。


 70歳まで生きる人なら、112歳まで寿命がのびる計算です。


 「少食にできないよ〜」と嘆くことなかれ。

 腹いっぱい食べないだけでも、
 すごい効果がありますよ ☆


          ◇




 いまテレビは番組改編の時期ですが、

 このメルマガでも新連載をはじめます。




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 こんなメルマガを出していると、
 ときどき

 「松井先生」

 なんて言ってもらえることがあって
 ウレシイんですが、


 私は、医者でもなんでもなく、

 甲田光雄先生の弟子でもなくって、


 【 クローン病 】を治そうと、甲田先生に
 助けを求めたフリーライターにすぎません。


 しかも、クローン病、まだ治ってない(汗)


 そしてご存知のとおり
 甲田先生は亡くなってしまいました。




 【 クローン病 】は、常識では不治の病と
 されています。


 そこで私は、

 「ふーん。そんじゃ、非常識になれば、
 治せるんじゃないの」

 とシンプルに考え、


 甲田療法を中心にクローン病を治していく
 取り組みを、
 このメルマガでお伝えしていたのですが、

 ここしばらく、話をしていませんでした。




 いちばん最後に書いたのは、

 え〜と、
 2008年の12月か。

 ということは約2年間、クローン病の
 ことを書いていませんでした。




 これまでのあいだ、松井は何をしていたのか?

 いま、クローン病はどうなっているのか?


 2年前に戻って、お話ししようと思います。




 ……いや、やっぱし、もうちょっと戻って、
 松井がクローン病になったあたりから書きます。

 それでは


 はじまり はじまり☆




          ◇


 忘れもしないのは「ドーナツ事件」だ。




 いまから7年前になる。

 他の部署はすっかり人もいなくなり
 電気も消え
 闇のようになっていたが、

 わが情報システム部だけは全員が帰宅せず、

 こうこうと輝く蛍光灯の下で
 各自パソコンのモニターを睨(にら)んでいた。


 「ハラへったぁ〜」

 まだ2、3時間は帰れないな。ちょっとだけ、
 何かつまんでおこう。

 キーボードから手を放し、席を立った。

 会社のとなりのコンビニで、ヤマザキの
 4コ入り100円のドーナツを買って戻った。

 口に入れると、安っぽい砂糖と油の味が
 舌のうえにひろがる。

 再びモニターを見つめながら、4つとも平らげた。




 会社を出るころには、街灯が照らす道路は
 ひと気もまばらになっていた。

 これから地下鉄を乗り継いで帰宅するのだ。


 その最後の乗り継ぎの駅。

 構内を歩いていたら、急に腹が痛くなってきた。
 同時に猛烈な便意がもよおす。


 一刻の猶予もない。

 最寄りのトイレに向かった。

 腹の痛みが脳天に突きあげてくる。
 便意がますますひどくなる。


 トイレについた。

 あいている。助かった!



 トイレから出た私は、顔面蒼白に
 なっているのが自分でわかった。

 「ちっくしょ、あのドーナツだ。くっそ〜、
 ヤマザキ、ひでぇもん食わせやがって」


 砂糖と酸化した油のかたまりも悪いが、

 もっと悪いのは自分の腹だったことを、
 私はまだ知らなかった。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 『くろーん病中膝栗毛』というタイトルは、
 あの古典からとりました。

 深い意味は何もなくって、たんに語呂でつけたんですが。


 それにしても『東海道中膝栗毛』は名作だよね。
 あの弥次さん喜多さんの かけあいがたまらないよ。

 おれ、読んだことないけどさ。
食べたかったー♪ 食べたかったー♪ [2010年10月25日(Mon)]

 あいかわらず世間では
 「朝食たべよう」としつこいけれど、

 このごろは、AKB48までが、CMで
 朝食をすすめるようになりました。


 「♪食べたかったー 食べたかったー 食べたかったー Yes!
 きみとー」

 なんて歌われたら、Yes! ぼくもー♪ と
 言いたくなるじゃないか。

 (そんな歌は歌ってないが。)




          ◇


 「朝食たべよう」の世間じゅうの大合唱は、
 どんなマチガイからおきているのでしょうか。




 甲田光雄先生は、

 健康でいるためには
 1日1600キロカロリーくらいが望ましいと
 おっしゃっていました。


 これを1日2食で分配するなら、

  昼 600

  夕 1000


 などにすれば、どちらも腹8分でおさまって、
 なおかつ、
 けっこう満足できる食事になります。


 (ちなみにこのカロリー数は、
 昼が軽めの和食、夕飯がふつーの和食ていど。)




 これが、もし

 「朝食も食べなければならない」

 としたら、どうでしょう?


  朝 400

  昼 600

  夕 600


 などに分配すれば、帳尻はあいます。


 でもこれだと、
 朝が、かなり軽いごはん、昼も夜も軽食。

 こんな食事は続けられるもんじゃありません。




 でも、世間の人は、ふつう、
 こういう発想をしない。

 昼と夜、合計1600キロカロリーの
 ほかに、

 さらに、

 500なり600なりの朝食を上乗せします。




 食べものを、食べ "モノ" と思っているところに、
 マチガイの根元がありそうです。


 いのちをいただいて、生きているのです。

 いのちをむさぼるようになっては、
 人間の尊厳が保てなくなってしまうんじゃないでしょうか。





 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 その、むさぼって病気になった張本人が、私なのです。


 では ここからは、前回から始まった新連載デス♪


          ◇


 (ドーナツを食べてナゾの腹痛に襲われた私。
  しかし、自分の体に起きている真の異変には、
  まだ気づかないのだった。)





 ドーナツ事件の、すぐあとのことだ。


 「終電がなくなりそーなんスよ、泊めてくんないスか」

 年下の友人から電話がかかってきた。

 友人は、コンビニ袋をさげ、
 私の住まいである6畳ワンルームの独身寮にやってきた。

 袋にはチューハイ2本が入っていた。
 キンキンに冷えている。




 「かんぱーい」

 酒を買ってきてくれるところまでは気がきいたが、
 コンビニ袋につまみは入っていなかった。

 うちにも つまみになりそうなものがない。

 しかたないので、
 もらいものの未開封のクッキー缶をあけた。


 チューハイに合うはずもない。お互い1つ2つ
 つまんで、寝転がった。

 すぐに友達の寝息がきこえてきた。




 私は寝つけない。

 おなかが、痛いのだ。


 はじめは、チクリ、チクリ痛むていどだったが、
 だんだん痛みが重く、深く、鋭くなってくる。

 なんだろう? こんどは、あのクッキーか? 
 それともチューハイとの食べ合わせ?




