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テレビの電磁波ってどうなの? [2017年08月18日(Fri)]

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  ◆電磁波特集 4章
    あふれる家の中の電磁波
      〜家電ってどうなの?(3)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 家の中で電磁波をバラまく親玉、レンジとIHをみてきた。この2つが、とりわけ殺人的、いや、「的」は不要か。殺人家電だ。
 このあとも続々と家電を検証するが、ここからはグッと小ぶりになる。
 次はテレビ。

(以下は引用)

      ◇

【テレビ】

 液晶パネルの消費電力は、画面の大きさと使用中の輝度によりますが、だいたい100W以下です。(中略)
 液晶パネルは(中略)、よく見ると、(中略)注意すべきいくつかのポイントがあります。

 その1つは、液晶パネルの後方に用いられているバックライトです。バックライトは、基本的には蛍光管と同じです。なかに封じ込められている水銀が、放電によって発生する紫外線を、蛍光管のガラスの内側に塗布(とふ)してある蛍光膜に当てて、発光させます。
 このため、蛍光管は、放電からの電磁波と紫外線を発生します。20Wの蛍光管は15cm離れて、通常、数mG(ミリガウス)もあるので、画面に近づいて作業するのは目にも悪いでしょうし、電磁波にも要注意です。

 また、液晶パネルには、透明電極が印刷されていて、そこには画像信号に応じた高周波の電気信号が流れています。高周波の電気信号は、高周波の電磁波を発生します。
 液晶パネルからは、うしろにある蛍光管と、画面全体の回路から電磁波が発生しているのです。大型画面からの電磁波は、その強さが画面からの距離に反比例すると考えると、画面からできるだけ距離をとるのが好ましいのは明らかです。


中原英臣、佐川峻『電磁波はやっぱり危ない』

      ◇

 ――目の健康からかんがえても、テレビ画面のタテの長さの4倍から5倍、離れて見たほうがいいのだ。

 とはいえテレビは、レンジやIHに比べたら微々たる電磁波。そんなに怖がらなくてだいじょうぶ。
 それよりもボーッとみていて別の意味で脳が壊れることが、よほど心配。

 (つづく)




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 テレビは知らず知らずにネガティブな情報を潜在意識にインプットされるのがいちばんの害。


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