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はねず踊りと 桜の花[2013年03月31日(Sun)]
今日は町たんけん最終回。
(活動の写真は、スタッフブログでご確認下さい。)

台風で行けなかった、小野の隨心院に行きました。
今日は、はねず踊りの日で、とてもにぎわっていました。

朝早く集合し、
かやの木を巡り、
まずは本堂にお参り。
丁度、本堂にはどなたもおられなかったので、
少しお話をさせて頂きました。

そのあと、
庭や本堂など、それぞれ思い思いの場所をスケッチしました。

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本堂を出るところで、
お餅をつき、おぜんざいを出しておられたので、
皆でいただきました。
餅がダメな人は、竹筒に入ったういろうを食べました。

そうして満足してから、
梅園を見、
小野小町の井戸を見、
はねず踊りを見、

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それから、奥の清瀧権現や文塚を見たりし、見学を終えました。
地下鉄で移動し、東野で降り、
音羽川沿いの桜の下でお弁当。
そこで気づいたのですが、
桜吹雪というか、花びらだけで落ちているのはよく見るのですが、
今日は、花びら5枚が全部そろって、ポロンと落ちているのです。

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みんな、夢中になって、花を集めました。

その後、げんきスポットにてまとめの会。
プロジェクターで1年の活動を振り返ったり、
新しく出来上がった報告書を見たり、
今日のスケッチを書画カメラで写して、みんなで見たり…
子どもも、おうちの方も、全員一言ずつ、
1年を振り返っての言葉を述べました。

終了後、スタッフで1年の反省会。
とても良い1年を終え、新たな気持ちになって、
また、1年頑張っていけそうです。
そして、そんな気持ちになれる仲間がいっぱいいることに感謝!
みごろ[2013年03月30日(Sat)]
今日は、ウォークラリー。
90人程が集まり、久しぶりに楽しいお祭り騒ぎ。

詳しくは、スタッフブログにアップしているので、そちらをどうぞ。

今日は疏水べりで、本当に見事な花を見た。

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きれいすぎて、声も出ない程だった。
見ごろということもあるが、本当に素敵だった。
2012年度の報告書が完成、桜の疏水を歩き、報告書をお届けに![2013年03月29日(Fri)]
年度末ぎりぎりになりましたが、
報告書が完成しました。
今回は、補助金事業ではないので、
どこに出すということもないのですが、
子どもたちに最終回に手渡したいとのおもいで、
ぎりぎりに完成させました。

なかなか、素敵です。
子どもたちと喜びを分かち合ってから
ここでも掲載しますので、お楽しみに!

今日は、その表紙のスケッチをさせて頂いた、
安祥寺さんに、完成して、まだ湯気が立っているような冊子を持って、
ご挨拶に行きました。
いつものように、とても喜んで下さいまして、有りがたいことです。

その帰りに撮った写真を見て頂きましょう。
本堂への道です。右の桜は、まだのようです。

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でも、目の前の疏水の桜は・・・

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橋から撮影

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JR駅前の桜

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大きく映すとほら、もう満開!

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ふと、昨年のブログを見ましたら、4月8日に満開でアップしています。
色がもう少し濃い感じ。
この桜は、だんだん色が濃くなる品種なのでしょうか?
それとも、年により、色が違うのかな?

もなか の花が散る お茶会[2013年03月28日(Thu)]
水曜日は、2か月に一度のお茶会。
春なので、頑張って、春を感じる薄着(実は重ね着)で伺いました。
花も春の雰囲気デス。

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主菓子は、岩屋さんでいただいた最中。
今まで、小さい人が食べるとポロポロするのでは…と控えていましたが、
20個入りの箱を開けた途端、お茶会に出そう!と。

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で、予算にゆとりが出ましたので、
春らしい干菓子を買い求めました。

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今回は、百合の絵の赤ハダ。

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赤い毛氈が、最中で花吹雪になるくらい、
4人の子どもたち、めちゃ、ぱくついていました。
(始まったばかりで、まだ花吹雪は舞ってない。
 最後は、きれいに拾ってくれるお子さんに助けられました)