 友人はグーグー寝ている。なんともないようだ。

 条件が同じなら……
 原因は食べ物ではない。

 私だ。


 私のおなかに何かがあったんだ。

 何だろうか?


 とにかく、一晩寝れば治るだろう。

 痛みはおさまらなかったが、酔いが回ったのも手伝って、
 しだいに意識がうすれていった。




 翌朝。

 起きると、おなかは何ともなかった。気になるけれど、
 まあ、助かった。会社に行こう。


 友人と駅に向かい、電車に乗った。

 「じゃあ、オレはここで。ホントありがとうございました」

 彼は降りていった。


 そのあと駅を2つ3つ通過しただろうか。

 「いてっ……」

 腹が痛い。

 それも、昨夜の比ではない。

 激痛が、腹を殴りつけるようだ。
 気が遠くなりそうだ。

 便意も来た。爆発しそう。




 満員電車は、四方八方から、体を揺さぶる。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 AKB48に会えたら、

 「♪あげたかったー あげたかったー あげたかったー Yes!
 これをー」

 と言って、
 『朝食を抜くと、なぜ健康になるのか?』
 を献本したいです。
扉のまえは広くあけてお待ちください [2010年11月02日(Tue)]

 秋らしくない寒さが続きましたが、
 カゼなどひかれていないでしょうか。


 こう寒いと、食欲の秋というかんじでは
 ありませんね。

 ニショッカー(2食家)としては、その点を
 よろこびたいと思います。


          ◇


 食欲といえば、

 「腹が減っては戦はできぬ」

 なんて言葉もあります。
 朝食をすすめる根拠にもされていますね。

 でもこの言葉、ウソです。




 食べたあとは、

 筋肉や心臓にエネルギーが配分されにくく
 なります。

 消化するのにエネルギーがとられるから。

 だから、食後すぐに運動するのはまちがいです。




 空腹のときは、

 筋肉や心臓にエネルギーが
 じゅうぶん補給されるので、

 筋肉にもしっかり力が入るし、
 心臓もよく動くから、

 激しい運動をしてもだいじょうぶ。


          ◇


 「腹が減っては戦はできぬ」

 って、昔は本当だったんです。




 つねに飢饉がおきる時代では、

 兵糧(ひょうろう)を確保しないことには、
 戦どころではありませんでした。


 つまり、餓死する危険があったころの言葉
 であって、

 "ものごとは、しっかり準備をせよ"

 というニュアンスだったのです。




 食べすぎたら体を動かせないのであれば、
 むしろ、食べすぎを戒めている格言になります。


 それがいまでは食欲を正当化するために都合よく
 使われているのは、困ったことです。




 現代なら

 「腹が減らねば戦はできず」

 と言ったほうがいいでしょう。


          ◇


 では、

 前回に引き続き、
 わたしの昔話コーナーです♪




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (ドーナツで腹を痛くした私。
 数日後、こんどはチューハイとクッキーで腹痛に。

 しかも猛烈な痛みで、下痢も爆発寸前。それが、
 朝の満員電車の中なのだった。)




 満員電車が、四方八方から、体を揺さぶる。


 つぎの駅はまだか。

 まだか。


 まだか!




 額に、汗がにじんできた。

 電車がひと揺れするたび、
 腹がナイフでえぐられるようだ。

 肛門は、いまにも決壊しそう。


 この区間、こんなに長かったか?

 いつまで走ってんだ、電車。
 早く止まれ!




 そのとき体が前によろめいた。

 電車が止まった。


 "扉のまえは広くあけてお待ちください"


 アナウンスが流れる。
 そうだ。
 たのむから広くあけてくれ。

 おい、入ってこようとすんなボケ!




 満員電車から
 転げるようにホームへ出た。

 トイレはどこだ?


 なにしろ、いつも通過するだけの駅。

 降りるのは初めてで、
 トイレがどこか分からない。

 どこだ?

 どこだ?


 どこだ!

 ああ、もう間に合わない!


 「あった」

 発見!

 飛びこむと、個室が1つ。

 朝のラッシュ時にもかかわらず、
 それがあいていた。




 女性のかたには、わからないであろう。

 男性用は、小さいトイレだと個室が1つという
 ところが珍しくない。

 朝はそこにたいてい2、3人は並んでいて、


 用は、長いほうに決まっているから、

 5分、10分と「開かずの個室」と
 なるのである。

 この日は まったく不幸中のさいわいだったわけだ。




 「助かった……」

 ふう。死ぬかとおもった。


 水の音を背に、ふら、ふら、トイレから
 よろめき出た。

 それでもまだ腹は痛い。




 駅員さんたちがいる部屋に、入っていって、
 私はきいた。

 「すみません、ベッドがあったら、休ませてほしいのですが……」


          ◇


 ベッドはなかったけれども、私は長イスに寝かされた。


 「大丈夫ですか」

 「はい。だいぶ、よくなりました。ありがとうございます」


 ケータイから、会社へ連絡をいれる。
 遅刻確定だった。

 しばらく駅員室の天井をみつめた。
 目を閉じた。




 ドーナツ事件のときは、
 あのドーナツがいたんでいたのだと思った。

 でも、こんどは、チューハイもクッキーも
 開けたてだ。


 そして、同じものを食べて、
 友達はなんともなかった。

 おれだけ、腹が痛くなって、下痢をした。




 これでハッキリした。

 食べたものは、悪くなかった。


 おれだ。

 おれの腹が、おかしくなっているのだ。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 電車は降りる人を待ってから乗りましょう。



ミントのミの字もないミント [2010年11月11日(Thu)]

