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[杖の水ころころハウス」が新聞に出たよ[2009年03月31日(Tue)]
「杖の水ころころハウス」が新聞に出たよドキドキ大

初めての地域へむけたイベント、思いがけない方のお出でもあり、
少し遠いということで、お父さんに連れられて…というのもあり、
会員ながら、来たことがないというような人も参加、
結構な人数になったようだ。
みなさん、ご来場ありがとう☆

何よりも良かったと言ってくれたのが、
いろんな年齢の人が集まったこと。
いつも言う、あふれんばかりの人との出会い。
そして、異年齢の出会い。
よく、異年齢というのが、幼稚園・保育園そして小学校などで使われる。
異年齢集団。
でも、その異年齢は、もっと大きな規模で見たら、同じ「幼児」とか「子ども」というくくり。

もっと、幅のあるものを、わたしは「異年齢」からイメージするのだが、ちょうどそんな感じ。
0歳代、10代、20代、30代、40代、50代と、ずっといたそうだ。
初めて関わった人、ちょっとだけ関わったことのある人、
遊びに来る人、スタッフ1年生、油の乗り切ったスタッフ、超ベテランスタッフ。
男女比も、珍しく同じ位だったそうだ。
計53名。

なかなか面白いハーモニーを奏でることができたのではないかと、推測している…。

「山科醍醐こどものひろば」が目指しているものが、このようなコト。
年や性別も違う、自分とは思考回路の違う人との出会いの中で、子どもが育つ。
多くの人を知り、考え方を知り、そして人から学ぶ。
子どもだけでなく、あらゆる年齢の者が互いを認め、育ち合う。
あふれんばかりの人と作り出す「人間浴」とでもいうもの・・・。
そんな育ちを、一人一人にプレゼント出来たら良いなというのが願い。

今日(多分みなさんがご覧になる時には昨日になっている?)、京都新聞に大きく出た。

その記事にも出ていますが、家のバルコニーを改修するための工事代金のための寄付を募集しております。
是非とも、みなさん、よろしくお願いします。

ここをクリック

この間、スタッフブログに載せたのですが、それと違う花を少しだけ載せておきましょう。







       知っていますか?
       クリスマスに赤い実をつけるヒイラギの花です。

かごフェス!2009〜放課後元気っ子フェスティバル〜[2009年03月29日(Sun)]
今日は、「杖の水ころころハウス」でイベントがあるが、わたしは、京都テルサのテルサホールで行われる、「かごフェス」へ 。

これって、いったい何?
京都障害児放課後ネットワークが主催する、舞台で、今年で3回目。

障害のある子どもたちの余暇支援をしているサークルへの理解を深めて頂くためのイベント。
第1部は、「和太鼓どんどこ」さんの演奏やダンス、
映像等による障害児余暇サークルの活動紹介。
どちらも、リハーサルを一寸見ていたので、
なんだか、そうそう!なんて言う当事者気分で見た。
第2部は、「大きな歌だよ、あの山の向こうから…」の「大きな歌」の作者・中島光一さんや、第1回で生まれた中高生グループ「伝え隊」の歌、
タケカワユキヒデさんと娘さんのjジョイントコンサート
(ガンダーラ、モンキーマジック、ビューティフルネームなど)。
2階では、余暇支援サークルの活動紹介や民族衣装の展示など。
1階の奥では、毎年のように肉まん、クッキーなどの販売。
後でと思っていたら、肉まんは売り切れ。
いつも買うあおい苑さんのケーキやクッキーを4袋買った。

書くとまぁ、こんな内容だが、
とても大勢の方が取り組まれていて客・スタッフを合計すると1000人を超えていた。
とても大勢の方の熱意が創り上げていることを感じる会だった。