ソファーから伝って箪笥に登る男の子のママの悩みを聞いて、
別のママが、その身体能力の凄さに感動し、凄いね!と。
「凄いと子どもにも褒め、でも、危ないのでと話したらどう?」
と、おっしゃっていました。
2歳児のママ、きっと日頃から一杯いろんなことがあっても、
そうして乗り越えておられるのだろうと思うと、感動しました。

落ち着いて、わが子をしっかり見る・・・
そして、褒めたり、きちんと話をしたりする。
出来そうで、出来るもんじゃない・・・

午後のお茶会は、「和菓子デビューはまだ早い」と言われるママたちで、
毛氈はきれいなまま。
余りの違いにビックリです。

そのあと、
久しぶりのスタッフとか会のメンバーが来てくれました。

お片付けを始めてから、所望されるママがお越しになったので、
1階での点てだしとしました。
お茶のひととき、
5月から復帰というママと、働くことと家庭運営の両立でお話をし、
厳しい〇十年前を思い出さしました。
でも、子どもがいたから、父となり、母となったのは事実。
子育ては親育て・・・本当に! ですね。
絵本作家の絵を見に行く[2013年03月25日(Mon)]
昨日は、かつての職場の同僚5人を誘い、
菱屋清花さんの展覧会に行く。
作者は、かつて務めていた幼稚園に3歳から入園されていた。
迫きよみさんに絵本「なみだのおはなし」を見せていただいた折り、
作者の名前が気になり、確認したがやはりそう。
嬉しくなって、連絡をしたことが、今回の始まり。

子どもの雰囲気というのは、
ひとりひとり、空気のようなのに、印象として残る。
その上、お父さんの名前とかまで憶えている〈事務を担当していたから)
お母さんの雰囲気や、色んな出来事のすべてが、
そのまま、その人の上にのっかっていくのだろう・・・なんて思ったり。

素敵な絵だったので、ここで紹介させて頂く。

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亀岡文化資料館で、子育ての展示を行っています。[2013年03月24日(Sun)]
会期が残り少なくなった展示ですが、
亀岡で子育てに関わる「かめおか子育て物語」がありますので、
ご紹介させていただきます。
会場は亀岡駅より徒歩7分です。

以下は、HPよりのコピーです。

文化資料館企画展「かめおか子育て物語」

亀岡1.jpg

いつの時代にも子どもがいて、子育ては連綿と続いていますが、時代によって子どもへの意識や、子育ての方法は変わっていきます。地域に産婆さんがいて自宅出産をしていた頃、農繁期託児所から始まった保育の歴史、写真に残る昔の子どもたちの肖像など。亀岡における子育ての長く豊かな歴史を紹介します。

会期 平成25年3月1日(金曜日)〜4月7日(日曜日)午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで) 月曜日は休館
場所 亀岡市文化資料館展示室2(京都府亀岡市古世町中内坪1)
入館料 大人260円・小中学生150円

展示構成
1、歴史の中の子ども
2、産婆さんがいた頃
3、保育のはじまり
4、子どもをめぐる信仰・祝い・遊び
5、子どもたちの肖像

主な展示品
一遍上人絵伝(パネル)、菅沼定昭肖像画(7歳)
安産もらい物帳、疱瘡守、隣組紙芝居、戦時中の産着
子安地蔵堂縁起、広田安産地蔵御札、わら天神腹帯祝品
産婆往診カバン、赤ちゃん秤、助産録、京都府助産師会書類、母子手帳
農繁期託児園日誌、本梅保育所認可記念額(昭和30年)、
保津保育所のわらじ、ねんねこ、オシメ、産だらい、宮参り着、乳母車
明治から昭和の子どもを写した古写真

こどもコーナー
展示室には、かめまるカーペットや絵本をおいたこどもコーナー(幼児さん向き)を設けて、親子連れでも楽しめる工夫をしています。
ロビーにも、本を読んだり、昔のおもちゃであそべるこどもコーナー(子ども向き)を設けています。
ロビーには、4月3日まで、お雛さまも展示しています。

