どうすれば2時間、早起きできる [2019年08月24日(Sat)]
こんにちは。松井二郎です。 「2時間、早起きしなさい。あなたは成功者になれます」 ビジネス書にはよくそんなことが書かれています。 ただこれには大前提が。 2時間早起きしたことでパフォーマンスがガタガタにならないこと。 早起きしたはいいけど終日ウトウトしていたのでは成功者どころか落伍者になります^^; かつての私がそうでした。 企業戦士だったとき、戦士というより遊び人状態で、会社の片隅の誰も入ってこない機械室にもぐりこんで仮眠をとらなければやっていられないほど、いつも疲れてグッタリしていました。 その原因が食べ過ぎとは知るよしもなかったころです。 ◆「健康」の定義  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 私たちが健康なのは体液が弱アルカリ性(pH7.3〜7.4)のときです。 これが朝から晩まで活動しているあいだにじょじょに酸性になっていく。酸性の体をほうっておくとがん細胞が増えはじめるなどいいことはひとつもありません。 それを弱アルカリに戻すために睡眠が必要になる。だから睡眠時間を削ると体に悪いのです。 ふつうはね。 体が酸性になる最大原因は「食べ過ぎ」です。 食べ過ぎといっても、いつも言っていますようにおなかがはち切れるほどいっぱいまで食べることではありません。それは「食べまくり過ぎ」。 まだもうちょっと食べられるな、という腹8分目をこえて食べたらそれが食べ過ぎだ、と甲田光雄先生はおっしゃっていました。現代人の9割は食べ過ぎであるとも。 ◆少食で自由を手に入れる  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ いつも肉食が中心で、しかも食事が終わってから 「これは別腹なんだよね」 とおやつをつまみ始め、しかもそのおやつが白砂糖たっぷり、油まみれ、添加物ギンギンだったりする人は、よりいっそう体が酸性になります。 するとそれを回復するためにより多くの睡眠が必要になる。だから「おやつは別腹説」の人はいつも眠いのです。 逆に、まだもうちょっと食べられるんだけどこの状態が腹8分目なんだね、ここで食べるのをやめれば、甲田光雄先生が推奨している食生活になるんだよね、と、そこでハシをおくようにする。こういう人は体が酸性に傾きにくい。睡眠時間が短くても、まわりの人より元気でいられます。 わたしはこれを始めてから、平気で朝4時とかに起きられるようになって、その時間で出社前に映画を見たり本を1冊読んだりこうしてライターになるための勉強をしたりしていました。もちろん機械室にもぐりこんで寝ることもなくなりました(給料ドロボーしてすみませんでした - -;) べつに2時間とかでなくても、1時間、いえ30分早起きするだけでもずいぶん人生が変わるんじゃないですか? そのためにはまずとにかく食事の量を減らす! それができたら、次の段階として肉を減らすなど食事の質を変えていく(玄米菜食とかはあくまでも次の段階です)。 そうすれば睡眠時間は勝手に短くなります。早起きするのに気合いも根性もいりません。それでいて体は快調そのもの。 食事を減らすだけで自由が手に入る。 ダメ社員の私でさえできました。少食は誰にでもできる最も簡単な成功法則です。 ◆ 編集後記  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ そして遊び人レベル20に達したわたしは転職して賢者になりました。じゃなくてライターになりました。 ◆このブログはメールマガジンの記事をアップしたものです。 最新の記事は、メールでお送りしています。 >> 無料購読するにはこちらから |