他所に行くと、イベントの仕切り方・人の配置・事務処理を学ぶ。
ああこういう風にすれば間違いがないのかなどなど。
今日は、一枚ずつの領収書にすべてナンバーが入っていて、
残った領収書のナンバーを見れば、売れたものの数もすぐわかるし、確実な対応になると思った。
あと、ディレクターの人がすべてを仕切っていて、とても命令系統が明確で細やかなのに感心した。

今回いろいろ感じたのは「当事者性」ということ。
当事者の喜び・辛さなどをどのように伝えていくのかなど、いろいろ考えることもあった。
関係者で基礎が組み立てられている中で、
共通理解が大きく、理解を得られやすいのかな…と思うこともあった。
でも、ひとつのことをやる遂げる大変さも、つくづく感じた。
こんな大きなことを、果敢に会場を次々変えて、それに伴い、柔軟に対応する姿、
なかなかできることではないと思った。

スタッフの皆様、オツカレサマでした。

今日の写真より。



       わたしは今日はCDの売り子さん。
       CDはタケカワユキヒデさんのもの。
       第1回のかごフェスの録音もCDで並べていた。
       2枚買う人は殆どなかったのに、最終販売数が
       ほぼ同枚数になったのは面白い。



       CD販売の反対側では、受付の学生さんたち。
       毎年ノートルの中・高生が来ています。



       2階への階段のかざりつけ
       ずっと、階段の両側に続いています。



       いろんなサークルの紹介がありました。
       見せるには、も少し工夫が必要?
       こういう際に素敵なのをつくると、別の展示・巡回などに利用できるのですが・・・。







杖の水への道から見える桜は満開[2009年03月27日(Fri)]
道を上がっていく途中、なんてきれいな桜だろうと思っていたら、
山の家「杖の水ころころハウス」2階のホールに着くと、目の前に、大きな桜。
ああ、これがあんなに大きく見えていたのか…と思った。



雨上がり、外は、少しぼんやりかすんでいるが・・・



位置的には、窓からまっすぐのところに、東部のゴミ処分場の1本の煙突が見える。



と、ここまで撮影したところで、電池切れ。

今日は、もうすぐ結婚で京都を離れるという宮○愛ちゃんが
「さよなら」の挨拶も込めて、手伝いに来てくれていた。
わたしは、ご近所さんへの挨拶くらいで、おひるを食べたり、ぼんやり過ごす。
(事務所では、朝も夕方も、すごく忙しかったけど)

さて、日曜日にこの「杖の水ころころハウス」で、春らんらん会(おひろめ内覧会)がある。
サブテーマは、〜きて みて さわって ソウゾウしよう!〜。
どなたでも参加OK、ぜひお越しください。

●日 時:2009年3月29日(日)午後1時〜4時(雨天決行)
●参加費:無料

はじめまして!こんにちは。
地下鉄石田駅から徒歩15分、こんもり竹やぶの中。
その昔弘法大師が杖の先で掘ると水が湧き出たといわれる
“杖の水”のすぐ近くに「杖の水ころころハウス」があります。
ひろ〜い大部屋や醍醐市街地が見渡せる眺めのよい窓や庭、
広場などなど、来て見て遊んで、ころころハウスを満喫して下さい。

●どんなことするの?
♪リコーダー演奏・・・・・・・・・・(13:30)
♪人形劇公演・・・・・・・・(14:00、15:00)
♪ハウス見学ツアー・・・・・(14:30、15:30)
♪カプラ大会・新聞紙あそび・・・(開催時間中)
♪ジュース・パン・駄菓子のモギ店(開催時間中)
(お弁当をもってきてもいいですよ!)