 友人で、アトピーの人がいるんですが、


 バッグからミントのタブレットを取り出し、
 シャカシャカ振って口に入れているので

 「おいおい! なにやってんだ!」

 と声を荒らげてしまいました。




 友人が食べていたのは、アサヒが出している
 「ミンティア」。

 あ、それなら世話になってる、

 という読者さんも おられるかもしれません。




 しかし、この「ミンティア」にしろ
 「フリスク」にしろ、

 ミントなど全く入っておらず、

 化学物質だけでできているのを
 ご存知でしょうか。




 たとえば、「ミンティア ワイルド&クール」を
 ひっくり返してウラ側を見てみましょう。



  原材料名: 甘味料(ソルビトール、
   アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、
   香料、微粒酸化ケイ素、ショ糖エステル





 ミントのミの字もありません。


 それどころか
 自然界の食品が使われていません。

 すべて食品添加物です。




 本物のミントは、

 たとえばスペインで製造している
 「スターミンツ」は


  原材料名: 砂糖、メンソール、ミント


 となっています

 (ネットで「スターミンツ」と検索すれば
 出てきます)。




 だまされて、病気のモトをせっせと口に入れないよう、
 ご注意ください。




          ◇


 では、

 前回に引き続き、
 わたしの昔話コーナーです♪




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (いまから7年前、サラリーマンをやってたころを
 回想しています。)




 東京、丸ノ内周辺。

 深夜になっても明かりの消えないビルがあった。

 当時わたしが勤務していた会社である。




 といっても、7階建てのビルの他のフロアは、
 夜になれば電気は消えるのだ。

 私の職場であった「情報システム部」だけは、

 24時間、365日、電気が消えることは
 なかったわけである。


 私は、昼も夜もないそのフロアで、

 常人がみたら意味不明の、
 いわゆるプログラムというやつを組む。




 「♪24時間、戦えますか〜」

 学生のころ、リゲインのCMをみては、

 「戦えるわけねぇだろ」
 とツッコミを入れていたのだが、

 社会人になったら、
 しっかり24時間 戦っていた。




 一日じゅう座って、パソコンをいじり、

 職場の人との会話は、主にメールでおこなう。

 学生のときに職場見学し、
 「こりゃラクそ〜だわ」と甘い考えで入ったのだが、

 あっというまに苦痛になった。




 会社案内には

 「始業時間  8:30
 終業時間 17:00」

 とあったが、


 入社すると、先輩から

 「じゃあ、明日から朝7時に来て」との
 ご命令。


 夕方、時計が5時をまわっても、
 誰ひとり帰る気配がない。

 7時になっても、動こうともしない。




 朝も早(は)よから、
 夜9時ごろまで、ときに夜12時まで、

 パソコンと共に過ごす日々。


 住みかも会社の寮で、
 それも寝るために帰るだけ。




 さらに、

 ときたま順番で夜勤がまわってくるのであった。


 会社の心臓ともいえる、
 「サーバー」といわれるパソコンのオバケが、

 ちゃんと止まらずに仕事をしているか、
 番をするのである。

 何もなければ寝ていてもいいのだが、

 パソコン同様、ふつうに止まるので、

 そんなときは眠い目をこすりながら
 直してあげるのだ。




 「おれは、なんのためにここにいるんだ?」


 会社にいるときは、いつもそう思った。


 なにか間違っているような気がする。

 おれは人生をむだにしているのではないか。
 時間が惜しい。

 この一瞬一瞬の、すべてがいやだ。


          ◇


 ドーナツ事件に続き、クッキー事件が明けて
 数日。




 休憩は自由にとっていい職場だから、

 なるべく仕事をサボるため、
 ひんぱんにトイレに立つようにしていたのだが、

 そのときに気づいた。


 小用をすませると、どうも、「キレ」がわるい。


 肛門に、しこりのような違和感がある。

 それがジャマをして、おしりの括約筋(かつやくきん)
 が締まらない感じなのだ。


 おかしいなぁ。

 でも、ま、こんなこともあるんだろ。




 放っておくこと、3ヵ月。


 出勤し、デスクの椅子に腰かけた、そのとき。

 「イテッ!」


 思わず腰を浮かした。

 肛門に激痛が走ったのだ。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 会社で眠いときはボリボリ「フリスク」食ってました……。



いちどやったら、やめられまへん。 [2010年11月20日(Sat)]

 水道から出てくる水も冷たくなってきました。

 ニショッカー(2食家)としては、
 コップの水が冷たいと

 「秋が深まったなあ」

 と感じます(笑)




 朝、起きぬけにコップ1杯ぐいっとやると、
 からだ全体に水がしみわたっていくようです。

 この習慣、いちどやったら、やめられまへん。




 「水を飲むのが、どうして体にいいんですか?」

 と、よくきかれます。


 それは、何といっても

 解毒(げどく) があるから。




 帝銀事件、

 とっても今の読者さんには知らない人も
 おられるかもしれませんが

 (私も生まれていないが)、


 あのとき強盗に青酸カリを飲まされても
 生き残った人が4人あったのですが、

 4人とも、毒を飲まされた直後に
 水を飲んでいた人でした。


          ◇


 私たちの体は、外から毒物をとらなくても、
 内側からつねに毒が発生しています。


 先日、硫化水素(りゅうかすいそ) で
 下水の作業員さんが命を落とされる
 いたましい事故が起きてしまいましたが、

 この硫化水素も、
 腸のなかで発生しているガスです。




 原因は宿便なんですが、

 こんな猛毒が血液に入って全身に流れているので、

 異様にだるいとか、
 頭痛がするとか、
 口臭がするとか、
 めまいがするとか、
 手足が冷える、


 といった、

 「なんとなく体調が悪い(けれども医者にみせても
 異常はないと言われる)」

 という体調不良に悩むことになるのです。




 甲田光雄先生のみならず、

 「水を1日1.5〜2リットル飲みましょう」

 と、このごろは常識のように
 叫ばれるようになりました。

 これだけ飲めば、
 じゅうぶんな解毒力が得られます。




 水を飲む習慣のない人は、

 まずは "起きぬけのコップ1杯" から
 始めてみてはいかが?