その中で講演会がありますが、
著書を何冊か読んでいて、一度お話を聞きたいと思っている方です。

講演会「近代家族と子育て〜「家庭」のなかの女・男・子ども〜」

子育てに悩む母親たちの背後にある、家族や母親に子育ての責任が負わされる状況は、歴史のなかでどのようにつくられたのでしょうか。1999年に『出産と身体の近世』で「女性史研究青山なお賞」を受賞され、2008年の『江戸の捨て子たち』では命を救うための捨て子という制度があった社会について著述されました。講演会では、この2月に刊行された『近代家族と子育て』の内容をいち早く紹介していただきます。今の子育ての環境や状況を考える際のヒントになるお話です。

場所:亀岡市文化資料館(古世町)
日時:4月6日(土曜日)午後2時〜4時
講師:沢山美果子さん
   (岡山大学大学院客員研究員・国立民族学博物館特別客員教授)

定員:60人、参加無料

保育:無料、定員10人(生後6カ月〜就学前、予約必要、先着順)

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彼岸の日、改めて考える[2013年03月20日(Wed)]
暑さ寒さも彼岸まで と言われるが、
本当に、今日の彼岸の朝はとりわけ、穏やかだった。
午後からは雨に降られたが・・・。
彼岸というので、墓参に出かけた。
行先は、彦根である。
新快速に乗ると50分程、片道1000円程の乗車券で行く小旅行。
駅から、キャッスルロードと呼ばれる城近くの
父母の墓のある寺まで、歩いていけない距離ではない。
タクシーに乗っても、どちらの道から行かれても、
どこを走っているのかわからない道は、ほぼ無くなった。
住んでいなくとも、あの街角を右に曲がると〇〇というのが分かる。
十何年通い、すっかり馴染みの町になった彦根は城下町である。
細い細い道路、
車なんて通れるのかしらと思う程狭い道の両側に家が並ぶ。
これが地図に書かれている道なのか?と思う程だが、
彦根に慣れ、この細い道が重要な道路の一つなのだろうと分かる。

そんな細い道を歩いていると、
ものすごい門構えの立派な屋敷。
が、住む人がいないのか、維持が大変なのか、
荒れてしまい、今にも朽ちてしまいそうだ。
あまりのもったいなさに、目をそらしてしまう。

過疎化のすすむ中、
彦根市は微増を続け、この40年くらいで3万人程人口が増えている。
現在11万人程だという。(山科は13万6千位)
なのに、先ほどのような荒れた家や、歩くとシャッター通りが多い。
商店街に関していえば、
かつての繁華街と、今の繁華街が移動したことも理由の一つなのだろうし、
大阪や京都が近くなり、買い物に遠出する人が増えたからかもしれない。

どこに行っても、町の活性化や、町の人達の活動が気になる。
なんとか、この町が美しいまま、廃れないようにと願う。
町を歩いていて、
なんだか、「ひこにゃん」の絵や人形が減っているように感じた。
ひこにゃんも、年をとってきたのかな?

これからを担うのは、子どもだと皆が言うけど、
それだけの財産を子どもに伝えようとする活動が出来ているのだろうか。
伝えるといっても、
伝えて欲しいと願う子どもを育てることに尽きると考える。
「知りたい」「学びたい」「伝えて欲しい」というところまで来るには、
それ、相当の努力がいる。
その地に育ったから、皆、その地を愛するとは限らない。
何らかのインパクトと、「そうなんだ!」という気持ち。
それらを持ちつづけ、しぶとく、大勢でもって
伝え続けて行くこと。

朽ちた家に出会い、「町たんけん」の意味を改めて考えた。
「町たんけん」活動の意味ってなんだろう[2013年03月18日(Mon)]
昨日は、報告書をなぜ出すかのようなことを書かせて頂いた。
そうして考えるに、その土台である「町たんけん」の意味って何か
改めて、書いてみたい。