♪石田駅からのミニ・ウォークラリー
集合:地下鉄石田駅開札前11:00
参加費:無料
持物:お弁当・水筒・しきもの・筆記用具・雨具・ハンカチ・ティッシュ
もう、申込期限は過ぎていますが、もし、これを見て、行こうかなと思われたら、ぜひどうぞ。
飛び込みではなく、お電話を頂くとうれしいです。
申込は、TEL・FAX 075−591-0877 10:00〜16:00です。

ただし、朱は居りませんが。
「かごフェス」は、毎年、要員で参加しています。
こちらもぜひと言っても、両方同じ時間ですね。


まるで、そのままのようにみえるけど…[2009年03月22日(Sun)]
いろんな方から案内状が届く。

劇や人形劇、マジック、音楽など、次の公演を呼ぶ際に必要だと思って下見がてらに見るものもある。
そんなときは、メモを撮りながら、対象年齢、どこが受けたか、細かなメモを撮ることも多い。

それとは別に、ご招待であったり、自分でチケットを買ったりであったりするが、
自分だけの趣味でいったり、お付き合いで寄せて頂くこともある。

今日は、姉のずっとかかわっているいけばな展があったので、伺った。
「早春の草木をいける
 自然の息づかいを」
いけばな 京都木の会

春なんだなぁ…
ざっくりしたかごに連翹がまるで生えているままのように活けてある。
あるいは、つばきが、あるいは、バイモユリが、クリスマスローズが、ボケが、桃が、…。

なんと、馬酔木は枝ぶりが良い…と思ったら、
植木屋さんがずっと手入れしているのを切ってきたとか。

良く見ると、葉を落としたり、枝を切り詰めたり、
「まるでそのままのように見える」のだが、本当はそうではない。

当たり前だ。
いけばな展だもの。
当たり前なのだが、まるで、そのままのように感じてしまうのは、なぜなのだろう。

「かくあるべき」という思いが強いのだろうか・・・。

ともかく、とても奇麗な作品の山だった。
そして、そのかなりの部分の素材が、実家の庭から届いたものだと思うと、良かったぁと思う。

母が好きだった、草木のこと、染色や陶芸、父が好きだった、歴史やオーケストラのこと、
それぞれを部分的ながら、受け継いでいる。ありがたいこと。

「赤ちゃん力(りょく)」[2009年03月22日(Sun)]
ノーバディーズパーフェクトプログラムのファシリテーターになるには、面接を経て、研修を受ける。
その学びを共にした12名のメンバーには、今も情報を貰ったり、相談相手になって頂いたりしている。
その中の、すーさんが実践しているのは、赤ちゃんと子ども(中学生)が関わる体験授業。
複数回、同じペア(子どもと赤ちゃん)が会う「赤ちゃん登校日」。
同じ組み合わせで、3度くらい、時間をあけて会う。
全国にどんどん広がっている授業で、
すーさんは、三学期に受験を控えている中学三年生(一学期から継続で行なった)に、
最終章を行なうそうだ。
赤ちゃんに接することで、
受験で傷んでいる生身の自分を振り返り、ほっとできるといいなと思う。

その実践のタネ、高塚人志著「赤ちゃん力」を読んだ。
赤ちゃんを抱く幸せそうな顔、そして、幸せいいっぱいの感想が並んでいる。
小学生でも、大学生でも、ほぼ同じ気持ちだ。
高塚さんは、「自分のような者でも、役にたっているんだ」と感じる「役立ち感」を大きく捉えておられる。
「こんなに自分のことを大切に思ってくれる人がいる」
「喜んでくれる人がいる」
「気にかけてくれる人がいる」と自己を素直に肯定する気持ちと言っておられる。

確かに、あかちゃんを抱くと、だれでも、幸せを感じる。
それは、赤ちゃんが無防備に、頼るからだろう。
泣いていても、無防備で抱かれ、無抵抗でいる。
それでいて、完全に頼るという姿勢。
いつもは「子ども・未成熟」と位置づけられている子どもたちだが、赤ちゃんの前では、頼られる、とても大事な存在としての自分になる。
これがなんともいえない。
高塚さんは、この赤ちゃんの力が日本を変えると言われている。