 体調、変わりますよ〜。


 ちなみに、

 飲むと「うえっ」と感じる人ほど、
 水が必要な人です。

 慣れてくると、それが「やめられまへん」っていうほど
 おいしくなるから、楽しみにしててください♪




 あ、女性にもうひとこと。


 水を飲むと お肌もキレイになりますよー。


          ◇


 では、

 前回に引き続き、
 わたしの身のうえ話を一席。




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (7年前、パソコン相手に24時間 戦っていた
 サラリーマン・松井。
 ある朝、デスクの椅子に腰かけようとしたら……)




 「イテッ!」
 思わず腰を浮かした。


 肛門に激痛が走ったのだ。




 ぼうぜんとした。
 数秒間、イスを見つめて立ち尽くした。

 なんだ? いまのは?




 おそる、おそる、もういちど腰かけてみる。

 今度は、そおっと……。


 「ぎにぃやぁぁぁー!!」


 恥ずかしいから声は出さないが、

 尻がイスに接地すると、
 ビリッ!
 と肛門に電流が流れるような感覚があり、

 まさに飛び上がるほど痛いのだ。




 しかし、尻の穴が痛いだなんて、周りに
 どうして言えよう

 (いまではメルマガで堂々と言っているが)。


 なんとかして、悟られないよう、
 着席せねば!




 私は、体を右に傾け、
 そのまま静かに腰を落としていった。

 うまいこと、おしりの最も右のあたりを
 イスに接地させることができた。

 うん。痛くない♪


 問題はここからである。

 痛かった肛門を、できるだけ すぼめつつ、
 体の傾きをなくしていくのだ。


 姿勢が正されるにつれ、
 イスの座面と背骨とが直角になっていく。

 ついに、おしりがまともに座面に着いた。




 「うぐっ……」


 電流は走ったが、
 飛び上がらずにすんだのだ。

 そして、いちど座ってさえしまえば、
 もう、痛くないのであった。


 明日になれば、治っているだろう。


          ◇


 翌日も痛いのであった。


 明日になれば、明日になれば、と
 2週間ほど放置した。




 もはや、あの「重心移動法」は通用しなく
 なっていた。

 肛門周辺がイスに接しているだけで
 電流が流れるようになったのだ。


 これには「半ケツ」で対応した。

 おしりの右半分で座り、
 疲れてきたら、左半分で座る。

 それに疲れたら、また右に。

 交互に、おしりフリフリ、仕事を続けた。




 明日、治っていてくれないものか。


          ◇


 明日は、明日は、と
 さらに1週間ほど放置した。


 もはや、「半ケツ」で座っても、
 肛門の痛みに耐えられなくなった。

 あまりの激痛に、仕事中、涙がでてくる。




 不審に思い、帰宅後、
 合わせカガミをして局所を見てみたのである。


 「なんじゃこりゃあ!!」




 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 下ネタ同然の話が続いており 恐縮です。





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イモはひと切れ [2010年11月30日(Tue)]

 焼きイモが ちまたで香るようになりました。

 美容と健康のため、と思いこんで
 食べまくっている女子も多いことでしょう。


 でも、便秘気味のひとにイモは大敵です。




 多すぎる食物繊維は、
 よけい腸管(ちょうかん) を詰まらせるだけ。


 あるていど腸のチカラを保っている人にだけ、

 食物繊維の恩恵があたえられるのです。


 それでも、おなかにいいのは
 せいぜい ひと切れか ふた切れ。

 まるまる太った立派なイモを、1本ガッツリ
 食べたら
 健康なひとでも宿便になるだけです。




 どだい、食べて便通をよくしようという発想が
 マチガイです。

 食べないからこそ、腸のチカラが回復して、
 出るものが出てくるんです。


 それを、食べて、つまり欲望を満たして、

 さらに「美しくなろう」という欲望を
 満たそうというのは、

 虫がよすぎるんじゃないでしょうか。


          ◇


 では、

 前回に引き続き、わたしの7年前の
 お話でーす☆




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (ナゾの腹痛のあと、
 こんどは、ナゾの "肛門痛" が松井が襲う!

 痛くてイスにも座れない。合わせカガミで
 見てみると……)




 「なんじゃこりゃあ!!」


 このとき私は、かなり恥ずかしい自分の姿を
 初めて見たのだが、

 驚いたのは、その恥ずかしい姿にではなかった。


 肛門の左側が
 腫(は)れあがっている。

 直径5センチはあろうか。

 その赤い腫れが、どうやら肛門の中まで
 続いているようなのだ。




 のんきな私も、さすがにビビった。

 医者に行く決意をしたのである。


 あさってになれば、土曜日だ。
 会社を休まなくても、医者に行ける。

 それまでガマンしよう。




 これが大誤算。

 金曜の夜中のことである。
 さらに痛みが増してきた。


 それまでは、おしりに何かが触れると
 飛び上がるほど痛かったのだが、

 いまは、もう、
 何をしていなくても飛び上がるほど痛い。


 独身寮の自室で、
 ベッドに突っ伏し、耐えているのだが、

 肛門のまわりが針で刺されるようで、
 思わず口から うなり声がでる。




 時間とともに、ひどくなる。

 眠ってしまおうと思ったけれど、
 それができない。

 時計をみると深夜2時をまわっている。

 私は叫び声をあげていた。


 こんなことなら、昼間のうちに
 医者に行くのだった。

 ひどい痛みと激しい後悔に
 さいなまれつつ、
 朝がくるのを待ちわびた。


          ◇


 一睡もできないまま、
 窓の外が白んできた。

 さらに時計の針がすすむのを待つ。

 朝9時。


 「い、行くぞ……!」

 いまが出陣のとき。

 痛みを忘れよ。

 心を励まし、勇をふるって
 立ちあがる。




 ぎゃぴー!!




 痛すぎる。この世に、こんな痛みがあっていいのか。

 一歩もあるけない。


 だが、歩かなかったら、さらなる生き地獄に耐えねばならぬ!




 外に出た。

 われながら顔が真っ青になっているのを
 自覚しながら、タクシーを呼び止める。


 「○○肛門科までお願いします……」

 地元でいちばん有名な肛門科である。


 乗りこんで、
 座席に、そ〜っと座る。




 ぐぎゃあー!!




