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«「生きた乳酸菌が腸まで届く」はウソ? ホント? | Main | 「●億個の乳酸菌がとれる」の無意味»
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なぜNS乳酸菌は腸まで届くのか [2019年01月24日(Thu)]

  ◆NS乳酸菌とは
  4章 NS乳酸菌のすごさ(13)
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    NS乳酸菌は生きたまま腸に届く<後編>




 なにを根拠に、NS乳酸菌は腸まで届くというのか?
 前回の引用の続きを。


          ◇

 「乳酸菌は生菌で飲んで果たして腸まで届くのか」ということです。実験をふまえた結論をいえば、「生菌で飲んでも届きます」というのが私からの回答です。NS乳酸菌は間違いなく腸まで届きます。

 裸のまま口から入った乳酸菌の90%以上は、胃のなかで死んでしまいます。残るのはほんのわずかです。10%でも5%でも届けば上出来です。なかには60%、70%届くと主張しているところもありますが、私は疑問に感じます。
 生菌で入った乳酸菌が、強烈な胃酸のなかでも半分以上も生き残るとしたら、胃が正常に機能していないと考えられます。むしろそちらのほうが大問題です。
 胃というのは空腹状態ではペーハー(pH)1.5〜2.0くらいの強酸性です。食べ物や飲み物が入ってきて、少し薄まりますが、それでも2.5くらい。この状態で食べ物に乳酸菌を混ぜて、それが胃袋で殺されないのであれば、胃は正しく機能していません。

 豚を用いた私たちの実験で、酸に強いカゼイ菌(NS6)でも90%は死滅しました。でも数%は生き残って小腸へ達するのも事実です。これはいったいなんなのか。胃袋は胃袋で特別なルールをもっていて、一定量は通過を黙認するのではないか……。
 こんなことをいうのは科学的でないかもしれませんが、豚や人間の糞便を分析して逆算すると、そうとしか考えられないような現象が明らかに見られます。口から入れて、胃で大部分死滅させられて、にもかかわらず糞便レベルで増えて出てくるからです。

 しかし、この腸へ届くかどうかという問題は、そんな議論をする前に、もうほとんど解決しています。乳酸菌自身に胃酸で溶けない加工を施したり、胃酸で溶けないカプセルに入れるなどの技術の進歩がこの問題を解決しました。
 また、実際に胃酸の強酸性をかなりの確率で耐え抜く乳酸菌も見つかっています。NS乳酸菌もかなり酸には強いほうですが、さらに海草でつくったカプセルを用いているので、間違いなく腸まで届けられます。


金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』


          ◇


 二〇三高地を銃弾の雨あられのなか突撃した日本兵は5千人以上が死亡したが、数10人は山頂に到達した。日航機墜落事故では520人が亡くなったが、4人が生存した。
 ふつうに考えたら、生きられるはずがない。だが、現実に、生きた。それが人間の力だ。生き物の力、生命の力だ。
 考えられないことが、おこるのだ。

 余談だが、だから「遺伝子組み換えの細菌やウイルスをつくっても、殺せば安全」とはならない。
 昨年、中国の科学者が遺伝子組み換え人間を誕生させる人類史最悪の愚をおかしたが、動物や微生物に対してはすでに世界じゅうでやりまくられており、とくに微生物は実験段階などではなく日本でも食品加工で使われている。使ったあとは殺せば安全、という理屈なのだが、生き物の力は理論をこえることがある。殺したつもりでも死なない菌が必ず出てくる。そして野に放たれる。生態系を破壊する時限爆弾がセットされるのだ。

 話がそれた。
 死なない遺伝子組み換え生物は危険きわまりないが、死ぬはずの胃酸のなかで生き腸まで到達しそこから増える乳酸菌は、たのもしいこときわまりない。
 そうと知らないうちから、わたしは飲んでいたけれど、こりゃ、クローン病のうちは、ますます手放せなくなった。
 治ってからも飲もうかな。

(つづく)








 ◆ 編集後記
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 胃酸のpHは、食事中に水をガブガブ飲むとさらに3とか4に薄まります。
 飲まなければ1.5〜2の強酸性でたいていの雑菌を無害レベルの数まで減らせますが、これだと胃をスルー、「生きた食中毒菌が腸まで届く」となります。





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