高塚さんの「いのちにふれる授業」「17歳が変わる!」なども少し読んでみた。
お年寄りの施設訪問も、2学期だけで7回とか、
保育園に10回とか、なかなか濃い。
高校生と保育園児の交わり等の実践の結果、たどり着いたのが「赤ちゃん力」。

でも、この出会いは、とても良い部分を薬のように使う。
そこでは、その良さの発見となる。
でも、実際のお母さんたちはどうだろう…。
熟睡出来ない、食べてくれない、動き回り過ぎるのでフラフラだ、
すぐ他の子のものを取って泣かしてしまう、
何を言っているのかわからないのでイライラして、どうにもならない、
アトピーがひどい、かきむしる、
お父さんにも預けられないほど良く泣く、トイレにも行けない…
一つずつなら、なんとか飛び越えられそうな山や谷だが、
それが常時、毎晩となると、脅迫と化し、
笑い声は悲鳴に変わる。

そうね。大変ね。ホントによく頑張っているね。
ここだけでもホッとして行って。もう少しの辛抱ね。
そんな言葉が精いっぱいなのだけれど、その原因も、間違いなく「赤ちゃん力」。
自分が実践するときには、この両面を捉えないと…とも思う。
親・兄弟・親族が支える、地域が支えるという時代は、とうに過ぎ去った。
「つどいの広場」も一時しのぎに違いない。
勿論、無いよりマシだけど。

赤ちゃん力に耐えうる大人(親)を育てる…も、今の大きな課題だろう。
皆さんからの声[2009年03月18日(Wed)]
毎日、町たんけんのお礼が舞い込んだり、配布を希望される便りが届く。

■「たいけん はっけん 町たんけん」報告書 届きました。
子供達の驚きいやうれしそうな声、息づかいが伝わってきます。
僕もこんな活動に携わってくれば良かったのにとふと思ってしましました。
ちょっといろいろ考えてみようという気になっています。 
また状況お教えください。
大切なことは自分の住んでいる地域、育ててくれた地域に誇りと愛着を持つことです。
それが地域づくりの原点であり、到達目標だという気がしていましたが、今ではそれが信念になってきています。
横文字で言うとローカルプライドです。
引き続きのご活躍を祈ります。

■昨日冊子類が届きました。
これだけの冊子をまとめたご苦労は大変だったと思います。
子供向けだけでなく大人にも参考になり、わかりやすい資料です。
ゆっくり見せていただきます。
山科疏水に興味を持つ仲間がいますので、5部くらい予備を持ちたいと思います。…

■最初に冊子一通りを拝見した時は、うわーいろんなところ行かれてるんやな〜。
踏んで(地面を)さわって、絵に書いて、遊んで、子どもの多感な五感の刺激が絵の質感や筆圧から素直に感じられて、すごく楽しそうだったり、しんどそうだったり、そのまま。
すごいいい活動をされてるな〜と、わかってはいましたが、あらためて感心したり、納得したり。
一読者として表面的に見ていました。
そのようないきさつをお聞きして、改めて見直してみると、確かに。苦肉の文言や表現が並んで見えたのには、私も驚きました。
同じ文面、誌面なのに。
それぞれの思惑をかいくぐって行く、神業的な神経の張り巡らせ。
それが、教育へ向いた時にベールとなって覆いかぶさってしまわないような、そのぎりぎりの線…

この他にも、色々なご感想を頂いた。
それぞれが、それぞれの視点の中で見ていて下さる。とても嬉しい。
勿論、わたしたち自身が評価されているのではないのはわかっている。
子どもの絵と、子どもの感性から出る、そのままの気持ち。
ま、それを引き出したと言う意味では、わたしたちも評価して頂いているのだけれど…。

京都府の資料館からもお葉書で請求頂いた。
府民税を使っての施設で、資料として、数年前の1冊目から保存して頂いていると思うと、誇らしくもある。

今日は、山科図書館から、受け取りに来られた。
昨年のもの2種類を含め、3種類のパンフレット各50冊ずつ御持ち帰り頂いた。
さぞかし、重かったことだろう。
1年間位かかるかも知れないが、どなたかの家に貰われていくと思うと、嬉しい。

