• もっと見る
«おそるべし活性酸素「第3形態」の凶悪 | Main | 活性酸素を減らすにはアノ手もある»
ブログ内検索
 
検索語句
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
このブログの著者

松井 二郎さんの画像
松井 二郎
プロフィール
ブログ
著者のホームページ
セサミンとっても無駄無駄無駄? [2014年01月30日(Thu)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(70)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 私の皮膚は、すっかり、おじいちゃん。クローン病で老化しているのだ。
 加えて運動不足、肝臓も弱っていて、「SOD」がなくなる条件を私はぜんぶ満たしちゃってるらしい。
 SODとは、スーパーオキシドディスムターゼの略。活性酸素(スーパーオキシド)を消してくれる、いわゆる抗酸化酵素というやつだ。

 では前回に引き続き、フクヤマさんのメルマガを読んでいこう。
 え? どんだけ引用すんだ?
 そのー、はい、もうちょっとだけ。ここからがいいところなんです。メルマガの手抜きじゃないんです。
 ではでは――。

          ◇

 (引用ここから)


 SODが発見されたのは1968年。(どうでもいいが、私が生まれた年である)
 発見者は、Dr. Joe M.McCord(ジョー・マッコード)である。SODのことを知らなかった人にとっては、なじみのない名前だろう。私も最近まで知らなかったが、医者やその道の研究者の間では、彼を知らぬ者はいない。SODの単位は、この人の名前が使われているくらいである。かりに、あなたの体内のSOD量を測ったとしたら、単位はmgとかCCではなく、1マッコード、2マッコードと表される。(どうでもよいが、私はマッコリを注文するとき、「1マッコリ」と言いたくなる)

 彼はSOD酵素を発見してから、4度も「ノーベル賞受賞者」にノミネートされている。だが、発見したときは若干27歳、若かったためか、天才ゆえの悲運とでもいうのか、順番待ちで取ることができなかった。
 ちなみに、野口英世もノーベル生理学・医学賞の候補に3度名前があがったが、受賞できずに51歳の若さで死去している。
 しかし、マッコード博士はエリオット・クレソン賞を受賞している。日本では聞きなれない賞だが、ヨーロッパのノーベル賞、アメリカのエリオット・クレッソン賞といわれており、人類にとって偉大な発見、発明をした人に授与される賞だ。過去の受賞者を見れば、そのすごさがわかるだろう↓

 放射線研究、ラジウムの発見をした“キュリー夫妻”
 電話機の発明者をした“アレキサンダー・グラハム・ベル”
 世界で初の有人動力飛行をした“ライト兄弟”
 自動車の大量生産を確立した“ヘンリーフォード”

 ほかにも“レントゲン”“ディーゼル”“本田光太郎”など、どの人も偉人伝にのっている人ばかりである。
 普段、ふつーに
 「レントゲン撮った?」
 「エンジンはディーゼルなんだ」
 などと会話しているが、実は、機械名ではなく、人名を言っているのである。かりに僕が発明者だったとしたら、
 「フクヤマ撮った?」
 「フクヤマエンジンはうるさいよね〜」
 となる。
 受賞者の中で今でも生きている人物は、マッコード博士ただ1人である。野口英世には、どうあがいても会えないが、マッコード博士にはアメリカに行けば会える。そう思うと飛行機が苦手な私でも、アメリカに行ってみたくなる。

 このマッコード博士が、実は今から10年くらい前に、全世界をゆるがすある画期的な錠剤を開発していた。それは、今までになかった抗酸化理論のもとに作りだされたものだった。
 そのカギとなるのが

 「Nrf2(ナーフツー)」

 である。
 「なんじゃそれ?」という声が聞こえてきそうだが、 実は、これが今、世界中の科学者や研究者の間でたいへん注目されている物質なのである。

 (中略)

 Nrf2とは、25000種類ある遺伝子のスイッチに働きかけ、400〜500の生存関連の遺伝子を調整する機能がある。
 Nrf2をDNAレベルで活性化させると、酸化ストレスに反応する生存遺伝子が活発になり、どんどん若返っていくのだ。そして、体内ですでに備わっている力を呼びさまし、抗酸化作用を発揮させるのである。要は、体のサビ取りをして、サビから守ってくれるということだ。

 われわれは年をとると抗酸化力が落ちる。酸化ストレスにまみれた生活をおくっていたら、ますますサビ付いていく。
 それで、今までサプリメントや抗酸化食品で補おうとしてきたが、もう、その必要がないというか、そういう時代ではなくなってくるだろう。マッコード博士は、これに関して40年も研究をしてきたというが、ついに、年齢を逆戻りさせることが可能な時代に突入したわけである。人類にとって、特に女性にとっては夢のような事実ではないだろうか。
 若返りもさることながら、活性酸素をやっつける酵素が増えるわけだから、これで9割の病気を予防し、治せる可能性がある、多くの患者さんを救えることができる! 私はそう思った。


 (引用ここまで)

          ◇

 そう思ったフクヤマさんが私にすすめてくださったのが、マッコード博士が開発した "プロタンディム" なのだった。
 う〜ん、でも、活性酸素を減らしたいのなら、なにもプロタンディムじゃなくったって、ビタミンCなりEなりポリフェノールなり、いわゆる "抗酸化物質" をとったらいいんじゃないの?
 と、思いきや……。
 では、フクヤマさんのメルマガ、これが最後の引用。

          ◇

 (引用ここから)