 移動中も、
 道のちょっとしたデコボコのたび、


 ぐぎゃあー、

 ぎゃぴいー、


 とノドまで出かかる。




 おっかさん。オレ、もうだめだよ。


 ああ、でも、あと10分ほどのガマンだ。
 もう少しだけ辛抱すれば、この地獄も終わる。


          ◇


 肛門科に到着。

 走り去っていくタクシーを、
 見るともなく見送る。


 助かった……。

 それにしても、痛い。
 医院のなかまで車で入ってほしかったくらいだ。


 さあ、最後の根性をふりしぼるぞ。

 そろり、そろり、

 なるべく肛門がすれないように気をつけながら、
 医院の入口まで歩く。

 涙がにじむ。




 玄関までたどりついた。

 こんな札(ふだ) がさげてあった。


 「本日休診」




 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 まいど痛い話を読んでくださり、いたみいります。




 ◆このブログは
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トコロテン式の落とし穴 [2010年12月10日(Fri)]

 「イモは食べ過ぎるな」といったって、

 お通じで悩んでおられる方も
 多いと思います。


 世間では "朝食をとれば出るよ" なんて
 指導されていますけど、

 トコロテンじゃあるまいし、

 押して出しゃいいってもんじゃありません。


 そうやって、「つねに上から食べものを入れて、
 つねに腸内に消化中の食べものがある状態」を

 【 宿便 】

 というのです。


 この宿便が、腸内に化学物質やら毒ガスやら細菌やらを
 まき散らして体を壊しまくっています。




 1日の最初の食事は昼まで待って、

 腸を休ませ、

 もともと持っている腸の動くチカラで
 便を排泄(はいせつ)するのが
 正しいありかたです。


 こうして、トコロテン式をやめ、
 1日に1回おなかをカラッポにすれば、

 便秘は治っていくし、

 宿便もちびちびと出ていきます。




 食事を少なくすればするほど健康になれる。

 やれば誰にでもわかる事実です。


 なのに、なぜ、少食を唱える人はほとんどなく、

 大多数の医師や栄養士は "食べろ、食べろ" と
 言うのでしょうか。




 私たちの欲は

 「食べない」ことよりも「食べる」ことを
 望むからです。




 "朝食はこんなに体にいい。ほら、データもあるよ"

 といったって、

 その実験データには希望的観測が
 反映されています。


 鉄を燃焼させると酸化鉄になる、ていどの実験なら
 まちがいようがないけれど、

 1000人あつめて朝食をとる・とらないの
 健康データをくらべる、

 とか やり始めると、狂いが出てくる。




 「より多く、食べたい」

 これが私たちの思想の根底にあります。


 こんな野獣が、すました顔で実験したところで、

 「食べないよりも、食べたほうがいい」

 という証拠が見えるだけです。




 じゃあ、そう言うオマエはどうなんだ、と問われれば、
 私もその通り。

 そんな愚かな私だと、よく自戒して、

 可能なかぎり正確を期してメルマガを書いていたい
 と思っています。



          ◇


 では、

 前回に引き続き、松井二郎物語です♪




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 「本日休診」


 むざんな、その札(ふだ)を見て、
 しばらくアホのように突っ立っていた。




 やがて、一歩、激痛とともに歩みだし、

 気が遠くなりそうなその一歩を、積み重ね、
 帰るために駅へ向かった。


 帰途は、あまりに悲惨につき、描写を省く。


          ◇


 その日は、ベッドにうつぶせに突っ伏し、
 終日うめいて過ごした。




 あくる日曜も、一日、同じ姿勢で
 死骸と化していた。


 死骸とちがうのは、

 肛門に針100本ブッ刺された感覚を
 一瞬もたえまなく感じることである。




 なにもこんな、アブラ汗をたらしていないで、

 土日もやっている別の病院を探せば
 よいようなものだが、


 あまりの痛みに、熱まで出てきて、
 タウンページをめくる気力もない。

 というより、
 他をあたろうという知恵さえ出なかった。


          ◇


 月曜の朝。


 私は、生きているのだか、死んでいるのだか、
 夢なのか現実なのか、さだかでないまま、

 ふたたび肛門科をめざして駅に向かった。


 もうタクシー代に割り当てたお金はない。
 こんどは行くのも電車である。


 一歩ごとに、肛門から血を噴いているのではないか
 と思うほど痛い。


 油断すると口から叫び声がもれそうになるのを
 おさえながら、電車に揺られ、

 おりたあとは、ホームから改札へ、

 改札をでて町のなかへ、

 一歩、一歩、
 血の気の引く思いをして、

 じいちゃん ばあちゃんに追い越されつつ歩いた。


          ◇


 「あ〜、これは痛いですね」


 こんどこそ、診(み)てもらえた肛門科。

 私は、横向きに、あられもない格好で寝かされ、
 医者の顔におしりを向けていた。




 「いまからウミを出しますので、麻酔をします。
 チクッとしますよ」

 うっ。おしりの注射って、痛いんだよな……。


 ぎゃーっ!

 こ、これのどこが「チクッと」だ。




 「ウミをだすための穴をあけますね」

 おしりに、何か針のようなものが通されている感じ。
 これはもう痛くない。


 「ではいまからウミを出します。ちょっと
 痛いですよ。ガマンしてくださいね」


 え? 麻酔したでしょ。

 痛いわけないじゃ……








 ぎょげェーッ!!








 肛門に医者の指が入り、
 その指が、おしりにあけた穴にむかって、外側へ
 ぐりぐり動く。

 そのたびに、激痛、なんてもんじゃない激痛が、
 脳天まで突き上がる。

 これでも人間って気絶しないのか、と
 ヘンなところに感心しながら、意識がうすれかけた。


          ◇


 「この病気は、
 肛門周囲膿瘍(こうもんんしゅういのうよう) と
 いうんです」

 落ち着いたあと、私は医師から説明をうけた。


 「肛門の奥には、肛門腺(こうもんせん)といって、

 ウンチを出しやすくする潤滑油を出す穴が
 いくつかあるんですが、

 下痢をすると、下痢の中の細菌が
 この穴に入ってしまうことがあります。

 すると、出口がありませんから、化膿してしまいます。

 それが今回の病気だったんです」


 へ〜!