今回は、清水焼を体験している場面から・・・。










マナーを体得する場!?[2009年03月16日(Mon)]
前回のブログ・段ボール遊びで「物を踏まない男の子」のことを書いが、
同じことを他に人に話しをたら、
「朱さんの所に来る子は、みんないい子なんやなぁ。それは親のせい?」
と、反対に聞かれてしまった。
確かに、あの子は凄いと思って観察し続けて、褒めた途端、
「おねえちゃんはふんづけてますよぉ」と言う親の言葉を聞いてしまった。それも現実。
私も、その姉を知っているので、「そうかも知れないなぁ…」とも思った。

「町たんけん」で公共交通機関を使う時、ハラハラすることが多い。
バスなどは、1団体が乗ることで、他のお客さんが乗れなくなる可能性がある。
事前に連絡し、込み具合を確認し、無理かな?と思う場合は、タクシーのことも頭に入れたり、バスを地下鉄に変更したり、ルートを変更することもある。
車両数の多い地下鉄でも、必ず事前に連絡をいれるようにしている。

マナー問題は、当然子どもたちと乗っている時に起きる。
ハラハラを通り越して、失敗、お叱りに達することもある。
もう、数年前のこと。
路線バス(少し小型のバス)で始発駅から乗ったら、ガラガラ。
当然、子どもたちは座席に座った。
途中の駅で、お年寄りの方たちが乗られた。
バスに慣れていない子どもたちの中には、「おばあちゃんに替わってね」と言っても、そのまま座り続けた子が居る。
(替わろうと思って立ちかけたら、「良いの良いの」と言われた…らしいが。)
結果として、そのバスの乗客から、
「なんと酷い団体だ、しつけの行き届かない子どもだ。大人が居ながら、何と言うこと…」との、お叱りを受けることになった。反省!

それからは、しつこいほど、バスのマナーを教えている。
 ・バスの中は、小さい声で。
 ・他の客が来られたら、気持ち良く替わること。
でも、夢中で喋り出すと声は大きくなるし、ぼんやりしていたら、目の前にお年寄りと言う場合もある。
バスの中で、「声が大きい!」と、全員に聞こえる声で怒鳴らないといけない場合もあった。
降りる時、乗客に深々と頭を下げたこともある。
でも、いまどきの子どもたち、
バスに乗る・地下鉄に乗る・京阪電車に乗ることが、殆どない。
そんな中で、「しつけは町たんけんの役割」では、ちょっとしんどい。
しかし、みんなでするから頑張れることもある。
その時々を活用して、交通マナーが身に着くように、心がけている。
でも、大人でも、「席を替わる」タイミングや、声かけはなかなか難しい。
かといって、「空いていても座らないこと」と言うのは無意味。

ほんとうのやさしさは、どうして身に着けるのだろうか。むずかしいなぁ。
そんな極意は無いのかも・・・。



       野鳥観察に行く朝、地下鉄東西線で。



       こうして見ると、キチンとスタッフが見守っているのがわかる。



       こどもたちも、おりこうさんにしているんだけどな。
       ま、これは乗って5分後くらいで、まだリラックスしていないが。

段ボールと小箱を使って[2009年03月15日(Sun)]
久しぶりの、あそびっこクラブわくわくでの、段ボール遊び。
わたしは大好き!
でも、これには準備が必要。
大きな段ボール箱も必要だが、子どもが喜びそうな、小箱、アイスクリームの箱、トイレットペーパーの芯、乳酸飲料の小さな容器などがエッセンス。
メインスタッフのあさちゃんは、いつもコマメに残しておいて、こういう日に、ポンと持ってきて下さる。
「お宅が広いのね・・・」ついつい、我が家では無理なので、こんな気づきになってしまう。
でも、本当は、家の広さではなく、心がけなのだけど。

薄い紙で、花を作ったり、結構楽しかったよ。



       カラーペーパーでの花作りが、なんだか人気!