 人間は本来、体の中に活性酸素を防ぐ仕組みを持っています。それが前回お伝えした抗酸化酵素であり、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)と呼ばれるものですが、これは20歳を越えると減っていきます。
 「減っていくなら、抗酸化物質を外から補ってやればいい」
 これが今までの考え方でした。
 抗酸化物質とは抗酸化酵素の手助けをしてくれる物質のことです。(漢字が多くて目チカチカしてきてません? 「酸素」と「酵素」が似ていて、僕はよく読み間違えます(^^;))

 抗酸化物質には例えば、尿酸、ビタミンEやビタミンC、ビタミンA、フラボノイド、ポリフェノールなどがあります。それぞれ作用も異なり、体内で合成されるものもあれば、体内で合成されずに食べ物から摂取しなければならないものもあります。
 “ストレスが発生しやすい現代社会において、酸化力の強いヒドロキシラジカルをはじめとする活性酸素に対抗するには、より多くの抗酸化物質を食べ物から積極的に取り入れる必要がある”
 これが、今の世の中の常識です。
 が!

 (中略)

 われわれは抗酸化物質をとることに躍起になってきた。
 足りないものは摂るしかない。これが今までの抗酸化理論である。それで、やれサプリメントだ、やれ赤ワインだ、トマトがいいだのと、抗酸化物質という武器をもって対抗してきた。
 確かに、それらには抗酸化作用がある。しかし、それでは酸化ストレス※ は排除できていないのだ(※筆者注:酸化ストレス……活性酸素によって体がキズつくこと)。
 なぜか?

 例えば、ぶどうは太陽の光をあびて紫外線をあびて育っているのに、どうして中があんなにみずみずしいのか。それは皮の周辺にある抗酸化物質であるポリフェノールのおかげで、酸化を防いでいるのである。
 例えばトマトは、なぜ夏場のさんさんと照らす太陽の下で、酸化せずにみずみずしく保っていられるのか。それはリコピンという抗酸化物質に守られているからである。
 ゴマはどうだろう。中は油だ。油は酸化しやすい。その酸化を防ぐためにセサミンがある。
 ポリフェノール、リコピン、セサミン、このような抗酸化物質がサビ止めに効くと信じて、せっせと摂っていた。
 しかし、よくよく考えてみてほしい。トマトもぶどうも、われわれの体からすればあまりに小さすぎる。人体の酸化を防ぐためには、何個食べなきゃいけないだろうか。ゴマにいたっては、何億粒食わなあかんねんて話である。
 しかも、食べたら胃を通過しなければならない。胃は強酸だ。体内に吸収される前にいやがおうにも酸化してしまう。
 さらに衝撃的な事実をお伝えすると、活性酸素は1日になんと300兆×100億個も発生している。単位でいうと「垓(がい)」である。そんな単位、生まれてこのかた使ったこともない。とにかく、とてつもない数であることはお分かりいただけるだろう。
 トマトを何百個食べたところで(そんなに食えないが)対抗できるわけがないのだ。

 敵の数を知らずして、われわれは武器を用意していた。ほんの鼻くそ程度の数を。今まで良かれと思って食べたり飲んだりしてきたが、間に合う数ではなかった。
 しかし、現代は食べ物はあふれかえり、サプリメント市場は1兆2000億円産業。さぞや、国民は病気知らずの健康体になっているだろうと思いきや、医療費は右肩上がりである。みんな健康に気を使って、けなげに色々なものを摂っているのに、病気や難病奇病は増えているというこの現状は、実は、こういうカラクリがあったからなのだ。

 活性酸素の原因を排除するには、浮世離れした生活を送るしかない。そんなことは誰もしたくないだろう。
 ならば、残された方法はたった一つ。
 「自分の体の中で酵素を生産する」
 これしかない。

 (中略)

 マッコード博士の「生産食品」※ は(※筆者注:生産食品……プロタンディムのこと)、注射やサプリとかで抗酸化物質を「補う」のではなく、もともと体内に備わっている天然の抗酸化酵素を遺伝子レベルで「活性」して増加させる効果が、科学的に証明されています。
 天然の抗酸化酵素の抗酸化力は、外から補う抗酸化物質(ビタミンCやE、ポリフェノール等)の100万倍のパワーがあると言われています。
 どういう事かと言うと、例えば、抗酸化物質と呼ばれるサプリメント(商品名は言いませんが、セサミンの入ったやつとか、リコピン入りのやつとか、ポリフェノール入ってるやつとか)を摂った場合、サプリの分子一個が、フリーラジカル(病気や老化のもと)※ 1個を排除するだけ(1:1)ですが(※筆者注:フリーラジカルの代表格が活性酸素)、体内で生成された天然の抗酸化酵素ならば、フリーラジカルを100万:1の割合でやっつける、毎秒100万個のフリーラジカルを中和して、酸化ストレスを「20歳のレベル」に戻すことが可能です。


 (以上、『若返りの秘薬』vol.2〜9 より引用)

          ◇

 プロタンディムを飲み始めたその日から私はいきなり調子がよかったが、毎秒100万個の活性酸素を消すSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)が増えていたのか!
 そりゃすげぇ……。

 おじいちゃんを脱する日は近い?

(つづく)




     ライフバンテージ社【プロタンディム】


>> Amazonの詳細ページへ
   





 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

kao04.jpg スーパーオキシドディスムターゼ……ちょー強そーじゃん!(←デスタムーアと勘違いしているらしい)

  ※デスタムーアとは(ニコニコ大百科)





 ◆このブログはメールマガジンの記事をアップしたものです。
 最新の記事は、メールでお送りしています。

 無料購読するには今すぐここをクリック