これは、当初から何度もいろんなところに書かせて頂いたことと
全く同じことであるが。

この活動は、企画責任者の原体験から湧き出た、
豊かな地域社会再生への願いなのだ。
かつて、山科では農業水路や小川に「ほたる」が乱舞し、
道には、蛇やかえるなども多く、豊かな自然に恵まれていた。
通学路に繋がれている牛を除けながら、小学校へ通った道には、
常に暖かな大人の目があった。
(今から55年くらい前の山科音羽の風景)

そんな、のどかな雰囲気の生活空間には、異年齢の子ども集団があり、
豊かな育ちを体験した。
が、現在、この地域だけではないだろうが、そのような光景はもう無い。
特に、今の子どもたちには、地図のような感覚が無い。
学校と自宅の関係、近くのコンビニ、スーパー。
あとは車で走る道が、祖父母の家へ続く…、そういう感じに思われる。
駅と言う目印も、無いに等しい。

出かけると言えば、自宅からマイカーで出かけ、
時には自転車での移動もするが、
殆ど、地域を走る公共交通機関は利用していないようだ。
日々、マイカーに乗って地域を動く。
時に公共交通機関を利用するであろうが、その殆どが、地下鉄である。
地下鉄では、当然のことながら、景色が見えない。
何がどこにあるのか、この景色はどこなのか、
どちらが「北か、南か」などが分からないのだから、
当然、地図と、実風景が一致することもない。

この活動をしながら、
このような、地図感覚の無い子どもたちが、
皆と一緒に、歩くこと・バス・地下鉄・京阪電車・JRなどに乗ること、
訪れたところを、自分特製の地図の上にシールを貼り、
書き込む作業をする中で、
何とはなしに、自分の地域を確認していく過程を見続けてきた。

ある日、東海道新幹線に架かる陸橋で、
新幹線に目を奪われていた子どもが、急に、
「なぁ。ぐるんとまわると、まわり全部山やで。
 お皿みたいなところにいるんやなぁ。」と言った。
山科盆地の、彼なりの発見である。

わたしたちの目指しているのは、
実感に基づく、このような小さな発見。
自分自身で獲得する、
このような小さな成果の積み重ねこそを大切にしている。

この10年間、
大体、年に10回程度の活動(合宿をする年としない年があったが)、
夏休みには、平日にしかできない事として、
地域の工場・地域の産業である仏具工房の見学と金箔押し体験
薬品会社の薬草園の見学などを実施してきた。
その他の月は、日曜・祝日に、
地域の寺院・京都大学の花山天文台の見学など、
日ごろ見ることのできないところを、見せて頂くことを中心に、
多く学ばせて頂いている。

実は、これも、企画責任者の体験であるのだが、
10歳未満の頃に、親に連れられて、
花山天文台の望遠鏡で、夜空の月を観察させて頂いたことがある。
その美しかったことから、天体に興味を持つようになり、
数十年後に再訪した際、
自分の見た望遠鏡と今の物が違うと、直観した。
余程嬉しく、大事であったのか、
この見学会のことを数十年経っても覚えていた事実に、
子どもの頃の体験の大切さを、つくづく感じた次第である。

普段は、子どもには、子どもの求むものを気持ちのままにと思うが、
時には、大人が、意図し、
子どもに経験の場を創らなくてはならないのだろうと思う。
それが、「町たんけん」の活動である。

地域にある宝物は、とてもわかりづらい。
宝物が宝物であることに気付き、
それを磨きたいとの気持ちになる迄には、随分の知識と年齢を要する。
ならば、そのものが宝物であると、気づかせてあげる、
そんな行為も必要ではないかと思う。
興味は一人ひとりの子どもで違うとはいうものの、
「すごいやん!」
「大事にしなあかんなぁ」と言う言葉が、
自然に発せられる場に居合わせる時、
しつけや押し付けではない、活動そのものから生まれる、
子どもの気持ちなのだと実感する。

例えば、醍醐寺の五重塔は、国宝であるから美しいのでは無い。
その姿に魅せられ、子どもたちは、寒さの中・暑さの中、
懸命にスケッチをする。
五重塔そのものがそうさせるのだと、活動すると常に感じる。