       ひとり黙々と。



       長く並べると、列車だね。



       くまさんのおうち。



       素敵な造形です☆

今日気づいたのは、「人を押しのける」「人のじゃま」をしないというのは、
やはりその家の雰囲気なのかな・・・と。
いっぱいモノがあって、人がいても、またいだり、ふんづけたりしないで、
とても遠回りなのに、部屋の隅を通り、モノを撮りに行く子がいた。
何度見ても、何度見ても、壁際を通る。
人にぶつからないのは当然だが、箱さえ、避ける…。

お母さんにそのことを話したら、
「そうですかぁ?おねえちゃんはふんづけてますよぉ」だって。
不思議だな!
取材の受け答えの中から…[2009年03月13日(Fri)]
私たちの団体の機関誌は季刊誌で、「コッペパン」と言う。
この会に入会したのち、初めて活動に関わったのが、この「コッペパン」。
編集委員の翌年、もう広報部長になってしまった。
トントン拍子の出世である。
時々、その頃のことを思い出す。
そして、活動全般が分かっていない中で、よくも広報などが出来たのだなぁとも。

組織的なこと等、何もわからない中で、「取材に行ってみて」と言われたのが、
組織を見直し、考える会だった。
そこで、「私は取材に来ただけです」と言いながら、
異星人の会話を聞くように、その場をやり過ごしたのが、昨日のよう。
…昨日のようなはずなのに、それから、随分年月がたった。
長男が幼稚園時に入会したのだが、
その本人は、既に大学を卒業しているのだから、少なく見積もっても18年。長いものだ。
(実は、学生時代に、すでに学生会員として関わったり、
 出演者として舞台に立ったりもしている。
 そう考えると、40年近くもの関わりになる。)

その出発を「広報」からしたのは、自分らしいなと思う。
小学校PTAでも、たまたま広報になり、新聞発行を担ったことがあるし、
長女の中学で、くじ引きでひき当てたのが「広報委員」。
そんなことでもなければ、中学へ出向くこともそうは無かったのだが、たまたま得意分野だったので、とても楽しく過ごさせて頂いた。

そんな風に、取材する側で通してきたのだが、
ある時から、取材される側に回るようにもなった。
わたしが直接取材されたのではないが、普通に話したことが「団体崩壊寸前の危機」と言う感じで、新聞記事になったことがある。
今思うと、皆が、しんどさを出し過ぎていたに違いない。
「事実」と「事実ではない」の狭間だったのだろうが、憤り、かつ、戸惑ったのを覚えている。
そんなこともあり、「どう料理されるのか分らない」ので取材は嫌だという感じを持っていた。
が、「理事長」になって、取材を受けることが、どんどん増えた。
そんな中でも、印象に残っている京都新聞社の一人の記者のかたを思い出す。
今回出した、ガイドブックを差し上げたたら、お返事メールがきたからだ。

(略)2002年だったかと思いますが、山科別院での取り組みを取材させてもらったこと、夏場には町たんけんにご一緒させてもらって、横木の八つ橋屋さんや京阪電車に一緒に乗ったことが思い出されます。
いつぞやかは、早稲ノ内の公園で企画連載の取材もさせてもらいました。確かあの日(か追加取材させてもらった日)は、福知山線の脱線事故があった日だったかと記憶しております。(略)