 「ねんのため、次回、検査を受けていただきます」

 え?


 「この病気になる人は、
 100人に1人の割合で、腸に何らかの異常が
 あるんです。

 1000人に1人は、大腸ガンがありますので」


 う〜ん……。

 めったなことはないと思うけどなあ。


          ◇


 この「100人に1人」のほうに、ビンゴであった。

 クローン病という耳慣れない病名が、
 このあと告げられることになる。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ビンゴゲームは、ミカン5個 当たったことあります。




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ガマン無用、いますぐゼイタクを [2010年12月18日(Sat)]

 テレビを見ていると、2時間、3時間の
 スペシャルものが多くなってきました。

 年の瀬ですね。


 この時期は特に、見たい番組だけを狙って
 見ていかないと、

 ただでさえ無い時間が、
 アッというまに無くなってしまいます。




 「あー、つまんねー」と思いながら
 テレビをつけていると、

 1日じゅう見ていても
 電源を切ることができません。


 けれども、「面白かった!」と感動する番組を
 見たあとは、

 そこでスイッチをオフにできます。


          ◇


 「どうすれば少ない食事でガマンできるのか」

 と、私は悩んだ時期がありますが、


 "ガマン" しなければ終えられない食事は、
 思うに、献立がダサかった。

 「テレビつけたら、これやってたんで、これ見てました」

 的な、主体性のない選択をしていたのだ。

 どおりで、いつまでもダラダラとやめられなかった。




 では、スパッと少食で終わりにできちゃう
 メニューとは?


 いつもメルマガの最後にのせていますが、

 今日は詳しく、
 甲田光雄先生のオススメ食品を紹介します!




 まず主食。


 主食はなるべく玄米、というのは
 もうみなさん知っておられると思いますが、

 これに玄麦を加えてもよし。

 その場合、
 玄米8:玄麦2でブレンドして炊きます。


 ほかに、玄米に小豆大豆をまぜるのもいい。




 つぎに、副食。


 タンパク質は、ぜひ大豆食品で。

 具体的には、豆腐、高野豆腐、ゆば、納豆
 などです。

 小魚(ちりめんじゃこ、めざしなど)もいい。

 貝類も結構です。


 肉は絶対に食べてはいけない、という
 わけではありません。

 アレルギーがないなら、
 週に1〜2度にしておけばよし。




 脂肪は、ゴマでとります。

 良質なゴマ油を常用するか、

 (い)りゴマゴマペーストを料理のなかに
 とりいれる。

 油は、ほかにエゴマ油アマニ油もおすすめ。




 そして、ビタミン・ミネラル補給のために、

 生野菜海藻類を必ず献立にいれる。


 生野菜は、おかずメニューのほかに、

 数種類(できれば根菜と葉菜を等量)ミキサーに
 かけたものを1日1〜2回、

 1回につき150〜250グラム程度

 を食べるのを習慣づけるとよし。


 (ただしこれ以上食べると胃腸を荒らすことがある。
 たくさん食べればいいというものではない。)




 果物は、

 とくに柑橘(かんきつ)類はビタミンCの補給に
 なるけれど、

 食べすぎると、かえって糖分の害にやられます。


          ◇


 以上、すべて満たした献立ならば、

 1日1000キロカロリーでも充分だと
 甲田先生はおっしゃいました。




 食べ慣れてくるとわかりますが、

 本当にゼイタクなものって、こういうものなんですね〜。


 腹がハチ切れるまえに、
 カラダもココロも何だかシアワセになってきて、

 満足してハシがおけてしまいます。




 これから宴会シーズンですが、

 本当においしいものだけを狙って
 食べていきましょう〜!


          ◇


 では、

 前回に引き続き、このごろ人気上昇中の
 このコーナーです。




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (あまりにおしりが痛いので医者に行ってみたら、
 肛門付近にウミがたまっていた。
 そのウミは何とか出してもらえたが……)




 「念のため、検査を受けていただきます」


 え〜!?

 しなくていいよ〜。
 おしり痛いの治してもらいに来ただけなんだから。




 「この病気になる人は、100人に1人の割合で、
 腸に何らかの異常があるんです。

 1000人に1人は、大腸ガンもありますので。

 検査は、おしりからカメラをいれて、
 腸の中を直接 見ます。

 内視鏡(ないしきょう)検査といいます」


 ふ〜ん。

 こういうのって、たいてい、めったなこと
 ないんだけど、

 この医師には恩ができた。

 素直に受けて、顔を立ててあげることにしよう。


          ◇


 数日後。


 1日、プチ断食のようなものをさせられ、

 さらに、下剤でおなかを完全にカラッポに
 されたあと、私は検査室に通された。


 身につけている検査着は、おしりに丸い穴のあいた、
 たいへん恥ずかしい、

 もとい、

 ユニークなものである。




 私は、手術台のようなベッドの上に
 横向きに寝かされた。

 そのベッドが上昇していく。

 そして医師と数人の看護師の目線の高さで止まった。

 全員の視線が、おしりに集中したのを感じる。


 うっ。

 これって、もしかして、
 かなり恥ずかしい状態なのでは?


 しかし、すでに一度、似たことをやられている。
 すぐ気にならなくなった。

 慣れとは恐ろしい。




 「いまからカメラを入れていきますが、
 このモニターに、腸の内部の映像がでます。

 麻酔をしているので頭がボーッとされてるかも
 しれませんが、見れたら、見ていてください」


 見るよ見るよ!
 こんな機会、そうそうないもんね〜!




 「では、入れていきます」


 うっ、

 ううっ……。




 あ、


 ああ〜ん♪




 と、アホなことを言っていないで、
 モニターを見ねば。




 おしりから入っているカメラが、
 腸の内部をリアルタイムに映しだしている。

 「へぇ〜! キレイなもんだなぁ」

 初めて見る腸の中は、
 思ったほどグロテスクではなく、

 なめらかな赤いじゅうたんのようだ。




 カメラは、どんどん奥へ進む。


 うん。どこを見てもキレイ!
 なんの異常もなさそう。

 ま、案の定だったな。




 そのとき医師は、

 「松井さん、ここ、見てください。
 白いものがプツッとあるの、わかりますか?」

 とモニターの一部を指し示した。


 は?