町たん・12月醍醐005金田拓朗カット.jpg

町たん・12月醍醐009影山かれんカット.jpg

町たん・12月醍醐010山田りえかカット.jpg

町たん・12月醍醐011門脇脩平カット.jpg

町たん・12月醍醐013平田沙也香カット.jpg

町たん・12月醍醐014佐伯香奈カット.jpg

町たん・12月醍醐018加納諒一カット.jpg

(いずれも過去の参加者のもの)

わたしたちは、
そんな宝物と子どもの橋渡しをしていることの幸せを感じ、
活動を続けている。
「町たんけん」報告書を出す意味[2013年03月17日(Sun)]
毎年、継続したメンバーでの活動の最終段階では、
自分が知り得たことを、同年齢の子どもたちへ伝達するため、
地域発見の「ガイドブック(たいけん はっけん 町たんけん)」
(年によっては報告書)を作成する。

そこで子ども達は、
自分の経験した「地域との出会い」を伝達するという作業を行う。

次に、出来あったものを配布することで、他の人に話す作業を通し、
子どもたちは地域を再確認することになる。
その伝道者の部分も重要であると考えているので、
出来るだけ本人の写った写真、本人の書いた絵や文章を多用し、
どこに於いても<自分の事>として語れるものを
作成することに心掛けている。

この冊子は無料でかなりの数発行するのであるが、
大きな目標としているのは、
「たんけんチーム」に所属していない多くの子どもたちにも
地域の良さを伝えることである。
報告書で 例えれば、
女の子が草か実を実際に口にしている写真を見て、
撮影場所(この場合は日本新薬山科植物資料館)での、
その日のことを想像したり、
あるいは共に掲載されているスケッチが、
「行ってみたい」とか、
「どんな味なのかな、もっと知りたいなぁ」
とかの気持ちを呼び起させることを期待し、編集している。

例えば

2報告書.jpg

この絵を見て、山科川に、こんなに野鳥がいることを知る。
もし、23種類の鳥の写真が張りつけてあったとしても、
「そうなんや! へぇ〜 こんな鳥がみられたのだ」とは
なかなか思えない。

物語る絵は素敵だ。

私たちの目指すのは、観光案内書のようなものではないし、
端的に行先の内容が把握できるものを作っているのでもない。
行先に興味のあれば子どもでも(HPのアドレスを書かなくても)、
各会社のHPを見ることが出来る。
それよりも、実際に子どもたちが何に興味を示し、
どんなふうに行動したのか、そういう事柄を伝えたい。

だからこそ、
「子どもの動き」に、より強く注目して頂きたいと考え、
大人には大事なものである
事業報告・新聞報道・表彰等が
子どもの動きより目立ってはいけないと考え、作成する。


今年度の報告書は3月31日発行を目指して作成中。
ご期待下さい!
ご案内 ミニ・ワークショップ  災害における地域共生と科学の役割[2013年03月16日(Sat)]
子育て支援の場で関わった方研究者の方から、
下記のミニワークショップのご案内を頂きました。
宇治での豪雨災害を事例にされていますので、
毎回研究会の会場にさせて頂いている宇治に関わる深い話ですし、
子育ての文化研究所の研究メンバーさんが登壇されますこともあり、
ご案内させて頂きます。

    災害における地域共生と科学の役割
        〜2012年宇治豪雨を対象として〜

日時:2013年3月19日(火)13:00〜16:00
場所:宇治キャンパス 宇治おうばくプラザ セミナー室1
入場無料

プログラム:
13:00-13:15 趣旨説明 古本淳一(生存圏研究所・助教)
13:15-16:00 宇治豪雨を対象としたケーススタディー的検討
     ファシリテーター 高田悦子
      (NPO法人働きたいおんなたちのネットワーク理事)
     ゲストコメンテーター 吉田秀子
      (宇治市ボランティアセンター運営委員)
     ゲストコメンテーター 居原田晃司
      (宇治市男女共同参画審議会委員)
16:00-16:30 議論総括

問い合わせ先 京都大学生存圏研究所 古本淳一 0774−38−3812
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