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松井 二郎
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Q. これはどういうブログですか?

A. このブログは 「まぐまぐ!」 から発行されているメールマガジン
『1日2食の健康革命』 のバックナンバーです。
最新の記事は、メールでお送りしています。 [無料購読する]

          ◇

難病の原因と完治の方法を書いた 『クローン病中ひざくりげ』 第1話から読むには、[こちら]から
(読みやすさバツグン! 電子書籍版ができました。[詳細]
 



サツマイモを食べて便秘になる人 [2018年04月18日(Wed)]



 子供のころ、風船が好きでした。どこまで膨らむのかな? と、アホな私は、もとい、好奇心旺盛な私はえんえん息を入れ続け、風船は極限まで薄くなったところで大きな音をたてて破裂し、顔面に大ダメージをくらって泣いたのをおぼえています。

 腸は処理能力をオーバーして入ってきたものをなんとか収容しようとして、風船のように膨らみます。さすがに破裂はしませんが、膨らんだぶん、腸壁が薄くなるわけですから、その薄くなった部分の血流が悪くなる。それと、腸の蠕動(ぜんどう)運動、つまり食べたものを腸の先へ先へと送っていくはたらきが鈍ってくる。
 これは東洋医学で「腸マヒ」といわれる現象で、こんな人は何を食べても便秘になります。
 お通じをよくする食材としてサツマイモがありますが、すでに便秘の人には逆効果。サツマイモに限らず、腸マヒの状態で食物繊維の豊富な食べ物をとったら、よけい腸マヒをひどくするだけです。
 便通をよくするには、まず少食。これが鉄則です。

      ◇

 では次のコーナーへ。




  ◆クローン病中ひざくりげ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 (前回の続き)

 セミナー会場に白川太郎先生があらわれた。
 すらっとした長身で、もの静かな風貌が、いかにも学者という印象である。話が始まった。
 「昨年は、がんの話をしたので、今回はアトピーのことを話してほしいということなので……」

 さて、いつもなら私は、こんな貴重なメルマガのネタは鬼のようにメモをとるのだが、ソファーに寝そべっているだけで息切れする異常事態で、紙とシャープペンを持つのもつらくて、あきらめた。それでも、聞き流すのが惜しいところをメモしたが、いまそのメモを見ると、ミミズが這ったような字は書いてあるのだが、自分でも読むことができない。では思い出して書こうかといっても、思い出せない。なのでこのアトピーの話は全省略させていただく。まことにかたじけない。
 しかし、断片的に記憶に残っていることだけは書いておくと――

 とちゅうで話は漢方薬のことになり、
 「ヒマラヤ仙草エキスというのがあって、これは漢方薬ですが、アトピー性皮膚炎のひとに飲ませたら、みているあいだに湿疹が消えていった」
 なぜここだけ覚えているかというと、アトピーに効くものはクローン病にも効くはずだからだ。なら、私にも効くのではないか?

 「では、陶板浴がなぜ効くか、という話ですが、」
 きたー。
 「これは科学者として悔しいかぎりで、きわめて無念としかいいようがないが、わからない。なぜ効くのかはわからないけれど効いている。すると推論はできる。陶板浴の温熱効果と陶板浴室内のきれいな空気が相乗効果で何らかの作用をして病気の原因物質を排泄している。と考える以外にない。ほんとうに科学者として無念きわまりないが、そう言っておくしかない」
 ここだけは、持てる力のすべてを振りしぼって、ていねいにメモをとっておいた。この結論は、わたしとしては「それがききたかった!」と思える、じゅうぶんすぎる内容である。

 これをクローン病にあてはめると――クローン病の原因物質に対して免疫寛容がおこるわけではないけれど、原因物質を排泄できるので、免疫のリバウンドが少なくなり、症状を軽くすることができる――つまり東洋医学的な対症療法ということができるであろう。
 たとえ完治しなくても、体に入ってくる化学物質をすべて出すことができれば、症状が出ないので、ふつうのひとと同じ日常生活ができるようになる。ならばこれはこれでじゅうぶん意味のあることである。

          ◇

 セミナー終了後、わたしは家内に付き添われて、先生の控え室をたずねた。さいわい私だけでなく、ちょうどこのころ発売された先生のご著書(『「がん」の非常識 〜 がんの正体がわかれば末期がんも懼れず』白川太郎 著)にサインを求める人が何人もいたので、入りやすかった。
 わたしの前のひとがサインをもらって、わたしの順番になった。こんな状態なので本を持ってくることまで頭が回らず、手ぶらだったが、

 「すこしだけご相談したいことがあるのですが、お時間よろしいでしょうか」
 「はい。つらそうにされてましたね。だいじょうぶですか」
 「ありがとうございます。わたしはクローン病で、」

 話し始めると、先生は真剣にきいてくださった。
 「そしたらNS乳酸菌がいいですよ。安倍総理は潰瘍性大腸炎だけど、第一次安倍内閣のとき、西洋薬は効かないじゃないかと激怒して、いま使っているのがNS乳酸菌」
 まじですか!
 「あの、きょうはあまりお時間をいただいてはいけないので、先生のクリニックにうかがいたいのですが、よろしいでしょうか」
 「どうぞ。じゃあケータイに(名前を)入れときます」
 まじですか!
 「あと、さっきおっしゃっていた、ヒマラヤなんとかというのは……」
 「ああ、そしたら松井さんが来られるまでに用意しておきます」
 まじですか!

 ――この話に、ちょっと元気をえて、帰路についた。ああ、がんばって聞きに来たかいが、あった。
 しかしこの体で東京へ行くのはムリ。とうぶん先のことだ。
 まずは、さっそくNS乳酸菌とやらを、飲んでみよう。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 「サツマイモは1日2切れが限度」と、故・甲田光雄先生はおっしゃっていました。



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