 ああ、よーく見ると、たしかに
 ゴミみたいな白いのがありますね。


 「この状態というのは、ふつうではないんです。

 おそらく、クローン病の初期だと思われます」


 くろーんびょう?
 なにそれ。




 「この白い斑点が、あちこちに点在しています。
 ここと、ここにもあります」


 ほんとだ。よく目をこらすと、

 白いものが、まばらに、プツッ、プツッ、と
 散らばっている。




 「ガンは、ありませんね。
 クローン病のことは、あとで詳しくお話しします」


 医師はそう言い、検査が終わった。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 特番のテレビは録画して、CMを飛ばしながら見ると、
 半分の時間で見終わったりします。




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600kcalパーフェクトごはん [2010年12月26日(Sun)]

 カゼに気をつけないといけない時期に
 なりました。


 われらニショッカー(2食家)は

 「腹8分で医者いらず」

 といきたいところですね。




 甲田光雄先生は、さらに一歩すすめて

 「腹7分」

 を推奨されていました。


 「まだ満腹にならないうちに食事を終える」
 のが腹7分で、

 具体的には1食600キロカロリーくらいに
 しておくことです

 (もちろん1日2食で)。




 ところが、

 600キロカロリーといったら、
 へたしたらハンバーガー1個で超えてしまう数字。

 そんなんでモノ足りるはずがない!




 そこで、

 ハンバーガー1個分のカロリーを
 大満足に変えてしまう、

 ……いえ、
 「けっこう満足」くらいにはできる、

 甲田先生おすすめのメニューを紹介します。



  <600キロカロリーのメニュー例>


  ○ 玄米ごはん1膳 約170g(240kcal)

  ○ 豆腐半丁 約180g(100kcal)

  ○ 白身魚1切れ 約90g(100kcal)

  ○ 生野菜1皿 約100g(40kcal)

  ○ ワカメのみそ汁  みそ約25g(40kcal)

  ○ すりごま 約10g(55kcal)

  ○ みかん1個 約70g(25kcal)


        以上 合計600kcal




 これをゆっくり、よく噛んで食べるなら、

 けっこう満足できる1食になりますよ〜。




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 では、

 だんだん佳境に入ってきました
 例のコーナーです☆




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (しかたなく受けた大腸検査。
  「へぇ〜キレイなもんじゃん」と思っていたら、
  医師は "クローン病" という耳慣れない言葉を
  口にした。)




 「では、説明します」

 医師は、私にイスをすすめた。


 「このクローン病というのは、ちょっと
 難しい病気なんです。

 まず、主な症状としては、腹痛と下痢がおきます。

 それに伴って、発熱、
 倦怠(けんたい)感、
 体重の減少、
 貧血。

 あと、肛門に合併症がおきやすくなります。

 今回の肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)も、
 クローン病の合併症だと思います。

 松井さんは、このクローン病の初期段階です」




 抑揚(よくよう)のない口調で
 そう説明すると、

 薄っぺらい小冊子を私に差しだし、

 「詳しいことは、このパンフレットを
 読んでおいてください」

 と言って、その日の診察は終わった。


          ◇


 ひとりになったあと、
 私はパンフレットをひらいた。

 こう書いてある。




 「クローン病は、

 若年者に多く発症し、

 小腸と大腸を中心とした消化管がおかされる
 炎症性疾患
(えんしょうせいしっかん)

 です。

 医学が進歩した今日においても、
 その原因は不明で

 根本治療は開発されていません」





 え?

 なんだって?




 「しかし、クローン病は基本的に良性の疾患(しっかん)です。

 近年わが国や欧米諸国においても、
 クローン病の病態を解明する研究が活発に行われ、

 実際に多くの新しい治療法が開発されつつあります。


 さらに、
 遺伝子解析などにより、病因に迫る研究も始まり、

 原因が解明されれば、
 根本治療の開発も期待されます」





 期待? 期待ってなんだ?

 解明されれば?
 それって、いつの話だ?




 「現時点でも、多くの患者さんは
 薬物療法と経腸
(けいちょう)栄養療法で炎症は改善し、

 寛解
(かんかい)導入が可能です。

 また、再燃
(さいねん)を予防するために

 薬物による寛解維持
(かんかい いじ)療法と食事療法を
 行うことによって、

 普通の日常生活が送れるようになっています」





 それはつまり、基本的に
 普通の日常生活は送れないっこと?




 「本冊子が、(略)
 患者さんご自身が高いQuality of Life(QOL)が得られる
 一助になれば幸いです」





 クオリティ・オブ・ライフ……。

 これって、身体障害者や高齢者に
 使われる言葉じゃないか!


 おれは……

 おれの体は、
 いったいどうなっちまったんだ!?


 (つづく)



 (※引用文は『第2版 クローン病の正しい知識と
 理解』[日比 紀文監修] による)





 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 みなさんは、病気になる前に食事に気をつけてね〜。

 ほんと、シャレになりません。




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美しいジャンプに [2010年12月31日(Fri)]

 年の瀬も迫り、

 ことしのメルマガも最後の回となりました。


 ことしから読みはじめたよ! という方からも、
 たくさん、感想をいただいています。

 どうもありがとう〜!


          ◇


 1日2食を始めたばかりのときって、

 ただ少なく食べているだけで、
 今までと比べものにならないほど体調がいい。


 「少食にしてりゃ無敵だ!」

 と思うようになります。


 でも、

 これだけやっていれば健康でいられる、
 なんて都合のいいものは、ありません。




 むかし私も、そこをカン違いしていました。


 体がラクなのをいいことに、

 なるべく寝ない、
 ストレス解消もしないで、

 ひたすら働き続けたのです。


 そして……




 クローン病、悪化しちゃいました♪


          ◇


 少食は、体の疲れ、壊れたところを修復
 してくれます。

 しかし、
 その修復力がはたらくのは

 リラックスしているとき

 です。




 では、リラックスできるときって、いつ?


