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松井 二郎
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なぜカゼで死ぬことがあるのか [2011年10月20日(Thu)]

 ◆免疫を弱らせる原因(1)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 難病の原因は、化学物質です。


 しかし、

 私たちの体を守る【 免疫 】は、
 この化学物質からも身を守るすべを心得ています。


 【 抗体のクラススイッチ 】と【 免疫寛容 】、

 この2つが起きていれば、
 私は難病になることはありませんでした。


 これらは、免疫が弱っていなければ
 当たりまえのように起きる現象です。

 だから、ふつうの人は難病にならないのです。


 しかし私は、「ある原因」で、
 クラススイッチも免疫寛容も起きませんでした。


 では、免疫を弱らせた「ある原因」とは何でしょうか?




 これには2つあります。


 まず、1つめなのですが……。

 ここまでの話で、こんな場面があったのを
 覚えておられるでしょうか。


          ◇


> 「松井さあん」
>
> そのとき看護師が病室に入ってきた。
>
>
> 「お薬ですよー」
>
> 私の枕もとのテーブルに、
> 輪ゴムで束ねられた薬がドサドサ積み上げられた。
>
> うわっ、こんなにあるのかよ。
>
>
>
>
> 「これがペンタサといって、
> クローン病の基本的な薬になります。
>
> 1日3回、食後に2錠ずつ飲んでください。
>
> これは、プレドニン。痛みをおさえます。
> こっちは1日1回、2錠。
>
> あと、この粉薬は、胃薬になります。
>
> このプレドニンというのが、
> 強いお薬なので、
>
> 胃を荒らさないようにするために、
> プレドニンを飲む前に飲んでください」
>
>
>
>
> 看護師は、
> いますぐ1回目の服用をするよう私に指示し、
>
> 「そのあとも忘れずに
> 時間どおり飲むようにしてくださいね」
>
> と言い残して去っていった。
>
>
>
>
> 私は、薬の山をみて、いよいよ病人になったな
> と思った。
>
> さっそくペンタサ2錠、
> そして胃薬1包、プレドニン2錠を
> 口に放りこんだ。
>
> のどの奥をつたい、胃に落ちていくのを感じた。


          ◇


 このとき、松井の体のなかでは何が起きて
 いたのでしょうか?

 例によって、カメラを松井の体内に切りかえてみましょう。




 白血球A「ボっ、ボっ、ボクらは白血球軍団♪」


 白血球B「きょうも、松井くんの体を
 病気から守ってあげちゃうぜ♪」


 白血球C「あっ! さっそく、いたいた。正体不明の異物発見!」


 白血球D「う〜ん、なんか最近、毎日コイツを攻撃してるような
 気がするけど、まっ、きょうもコイツをやっつけにかかろう」




 彼ら、白血球たちのはたらきが【 免疫 】なのでしたね。

 白血球たちが見つけたのは、化学物質です。




 白血球A「オラオラオラオラ」


 白血球B「ドラドラドラァッ!」




 異物と見れば、問答無用で攻撃。

 これが白血球たち、免疫の仕事なのです。




 白血球C「おかしいなー、コイツら。抗体をブチこんでも、
 かじっても、ビクともしないぞ」


 白血球D「ウンともスンとも言いやがらねぇ。無駄無駄無駄とか
 言いそうだがな」




 相手は最初から死んでいるのですから、
 殺そうったって、そりゃ無駄ってもんです。

 無駄どころか……。




 白血球A「やべ、ずいぶん松井くんの腸が荒れたぞ」


 白血球B「これだけ激しくドンパチやってんだ。巻きぞえ
 くらっても、しかたないさ。
 この正体不明の異物に体を乗っ取られるよりマシだろ」




 この戦いが膠原病(こうげんびょう) の正体です。




 白血球C「でもこの異物、あんましヤル気なさそーだよ。
 細菌とかウイルスだったら、増殖しまくりーの、
 暴れまくりーのするはずだけど、ピクとも動かないよ」


 白血球D「ほっといてもいい異物なのかな。
 じゃあ、この戦い、意味ないわけ?」


 白血球A「オラオラオラァッ! ハァ、ハァ、つかれた……。
 いや、そうでもないぜ。
 ほかの白血球たちも、そろそろ、何かおかしいと
 気づき始めている。
 このまま戦いを続けて、相手が殺せないヤツだとわかれば……」


 白血球B「作戦は次の段階に移行する手はずになっている。
 戦いを平和裡(へいわり)に終わらせる段階にな。
 しかしその段階に移行するには、いまの戦いを
 一定のところまでやり抜かにゃならん。ドラドラドラァッ!」




 おお〜、なるほど。

 白血球たちは、ちゃんと先の先まで考えて
 戦っているんですね。


 おや?