今までに多くの新聞記者の方にお目にかかっているが、
自分の気持ちをうまく表現できた報告書(子どもの絵の方)を見て欲しいと、言伝で、お渡ししたのは、現在京都新聞社丹波総局におられる西○さん。
彼は、いつも、丁寧に相手の言葉を聞いたり、引き出そうと思って下さった。
特に、上記にも書かれている、早稲ノ内公園での「こどもフェスタ」の取材は、子どもと学力のシリーズの取材だったので、当日と後日に渡る、とても丁寧なものだった。
その中で、「自分が何のためにやっているのか」を改めて考える場を与えて頂き、
活動するだけでなく、自分の考えをきちんと誰にでも納得できる言葉で言語化する必要性に気づく、良い機会となった。
そういう意味で、彼は私の先生であり、会にとっても貴重な人。
最近は、大学で教える人(わたしも)や、大学院に通う人たちも増えたが、
「良い活動をしていたら良い」と言う雰囲気の頃、
京都橘大学の先生たちと西○さんに鍛えられたことが大きかったと感じている。

取材を受けたり、打ち合わせをしたりしながら、
外から見える団体の色と、内側にいる自分の感じる色の違い、
子ども像の捉え方の違いなどから、いろんなことを感じる。
「いろんな人に育てて貰っている」と、お一人・お一人との出会いに、改めて感謝。

*先日、ガイドブックのことで京都新聞から取材を受けた。
うちは残念ながらとっていないので、載ったら、どなたか教えて下さい。



       わたしが西○さんに見て欲しかった報告書(表紙)。
       子どもの絵そのものがいっぱい出ています。
       活動を切り取った感じで、かなり恣意的ですが。
5年も続いた文科省の委託がとうとうおわってしまう[2009年03月11日(Wed)]
一昨年のガイドブック「だいすき山科ガイドブック」は64ページで、
9000冊が印刷屋さんから届いた時は、届いたものをどこに置くか、大変だった。
今回のガイドブックは、20ページ7500部。
報告書は同じく20ページ900部。
結構な量である(といっても、7500部では、山科に住む子ども全部には届かない。)
それを承知で、残念だと思いつつ、やっている。
それが現状だ。
お金が欲しいと思う。
もうちょっとあれば…と、何度思ったか分からない。

でも、いろいろな助成金で紡ぎだすようにして得た資金は、
それなりに、いろいろな人のつながりを作ってくれた。
助成団体でいえば、日本財団、JT日本たばこ、キリン福祉財団、
ドコモ、全労済、京都新聞社会福祉事業団、WAM福祉医療機構、
京都府、京都市社会福祉協議会。
そして、何と言っても付き合いが長いのが「こどもゆめ基金」。
4月からの「町たんけん」でも、再度申請中だ。
きちんと財団の意図通りに申請すれば必ず受理される。
計画的に利用できる、めずらしい助成金だ。
上記のどれもの申請書を書き、実施し、報告書を書いた。
1円の位までの領収書をつけて、面倒といえばそれまでだが、
こうして助けて頂いたことが、
成果として、一人一人の子どもの中に、きっと残っている。

他団体と一緒にやった、生命保険協会などまで加えれば、数えればきりがない。
団体としては、ライオンズクラブや、ソニーにもお世話になっている。

委託では、文部科学省、京都市。
文部科学省の「再」委託では、5年間もお世話になった。
これが、とうとう3月15日に消える。
考えれば、私たちの団体は、なんといっても文部科学省の枠内の年齢層が大きな顧客層である。
5年も続いた営みが消えることに、とてもさみしい思いを持つ。
19年度から始まった「学びあい・ささえあい」の事業について、文科省は当初3年間程度の継続事業として予定していた。
しかし、財務省から「成果が認められない事業」の査定を受け、予算削減の流れの中で、8月に出された21年度概算要求においても、予算計上されないということになった。
現場がどんな思いなのかなどは、なかなか伝わらない。

文科省の研修委託を受けた折も、事務を引き受け、
現場を知らぬ人たちにもどかしさを感じたこともある。
学びあい事業の終了日、今週末がその日だ。
寂しい、ツライ。



こういうのを見ると、
また、続けよう、どうしても続けたいと思ってしまう。
仮に最後の1行だけであっても、「地域」と「子ども」を考える中で、
とても貴重な体験だと思う。



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