 いちばんが「寝ているとき」、

 次が「ストレス解消しているとき」

 です。


 この2つを削っちゃったら、

 さしもの少食も、
 威力半減というわけだ。




 寝るのは大事。

 適度に息抜きすることも大事。




 年末年始は、そのいい機会です。


 健康のため、
 ひいては人生のたいせつな目的達成のため、

 胸をはってゴロゴロしましょう!(笑)




          ◇


 では、

 このコーナーも、今年はこれでオシマイです。




 ◆ くろーん病中膝栗毛
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 (とうとう医者から
  「クローン病」の宣告を受けた松井。

  読んでおいて、と言われたパンフレットには、

  「原因不明」「根本治療はありません」とかいった
  ふざけた文字がならんでいた。)




 私は、さらにパンフレットを読み進めていった。


 「クローン病は、主として若い成人にみられ、

 口腔
(こうくう)に始まり肛門に至るまでの消化管の
 いかなる部位にも潰瘍(かいよう)ができ、

 それに伴い

 腹痛や下痢、
 血便

 が生じる病気です」




 「症状は、患者さんによって多彩で、

 潰瘍
(かいよう)などが存在する病変部位によっても
 異なります。

 その中でも特徴的な症状は、腹痛と下痢で、
 約半数以上の患者さんでみられます。


 さらに、

 発熱、
 下血、
 腹部腫瘤
(ふくぶ しゅりゅう)
 吸収障害に伴う体重減少、
 全身倦怠
(ぜんしん けんたい)
 貧血

 などの症状もよくみられます。


 また

 瘻孔
(ろうこう)
 狭窄
(きょうさく)
 膿瘍
(のうよう)

 などの腸管の合併症や、

 関節炎、
 虹彩炎、
 結節性紅斑
(けっせつせい こうはん)
 肛門部病変

 などの腸管外合併症も多く……」





 おいおいおい!

 何だよ、これは!


 オレはこれから病気のデパートになるのか?


          ◇


 これが自分に振りかかっている問題だとは、
 まだ、どうしても実感がわかないのだ。

 まるで夢を見ているような。


 しかし、この先の記述で、いっぺんに目が覚めた。




 「食事をとるうえでの注意点。

 1.脂肪の多い食品は避けましょう。

 2.食物繊維を制限しましょう。

 3.タンパク質は植物性の食品や魚介類からとりましょう。

 4.刺激のあるもの(香辛料、アルコール、炭酸飲料、
   カフェインなど)は避けましょう。

 5.甘いもの、冷たいもののとり過ぎを避けましょう。

 6.味つけは薄味に……。

 7.1日の食べる量を守りましょう。」




 「避けたい食品。

 主食……玄米ごはん 赤飯
  ぶどうパン クロワッサン デニッシュ類
  そば 中華麺 インスタントラーメン

 他の穀類……とうもろこし

 芋類(こんにゃく他)……こんにゃく しらたき

 和菓子……あん菓子(つぶあん) 豆菓子
  かりんとう
  揚げせんべい 南部せんべい

 洋菓子……アップルパイ ショートケーキ 他のケーキ類
  ドーナツ ババロア チョコレート
  あんパン 揚げパン

 他の菓子……月餅 中華クッキー スナック菓子

 油脂……サラダ油 ごま油 バター マーガリン

 種実類……ピーナッツ アーモンド ピーナッツバター
  ごまなどほとんどの食品

 豆類……大豆 おから ぶどう豆 きな粉 納豆
  あずき ささげ いんげん豆 そら豆

 魚……塩辛 缶詰(油漬け)

 甲殻類……いか たこ 小えび するめ 干しえび
  干し貝 缶詰類

 肉類……牛肉(ばら肉 サーロイン 和牛ロース)
  豚肉(ばら肉 ベーコン)
  鶏肉(骨付き皮付き肉 ひき肉)

 乳類……生クリーム

 野菜……たけのこ ごぼう れんこん セロリ ふき 漬物

 果物……パイナップル 柿 なし

 きのこ……しいたけ えのき しめじ など

 海藻……わかめ 昆布 ひじき など

 嗜好飲料……アルコール 炭酸飲料 コーヒー ココア

 調味料・香辛料……香辛料 マヨネーズ ドレッシング カレールー」


           (『第2版 クローン病の正しい知識と理解』 日比 紀文監修)




 これが一生涯つづく?

 やったところで、治るわけではない?


 バカげてる!

 なんと無慈悲なことを、
 しゃあしゃあと書くのだろう。


          ◇


 「読まれましたか」

 「はあ……」


 翌日の診療は、静かに始まった。

 ああ、そうか。
 パンフレットを読ませたのは、直接言うよりも
 精神的ダメージが少ないだろうということか。




 「クローン病は、
 まだ治療法が確立していません。

 でも、進行を食い止める方法なら、
 かなり確立しているんです。


 薬を飲むことと、食事を制限することです。


 これによって、病気ではあるけれども、
 ほとんど症状がない、

 という状態にすることができます。

 これを寛解(かんかい) といいます。


 逆に、
 薬を飲むのをやめたり、いろんなものを食べはじめると、
 症状が復活します。

 これを再燃(さいねん) といいます。


 この再燃を、いかに短くし、
 寛解の状態を、いかに長く維持していくか。

 それが、これからの治療となっていきます」




 原因がわかっていないのに、治療だと?

 そんなの、信じられるわけないじゃないか!


 なにかイヤな予感がする。

 この言葉を信じたら、たいへんなところへ
 連れていかれるような気がするのだ。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 浅田真央ちゃん、とべてよかったねえ!


 楽しみにしていた『坂の上の雲』をあきらめて、

 真央ちゃんがすべるのは今か、今かと
 テレビの前で応援。


 最初のトリプルアクセルがキマって、
 まず涙腺がゆるみ、

 まったくミスなく続く演技、

 もうあとはフィニッシュするだけとなり、
 音楽の盛り上がりとともに
 高く足をかかえて回転する真央ちゃん、

 ドッとあがる歓声!

 涙腺、決壊。


 フィニッシュと同時に、真央ちゃん、会心の笑顔。

 ああ、よかった、よかった。


 耐えたもんねえ。苦しんだもんねえ。

 うっ、うっ。


 えーん!




 「苦しい」という言葉は、自分のときには
 使うものじゃないけれど、

 私も、クローン病の苦しみ、きっと美しいジャンプに変えます。






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