 ここで松井くん、クローン病の薬を飲んだようです。




 白血球C「ん? なんだ?」


 ゴゴゴゴゴ……。


 白血球D「何か押し寄せてくる。
 うわーッ! なんじゃこりゃあーッ!」


 ドバドバドバー!


 白血球A「白い粉だ! なんかコイツも異物っぽいぞ。
 戦わ……ね……ば……」




 なんと!

 白血球Aは 死んでしまった!


 白血球Bは こんらんした!


 白血球Cは ねむってしまった!


 白血球Dは 武器を ふうじこまれた!




 白血球B「なんだ……何が起きた……
 どうしていいのかわからない……」


 白血球C「ZZZ……」


 白血球D「くっ! まともなのは、オレだけか。
 オレだけでも戦いを続けなければ……。
 抗体ミサイル、発射ッ!
 あれ? 出せねえ。武器が出せねえ!」




 なんということでしょう。

 白血球たちは、たちまち、事実上全滅してしまいました。


 おや?

 しかし、白血球たちがドンパチできなくなったので、
 松井くんのクローン病も、
 一時、おとなしくなったようです。


          ◇


 じつは、薬はこういうことをやっているのです。


 つまり、薬の役目は、病気を治すことではなく、

 "病気を治そうとしている白血球たち(免疫)を狂わせること"
 なのです。




 免疫力を弱らせる原因。

 その1つは、【 薬 】なのでした。




 薬と名のつくものは、ほぼすべてがそう。

 カゼ薬とて例外ではありません。


 いま松井がお世話になっている
 松本仁幸 医学博士によると、

 使う価値のある西洋薬は

 ワクチン、抗生物質、抗ヘルペス剤、
 降圧剤、ホルモン剤、抗ホルモン剤、胃薬、睡眠薬
 だけであり、


 カゼ薬をはじめ、頭痛薬、鎮痛薬、解熱薬、座薬、
 ステロイド剤など、

 薬のおよそ9割は、免疫を抑える薬であるといいます。




 たとえばカゼ薬を飲むと、
 症状がラクになりますよね。

 あれは、薬がカゼのウイルスを殺してくれたから、

 ではないのです。


 逆です。


 カゼのとき熱が出て
 くしゃみ鼻水が出て ふしぶしが痛くなるのは

 白血球たちがカゼのウイルスを殺そうと
 戦ってくれているからなのですが、

 薬は、その白血球たちの動きを封じているのです。


 なるほど、ウイルスを殺すための戦いができなくなれば、

 戦いのとばっちりとして起きる "症状" も、
 ピタリと止まります。




 ただし、ウイルスは大よろこびです。

 白血球たちが狂わされているうちに、
 どんどん、細胞を乗っ取って増殖します。


 それでも、白血球たちは
 やがてこの薬にも打ち勝って、ウイルスを殺し尽くし、
 カゼを治してくれるのですが、

 ウイルスに肺の細胞まで乗っ取られると、肺炎になって
 息ができなくなり、死んでしまうこともあります。




 「カゼでも仕事しないといけないから」

 と薬を飲みたくなるのはわかりますし、
 そういう使い方をするために西洋医学はあるのでしょう。

 しかし、そのために命を削っている自覚が必要です。


          ◇


 すこし話がそれましたが、

 このように、
 免疫力を弱らせる原因の1つは【 薬 】なのでした。




 つづく。


  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓


    薬の役目は、病気を治すことではない。

    病気を治そうとしている白血球たち(免疫)を
    狂わせることである。


  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 『ジョジョ』第7部でも、フィナーレ間近、主人公のスタンドが
 オラオラ言ったときには涙が出そうになりました。

 このごろマニアックな編集後記ばかりで、すみません。




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